Meiさんは2003年生まれの北海道出身。
札幌の高校の軽音楽部で、
同級生のRicoさんとLAUSBUBを結成し、
軽音の北海道大会での映像がSNSで拡散され、
注目を集めました。
Meiさんは今年公開の映画『炎上』に、
俳優として出演されました。
『炎上』の監督である、長久允さんは以前、
この番組に出演されましたが、
長久さんがLAUSBUBのファンだったということで、
Meiさんの出演、音楽制作でRicoさんが参加されたとのこと。
「演技すること自体、初めてだったんですけど、
どう演じるか少し難しいなと思いつつ、
現場の雰囲気がとても良くて、
長久監督が演者に委ねていて、
自分で解釈して演じるのがすごく楽しかったです。
(演技は)またやってみたいです」
ドイツ語で「いたずらっ子」を意味する言葉のLAUSBUB。
高校時代の演奏の模様がSNSを中心に注目されましたが、
Meiさんは当時の動画に心残りがあり、
あまり見返さないとのこと。
同郷のサカナクション、
山口一郎さんからも絶賛されました。
北海道には音楽の土壌があり、
アーティスト同士も仲が良いと明かしました。
そんなMeiさんが初めて買ったCDは
Suchmosのアルバム『THE KIDS』。
「『STAY TUNE』という曲をCMで見て、
カッコいいと思ってCDを買ったんですけど、
ミュージックビデオがJ-WAVEで撮影されていて、
今日J-WAVEが初めてだったんで、
入る時に『あー!(あれだ!)』って。
嬉しかったです。リスナーとして、
耳を育てられたと思います。」
バンドサウンドを好んで聴いていたMeiさんが、
テクノサウンドにハマったのは、
高校生になって軽音楽部で相方のRicoさんと
出会ったのがきっかけだそう。
「今までも電子音楽というようなものは、
聴いていたと思うんですけど、
ジャンルとしてテクノ、
それがどんな機材から鳴ってる音なのか、
音に注目して聴くことはRicoと出会ってからです」
LAUSBUBでは、ボーカルとベースを担当しているMeiさん。
ベースを選んだのは、Ricoさんもいた
最初に組んだバンドのメンバーがギター、
ドラムと、ベース以外を
選択したことがきっかけだったそう。
最初はクルアンビンがカバーしたYMOの
「Firecracker」をコピーして
練習していたと明かしました。
そこから現在のLAUSBUBの形態になったのはコロナ禍。
学校が休みになり、
『遠隔で音楽を作れるバンドを始めよう』という
Ricoさんの考えで動き出したそう。
お互いに、Meiさん、Ricoさんと
呼び合うことも多いというお二人ですが、
友人としての関係、仕事のパートナーとしての
関係という側面が関係しているとも述べました。
様々な音楽を聴いてきたMeiさんが、
シンガーとして影響を受けたと挙げたのは、
同郷、北海道出身の柴田聡子さん。
「『ぼちぼち銀河』というアルバムをよく聴きました。
初めて聴いた時に、
『こんな歌がこの世にあるんだ!』
ってすごく感動したんです。
柴田さんのメロディに対しての歌詞の乗せ方が、
唯一無二な感じがして、初めて聴いた時は、
なんて言ってるんだろう?って思ったんです。
でも、何度も聴いてくうちに、
いろいろ気付いていくというか、
繰り返し聴くことによって生まれる深みというか。
とても大好きなシンガーです」
音楽面で強く影響を受けたと語ったのは、
南アフリカ出身のアーティスト、
ミラ・カリックスでした。
「女性のアーティストで、ソロで活動されていた方。
この方の作る音楽にとても影響を受けたと思っています。
特に『Absent Origin』というアルバムは、
何度も聴きました。一番最後のアルバムは、
サウンドコラージュの手法を使用していて、
詩人の声や政治家の声、
あとは足音や手を叩く音だったり、
彼女の歌だったり、
そこにビートも時々入ったりみたいな。
サウンドインスタレーションを
聴いているような感じがして、
聴き手が意味を作っていくような、
そういった音楽のあり方には
すごく影響を受けました」
番組後半では、Meiさんがこれまでに観て、
特に印象に残っているライブについて伺いました。
「最近ですと、6月に来日していた、
フェリックス・クービンっていうアーティストがいて、
ドイツのハンブルクの方なんですけど、
その方のコンサートがすごく印象に残ってます。
この日のコンサートは結構変わっていて、
彼は架空のラジオドラマや劇、
映画のサウンドトラックを制作している方なんです。
途中、最も印象的だったのが、
実際には弾けないようなピアノの旋律を
エアーピアノで演奏するっていうパフォーマンス。
彼の持つエンターテイメント性に感激しました」
ライブは頻繁に行くというMeiさん。
前からファンだったという、
アメリカのミュージシャン、
