SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE X INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2026.02.07 ON AIR
今週は、アジア初のバーチャルヒューマン企業、
株式会社Awwのプロデューサー、
沙羅ジューストーさんをお迎えしました。
『この世に私と同じ気持ちを持っている人いるんだ!』
そう語る沙羅さんの人生を変えたバンドとは?

1995年生まれ、福岡県出身。
8歳から18歳までハワイとカナダで過ごし、
大学進学のため日本に帰国。
大学卒業後はギャラリーでキュレーターなどを務めたのち、
2020年にバーチャルヒューマンを手掛ける
株式会社Awwに入社され、2023年には
「Forbes Japan 30 Under 30」に選出されました。

美術学校で油絵を学んでいたという沙羅さん。
「全然テクノロジーじゃないほうでしたね。
 でも油絵も表現じゃないですか。
 そこから、最先端の表現ってアートじゃなくて
 テクノロジーなんじゃないかなーって思い始めて、
 新しい方をやってみたいと思ったんです。
 私は数学的な脳みそじゃなくて、
 やっぱりクリエイティブ。テクノロジーも
 その領域に入ってきていると思っていて、
 それがまさにバーチャルヒューマンなんだと思います。」

ハワイやカナダでの生活についても伺いました。
「小学3年生の時ですね。
 お母さんがシングルマザーだったんですけど、
 突然海外行こうって言い始めて、
『日本の男、嫌だから海外行こう!』って。
 2人とも英語喋れないのに行って、
 現地の学校に通わせられた、そんな1年間でした。」

ハワイでの経験は沙羅さんを形成する上で
欠かせない時間だったとのこと。
「オアフ島の結構田舎の方に住んでいたんですけど、
 みんな靴も履いてなくて、
 友達も森の中を裸足で行くんです。
 最初は『痛い!痛い!』って言っていたんですけど、
 半年もすると私も一緒に裸足で駆け回っていました。」
クリス・ペプラー曰く、
裸足が脳の発育に良いと話すと、沙羅さんは
「そう、裸足って一番情報が来るらしいですね。
 今までの人生の中であの1年が、
 1番情報の密度が高かったです。
 あの時に自然に触れ合えたことで、
 真実に近づいた気がします。」

そんなハワイでの生活で
初めてCDを手に入れたとのこと。
「イズ(イズラエル・カマカヴィヴォオレ)のCDが
 お土産物屋さんにめちゃくちゃ並んでいたんです。
『誰だこれ?』って思って、買ってもらったのかな?
 ハワイの言葉で歌っている曲もあって、
 メディテーションというか、
 曲というよりか環境みたいな、
 そういう印象でしたね。」と話しました。

その後、いろんな音楽を聴いていく中で、
沙羅さんの人生を変えたバンドとの出会いも。
「13歳ぐらいの時にYouTubeで見つけた
 RADWIMPSです。カナダにいた頃で、
 日本が好きだったので、離れたのも悲しくて、
 日本の音楽を聴いていたんです。
 それで出会ったのが『有心論』という曲。
 ビビビビってきて、人生で初めて
『この世に私と同じ気持ちを持っている人いるんだ!』
 って感じました。それまで自分の気持ちを
 分かってくれる人がいなくて、
 だからずっと絵とかを描いていたんですけど、
 RADWIMPSの曲が自分の感情、
 まだ言ったことない気持ちも代弁してくれて、
 やっと1人ぼっちじゃなくなったっていう
 気持ちになりました。」と語りました。
 RADWIMPSをきっかけに友達と話したり、
 家から出たりと、
 そういった原動力にもなったそうです。

アルバム単位でなく、
楽曲単位で音楽が聴かれることも多い昨今。
沙羅さんに『自身が思う10点満点』のアルバムを伺うと、
挙がったのは2002年リリース、
アヴリル・ラヴィーンの『Let Go』でした。
「カナダのアーティストですね。
 ロック、パンクガールみたいな
 やりたい放題の感じが大好きで、
 今でも聴くアルバムです。私、このアルバムは
 最初から最後まで全部歌えるんですけど、
 中学校の時とか思い出しますね。
 『Let Go』は”私はみんなと違う”っていう
 系統の曲が多くて、
「わかるー!」って共感していました。」 

現在はライブもよく観に行くという沙羅さん。
人生で最初に観たのはカナダのバンド、
スターズのライブ。
「ロックバンドが好きな友達に
 連れられて観に行きました。
 15歳か16歳の頃、
 小さなクラブハウスみたいなところでしたね。
 ちょっとライブが怖いと思っていたんですけど、
 とても楽しくて、
 そこからライブのハードルが下がって、
 色々観に行くようになりました。」

先日来日公演を開催した、
レディ・ガガのライブも観に行ったそう。
偶然クリス・ペプラーと同じ日に観たとのことで、
当日を振り返りトークが盛り上がりました。
「このツアーの内容を
 よく知らないで観に行ったんですけど、
 ヤバ過ぎましたね。ライブも演劇も
 ドラァグも全部あって、
『こんなに組み合わせていいんだ!』って感動しました。
 LEDスクリーンの使い方も自然でしたし、
 ダークでこだわり倒したライブでした。
 100億点です。」と語りました。

