SAPPORO BEER OTOAJITO

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SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2026.07.18 ON AIR
今週は、ピアノ・トリオバンド、
Omoinotakeからベーシストの
福島智朗さんをお迎えしました。
べーシストとして特に影響を受けた方々を
3人挙げていただきました。
最初に名前が挙がったのは...

福島さんは1992年生まれ。
同じ島根県出身の藤井怜央さん、
冨田洋之進さんと共に2012年に
Omoinotakeを結成されました。
2021年にメジャーデビューを果たし、
今年の春には初の武道館公演を成功させています。
冒頭の挨拶から、「エモアキと呼んでください」
と述べた福島さん。音楽の「エモ」、
「スクリーモ」が好きだったことで、
本名の智朗と組み合わせて、
中学の頃から「エモアキ」と呼ばれていたとのことです。

そんなエモアキさん、
音楽を好きになったのは、小学校6年生の頃。
「三つ上の兄がいて、その友達界隈で、
 いわゆるメロコアとか青春パンクが
 すごく流行っていたんです。バンドで言うと、
 銀杏BOYZだったり、Hi-STANDARDとかもそうですね」
兄がギターを持っており、兄の友人たちが
バンドを組んでいたため、
エモアキさんも興味を持ち、
最初は入門用のギターを購入したそうです。

現在、Omoinotakeのボーカル・キーボードを担当する
藤井怜央さんは、もともとドラムを叩いており、
他にもギターをやっている友人がいたため、
エモアキさんはそれをきっかけにベースを始めたとのこと。
ベースで最初にコピーしたのは
Hi-STANDARDの楽曲だったそうです。

べーシストとして特に影響を受けた方々を
3人挙げていただきました。
最初に名前が挙がったのは、
銀杏BOYZのベーシスト、安孫子真哉さん。
「今考えても分からないぐらい、
 左手がすごい動きをするんです。
 もっと簡単でいいジャンルなはずなのに、
 ルートピッキングとかじゃないのが衝撃的でした。
 銀杏BOYZのコピーバンドとか、
 当時いっぱいいたんですけど、
 やっぱり『ベースが一番難しいよね』
 ってなっていました」

次に挙げたのは、玉木正太郎さん。
「Omoinotakeは、ジャンルを途中でガッと変えたんです。
 もっと縦ノリだったんですけど、
 結成から3、4年ぐらいで、この編成で縦はしんどいねって。
 そこからレオが曲も作るようになったんですけど、
 その時にすごく勉強というか、影響を受けたのが、
 玉木正太郎さん。Schroeder-Headzとか、
 土岐麻子さんの楽曲でベースを弾かれてる方です。
 出音もすごいし、やっぱりグルーヴ感。
 ライブは何度も観させてもらってるんですけど、
 生で観て一番上手いって思った人です」

そして、3人目に挙げたのは、ピノ・パラーディーノ。
「ディアンジェロやRHファクターもそうですが、
 他に誰もいないグルーヴ感ですよね。
 譜面に書けないタイム感だとよく言われていますが、
 なるほどって思います」 

自身をベーシストとして
どのように分析するのでしょうか。
「難しいですね。バンドは本当にいろんな曲があるんで、
“こうじゃないとやだ”っていうものは
 作らないようにしています。
 レオが作ったものに対して、
 何でもできるようになりたいと思って、
 ずっとやってきたので」

最近は、シンセベースを弾くことも
多いというエモアキさん。
ピアノをやっておけば良かったと述べたエモアキさんに、
クリス・ペプラーはベースシンセサイザーの
「MXR MB301 Bass Synth」を紹介。
「プリセットがヤバいんですよ。
 スティーヴィー・ワンダー系の音や
 バーニー・ウォーレル、あとはハービー・ハンコックの
「Chameleon」の音とかが、完璧に出るんです。」と話すと、
エモアキさんは「いいですね!興味あるなー!」と
反応していました。

これまでに観て、特に印象に残っている
ライブについてのお話も。
「MOROHAさんと銀杏BOYZのツーマンが、
 渋谷のWWW Xで2023年にありまして、
 MOROHAさんはめっちゃ好きで、
 ライブにずっと通ってたんですけど、
 銀杏は好き過ぎて、
 生で観るのが怖いなと思ってたんです。
 でもチケットが取れて行ったら、
 峯田さんがステージ上がった瞬間に、
 涙が止まらなくなって…
 それで、Apple Watchの
 心拍数の異常を検知されたんです。
 この日は忘れられないですね」

そんなエモアキさんが選ぶ
『10点満点のアルバム』とは?
「とても迷った」と前置きをしつつ挙げたのは、
 ウィーザーの『ウィーザー (ザ・ブルー・アルバム)』でした。
「たぶん中1か中2ぐらいでウィーザーと
 出会ってると思うんですけど、
 流れを通して覚えてるな、それが一番強いのが、
 このアルバムだなと思います。
 流れの綺麗さもそうだし、
 あとは全曲が本当に好きで、
 それが名盤って言われる所以だなと。
 自分がアルバムを作る時も、
 ほぼ流れしか意識してないんです。
 それはこういう作品に
 影響を受けたからだなと思います。
 今の時代は、どれぐらいの人がアルバムの流れで
 聴くかなんて分からないですけど、
 その美学はこういうアルバムを
 聴いてきたからだろうな、と思ったりしますね」