アナ・ロクサーヌの新譜がとても気に入っており、
今後ライブを観てみたいとも話しました。
今後、仕事で共演したいミュージシャンを問われると、
名前を挙げたのは竹村延和さん。
「(竹村さんの)手法がとても気になるなって思いますし、
子供の頃の記憶、みたいなところを
大切にされてるなと思うんです。
自分の記憶とリンクする瞬間というか、
そういう美しいなと。でも、やっぱり聴いていて、
シンプルにカッコいいなって思うので、
いつかライブとかで、ご一緒できたら嬉しいですね。
最近のアルバム『意味のたま』にも衝撃を受けました」
漫画家・高野文子さんにも
大きく影響を受けているとのこと。
「劇的に事件など起こるわけでもないんですけど、
日常の小さな違和感や、説明される前の気持ちが、
漫画の中で描かれている感じがして、
そんなことを自分も音楽から感じたいし、
作り出したいので、すごく影響を受けてます。」
こういった表現にクリス・ペプラーが
「Meiさんは詩的に説明しますね」と反応。
昔からそう言った素質があったかと訊くと、
Meiさんは照れながら、
「そんなことなかったです。
でも、相方のRicoさんと出会ってから、
アートや、そういった場所に実際に自分で出向いたり、
出会えるようになったと思います。
でも、LAUSBUBとしてどうやって
ポップスとして外に生み出すか、
ということを2人で考えています。
自分たちの好きなようにやっていると、
『これは音楽なのか?』みたいな、
ちょっとアヴァンギャルドになりすぎちゃうので、
そこは制御して、いろんな人が
聴くものとして形にしたいです」と語りました。
さて、この番組では、
「大人の☆生 サッポロ生ビール黒ラベル」を
飲みながら音楽トークをしていることにちなんで、
ゲストの皆さんに「大人になった1曲」を伺っています。
この質問でMeiさんが選んだ1曲は、
空気公団の「春が来ました」でした。
「この曲を知ったのが、
LAUSBUBを始めたくらい、
コロナ禍だったんですけど、
インターネットで音楽を探したり、
音楽をすごく好きになった期間でもあって、
色んな出会いがあったんです。
その中でこの曲とこの空気公団という
バンドと出会ったんですけど、
その時ぐらいから、
自分の人生がゆっくりと動き出した感じというか、
そんな感覚が今もあるんです。
春って変化の多い季節というか、
別に得意ではないんですけど、
この曲に背中を押されるというか、
決意を感じる曲だなと思って選びました」と紹介しました。
LAUSBUBは先月10日に
新曲「sign」を配信リリースしました。
こちらは、Prime Originalドラマシリーズ
『クロエマ』の主題歌として書き下ろされ、
同作の監督を務めた今泉力哉さんが
「sign」のMVも手掛けています。
作曲をRicoさん、作詞をRicoさんと
Meiさんの共同で担当されていますが、
作詞から歌入れまで時間がないことが多く、
そのスピード感に
必死に食らいついていると述べました。
LAUSBUB、全国ツアーが発表されています。
9月19日土曜日の大阪公演を皮切りに
全国5都市でライブがおこなわれます。
東京は9月26日土曜日、会場は渋谷WWWです。
映像なども含め、今までに無いライブを
披露するとのことでした。
さらに、7月26日はFUJI ROCK FESTIVAL、
8月14日はRising Sun Rock Festivalに出演されます。
詳しい情報は、LAUSBUBのホームページ、
Xをチェックしてください。
LAUSBUBさんの情報はこちらから
次回7月11日は、
日本でのビートルズの仕掛け人とも言われる、
レジェンド音楽プロデューサー、
高嶋弘之さんをお迎えします。
日本でビートルズの初代プロデューサーを務め、
数々の邦題も付けた高嶋さんの音楽ヒストリーや
当時の秘話などを伺います。
次回もぜひ、お聴きください!

佐藤水産 帆立燻油
北海道出身のMeiさんがオススメする1品
同じく北海道出身の番組スタッフも
佐藤水産さんの商品がイチオシ
もちろんサッポロ生ビール黒ラベルとの
相性もバッチリです。

炎上 / 窓辺リカ
STAY TUNE / Suchmos
Firecracker /ファイアークラッカー
/ Khruangbin
ぼちぼち銀河 / 柴田聡子
transport me / Mira Calix
Trauergondelparadies
(feat. Asmus Tietchens)
/ Felix Kubin
Untitled II / Ana Roxanne
ガルフ / 竹村延和
春が来ました / 空気公団
sign / LAUSBUB
Help Me Lose My Mind / Disclosure
Meiさんとのトークを受け
クリス・ペプラーが
選んだ1曲はこちら!