SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE X INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2025.08.30 ON AIR
今週は俳優の
町田啓太さんをお迎えしました。
最近聴いている音楽を伺うと...

群馬県出身の町田さん。
2010年から俳優として活動を始め、
これまで様々な映画、
ドラマにご出演されています。
出身地は群馬県の中でも小さな町だそうで、
町田さん曰く、
「映画やテレビは遠い、向こう側の世界」
だったとのこと。現在、芸能界で
活動していることに、
今も驚きがあると話しました。

町田さんは小さい頃から
身体を動かすことが好きで、
野球やスキー、剣道、スイミングなども
経験されていたそう。幼い頃には
ピアノも習っていたそうですが、
あまり身が入らなかったようです。
「母が小学校教員だったので、
 ピアノもやっていて、家にもあったんです。
 姉と妹はピアノ教室に通っていて、
 僕も母に連れられて教室へ行ったんですが、
 全くピアノに見向きもせずに
 走り回っていたらしくて(笑)
 それを見た先生が母に
『この子は自由に走らせていたほうがいいですよ』と。
 今思うと、ちゃんと習っておけば
 良かったなって思います。」

そんな町田さんが最初に買ったCDは、
175Rの『空に唄えば』でした。
「田舎のスポーツ少年がこの曲に
 背中を押されたというか、
 元気がもらえるなと思って買いました。
 たしかTSUTAYAで試聴して気に入って、
 自分のお小遣いで買ったんだと思います。」
他にもポルノグラフィティや
BUMP OF CHICKEN、Aqua Timezなども
好んで聴いていたとのこと。
ちなみに『J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE』
にポルノグラフィティの岡野昭仁さんが
出演された年には、
姉と妹と一緒に観に行ったとも明かしました。

町田さんは高校生の頃にダンスを始め、
それがきっかけで芸能界に入ったとのこと。
「もともと音楽ライブは
 自分からあまり観に行くほうではなく、
 実は観客として観るよりも先に、
 サポートダンサーとして
 ステージに出るほうが早かったんです。
 でもこの仕事を始めてから
 観に行くようになりました。」

最近、特に印象に残っているライブとして
挙げたのは、藤井風さんのステージ。
「オンラインで観たんですが、
 衝撃を受けました。自由で、
『これがライブなんだ!』
 って思いましたね。
 熱量が画面越しにも伝わってきて、
 唯一無二で素晴らしかったです。」

町田さんは現在配信されているNetflixドラマの
『グラスハート』にて、
カリスマギタリスト・高岡尚を演じています。
その影響か、最近聴いている音楽を伺うと、
技巧派ギタリストの名前が挙がりました。
「いろいろとギタリストの映像を見ていて
 出会ったのが、マテウス・アサトさん。
 歌うようにギターを弾く人を初めて見て、
 鳥肌が立ちましたね。ずっと聴いています。
 あとはアメリカのバンド、ポリフィア。
 ちょっとテクノの雰囲気もあって、
 本当にギターで弾いているんだろうかって
 思うようなサウンドでした。」

韓国の音楽プロデューサー・DOKOにも
注目しているそうです。
「僕が最初に知ったのは、
 ドラマや映像作品の劇伴、挿入歌でした。
 すごく耳に残って、
 自分で調べて聴くようになりました。
 美しい声です。」

韓国の映像作品は昔からよく
チェックしているとのことで、
その魅力を尋ねると、
「個人的な感想ですが、
 役者目線で一つすごいと思うのは、
 感情の幅です。僕がやったら
『大げさだよ』って言われそうな表現も、
 全く大げさじゃなくて、
 エモーショナルなんです。
 感情の起伏や波、幅と深みがあるからこそ、
 言葉が違っても、観る人に伝わるものが
 たくさんあるんだろうなって思います。」
と語りました。

韓国の作品以外で町田さんが
衝撃を受けた映画として挙げたのは、
デイミアン・チャゼル監督の
映画『セッション』でした。
「一人で映画館に行って、
 前の席を飛び越えそうになるぐらい
 集中して観ました。それほど衝撃でしたね。
 実はその後、デイミアン・チャゼル監督と
 対談する機会があったんですが、
 彼はものすごいオタクで、
 作品の意図などもいろいろ話してくれました。」
と振り返りました。

さて、番組では
「大人の☆生 サッポロ生ビール黒ラベル」
を飲みながら音楽トークをしていることにちなんで、
ゲストの皆さんに
「大人になった1曲」を伺っています。
この質問で町田さんが選んだ1曲は、
JUDY AND MARYの「そばかす」でした。

「僕がこの曲を知ったのは、
 アニメ『るろうに剣心』がきっかけで、
 まだ小学校に上がるか上がらないか、
 ぐらいの頃だったと思います。
 今回出演している『グラスハート』で、
 YUKIさんと共演させていただいたんですよ。
 いろいろお話しているうちに、
『これは現実なのか』と思うぐらい
 童心に帰ってしまって。
『自分もこういう気持ちになるんだ』という
 新たな発見がありましたが、
 同時に『自分も大人になったんだな』
 とも感じました。YUKIさんは当時と
 全然変わっていなくて、
 本当にびっくりしました」

