SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE X INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2026.08.22 ON AIR
今週は、アコースティックギタリスト、
押尾コータローさんをお迎えしました。
アコースティック・ギタリストとして
ご活躍の押尾さんですが、
最初に惹かれたのは...

番組初登場の押尾さん。
1968年生まれの大阪府出身で、
2002年に日本、全米でメジャーデビューを果たし、
スイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルへは、
2002年から3年連続出演されました。
国内のみならず海外でも、
世代を超えて熱く支持されている、
アコースティックギタリストで、
来年メジャーデビュー25周年を迎えます。

「僕と同世代の人は30周年とか言ってる方が多いです。
 僕は34歳でデビューしたんで、
 やっと25周年なんですよ。
 でも、25周年を迎えられるのは、
 続けてこられたっていうことに、
 感謝の気持ちが大きいですね。
 バンドをやっていると、行き違いがあったり、
 話が合わなくなって解散だったり、
 そんな話を聞くと、
 ソロでよかったなとも思うんです」と語りました。

全米でデビューをしたのは、
レーベルの方の推薦があったからとのこと。
「当時の東芝EMIの海外部の方が推してくれて、
『モントルー・ジャズ・フェスティバルの最高責任者、
 クロード・ノブスさんが来てるから、
 ギター持って来てください』と。
 高級ホテルの中で、自分の持ち味をガーって出して、
 そしたらクロードさんはブルースが好きで、
『弾けんのか?』って言うんです。
 そんな得意じゃなかったんですけど、
 弾いたら気に入ってくれて、
 アメリカデビューが決まったって感じです」

小さい頃から音楽が好きだったという押尾さん。
テレビで流れる音楽の楽器の部分も含めて、
鼻歌で歌う癖があったそう。
「例えば、ウルトラマンだったら、
 僕はイントロから歌ってました。
 “ダダダダ〜ン、ダダダダ〜ン”みたいな感じで」
初めて買ったレコードは
ウルトラマン主題歌集だったそうですが、
音楽的に興味を持って買ったのは、
ゴダイゴの『西遊記』だったと述べました。

「中学の時にテレビでやってた『西遊記』。
 このゴダイゴってグループは、
 ずっと英語で歌ってるから、
 外国の人かなと思ったんです。
 それがかっこよかったんですよね。
 誰だこれって思ったら、
 タケカワユキヒデって書いてるから、
『え、日本人?』と思って、
 それでアルバムを買いました」

アコースティック・ギタリストとして
ご活躍の押尾さんですが、最初に惹かれたのは、
シンセサイザーのサウンドだったとのこと。
「イエロー・マジック・オーケストラの曲が
 CMで流れていたんです。とにかく無機質で、
 不気味なサウンドに思えたんですけど、
 何度も聴きたいと思いましたね」
その頃はまだギターを手にしておらず、
シンセサイザーに関する本を読んでいたそうですが、
高価だったため手にすることが出来なかったと話しました。
母親がフォークギターを持っており、
中学の友人がギターを弾いて、
周りからモテていたため、
自身も始めてみようと考えたそうです。

中学二年生でギターを始め、
すぐに挫折したそうですが、
厳しい友人がいたことで、練習が続いたよう。
「不純な動機から始まっているから、手が痛くて、
 1日でやめたんです。それを友達に言ったら、
 めちゃくちゃ怒られたんですよ。
『俺が監視する』って言われて、
 毎日チェックされるわけですよ。
『ギター弾いてるか?』って。
 バレー部のキャプテンだったから、
 体育会系で、スポ根なんです」
しょうがなく嫌々毎日5分ずつ練習を続けていたところ、
弦を押さえる指がだんだん痛くなくなり、
10分、30分、1時間と弾ける時間が延び、
楽しさに目覚めたと語りました。

