番組初登場の川上さん。
ボーカル・ギターとして率いるバンド[Alexandros]は、
昨年デビュー15周年を記念したスペシャルライブを
成功させました。この15年を振り返り、
「振り返ってみるといろんなことがあって、
バンド名を変えたり、メンバーチェンジもあったり、
色々ありましたけど、感覚としては
本当あっという間でした。」と話しました。
長く活動してきたことで、リスナーの幅も広がり、
音楽フェスでも多くの観客が
集まってくれるようになったとも述べました。
川上さんは幼い頃から音楽が大好きだったそう。
入り口はテレビやアニメで流れている音楽を
好きになったことだったそうです。
最初に買ったCDはとんねるずの「がじゃいも」。
「『とんねるずのみなさんのおかげです』の主題歌ですね。
僕は9歳からシリアに住んでいたんですが、
当時姉が番組をVHSに録画して送ってくれて、
ずっと見ていました。」
父親の仕事の関係で9歳から
15歳までシリアで生活をしていた川上さん。
「駐在されている自衛隊の方々を含めて、
日本人が100人くらいしかいなくて、
日本人学校もなかったんです。
アメリカンスクールに通って、シリア人、アメリカ人、
いろんな人々がいる環境で生活をしていました。」
と振り返りました。
シリアに行く前は兄の影響で
アメリカのロックを聴くようになったそう。
「兄はガンズ・アンド・ローゼズとかが好きだったんです。
聞かされているうちにハマりました。」
のちにイギリスのロックが好きになった川上さん。
「僕がオアシスを好きになって、日本に帰ってきてから、
『オアシス、今流行っているんだよね。』
って聞かせてみると、
『こんな柔い音楽は聞けない!』
って一蹴されました(笑)」と話しました。
川上さんは[Alexandros]で
ボーカルとギターを担当していますが、
ギターを始めたのはシリアにいた頃なんだそう。
「アメリカンスクールで僕が
小学校5、6年生ぐらいの時ですかね、
ギター教室みたいのが始まったんですよ。
面白そうだなと思って入ったら、
民謡とかも学ぶ場所ではあったんですけど、
ポップスも弾くことが出来て、すごく熱中しました。」
クランベリーズやニルヴァーナの楽曲などを
コピーしながらギターを練習した川上さん。
同じ頃にオアシスが好きになり、
川上さんに大きな影響を与えたそう。
「まずは真似をしやすいのが大きかったですね。
その頃のUSロックって、髪が長くて、
網タイツで、声も高いし、
形から入るのも難しかったんです。
でもオアシスはマッシュルームカットだし、
ジャージ着ているし、キーも高くない。
入り込みやすかったんです。真似しているうちに、
どんどん好きになっていきました。」
オアシスのサウンド面について聞かれると、
「曲はUKロックが持っている、だらっとした、
特に抑揚がないような感じなんですけど、
オアシスはその中に少しキラッとした
メロディがあるところ。
そこに一番惹かれていきました。
コピーも簡単でしやすかったです。」と答えました。
ちなみに川上さんは、
オアシスのノエル・ギャラガーの
シグネチャーモデルのギターを
持っているとのことですが、
自身のスタイルに合わず、
あまり使えていないとも述べていました。
昨年日本でも大盛況となった
オアシスの再結成ツアーですが、
川上さんはイギリスまで公演を見に行ったそう。
「最高でしたね。でも、あまり泣けなかったんです。
実は再結成をするっていうニュースでは泣いたんですよ。
でも実際のライブでは泣けなくて、
ライブは良かったんですけど、
なんかみんな柔らかかったじゃないですか。
昔からのファンからすると、もうちょっと
ピリッとして欲しかったかなと。
贅沢かもしれないんですけどね。
なんか良い人になっているんですよね(笑)」
と語り、日本公演を観たクリス・ペプラーも共感し、
トークが盛り上がりました。
初めて観に行ったライブは
ジャミロクワイの東京ドーム公演だったという川上さん。
現在でも会場の大小関わらず、
よくライブを見にいくそうですが、
これまでに特に印象に残っているのは、
2012年開催の『ROCKS TOKYO』というフェスで観た
プライマル・スクリームのステージ。
「他は日本のバンドしかいない中で、
ヘッドライナーがプライマル・スクリームという
変わったフェスだったんですけど、
ほとんどのお客さんは
日本のバンドを目当てに来ていて、
彼らを知らないんです。
『大丈夫かな』って勝手に心配していたら、
だんだん盛り上がってきて、
完全にお客さんを掴んでいたのを見て、
僕泣いちゃって(笑)
『俺たちはプライマル・スクリームだ!』
っていうところを見せつけられたというか、
