SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE X INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2026.04.25 ON AIR
今週は、番組初登場!
L'Arc〜en〜Cielのヴォーカリストであり
ソロアーティスト、
HYDEさんをゲストにお迎えしました。
『あれが僕のほとんどを占めていますね。』
と語ったのは...

HYDEさんは和歌山県出身。
ボーカルを務めるL'Arc〜en〜Cielは
1991年に結成され、インディーズ活動を経て、
1994年にメジャーデビュー。
これまでに数々のミリオンヒットを記録し、
2001年からはソロアーティストとしての活動もスタート。
これまでに6枚のアルバムをリリースされています。

幼い頃は漫画家を目指していたそう。
「少年サンデーとか送るぐらい、
 漫画を描いてまして、
 高校くらいまで続いてたんですけど、
 途中でもうギターを始めちゃって…。
 当時、ヘヴィメタルが流行っていて、
 ヘヴィメタルのギタリストって花形だったんで、
 ああいうの弾けたらいいなと思って憧れたんです。
 デザイン学校に通っていて、
 周りがミュージシャンばっかりなんですよ。
 仲良くなった流れでギターを始めました」

ランディ・ローズやモトリー・クルー、
マイケル・シェンカーを好んで聴き、
よくコピーをしていたというHYDEさん。
「最初に買ったギターはフライングV。
 ギブソンは高くて買えなかったから、
 フェルナンデスのフライングVでしたね。」
と話しました。そんなHYDEさんが
初めて買ったCDはビリー・ジョエルの
アルバム『ストレンジャー』でした。
「中学生ぐらいでした。
 その頃に洋楽のレコードを買うなんて、
『俺かっこいい!』みたいな。それを見て、母親も
『あんた、こんなん聴くようになったんやなあ』
 って言ってました。うちは喫茶店をやってたんですけど、
 ジュークボックスで「ストレンジャー」
 っていう曲を聴いたのがきっかけだったと思います」

そこからブリティッシュ・ニューウェーブを
聴くようになったとのこと。
「僕の人生はブームそのままなんですよ。
 ブリティッシュ・ニューウェーブが
 ものすごく流行ったので、
 カルチャー・クラブだったり、
 デュラン・デュランだったり、
 あとはデペッシュ・モード。
 その辺が好きになりました。
 和歌山の田舎なので、ラジオとかテレビとかで
 得られるものってメジャーなものしか
 ないじゃないですか。そんな中で友達より、
 いち早くカッコいいバンドを見つけるか、
 っていう感じでした」

80年代のサウンドには強く
影響を受けているとも語りました。
「うちのメンバーみんなそうですね。
 80'sの中でもマニアックなのが好きな人とか、
 メジャーなのが好きなのとか、
 メタル寄りだったり…
 そういうのがうちのメンバーなんです」
中でもモトリー・クルーは
デザイナー学校の進級テストで
イラストを描くほどハマっていたとも述べました。

ヘヴィメタルを聴いている流れで、
ハードコア・パンクにも
興味を持ったというHYDEさん。
「当時、メタルとパンクって
 めちゃめちゃバチバチだったんですよ。
 もう本当に喧嘩するレベルで。
 ハードコア・パンクのライブハウスに、
 僕がメタルのブーツを履いていったら、
『そんなん履いてこんといて、絡まれるから!』
 みたいな。でもその当時のピリピリした
 雰囲気は良かったかもしれないですね。
 そこからお互いのジャンルが
 お互いのいいところを見つけて
 音楽的に融合していくんです。
 両方の過激な良いところ、
 キャッチーな良いところが。
 その混ざっていく感じが良かったですね」
と語りました。