そんな押尾さんにとってのギターヒーローは長渕剛さん。
「僕らの世代で、ギターを弾いて、
 ハーモニカを吹いていたら、もう長渕小僧ですね。
 歌詞が日本語で、特に長渕剛さんの歌詞は
 すごく耳に入ってくるから好きでした。
 ギターもスゴイんですよ。」
高校時代にフォークソングクラブに入り、
長渕さんやアリスなどを歌っていたところ、
OBの方に、かぐや姫や吉田拓郎さん、
井上陽水さんを薦められ、
フォークにのめり込んだそうです。

ギターの奏法などで特に影響を受けた方を伺うと、
最初に名前が挙がったのは、中川イサトさん。
「先ほどのOBの影響で、関西フォークも聴いていたら、
 岡林信康さんのバックで
 演奏されてたのが中川イサトさん。
 ソロアルバムを聴いた時に、
 インストの曲がカッコよくて、
 どっぷりハマっていきました。
 ギターインストっていうと
『禁じられた遊び』しか知らなくて、
 中川イサトさんのブルーステイストの曲に惹かれましたね。」

中川さんに師事した押尾さん。
次に挙げたのは、中川さんの教室で教わった、
マイケル・ヘッジス。
「ウィンダム・ヒル・レーベルという
 癒しのレーベルの中のギタリストで。
 それまでギターは、
 座って弾くもんだと思ってたんですけど、
 立ってステップを踏みながら、チューニングも変えて、
 ギターをバンバン叩いて…
 今の押尾のスタイルがそうなんですけど、
 衝撃的でした。」

3人目に挙げたのは、
キング・クリムゾンのロバート・フリップでした。
「最初聴いた時に、ギターに聴こえなかったんです。
 シーケンスフレーズみたいな
 “タカタカタカタカ”って打ち込みの音が
 入ってると思っていて、ライブ映像を見たら、
 ひたすら“タカタカタカタカ”って弾いていました。
 その無機質な感じに惹かれましたね。
 独自のオープンチューニングを作られたりとか、
 ギターの集団でアルバムを出したり、
 革命家ですよね。
 そんなところに影響を受けました。」

そんな押尾さんには、
ご自身が思う“完璧なアルバム”を教えていただきました。
紹介したのは、ザ・ビートルズの
『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』でした。
「新しいことやってるな!っていうことを
 1967年に既にやっている。逆回転の音とか、
 逆回転を戻すと、メッセージがあったりとか。
 そういうのを超メジャーなアルバムでやれる
 ビートルズは凄いなと。
 ジョージ・ハリスンがシタールだけで
 インド音楽をやって、その次に
 ポールが能天気な曲持ってきたり、
 何でもありなんだなと思いましたね」

これまでに観て、特に印象に残っているライブのお話も。
「2019年に大阪のフェスティバルホールで観た
 クラフトワークですかね。
 人間味がないと思っていたクラフトワークに、
 めちゃくちゃ人間味を感じたんです。
 最後にみんなが“ありがとう”って、
 演歌の人が深々と頭を下げるようにお辞儀をして、
 それを観て僕、泣いちゃったんですよ。
 観に行ってよかったなって本当に思いました」

ギタリストとして最近注目する
ミュージシャンはどなたなのでしょうか?
「(注目している人は)いっぱいいます。
 まずは森大翔さん。
 K-POPの方のようなダンスをしながら、
 ギターもめちゃくちゃ上手いの弾くんです。
 どうやってんのか?って。
 あとはIchika Nitoさん。
 革命的なギターを弾かれる方ですよね。
 ちょっと真似できない。あとマーシン。
 この人も、どうやって演奏してるの?って、
 衝撃でしたね。
 みんなギターの扱い方が上手いなと思います。
 力の抜き方が素晴らしい。
 ちょっと悔しいです」と語りました。

