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SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2026.06.13 ON AIR
今週は2人組バンド、
シャッポからベーシストの
細野悠太さんをお迎えしました。
大学生の頃、祖父である細野晴臣さんに
ベースを教えてもらおうとしたところ...

細野悠太さんは東京都出身、
2000年生まれのベーシストで、
2019年に福原音さんとシャッポを結成。
CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINの
メンバーとしても活動されています。
ご存知の方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、
祖父は細野晴臣さんです。

シャッポで共に活動する福原音さんとは、
細野晴臣さんを通して出会ったそう。
「音くんが40年代のアメリカの音楽が好きで、
 大学1年生の頃におじいちゃんの事務所に
 突撃してきたんですよ。
『40年代のアメリカの音楽を今やっている人間が、
 細野晴臣しかいない』みたいなことで、
 いろいろ聞きたくて来たらしいんです。
 それで、おじいちゃんと意気投合して、
『君と同じぐらいの孫がいるんだよ』っていうことで、
 おじいちゃんが僕を音くんに
 紹介してくれたっていう流れです」

子供の頃は、意識的に音楽を聴く方では
なかったという悠太さんですが、
小学校の時に出会った友人がきっかけで、
様々な音楽に触れるようになったそう。
「音楽が好きな奴が小学校の時に転校してきて、
 マイケル・ジャクソンや忌野清志郎、
 ハイロウズとかを教えてくれたんです。
 そいつがリーダーみたいな感じでしたね」
悠太さんが初めて買ったCDは、
その友人から教えてもらったハイロウズだったんだとか。
「昔、神保町の歯医者に通っていたんですけど、
 その帰りに、確か中古で100円の
 CDのコーナーがあって、
 さっきのそのリーダーから教えてもらっていたので、
 買ってみようかなと。それが初めてでした。
 聴きまくりましたね」

そのリーダー格の少年が
ギターを始めたことを機に、
ギターを弾くことが流行り、友人たち含め、
悠太さんもギターを始めたんだとか。
ベースは高校生になって、
学校のジャズ研究会に入ってから始めたそうです。
「ジャズ研に入った人間が5人しかいなくて、
 ドラム、キーボード、サックスと
 ギターがもう決まっていたんです。
『じゃあ、ベースか…』っていうことで始めました。
 ギターとかキーボードみたいに、
 同時に音を出すことってないじゃないですか。
 一音しか出さないから最初は
『面白いのかな、この楽器は…?』みたいな感じで
 思っていました。ドラムと一緒に演奏するようになって、
 面白さが分かりました」と話しました。

悠太さんがベースのプレイで大事にしているのは、
自分が気持ちいいという感覚。
「人との調和を考えるにも、
 まずは自分が気持ち良い感じで弾いて、
 そこから考える方が、
 個人的な性に合っているかな、って思います」

音楽を本格的に好きになったのも、
先ほどのリーダーの紹介で知った
マイケル・ジャクソンの作品だったそうです。
「本当に色んな文化を持ち込んできて、
 その中にマイケル・ジャクソンもいたんです。
 たぶんちょうどその頃に亡くなって、
『This Is It』を観たんですが、良い映画でしたね」

そんな悠太さんには特に影響を受けた
ベーシストを3名挙げていただきました。
「ピノ・パラディーノ、チャック・レイニー、
 あと細野晴臣っていう感じですかね。
 チャック・レイニーは祖父の受け売りなんですけど、
 ピノは最近聴いて、すごくカッコいいなと」
クリス・ペプラーから
「おじいちゃんからベースを教わったりするんですか?」
と質問されると、悠太さんは
「大学生の時に1回教えてくれって、
 言ったことあるんですけど、
『これを聴けばいいよ』って、
 アレサ・フランクリンの
『Rock Steady』を紹介してもらいました。
『これを聴けば分かるよ』って言われたので、
 これをひたすら弾いている時期がありましたね」
と明かしました。

これまでに特に熱中して聴いた
アルバムとして悠太さんが挙げたのは、
ダフト・パンクの『Discovery』でした。
「中学1年ぐらいの時に、母親が持っていて、
 聴いてみたら、すごくカッコいいって思いました。
 これ聴いてから、電子音楽にも
 ハマったんじゃないかなと思いますね」 
他にもエイフェックス・ツインや
ベースメント・ジャックスもよく聴いていたそうです。

初めて観に行ったライブは、サカナクション。
「高校1年生の頃でしたかね、
 たぶん幕張メッセだと思うんですけど、
 とても楽しかったです。
 途中で、山口一郎さんが手を三角にして
 上に掲げるみたいなポーズをして、
 お客さんも全員同じようにやるっていう
 瞬間があったんですけど、
 お祭りだなって感じたのを覚えています」
三角のポーズは、他にもカナダ発の注目バンド、
アンジーヌ・ド・ポワトリーヌや
J-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』でもやっており、
ポーズについてのトークも盛り上がりました。

