番組には2016年以来、
9年ぶりのご出演となったMs.OOJAさん。
前回から今回の間に聴く音楽のテイストが
少し変わったとのことで、
前半はそんなお話からスタートしました。
「聴く音楽はだいぶ変わりましたね。
ちあきなおみさんがサブスクを解禁されて、
よく聴いています。
「冬隣」っていう曲があって、
これは泣けますよ。
やっぱり歌声が本当に素敵で歌もお上手。
実際に歌ってみると、
めちゃくちゃ難しい曲ばかりです。
偉大さを感じます。」と話しました。
演歌をよく聴いており、
その影響は自身の歌唱法にも
表れているとのこと。
「ここ何年かで歌唱法を
少し変えているんですけど、
歌唱法の行き着くところは
演歌なのかなって
個人的には思っているんです。」
そんなMs.OOJAさんは
『流しのOOJA』というシリーズで、
歌謡曲のカバーをおこなっていますが、
演歌のカバーはまだやっておらず、
「いずれやってみたい」とも述べました。
最近観たライブについてのお話も。
「3月にINABA/SALASを観に行きました。
B'zのライブは何度も行っていますが、
INABA/SALASは初めてで、
めちゃめちゃカッコよくて
ビックリしましたね。
自分の想像を超えてくるカッコ良さ。
度肝を抜かれるパフォーマンスで、
私もまだまだ
頑張らなければいけないって
思いましたね。」
稲葉浩志さんとコラボをするのは
Ms.OOJAさんにとって夢なんだそう。
「子供の頃からずっと聴いていて、
ライブも観に行かせていただいていますが、
本当に日本で1番のボーカリストだと
思っています。」と話しました。
ちなみに特に意図は
していなかったそうですが、
『流しのOOJA 3』には稲葉さんも
カバーをした沢田研二さんの
「勝手にしやがれ」が収録されており、
番組では沢田さん、稲葉さん、
そしてMs.OOJAさんの歌う
「勝手にしやがれ」の
聴き比べもおこないました。
そんなMs.OOJAさんが
人生で初めて観たライブは
SOPHIAだったんだとか。
「たしか高校1年生の時ですね。
名古屋のセンチュリーホールに行って、
3階席の1番上のほうの席。
ほとんど見えないんですけど、
ライブに来た喜びと、
生の声が聴けた喜びを
感じたのを覚えています。」
当時の光景もよく覚えているとのことで、
Ms.OOJAさんが人前で
パフォーマンスをするようになった、
1つのきっかけになったとも話しました。
人生を変えたと思う
1曲についても伺いました。
「自分の曲で申し訳ないんですけど、
「Be...」という曲がありまして、
これはデビュー2年目にリリースした、
初めてドラマのタイアップに
していただいた曲なんです。
歌詞の書き直しを何度もやって、
OKが出たと思ったら、
レコーディング当日にも
書き直しになっちゃったんです。
スタッフが待つ中、5、6時間かけて
スタジオで書きました。
でもドラマが始まって、
本当にたくさんの方々に聴いていただいて、
自分の世界が変わった曲だったので、
書き直しを言っていただいたことにも
感謝しています。」
歌詞に関しては、
現在はファンから貰った手紙に
影響を受けることも多いそう。
「皆さんいろんなことを綴ってくれるんです。
自分の人生や今思っていること、
私の歌を聴いて、
こんなことを乗り越えました、とか。
自分より年齢が上の方も
いらっしゃるんですけど、
皆いろんなことを乗り越えて、
今も生きているんですよね。
そういったお手紙を読んで、
私の中で噛み砕いて、
歌詞にするというか、
自分が届けたいことを考える
刺激になっていますね。」と話しました。
さて、番組では
「大人の☆生 サッポロ生ビール黒ラベル」
を飲みながら音楽トークを
していることにちなんで、ゲストの皆さんに
「大人になった1曲」を伺っています。
この質問でMs.OOJAさんが選んだ1曲は、
松原みきさんの
「真夜中のドア〜Stay With Me」でした。
「歌番組に出させていただいた時に
この曲を歌ったんですね。
それが10年ぐらい前だったんですけど、
昔から母にこの曲を
オススメされていまして、
いつか歌ってほしいって
言われていたんです。
だけど昔の曲っていう
イメージがあって
興味が持てなかったんですよ。
でも歌番組で初めて歌った時に、
めちゃめちゃカッコいい曲だなと思って、
いわゆる80年代とか70年代の曲を、
カッコいいなって思える自分になれたのは、
大人になったなって思った瞬間でしたね。」
Ms.OOJAさんは北海道で
ラジオ番組を担当しており、
札幌でミュージックバーに行ったところ、
同じような年代の音楽に
たくさん触れる機会があり、
それが『流しのOOJA』シリーズに
繋がったとも明かしました。
そんなMs.OOJAさんは
2年半ぶりのオリジナルアルバム
『最終回』をリリースされました。
「(タイトルの)『最終回』、
気になりますよね。
人生にはいろんな最終回があって、
そこにフォーカスを当てることで、
皆さんの今が
より良いものになればいいなと、
そんな思いを込めた曲を作って、
アルバムのタイトルにもしました。
40代に入って、
20代、30代と比べると、
いろんな別れというものを
経験するようになりました。
そして、これからもそんなことが
続いていくだろうなと。
ファンの皆さんからいただいたお手紙にも、
いろんな最終回を乗り越えて、
今ここにいて、
心にずっと残る最終回もあれば、
気がついたら、
あれが最後だったなみたいなこともあって、
そういうところも
大切にできたら良いなと
思いながら作りました。」
亀田誠治さんをはじめ、
国内だけに留まらず
海外のプロデューサー陣も参加した全10曲。
ぜひ、お楽しみください。
そして、5/11からは
『Ms.OOJA 流しのOOJA総集編 TOUR』
がスタートします。北海道を皮切りに、
熊本、京都、富山、東京をまわります。
チケット完売の会場も出ていますので、
気になった方はお早めに。
クリス・ペプラーは
青江三奈さんの「伊勢佐木町ブルース」を選曲し、
この日のトークを締めくくりました。
Ms.OOJAさんの情報はこちらから
さて次回は、東京事変、
the HIATUSのメンバーとしても
おなじみの鍵盤奏者、伊澤一葉さんをお迎えします。
OTOAJITOには初登場となりますが、
いったいどんな音楽ヒストリーを
お持ちなんでしょうか?
詳しくお話を伺いたいと思います。
次回もお楽しみに。
STONE ROLLS さばハリッサ
唐辛子をベースにクミン、
ガーリックなどで調味した
地中海生まれの香辛料「ハリッサ」を合わせた鯖缶
クリス・ペプラー大絶賛!
スタッフも個人的に買いに走った1品です。
黒ラベルと合わせてお楽しみください。
冬隣 / ちあきなおみ
天城越え / 石川さゆり
Fly Me To The Moon / 八代亜紀
Burning Love / INABA / SALAS
勝手にしやがれ / 松本孝弘,稲葉浩志
勝手にしやがれ / Ms.OOJA
勝手にしやがれ / 沢田研二
だからその手を離して / B’z
街 / SOPHIA
真夜中のドア 〜 stay with me
/ 松原みき
最終回
Hidamari / Ms.OOJA
伊勢佐木町ブルース / 青江三奈
Ms.OOJAさんとのトークを受けて
クリス・ペプラーが
選んだ1曲はこちら!