Omoinotakeの楽曲の作詞は、
エモアキさんがメインでおこなっていますが、
影響を受けたのは村上春樹さんなんだそう。
「文体とかの影響は受けてるのかなと。
 ずっと悲しい、物悲しげなところ、
 空洞がある感じがすごく好きです。
 僕はエッセイも書くんですが、
 影響元は村上春樹さんなのかなとも思っています」
作詞に集中するとベースを手にする時間が、
少なくなることがあるそうで、
最近は昼にベース、夜に作詞と
完全に分けて作業をおこなっていると明かしました。

この番組では、
「大人の☆生 サッポロ生ビール黒ラベル」
を飲みながら音楽トークをしていることにちなんで、
ゲストの皆さんに「大人になった1曲」を伺っています。
この質問でエモアキさんが選んだ1曲は、
YUKIさんの「こんにちはニューワールド」でした。
「歌詞はいわゆる上京モノというか、
 YUKIさんの感じてきた、
 生きてきたストーリーを歌われてるんですけど、
 16〜17歳だったら絶対刺さってないだろうなっていう、
 なんか、『今、刺さるのか』って最近思っちゃったんです。
 YUKIさんは北海道の方だから、
 "雪が降らないクリスマスにも少しは慣れたし"とか。
 なんでこんな一言なのに景色が浮かぶんだろうとか、
 あとはきっと大人になっていくってことは、
 いろんな痛みがわかっていくことだと思うんです。
 人の気持ちがわかるようになるって
 そういうことかなってこと。
 この曲には刺さるフレーズが
 たくさん散りばめられています」
と紹介しました。

さて、Omoinotakeは7月2日にニューシングル
『FLASHBULB』をリリースしました。
こちらはテレビアニメ『花ざかりの君たちへ』の
オープニングテーマとして書き下ろされた1曲です。
7月22日にはシングル「花束」がリリースされ、
こちらは『花ざかりの君たちへ』のエンディングテーマ。
2曲ともエモアキさんが作詞を担当されています。

「書き下ろしはありがたいことに
 何作かやらせていただいていて、
 書くべきものが見えていると、
 やっぱりゼロイチが比較的早いですかね。
 自分で何を書こうかって考える方が難しいです。
「FLASHBULB」は、“青春の一瞬のきらめき”ですね。
 少女漫画の金字塔みたいな作品で、
“いつかその一瞬を、未来がきっと嫉妬してる”
 っていう歌詞を書いたんですけど、
 そういう距離感も大事にしつつ、
 自分の青春時代も思い出しつつ綴った一曲です」

9月2日には待望のメジャーサードアルバム
『Memorabilia』がリリースされます。
アルバムを引っ提げて、全国ホールツアーも開催。
9月27日の新潟公演を皮切りに、海外3都市を含む、
全14都市をまわるツアーです。
東京は11月6日金曜日、Shibuya LOVEZでおこなわれます。

アルバム『Memorabilia』について、
「ちょうど今、曲を書き終えて、
 あとはミックスやマスタリングを
 やっている状態なんですが、すごく自信があります。
 人生でこのアルバム書けてよかったなと。
 本当に作ってよかったと、
 心から今思えている状態です」と語り、
この日を締めくくりました。

Omoinotakeの情報はこちらから

次回7月25日は、レジェンドギタリスト、
高中正義さんをお迎えします。
海外公演が大盛況で、若い世代のお客さんも
多く集まっているという高中さんのライブ。
番組では2012年以来のご出演となります。
海外ツアーのお話、最近の音楽事情など、
じっくりお話を伺います。
次回もぜひ、お聴きください!

OMIYA

わさび風味チーズのやき
島根県出身のエモアキさんが
お持ちになったのは、
トビウオで作られた1品
「あご野焼き」とも言われる
島根県の名物にわさび風味のチーズを。
濃厚な味わいに黒ラベルがすすみます。

MUSIC

  • 援助交際 / 銀杏BOYZ

  • STAY GOLD / Hi-Standard

  • 駆け抜けて性春 / 銀杏BOYZ

  • 地下鉄のシンデレラ / 土岐麻子

  • Chicken Grease / D’Angelo

  • Chameleon / Herbie Hancock

  • 佳代 / GOING STEADY

  • Say Ain’t So / Weezer

  • Drive My Car (Misaki) / 石橋英子

  • こんにちはニューワールド / YUKI

  • FLUSHBULB / Omoinotake

  • Playa Playa / D’Angelo

    エモアキさんとのトークを受けて、
    クリス・ペプラーが
    選んだ1曲はこちら!