そんな沙羅さんが最近注目しているミュージシャンは、
ガーナ出身のラッパーC6ixさん。
「インスタのリールを見ていたら出てきて、
 本当にこの人のこと何も知らないんですけど、
 リリックと発音とフローがもう面白すぎて。
 歌詞は日本語なんですよ。
 “岡崎8番白湯ください”って意味わかんないんです(笑)
 今までに見たことがないセンス、
 日本語の美しさもありつつ、発音が日本語じゃない。
 音楽に良いパーツが全部
 組み合わさっているような感じですよね。」
と紹介しました。ヒップホップは大好きだそうで、
友人のラッパー・OZworldさんとプライベートで
ChatGPTを使ってラップを作って遊ぶこともあるのだとか。

世界最先端のフィールドで活躍する沙羅さんですが、
今後仕事で共演してみたいと話したのはYOASOBI。
「RADWIMPSのライブで
 共演しているのを観たんですけど、もう全身鳥肌。
 ライブの力と、その声と、もう
『これが今の日本なのかな』って感じて、
 何か一緒にやりたいって思いましたね。」
トークでは他にも、R-指定さんやXG、Ado、
藤井風など、グローバルに活躍する
日本のミュージシャンたちの話題で盛り上がりました。

さて、この番組では、
「大人の☆生 サッポロ生ビール黒ラベル」
を飲みながら音楽トークをしていることにちなんで、
ゲストの皆さんに「大人になった1曲」を伺っています。
この質問で沙羅ジューストーさんが選んだ1曲は、
人生で初めてライブを観たバンド、
スターズの「Calendar Girl」でした。
「当時大好きだった曲で、
 それを今30歳になって聴いてみたら、
『あの時は若かったな』とか、
『子供だったな』みたいなことを
 思い出しちゃったんです。
 無事に大人になりましたって感じました。
 あのライブが無かったら、
 ガガさんのライブも行けてないかもしれないですしね。
 あと、久しぶりに聴く曲っていいですね。
 子供の時に感情移入したり、
 リピートで聴いたりした曲って、
 まだ全然リリックを歌えますね。」と紹介しました。

沙羅さんは現在、アジア初の
バーチャルヒューマン「imma」の
プロデューサーとして活躍中。
「imma」はInstagramで40万人、
TikTokで45万人以上のフォロワーを持ち、
現在は野村證券の100周年記念テレビCMに
出演していることでも話題です。
「このCM、面白いですよ。
 野村證券さんの100周年を振り返る映像で、
 昔の白黒の映像の中に、
 いまのピンクボブのimmaちゃんを入れたんです。
 100年前の時代にimmaがいたかのような映像ですが、
 こうした制作でもAIがあるのとないのとでは、
 スピードが全く違います。
 AIの学習能力にはすごく助けられていますね」

チーム全体で「imma」の進化を
追求しているという沙羅さん。
「毎週のように新しいAIツールを試したりして、
 チームみんなで手探りしながら進めています。
 制作過程そのものが実験の連続。
 同じことを繰り返すのが嫌なので、
 この『手探り感』がすごく好きなんです。
 実験を繰り返しているからこそ、
 世界の最先端にいられるんだなと思いながら
 楽しく作っています。」

最後に、今後の展望についても語っていただきました。
「私は日本が大好きで、
 海外から帰国したというルーツがあるので、
 日本のアニミズム的な考え方や、
『テクノロジーは敵じゃなくて友達かもね』
 っていう感覚を伝える仕事をしていきたいです。
 日本のロボットって、バーミヤンの猫耳ロボットや
 LOVOTのように、すごく“愛情系”なんですよね。
 でもアメリカの最新展示などを見ると、
 格闘ロボットとかで、顔も全部怖いんですよ。
(テクノロジーの未来が)LOVOTのような
 ハッピーな世界になるのか、
 格闘ロボットばかりの世界になるのか、 
 本当に自分たちで
 その先を選べると思っているんです。」
と語り、この日のトークを締め括りました。

沙羅ジューストーさんの情報はこちらから

さて、次回は今年結成20周年を迎えるバンド、
SCANDALからベーシストのTOMOMIさんをお迎えします。
SCANDAL結成時の話から好きなベーシスト、
最近注目するバンドの話などたっぷり伺います。
ぜひ、お聴きください!お楽しみに!

OMIYA

さけるチーズ3種
『私さけるチーズ大好きで、
 割くところがすごいクリエイティブだなーって。
 裂いたチーズと裂いてないチーズは
 全然違うっていうYouTubeを10年前に見て、
 そっからファンですね。』(沙羅ジューストーさん)

クリス・ペプラーは「とうがらし味」
沙羅さんは「スモーク味」をチョイスし、
黒ラベルを飲みながら音楽トークを楽しみました♪

MUSIC

  • Hawai'i '78 / Israel Kamakawiwo'ole

  • 有心論 / RADWIMPS

  • sk8er boi / Avril Lavigne

  • Ageless Beauty / Stars

  • Poker Face / Lady Gaga

  • Okazaki8 / C6ix

  • STIM UP / OZworld

  • アドレナ / YOASOBI

  • Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts

  • HYPNOTIZE / XG

  • 唱 / Ado

  • Prema / 藤井風

  • Calendar Girl / Stars

  • American Idiot / Green Day

    沙羅ジューストーさんとの
    トークを受けて
    クリス・ペプラーが選んだ1曲はこちら!