東京都出身の紬衣さん。
小学校4年生の時に、
家族でROCK IN JAPAN FESTIVALに
行ったことがきっかけで
音楽が好きになったそうです。
「いろんなバンドのライブを初めて観て、
ステージに立っているアーティストが
カッコいいなと思ったのを覚えています。
それで憧れを持ちました。」
この経験が影響し、
翌年にエレキギターを買ってもらい、
自身でも音楽を演奏し始めたとのこと。
「スクワイヤのテレキャスターを買ってもらいました。
最初はSHISHAMOさんの曲をコピーしていましたね。
ほぼ全曲弾けるくらい、大好きでした!」
と話しました。
そこからずっと1人でギターを演奏していた
紬衣さんは高校に入り、
軽音楽部で出会ったメンバーと
Conton Candyを結成。
「うちの軽音楽部は強くて有名だったんです。
メンバーのベースとドラムは双子なんですが、
2人とも軽音楽部が強い高校に
入ろうと思って進学したって言っていました。
私も将来の夢がバンドマンになることだったので、
とりあえずやってみようということで
入部したんですが、ライバルは多かったですね。」
紬衣さんがメンバーと出会った軽音楽部には、
先生と先輩がバンドメンバーを決める選抜制度があり、
Conton Candyもそのルールで
組まれたバンドなんだそう。
「選抜バンドなのにいい曲が書けないの?
みたいな視線も感じましたし、
選抜バンドだから自分たちで
軽音楽部を引っ張っていかないといけない、
そんな責任感も結構ありました。」
さらに基本的にはオリジナル曲しか
演奏してはいけないという決まりもあったそうです。
高校時代から手探りで曲作りを
進めていた紬衣さんが、
大きく影響を受けたのは、
ELLEGARDENと銀杏BOYZの2バンド。
「私にとっての二大巨頭ですね。
ELLEGARDENは細美武士さんが書く
メロディが本当に大好きで、
たぶん歌詞がのっていない、鼻歌の状態でも
名曲なんだろうなって思うんです。
メロディの振り幅というか、
この音程が来たら泣いちゃうよ!
みたいな構成を作るのが素晴らし過ぎて、
私が目指すミュージシャンの1人です。」
細美さんとは音楽フェスで
会話をする機会があったそうで、
「好き過ぎて、細美さんが尖っていた時代の
エピソードも知っていたので、
ちょっと怖い人なのかなって思ってたんですよ(笑)
だけど、すごく優しくて、
人間としての温かみを感じました。」
と振り返りました。
銀杏BOYZはボーカル峯田さんの歌詞が
好きだと話した紬衣さん。
中でも、「BABY BABY」という楽曲は、
人生を変えるほどのインパクトがあったそう。
「峯田さんは言葉というより、
意味を歌っているような気がするんですよ。
自分の弱みやダサい部分を
歌詞にしているのが人間らしくて、
影響を受けています。「BABY BABY」は、
私がどん底に落ちていた時に響いた曲ですね。
私も同じように、落ち込んでいる人に
音楽を届けたいと思って、
同じタイトルの曲を作りました。
完全にリスペクトです。」
紬衣さんはプロとして活動する現在も
よくライブに足を運ぶそうで、
自身が出演したフェスでも時間があると、
他のアーティストのパフォーマンスを観て
楽しんでいるとのこと。
これまでに印象的だったライブを伺うと、
ゆずの名前が挙がりました。
「小さい頃に東京ドームかどこかで観たんです。
2人のハーモニーがスゴ過ぎて、
特に「虹」っていう曲は、
聴いていると自分が浮いて、
どこかに行ってしまうような
感覚になりました。」と話しました。
生まれて初めて観たライブは、
冒頭で記したROCK IN JAPAN FESTIVALに
出演していたONE OK ROCKのステージだったそう。
「当時メガネをかけていたんですけど、
人にぶつかられてメガネがずれちゃって、
ちょっと気持ちが落ちちゃったんです。
でもその後に、
「C.h.a.o.s.m.y.t.h.」という曲を演奏されていて、
『めちゃめちゃいい歌!