さて、現在配信中で町田さんが出演している
Netflixシリーズ『グラスハート』が
大きな話題となっています。
本作は、天才音楽家・藤谷直季が率いる
新バンド「TENBLANK(テンブランク)」の
活躍を描く青春音楽ラブストーリーです。

主演の佐藤健さん、
本日のゲスト町田さんをはじめ、
宮崎優さん、志尊淳さん、
菅田将暉さんなど豪華キャストが出演しており、
ライブシーンは複数の会場で実際に
演奏・撮影が行われました。
町田さんはギタリスト・高岡尚を演じるまで、
ギターにはほとんど触れたことがなかったそうで、
それにはクリス・ペプラーも驚いていました。

7月31日に行われた作品の
世界最速試写会イベントでは、
サプライズライブも披露されたとのこと。
クリス・ペプラーが
「誰がやろうと言い出したの?」と質問すると、
「佐藤健くんです!」と即答。
「600人ほどのお客様の前で演奏したんですが、
 健くんの無茶ぶりがすごいんです!
 天才音楽家の役なんですけど、
 本当に役そのもので
 周りが振り回されるんですよ(笑)」
と明かしました。

撮影中にも逸話があったようで、
「ライブシーンがたくさん出てくるのですが、
 リハーサルで突然『ここ、2小節伸ばさない?』
 みたいなことを言い出すんです。
 僕らは『待って!練習していないから出来ない!』
 と思っても、『大丈夫でしょ』と言われて、
 みんな必死になって演奏していましたね(笑)」
と振り返りました。

ライブ以外のラフに演奏しているシーンでは、
自然に振る舞うのが難しかったと語った町田さん。
事前準備の1年間、撮影期間の8ヶ月、
毎日のようにギターを練習し、
マイギターも購入したとのこと。
「エレキなんですけど、
 自分のファンイベントでも生で弾きました。
 今回はそんなに機会はなかったんですが、
 ワウペダルとか使いたいなって思っちゃいますね。
(『グラスハート』で共演している)
 藤木直人さんもギターがお好きで、
 いろいろ教えてもらったので、
 いつか手に入れたいです。
 あとは、健くんが僕の誕生日プレゼントに
 アコースティックギターを
 プレゼントしてくれたんですよ。
 ギターにハマっています。」

劇中バンド・TENBLANKは、
現実でもデビューアルバムをリリース。
野田洋次郎さん、太志さん、
川上洋平さんなども楽曲提供で参加しており、
その完成度の高さから大きな評判を呼んでいます。
そして、10月11日には
ぴあアリーナMMにて、
1日限りのファンミーティング
『TENBLANK from “Glass Heart”
 FAN MEETING feat. Takeru Satoh.
 Yu Miyazaki. Keita Machida. Jun Shison』
が開催されます。収録時点では
内容はまだ決まっていないようで、
少し不安そうな様子でしたが、
「本編でずっと演奏してきた楽曲なので、
 新曲でなければどうにかやれる気がします。
 心の準備だけして、
 いろいろ思い出しています。」と語りました。

撮影中は共演者同士、
会話も思い出せないほど、
それぞれの楽器に没頭していたという
Netflixシリーズ『グラスハート』。
本編、そしてTENBLANKのデビューアルバムも
ぜひ、チェックしてください!

町田啓太さんの情報はこちらから
『グラスハート』の情報はこちらから

さて、次回はロックバンド
Cody-Lee(李)のベーシスト、
ニシマケイさんが登場。
これまでどんな音楽に影響を
受けてきたのでしょうか?
クリス・ペプラーとのベース談義もお楽しみに。

OMIYA

もつ煮
群馬県出身の町田さんが
お持ちになったおみやは
群馬の郷土料理とも言われる「もつ煮」

スタジオにいい香りが広がっていました!
黒ラベルとの相性も
もちろんバッチリです!

MUSIC

  • 空に唄えば / 175R

  • アポロ / ポルノグラフィティ

  • 天体観測 / BUMP OF CHICKEN

  • 決意の朝に / Aqua Timez

  • 花 (Fujii Kaze Stadium Live "Feelin' Good")
    / 藤井風

  • Maria / Mateus Asato

  • G.O.A.T. / Polyphia

  • Psycho / DOKO

  • Overture - From “Whiplash”
    / Justin Hurwitz

  • そばかす / JUDY AND MARY

  • MATRIX
    約束のうた
    永遠前夜
    旋律と結晶
    / TENBLANK

  • Sky Church Hymn #9
    / David Sancious & Tone

    町田さんとのトークを受けて
    クリス・ペプラーが選んだ
    1曲はこちら!