SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE X INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2025.07.05 ON AIR
今週は福岡在住の4ピースバンドmuqueから、
ギタリストのKenichiさんをお迎えしました。
音楽好きの両親のもとに育ったため、
ライブに行くのも早かったそう。
「僕の記憶の中にあるのは...

大学の同級生や、
もともとバンドを組んでいたメンバーで
2022年に結成したmuque。
当時はコロナ禍だったこともあり、
あまりライブはおこなわず、
楽曲制作をメインに活動しており、
最初は顔出しもしていなかったそうです。

そんなmuqueのギタリスト
Kenichiさんは長崎県出身。
初めて買ったCDは2009年にリリースされた
B'zのアルバム『MAGIC』だったそうです。
「もともと両親がB'zをよく聴いていて、
 僕も好きだったんですけど、
 この『MAGIC』にはタイアップソングが
 たくさん入っているんですよ。
 日常で聴いている音楽がこのアルバムに
 詰まっているんだって思うと、
 すごく欲しくなって、
 当時中学1年生だったんですけど、
 両親と一緒に買いに行った記憶があります。」
と振り返りました。

ハードロックを好んで聴いていた父親の影響で、
Kenichiさんも早いうちから
同じような音楽に触れていたとのこと。
「ディープ・パープルやAC/DC、
 ブラック・サバス、ガンズ・アンド・ローゼズとか、
 この辺りは父親の影響で聴きました。
 保育園の送迎の車の中でも
 ハードロックが流れていて、
 僕は「ハイウェイ・スター」を
 熱唱していたらしいです(笑)」
と話しました。

高校生になって
何か変わったことを始めたいと感じ、
ギターを手にしたKenichiさん。
「家に父のギブソンのSGがあったんです。
 それを手に取って、
 父親に教えてもらったのがスタートですね。
 実はこのSGは僕が生まれた時に、
 テンションが上がった父が
 購入したものなんです。
 今も家にあって、
 以前のバンドではメインで使用していました。
 本当に父親から受けた影響は大きいです。」
と語りました。ちなみにKenichiさんが
初めてギターでコピーした曲は、
ディープ・パープルの
「Smoke On The Water」だったそうです。

Kenichiさんは最初に
SGを手にしたことから、
AC/DCのアンガス・ヤングが
好きなんだそうですが、
他に影響を受けたギタリストを伺うと、
システム・オブ・ア・ダウンの
ダロン・マラキアンと、
キルスウィッチ・エンゲイジの
アダム・ドゥトキエヴィチという
2人の名前を挙げました。
「muqueの前は完全にこういった
 歪んだサウンドを追求していました。
 この人にしかないっていう
 サウンドが自分の中では重要で、
 システム・オブ・ア・ダウンは
 バンド自体、聴いたらすぐに分かりますよね。
 とてもリスペクトしています。」
キルスウィッチ・エンゲイジの
「In Due Time」という曲は、
Kenichiさんがラウドミュージックに
のめり込むきっかけの曲なんだとか。

音楽好きの両親のもとに育ったため、
ライブに行くのも早かったそう。
「僕の記憶の中にあるのは、
 小学生の頃に母親と観に行った
 スピッツなんですが、
 今回改めて両親に訊いてみたんですよ。
 そうしたら当時長崎の
 佐世保で開催されていた、
『西海アメリカンフェスティバル』で、
 元ディープ・パープルのグレン・ヒューズと
 ジョー・リン・ターナーのライブがあって、
 それが最初だったみたいです。
 ちょうど車で「ハイウェイ・スター」を
 熱唱していた時期で、
 目を輝かせてライブを観ていたらしいんですけど、
 記憶にはないんです(笑)
 もう少し覚えていたかったですね。」

そんなKenichiさんが
これまでに観たライブで
特に印象に残っているのは、
昨年のマルーン5の来日公演だそう。
「自分が予想してた
 何倍もライブバンドでしたね。
 ギターのジェームズ・ヴァレンタインの
 サウンドがツボでした。
 僕らmuqueも音源とライブで
 違うようにするのはテーマの1つなんです。
 ライブでは生感を大切にしたいっていうのがあって、
 そこもライブの注目ポイントとして
 観てもらえたら嬉しいです。」

