東京都出身の筧さん。
2013年に人気リアリティ番組
『テラスハウス』に出演し、一躍有名になり、
現在は俳優としてドラマ、
映画を中心に幅広く活動されています。
今年3月には結婚を発表し、
番組冒頭では
新婚生活についてのお話も伺いました。
そんな筧さんの音楽ヒストリーですが、
まずは人生で最初に買ったCDのお話から。
「小学校3年生ぐらいだったと思うんですけど、
モーニング娘。が大好きだったんです。
姉と弟を巻き込んで、
お年玉をみんなで出し合って
ベストアルバムを買いに行った覚えがあります。」
当時はモーニング娘。を
“憧れのお姉さん”のように見ていたそうで、
今でも同世代の友人とスナックに行って、
曲を歌うこともあると明かしました。
他にも父親がサザンオールスターズの
ファンだった影響で、
幼い頃から曲を歌えるほど
親しんでいたんだとか。
「父にとってサザンの桑田さんは
本当に憧れの存在なんです。
破天荒な感じとか、
あんな大人になりたかったみたいで(笑)
振り返るとモーニング娘。も
サザンオールスターズも、
日本中を明るくする
アーティストですよね。」と話しました。
小学校高学年で
夢中になったのは銀杏BOYZ。
これには「小学生にしては渋いですね!」と
クリス・ペプラーも反応。
「年上のいとこが教えてくれたんです。
『BABY BABY』とか『夢で逢えたら』が好きで、
MDに焼いて聴いていましたね。
人生で初めて好きになったバンドだと思います。」
銀杏BOYZに惹かれた理由については、
「歌詞がすごく人間らしいというか、
ダメなところも晒け出すスタイルが、
子供ながらに新鮮に感じて、
カッコいいと思いました。」と述べました。
銀杏BOYZをきっかけに、
映画やファッションにも興味を持ったという筧さん。
大人になってからは
never young beachも好んで聴くようになり、
TAICOCLUBなどの野外フェスにも
よく足を運んでいたそうです。
他にも、ダンサーの菅原小春さんの公演で
バックバンドを務めていたのを機に、
チーナというバンドを知り、よく聴いているそう。
「公演は全てが素晴らしくて、
涙がポロポロ流れました。
その時に『Go home!』という曲の
CDを買いましたね。大事な1曲です。」
そして、今、尊敬するミュージシャンとして
名前を挙げたのはカネコアヤノさんでした。
「ミュージシャンとしても大好きですが、
同世代の女性として、
自分のやりたい音楽と
向き合う姿勢に強さを感じて、
すごく力をもらっています。」
クリス・ペプラーも
「彼女は自分を貫いている。
あんな人はなかなかいないと思いますね。」と絶賛。
筧さんは武道館の公演を観に行き、
アンコールで演奏された
「アーケード」という曲が
特に印象に残っていると語りました。
最近は、ガールズグループ、
HANAに夢中になっているとのこと。
「ファンクラブにも入りました!
番組で皆さんが頑張っている
姿に心を掴まれました。
どんどんカッコよくなっていくんですよ。
いろんな経験を持つ
個性的なメンバーが揃っていて、
それぞれが輝いていく姿が本当に最高で。
(プロデューサーの)ちゃんみなさん、
ありがとう!という気持ちです。」
と熱弁しました。
映画やドラマの撮影現場でも
音楽は欠かせない存在だと話した筧さん。
大事なシーンの前には
高木正勝さんのピアノ曲を聴き、
気持ちをフラットに整えるそうです。
「お守りのような曲がいくつかあります。
舞台の膨大なセリフも、
ピアノの音楽を聴きながらだと
不思議と頭に入ってくるんですよね。」と、
音楽が仕事の支えになっているエピソードも披露。
最近はメイク中にオリヴィア・ディーンの
『Dive』を聴くのがお気に入りだそうです。
さて、この番組では
「大人の☆生 サッポロ生ビール黒ラベル」
を飲みながら音楽トークをしていることにちなんで、
ゲストの皆さんに「大人になった1曲」を伺っています。
この質問で筧さんが選んだ1曲は、
チャラン・ポ・ランタンの『旅立讃歌』でした。
「すごく人生のことを明るく歌っていて、
前向きで、本当に今この瞬間を
楽しもうと思える曲なんです。
お酒を飲みながら聴いたり、
朝ジョギングをしながら聴いたり。
歳を重ねるごとに、
この曲はどんどん心に
染みていくのだろうなと思います。」
そんな筧さんが初主演を務める
映画『オオムタアツシの青春』が、
9月26日に全国公開となります。
物語の舞台は炭鉱文化が残る、
福岡県大牟田市。
人生につまずいた大人たちと、
病気を抱えながらも前向きに生きる少女。
偶然の出会いから生まれる、
かけがえのない絆の物語です。
筧さんは、一度は夢を諦めながらも、
新たな出会いによって
再びお菓子作りに奮闘する
パティシエを演じていらっしゃいます。
撮影は実際に大牟田市で
生活をしながら行われたとのことです。
共演者に陣内孝則さん、福山翔大さん、
林田麻里さんといった顔ぶれが揃いますが、
なんと筧さん以外の
主な共演者は皆、福岡県出身。
「それを知った時は
もうゾワっとしました(笑)」と話す
東京都出身の筧さんにとって、
方言での演技は挑戦だったと語ります。
「大牟田で撮影しているんですけど、
私の役は博多出身という設定なので、
そこがナチュラルに
聞こえるように練習しました。
最後の方に陣内さんから
『筧ちゃん、方言良かったよ!』
って言ってもらえて、
とても嬉しかったです。」
初の主演映画となる
『オオムタアツシの青春』の見どころについて、
筧さんはこう語ります。
「派手な映画ではないんですけど、
登場人物たちはみんな
人生に一度挫折していたり、
問題を抱えていたり…。
その人たちが大牟田で
奮闘していく姿がすごく尊くて。
家族でも友達でもない、
この謎の集団が支え合っていく姿に
心が温まるんです。
今後、自分がピンチの時や
壁にぶつかった時に、
きっと思い出すだろうなっていう
場面やセリフもあるので、
ぜひたくさんの方に観ていただきたいです。」
『オオムタアツシの青春』の情報はこちらから
筧美和子さんの情報はこちらから
さて、次回は映像作家で
バンドyahyelのメンバー、
山田健人さんをお迎えします。
先日の藤井風さんの
テレビパフォーマンスの演出も
話題となった山田さん。
どんな作品に影響を受けてきたのでしょうか?
じっくりお話を伺います。
ぜひ、お聴きください。

ゴボチ
罪悪感なく食べられるのがすごく良くて、
気がついたら1袋、1人で開けてます(笑)(筧さん)
ごぼうのそのものの味が
ダイレクトに楽しめるチップス
黒ラベルと抜群の組み合わせです!

恋愛レボリューション21
/ モーニング娘。
勝手にシンドバッド
/ サザンオールスターズ
BABY BABY / 銀杏BOYZ
明るい未来 / never young beach
Go home! / チーナ
抱擁 / カネコアヤノ
アーケード / カネコアヤノ
進め、たまに逃げても
/ チャラン・ポ・ランタン
ROSE / HANA
BAD LOVE / HANA
めぐり / 高木正勝
Dive / Olivia Dean
旅立讃歌 / チャラン・ポ・ランタン
Heartache Homework / MisiiN
満月のせいにして / 古内東子