そんなHYDEさんにはご自身が思う、
“10点満点のアルバム”を伺いました。
最近はあまり音楽を聴かないので、
と前置きをしつつ、挙げたのは
1987年にリリースされた
デヴィッド・シルヴィアンの
『Secrets of the Beehive』でした。
「めちゃくちゃ聴きましたね。
 当時僕が乗ってたのは軽自動車だったんですけど、
 これかけるとクラウンに変わるんですよ。
 めっちゃ高級な感じがするんですね。
 でも女の子を乗せてね、
『かっこええやろ』と思って、
 夜の海とかにドライブ行く時に流したら、
『これ、何?おばけの曲?』って言われて。
 分かってもらえなかったですね(笑)」

続けて、HYDEさんがアーティストとして
強く影響を受けている
デヴィッド・シルヴィアンの
魅力についても語りました。
「なんなんですかね。妙にハマるんですよ。
 音楽自体、全然キャッチーじゃないですよね。
 わざとこんなダークで、
 分かりづらいメロディーにしてんのかなっていう。
 でも、デヴィッド・シルヴィアンが
 イケメンじゃなかったら、
 聴かなかったかもしれないです。
 冗談じゃなく、あの顔好きだったんですよ。
 今気がついたけど、僕は案外、
 ルックスで好きになっているかもしれない」

初めて観に行ったライブのお話も。
「デュラン・デュランでした。
 中学生の時に、大阪城に来て、
 観に行ったのが最初だったと思います。
 本当に後ろの方だったんですけど、
 上の方だからこそメンバーがよく見えて、
 いつかこんなところで何かやってみたいなって、
 おぼろげに思った記憶はあります。
 デュラン・デュランを真似して
 白いジャケット着たりしてました(笑)
 MTVの流れなんでしょうけど、
 やっぱり日本人に受ける洋楽サウンドって
 あるじゃないですか。アメリカで
 こんなに売れてんのに、日本で全然売れない、
 みたいなアーティストって結構いるんですけど、
 それ僕、めっちゃ分かるんですよ。
 デュラン・デュランは、
 僕らの心に刺さったんですよね」

続けて、これまでにとにかく
印象に残っているライブのお話も。
「パンクとメタルがミックスする頃に、
 そういうバンドが少しずつ現れてきたんですよ。 
 GASTUNKは日本だと、
 ほぼ最初のバンドじゃないですかね。
 パンクのライブで
 早弾きしたりしてるバンドだったので、
 よく生き残れたなと。
 ハードコアの人が集まるような
 ライブハウスなので、
 バイオレンスもあるし、ダークだし、
 すごく怖いライブハウスに僕は行っていて、
 登場したのが白塗りの
 ドラキュラみたいな人が出てきたんですよ。
 めちゃくちゃカッコいいと思ったんですよね。
 そこからのめり込んで、
 僕はこのボーカルの真似して歌を始めたんです」

そんなHYDEさんが
最近注目しているバンドとして挙げたのは、
ONE OK ROCK。
「彼らは、どう聴いても間違いないですよね。
(同じボーカルとして)比べものにならないですね。
 センスもいいし、ちゃんと努力もする。
 なんかそういう感覚、僕にはなかったなと。
 僕らの時代は、
 “練習するな”っていう時代だったんです。
 そういうのを見せないし、基本的に僕、
 歌番組に出る時に一切練習しなかったんですよ。
 それが間違っていましたね。
 あとは身体を鍛えるのも良くなかった。
 今は時代が変わって、
 自己管理ができている人の方がかっこいいと、
 僕も思っていて、
 だから彼らは素晴らしいと思います」

音楽以外で強く影響を受けた
作品についても語っていただきました。
「『デビルマン』ですね。原作、ヤバいっすよ。
 あれが僕のほとんどを占めていますね。
 アートというか、音楽的なロックの表現の仕方も、
 デビルマンに憧れたんです。
 人に対して悪魔が、
『お前こそ悪魔だ』っていうセリフがあるんですけど、
 あれとかもう、ビビっと来ます。
 要は、人の方が無茶苦茶やってるじゃないか
 っていうセリフ、あれこそ僕の一番核になってます。
 そこにね、ロック的な僕の憧れがあるんすよね」