最近注目しているミュージシャンのお話も。
「Moonic Productionsっていう
 フィンランドの音楽系YouTuberでして、
 基本的にカバー系のチャンネルなんですけど、
 例えばシステム・オブ・ア・ダウンが
 TOTOの「Africa」をやったらとか、
 マイケル・ジャクソンがメタリカの
「Enter Sandman」をやったらとか、
 そういうモノマネを
 たくさんやっているんですけど、
 めちゃくちゃ上手いんですよ。
 面白いので、
 ぜひチェックしてほしいです。」

さて、番組では
「大人の☆生 サッポロ生ビール黒ラベル」
を飲みながら音楽トークをしていることにちなんで、
ゲストの皆さんに「大人になった1曲」を伺っています。
この質問でKenichiさんが選んだ1曲は、
フィアレス・フライヤーズの
「Introducing the Fearless Flyers」でした。
「大学の時に、友達からVulfpeckを
 教えてもらったんですけど、
 その時は全然分からなかったんです。
 インストっていうのもあまり刺さらなくて。
 その後、大学を卒業して、
 スタジオでバイトをしていたんですが、
 そこで一緒に働いていたドラマーの先輩が
 ネイト・スミスが好きで、
 彼が参加している
 このバンドを聞かせてくれたんです。
 そしたらこの
 「Introducing the Fearless Flyers」が
 めちゃくちゃかっこ良かったんですよ。
 歪んだギターのイメージから、
 このタイトなカッティングの
 気持ちよさにやられて、
 自分の道が開けた感じがした一曲ですね。」

Kenichiさんがギターを務めるmuqueは
先月NEW EP『DOPE!』をリリースされました。
海外で「ヤバい」を意味するスラング
“DOPE!”をタイトルに掲げ、
今メンバーたちがそう感じるサウンドを
詰め込んだ作品となっています。
収録曲「The 1」はTVアニメ
『ONE PIECE』のエンディング主題歌として
書き下ろされ、こちらはトラック数が
バンド史上最多になったという、
こだわりがたくさん
詰め込まれた1曲となっています。

そしてmuqueは全国10箇所をまわるツアー
「MUQUE TOUR 2025 "RIDE ON !"」
をスタートさせています。
「muqueは音源とライブが本当に違うので、
 そこをぜひ、一緒に体感してほしいと思います。」
とライブへのこだわりを述べ、
この日を締め括りました。

muqueの情報はこちらから

さて、次回お迎えするゲストは、
湘南乃風のメンバーで、
レゲエ Dee JayのHAN-KUNです。
OTOAJITO初登場となるHAN-KUNですが、
これまでどんな音楽に
影響を受けてきたのでしょうか?
レゲエとの出会いなど詳しくお話を伺います。
ぜひ、次回もお聴きください!

OMIYA

十二堂えとや「梅の実ひじき」
十二堂えとやさんは
福岡・太宰府の企業なんですが、
以前タモリ倶楽部で
「お酒に合うおつまみふりかけ」という企画があり、
タモリさんがこの「梅の実ひじき」を絶賛されていたので
是非クリスさんにも召し上がっていただきたく
チョイスしました。(Kenichiさん)

クリス・ペプラーも一口食べて大絶賛!
酸味が夏の雰囲気を演出し、
黒ラベルの濃厚さにもジャストミート。
お取り寄せも出来るようです。

MUSIC

  • イチブトゼンブ
    DIVE / B’z

  • Burn
    Highway Star
    Smoke On The Water / Deep Purple

  • B.Y.O.B. / System Of A Down

  • In Due Time / Killswitch Engage

  • Devil's Road
    / Hughes Turner Project

  • 空も飛べるはず / スピッツ

  • Crossroads [Live] / Char

  • Harder To Breathe [Live] / Maroon5

  • Enter Sandman
    (In the style of Michael Jackson) / Otu

  • Introducing the Fearless Flyers
    / The Fearless Flyers

  • cheers
    The 1
    ghost / muque
    “Later” - Rock ver. / muque

  • King of Nothing / Drift Lab

    Kenichiさんとのトークを受けて
    クリス・ペプラーが
    選んだ1曲はこちら