この番組では、
「大人の☆生 サッポロ生ビール黒ラベル」
を飲みながら音楽トークをしていることにちなんで、
ゲストの皆さんに「大人になった1曲」を伺っています。
この質問で押尾さんが選んだ1曲は、
松田聖子の「夏の扉」でした。
「子供の頃、カセットデッキが大きかったんですよ。
 それを自転車の後部座席に、
 ガムテープでぐるぐる巻きにして、
 松田聖子のカセット入れて、
 友達とフルボリュームにして
 ツーリングしていたんです。
 それが楽しくて。あの頃は
 そんなことしてたなと思いながら
 松田聖子を聴くと、
『あ、大人になったな』と感じましたね」と紹介しました。

来年メジャーデビュー
25周年を迎える押尾コータローさん。
4年ぶりのニューアルバム『LOVE is All Around』が
8月26日にリリースされます。
“愛はあらゆるところに”を意味するタイトルですが、
由来についても伺いました。
「今まで逆の考えだったんです。
『今日はギターの鳴りが悪いな』とか、
『スピーカーの音が悪い』とか言って、
 でもそれはちっとも良くならないんです。
 それを逆にして、『今日のホールは本当に素敵』だとか、
 そんな風に思うようになったら、
 全てが良くなっていく。
 “愛はそこら中にあるんだ”って、
 そういう思いをテーマに作ろうと思いました。
 例えば自分が持っているギターの鳴りが悪いのも、
 それはギターのせいじゃなくて、
 お前自身だろ、
 お前が出せてないんだと思うようになって。
 そう思うと、全てが
 上手くいくようになりましたね。」

スタジオではそのニューアルバム
『LOVE is All Around』収録曲から、
「Blue Frame」を生演奏で披露していただきました。
こちらはOTOAJITOだけの
特別なライブになっていますので、
お聴き逃しの方は、
ぜひ、radikoタイムフリーで。

radikoタイムフリーはこちらから

デビュー25周年イヤーのツアー第1弾として、
原点回帰となるライブハウスツアーも発表されました。
『押尾コータロー LIVE TOUR「LOVE is All Around」
 〜25th Anniversary Prologue〜』
9月3日の神戸公演を皮切りに全国15カ所を回ります。
ファイナルを飾るビルボードライブ横浜のスペシャルライブも決定。
こちらは11月7日に開催予定。
そして12月にはクリスマスライブが
東京・大阪で開催されます。
詳しい情報は、押尾コータローさんの
ホームページ、SNSをチェックしてください。

押尾コータローさんの情報はこちらから

さて、次回8月29日は、
結成15周年/メジャーデビュー10周年の
ピアノロックバンド、
SHE'Sから井上竜馬さんをお迎えします。
井上さんはどんな音楽ヒストリーを
お持ちなんでしょうか?ぜひ、お聴きください!

OMIYA

白謙かまぼこ店の「笹かまぼこ」
2011年に復興ライブで
石巻に行かせてもらってから
仲良くさせていただいている「かめ七呉服店」の
社長と奥さんが僕のライブのたびに差し入れてくれて、
スタッフにも大人気の笹かまぼこ。
本当に美味しくて、紅生姜入りやチーズ入りなど、
ビールにもめちゃくちゃ合うので
お土産に選びました。(押尾コータロー)

MUSIC

  • ウルトラマンの歌
    / みすず児童合唱団とコーロ・ステルラ

  • ザ・バース・オブ・ジ・オデッセイ?モンキー・マジック
    / Godiego

  • Technopolis / Yellow Magic Orchestra

  • 巡恋歌 / 長渕剛

  • 不演唱(ぶるーす) / 中川イサト

  • Hot Type / Michael Hedges

  • Frame By Frame / King Crimson

  • Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
    / The Beatles

  • The Robots / Kraftwerk

  • Carmen / Marcin

  • 夏の扉 / 松田聖子

  • Blue Flame(生演奏) / 押尾コータロー

  • Passing Pictures(走り去るロマン) / タケカワユキヒデ

    押尾コータローさんとの
    トークを受けて、
    クリス・ペプラーが選んだ1曲はこちら!