心配してた自分が本当に
バカだったなって思いました。」
日本のリスナーに受けるロックとはどんなものか、
というトークにも展開。
「一番は歌詞だと思いますね。
イントロが短くなるとか、
そういう傾向を見た時に、音よりも、
とにかく言葉を何より重視してるのかな。
ライブでもMCを重視してるんだろうな
っていうのがあるんです。
どれだけいいことを言うかとか、
どれだけ身の上話をするかってことが
大事だったりするんだなーって。
お笑い芸人で言うと、ネタよりも
平場のトークの方が人気は
得やすいみたいなことなのかな。
すごく裏事情を言ってますけど(笑)」
さて、この番組では、
「大人の☆生 サッポロ生ビール黒ラベル」を飲みながら
音楽トークをしていることにちなんで、
ゲストの皆さんに「大人になった1曲」を伺っています。
この質問で川上さんが選んだ1曲は、
WINOの「The Action(All I really want to do)」でした。
「高校生、大学生ぐらいの時に
よく聴いていた邦楽のバンドなんですけど、
この「Action」っていう曲には、
「僕らはまだ間に合うさ」っていう歌詞があるんですよね。
その時はあまりピンときてなかったんですが、
WINOは最近復活して、
僕はライブに行けなかったんですが、
映像をSNSで観て、めっちゃかっこいいなと思って。
オアシスが「I Need More Time」と歌い、
当時は焦燥感みたいな方に、
シンパシーを感じてたんですけど、
今は「僕らはまだ間に合うさ」が
かっこいいと思えたのは、
大人になったなと思いました。」
川上さんは2冊目のエッセイ集『次幕』を
宝島社から発売されました。
楽曲制作の裏側や、[Alexandros]のメンバー、
マネージャーとの関係、現在の川上さんを
余すことなく綴った1冊となっています。
「40歳を過ぎて、この数年で
『これからどういう生き方をして、
どういう死に方をして行くんだろうって
考えた時があったんです。それをぜひ、
知って欲しいなと、書き綴りたいなと思って、
本にしました。僕はアーティストとして、
自分の身の上話を作品にするしかないと思っています。
なので、さらけ出すことに関して、
そこまでは恥ずかしいなと思ったりはしないんで、
結構楽には書けました。」
川上さんにとって自身のことを書くことは
どういうことなのか尋ねられると、
「セラピーだったかもしれないです。
書くことで自分がまとまったし、
今すごくスッキリしてるんですよ。」と答えました。
中国での撮り下ろしカットも掲載されている
川上さんのエッセイ集『次幕』は宝島社より発売中です。
昨年15周年を迎えた[Alexandros]ですが、
今年はツアーやバンドが地元・相模原で主催するフェス
『THIS FES』なども控えており、
活発な動きが期待できそうです。
川上さん個人としては、他アーティストへの楽曲提供、
プロデュース、オファーがあれば役者も
引き続き挑戦していきたいと述べました。
多方面でその才能を活かす川上さん。
2026年の活動も見逃せません!
[Alexandros]の情報はこちらから
さて、次回は番組初登場!
バンド、ASOUNDのボーカル、
ARIWAさんをお迎えします。
レゲエ、R&B、ジャズなどジャンルを
クロスオーバーしたサウンドを奏でるASOUND。
藤井風さんのライブにコーラスで参加するなど、
注目のシンガーARIWAさんは、
これまでどんな音楽を聴いてきたのでしょうか?
その音楽ヒストリーを伺います。お楽しみに!

アーモンド
健康管理に意識的な川上さんチョイス
素焼きというのがポイント!
黒ラベルとの相性はもちろんバッチリです。

がじゃいも / とんねるず
Paradise City / Guns N' Roses
In Bloom / Nirvana
Live Forever / Oasis
Slide Away (Live from Cardiff, 4 July '25)
/ Oasis
Virtual Insanity (Live at the Verona Amphitheatre, Italy, 2002)
/ Jamiroquai
Rocks / Primal Scream
i do still wrong / toe
Getting Killed / Geese
NOBODY / ZEP
The Action(All I Ready Want To Do)
/ WINO
WITH ALL DUE RESPECT / [Alexandros]
Parabola / Tool
川上さんとのトークを受けて
クリス・ペプラーが
選んだ1曲はこちら!