ご自身が思う『10点満点のアルバム』を伺うと、
挙げたのはトロ・イ・モワの『Outer Peace』、
ロス・フロム・フレンズの『Tread』、
そしてシャソルの『Ludi』の3枚でした。
好きな作品の傾向について、
ある種の“チャラさ”だと述べた悠太さん。
「ただチャラいだけの音楽は、
 あまり好きじゃないですけど、
 チャラさがあって、
 ちゃんとポップスにしようとしているところは、
 好きなポイントだと思います」

さて、この番組では、
「大人の☆生 サッポロ生ビール黒ラベル」を飲みながら
音楽トークをしていることにちなんで、
ゲストの皆さんに「大人になった1曲」を伺っています。
この質問で悠太さんが選んだ1曲は、
ノイ!の「Hallogallo」でした。
「ドイツのクラウトロックっていう
 ジャンルのグループなんですけど、
 基本的にドラムとギターで構成されていて、
 僕はこれを聴くまで、
 ギターの音が全然好きじゃなかったんです。
 ずっと前に出ていて、
 高い周波数で耳がしんどいなって、
 生意気にも感じていたんですよね。
 でも、このノイ!を聴いて、
『こういうギターがあるのか!』と。
 ギターが基本的にレイヤーの役割になっていて、
 ドラムがシンプルに続く。
 こういうギターの音であれば、
 聴けるんだなと思って、ここから普通のギターも
 聴けるようになりました。
 大人になったと言っていいのか分からないですけど、
 ギターに対して、
『今までそんなこと思って、ごめんね』って
 思えたっていうことです」

そんな悠太さんがベーシストを務めるバンド、
シャッポはセカンドアルバム『Commonplace』を
6月3日に配信リリースしました。
CDは7月8日にリリースされますが、
今回は全11曲中インストが3曲、
あとは歌モノという内容になっています。
これまでインストバンドとして
紹介されることもあったシャッポですが、
歌モノが多くなったのには理由があったそうです。
「締め切りがもともと迫っている状態で
 制作が始まって、基本的に音くんが
 作曲してるんですけど、
 歌モノの方が作るのが早いんですよね。
 インストの方が、考えないといけないことが多くて、
 歌は結局、歌が良ければいいから、っていうことで、
 歌モノが多くなったっていう
 1個の原因はあります」と明かしました。

新作にはベンチャーズの「Pipeline」、
そしてYMOの「Absolute Ego Dance」を
マッシュアップした
「Pipeline=ABSOLUTE EGO DANCE」も収録されています。
「シャッポの最初のライブから実はやっていた曲で、
 なんて言えばいいんですかね、
 サービスみたいな部分も多少あるんです。
 僕のおじいちゃんが細野晴臣っていうのもあって、
 孫だから見に来てくれるっていうか、
 そういうお客さんもいるかなと思うので、
 やったら喜んでもらえるかなと」と話しました。

最後に『Commonplace』の聴きどころを
紹介していただきました。
「ファーストが好きだった人は、
 もしかしたら「おっ?」って思うかもしれないですけど、
 今からシャッポを聴こうとしてる人たちは、
 ぜひ、セカンドから聞いてほしいです。
 歌モノなんで、
 刺さる人もいるんじゃないかなって思います」

シャッポの情報はこちらから

次回6月20日は、コンピレーションCD
『FREE SOUL』でも知られる、
編集者・選曲家の橋本徹さんをお迎えします。
90年代から東京の都市型音楽シーンに
大きな影響を与えている橋本さんの、
ディープな音楽ヒストリーに迫ります。
次回もぜひ、お聴きください!

OMIYA

シビれる辛さがクセになる麻辣花生
細野悠太さんがお持ちになったおつまみは
ファミリーマートで販売されている麻辣花生
その名の通り、”シビれる辛さがクセになる”一品です。
黒ラベルがバッチリ合います!

MUSIC

  • スーパーソニックジェットボーイ
    / ザ・ハイロウズ

  • Wanna Be Startin' Somethin'
    Thriller / Michael Jackson

  • Chris Dave / Pino Palladino, Blake Mills

  • Rock Steady / Aretha Franklin

  • One More Time / Daft Punk

  • Romeo / Basement Jaxx

  • ミュージック / サカナクション

  • Fabienk / Angine de Poitrine

  • Ordinary Pleasure / Toro y Moi

  • Love Divide / Ross From Friends

  • Savana, Céline, Aya, Pt.2 / Chassol

  • Hallogallo / NEU!

  • ありきたり
    どうも
    Pipeline=ABSOLUTE EGO DANCE
    ツービート / シャッポ

  • Espresso / Sabrina Carpenter

    細野悠太さんとのトークを受けて、
    クリス・ペプラーが選んだ1曲はこちら!