素敵なバンドだ!』って感動して、
落ちた気分を取り戻した記憶があります。」
と語りました。
1月13日が「成人の日」ということで、
現在22歳の紬衣さんに
20歳の頃のエピソードも伺いました。
「成人式に行った時は
久しぶりに会う懐かしい友達とかがいましたね。
当時はコロナが流行っていて、
みんなマスクだったんですよ。
小学生か中学生の頃の
仲良しの友達がいたんですけど、
金髪になっていて、メイクもしているから
『久しぶり!』って言われたのに
全然誰か分からなくて(笑)
『ごめん、分からない』って言って、
めっちゃ失礼なことをしてしまいましたね。」
他にもバンドメンバーと集まって
着物姿で一緒に写真を撮ったことなども話しました。
さて、番組では
「大人の☆生 サッポロ生ビール黒ラベル」
で乾杯していることにちなんで、
ゲストの皆さんに
「大人になった1曲」を伺っています。
この質問で紬衣さんが選んだ1曲は、
銀杏BOYZの
「なんとなく僕たちは大人になるんだ」でした。
「銀杏BOYZの曲は、
峯田さんの歌詞が等身大だから、
(聴いていると)自分自身に目を向ける
機会が多くなるんです。この曲には
『なんとなく僕たちは大人になるんだ
やだな やだな』っていう歌詞があって、
本当に嫌だなって感じるんですよ。
でも、なんで嫌なのかって考えると、
本当に自分が大人になっているからなんですよね。」
そんな紬衣さんが
ボーカル&ギターを務めるバンド、
Conton Candyは昨年10月に
1stフルアルバム
『melt pop』をリリースしました。
“入門盤”であり“完全盤”とも紹介される本作は、
バンド結成からの5年間がぎゅっと詰まった
1枚となっています。
「私が曲を作った意味がしっかりと
盤になった実感があります。
自分が思い描いたものが
形になった1枚ですね。
周りの友人も聴いてくれていて、
『ベスト盤っぽいよね』って
言ってくれるのが嬉しいです。
みんなそれぞれ好きな曲が違うのも嬉しいですね。
お父さんは
『曲順が良いよね!』って褒めてくれました。(笑)」
そして1月17日にはTVアニメ
『SAKAMOTO DAYS』のエンディングテーマとして
書き下ろされた楽曲、「普通」が配信スタートされます。
Conton Candyにとって
初のアニメ作品への書き下ろしになったとのことで、
「今までは自分の実体験から
曲を書くことばかりだったので、
誰かに憑依して書いていくのが
新鮮で面白かったです。」と話しました。
4月4日にはZepp Shinjukuにて、
Conton Candy ONEMAN LIVE 2025“3 PEACE??”も
開催予定です。2025年、これから更なる
飛躍が期待されるConton Candyの動きに注目です!
詳しい情報はConton Candyの
ウェブサイトをチェックしてください。
Conton Candyの情報はこちらから
さて、来週1月18日は番組初登場!
6人組バンド、Lucky Kilimanjaroから
ボーカルの熊木幸丸さんをゲストにお迎えします。
昨年結成10周年を迎えたラッキリの
フロントマンである熊木さんは、
どんな音楽ヒストリーをお持ちなんでしょうか?
ぜひ、お聴きください!
「一圓」のジャンボ餃子
ビールの大親友!餃子をセレクトしました。
ドでかいんですけど、
お野菜がたくさん入ってるからか
結構バクバク食べれちゃいます?(紬衣さん)
本当にジャンボでインパクト抜群!
もちろん黒ラベルとの愛情もバッチリです!
今夜、この組み合わせいかがですか?
恋する / SHISHAMO
Missing / ELLEGARDEN
BABY BABY / 銀杏BOYZ
BABY BABY / Conton Candy
虹 (LIVE) / ゆず
C.h.a.o.s.m.y.t.h.
/ ONE OK ROCK
2人のストーリー / YUKI
なんとなく僕たちは大人になるんだ
/ 銀杏BOYZ
ファジーネーブル
急行券とリズム
好きなものは手のひらの中
/ Conton Candy
American Idiot / Green Day
紬衣さんとのトークを受けて
クリス・ペプラーが
選んだ1曲はこちら!