さて、この番組では、
「大人の☆生 サッポロ生ビール黒ラベル」
を飲みながら音楽トークをしていることにちなんで、
ゲストの皆さんに「大人になった1曲」を伺っています。
この質問でHYDEさんが選んだ1曲は、
ビリー・ジョエルの「ストレンジャー」でした。
「先ほど言いましたけど、母親が
『あんた、こんなん聴くようになったんやなあ』
 って言ったのを、いまだに覚えてるってことは、
 よっぽど嬉しかったんでしょうね。
 だから”大人になった1曲”って言うと、
 この曲を思い出します」

HYDEさんは最新のソロアルバム、
『JEKYLL』のCDが5/13にリリースされます。
収録楽曲のMVとライブセッションビデオが、
HYDEさんのオフィシャルYouTubeで、
5週連続で公開予定。
「DIE HAPPILY」、「MAISIE (HYDE Ver.)」が
すでに公開されています。
『ジキルとハイド』から取られたタイトルについて、
「アメリカにいる時にスタッフと話していて、
 ジキルっていうアルバムと、
 ハイドっていうアルバム、
 完全に分けたらどうかっていう
 アイデアが出てきたんです。
 前回『HYDE』っていうアルバムを出したので、
 今回はアコースティックアルバムとして
『JEKYLL』を出すことになりました。」
今回は生楽器をふんだんに使った作品となっており、
ご本人もライブでは耳が気持ち良く、
歌のサーフィンをしているような感覚なんだそう。

アコースティックなサウンドと
ハードなサウンド、現在のHYDEさんには
前者の方がしっくりきているとのこと。
「こっちの方が僕にとってはナチュラルですね。
 ハードロックの方はやっぱり、
 勉強しながらやってるって感じですかね。
 技術的には今のところ、
 アコースティックの方がいろんな技を使えて、
 僕らしいことはやりやすいです。
 ハードロックの方がまだまだ青いかな、
 と思ってやっています」

地元・和歌山県の特別公演、
ウィーンでのライブを控えるHYDEさん。
さらにL'Arc〜en〜Cielとして、
夏にはSUMMER SONICに
ヘッドライナーとして出演が決まっています。
「非常にありがたいです。
 ソロではサマソニは出たことあるけど、
 ヘッドライナーなんてなかなか
 無理だなあと思ってたんです。
 普段から僕、サマソニ出ていたからこそ、
 その知識使えるじゃないですか。
 初めてのフェスとはいえ、
 初めてじゃないフェスの見せ方ができるかな。
 ヒット曲をやりまくって、
 盛り上げて帰ろうかなと思っています。」

HYDEさんの情報はこちらから

次回5月2日は、シンガーソングライター/
ベッドルームアーティストのとたさんを
ゲストにお迎えします。
初めて買ったCDやライブを観て
印象に残っているアーティストなど、
音楽にまつわるお話をじっくり伺います。
クリス・ペプラー×とたさんの
大人の音楽談義をお楽しみに!

OMIYA

前田精肉店のニンニクハム
HYDEさんの地元・和歌山県のお店
前田精肉店のニンニクハム

肉厚ジューシーな食べ応えと
ニンニクのパンチ力、
これは黒ラベルが進みます!

MUSIC

  • Cry For The Nations
    / Michael Schenker Group

  • Movin' Out (Anthony's Song) / Billy Joel

  • People Are People / Depeche Mode

  • Live Wire / Mötley Crüe

  • Orpheus / David Sylvian

  • Rio (Live) / Duran Duran

  • Geronimo / GASTUNK

  • Dystopia / ONE OK ROCK

  • The Stranger / Billy Joel

  • DIE HAPPILY
    THE ABYSS
    NOSTALGIC / HYDE

  • Into The Arena
    / Michael Schenker Group

    HYDEさんとのトークを受けて
    クリス・ペプラーが選んだ(?)
    1曲はこちら!