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SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2024.05.04 ON AIR
今週は、シンガーソングライターの
橋本絵莉子さんをお迎えしました。
ギターを手にしたきっかけは、
バンドをやっていた,,,

橋本さんは徳島県出身。
幼少時代のことを尋ねると、
引っ込み思案な一方で、
学級委員を務めたり、
絵のコンクルールに
応募してみたりと、
恥ずかしながらも目立つことは
好きだったと答えました。
最初に買ったCDはリンドバーグの
「夢であえたら -Do you love me?-」の
8cmシングルで、
ジャケットに写っている
テディベアの可愛さに惹かれたのが
理由だったそう。
「3曲目にカラオケが
 入っていたんですけど、
 ”黄昏“とか難しい漢字には
 ルビを振って、
 よく歌っていましたね。」
と振り返りました。

小学生の頃からピアノを
習っており、中学、高校時代は
オーケストラ部に入っていたという
橋本さん。ギターを手にした
きっかけは、バンドをやっていた
4歳上の兄の影響だったそうです。
テンポの速いハードコアなバンドを
やっていた兄のライブを見て、
「自分もやってみたい。」と感じた
橋本さんは、クラスにいた音楽が
好きそうな友達に声をかけ、
じゃんけんをして担当する楽器を
決めたそうですが、橋本さんが
ギターを選んだのは、
「なんとなく」だったと明かしました。

ギターを手にした橋本さんが初めて
コピーをした曲は、
Hi-STANDARDの「NEW LIFE」。
兄と同じ3ピースバンドで
演奏したかったとのことで、
どんな曲を演奏すればいいかを
考えていたところ、
兄や兄の友人からHi-STANDARDを
勧められたそう。しかし、それまで
ピアノをやっていた
橋本さんにとって、ギターという
楽器はかなり難しかったんだとか。
「ピアノや(オーケストラ部で吹いていた)
 クラリネットは、
 押さえたところの音が
 出るじゃないですか。ギターも
 そうなんですけど、歪ませて
 アンプで鳴らしたら、
 指の置き方によっては、
 出たらあかん変な音も
 出るんですね。その扱いが
 めちゃくちゃ難しいって
 思いました。」と話しました。
ちなみにバンドに対して、
あまりいいイメージを
抱いていなかった橋本さんの
両親は、橋本さんをバンドの世界に
導いた兄に対してかなり
怒っていたと話し、
クリス・ペプラーを
笑わせていました。

橋本さんは高校2年生で
チャットモンチーを結成し、
そこから様々なイベントへ
出演するなど、バンド活動に
のめり込むようになりました。
その結果、勉強が
おろそかになるなど、他のことに
手がつかないようになり、
「音楽しか真剣に
 やれないかもしれない」と
プロになることを決意。
自分の気持ちを両親に告げると、
それまでのバンド活動に
没頭している橋本さんの様子を
見ていたことから、反対されずに、
その道を応援してくれたそうです。

橋本さんが憧れたミュージシャンを
お聞きすると、名前が挙がったのは
BONNIE PINKさんでした。
兄のライブを見てバンドを
やりたいと思った同時期に、
友人からBONNIE PINKさんの
「犬と月」というCDを借りて
衝撃を受けたそう。
「私もこういう曲を書けたら良いな、
 こんな風に歌えるように
 なりたいなと思ったのを
 覚えています。録音というか、
 ドラムの響き方、音像にも
 ビックリしました。」
と魅力を語りました。ちなみに
BONNIE PINKさんの作品以外で、
聴き込んだアルバムとして
紹介したのは、ジャック・ホワイト
『Boarding House Reach』と、
The 1975『Being Funny in a
Foreign Language』の2枚でした。
橋本さんが語った
この2枚の魅力の共通点は、
“のれる”ということでした。

橋本さんが最近注目するバンド、
ボーイ・ジーニアスについての
お話も。
フィービー・ブリジャーズ、
ジュリアン・ベイカー、
ルーシー・ダッカスの3人からなる
バンドで、最近好んで
聴いているとのことですが、
魅力については
「コーラスワークかなあ。
 すごく綺麗で、3人とも
 ソロで活動しているのに、
 まとまっているのも
 スゴいですよね。それぞれの
 声質に合わせて、ハモリ方を
 決めてるのかな?とか思いながら
 聴いています。良いと思います。
 スゴい!」と語り、
絶賛していました。

さて、番組後半では橋本さんが
これまでに観た、印象に残っている
ライブについても伺いました。
橋本さんが挙げたのは、香川県の
音楽フェス『MONSTER baSH』で
ステージ袖から観た、BEGINの
ライブでした。
「日が暮れた後の
 時間帯だったんですが、
 会場が一瞬にしてBEGINの
 カラーに変わって、その光景が
 幸せで感動しました。」
と振り返りました。
あまりに感動した橋本さんは、
BEGINというバンド名が
改めて良いと感じ、
実家で飼っている犬に
“ビギン”と名付けたそうです。

音楽以外のトークも
盛り上がりました。橋本さんは
読書が好きだということで、
本に出てくる言葉をメモし、
音楽制作に活かしているそうです。
そしrて最近は、
SF作品にハマっているとのこと。
「『三体』を初めて読んだ時に、
 こんな面白い本があるんや!
 って思って、そこから昔の作品も
 調べるようになったんです。」
と述べた後、クリス・ペプラーが
大のSF好きだということを知り、
「ホンマですか!?
 そうなんですね!
 オススメ教えてください!」
と大興奮。
ちなみにクリス・ペプラーが
勧めたのは、
『アンドロイドは電気羊の
 夢を見るか?』などの作品で
知られる、
フィリップ・K・ディックの
諸作でした。

番組では「大人の☆生
サッポロ生ビール黒ラベル」で
乾杯していることにちなんで、
毎回ゲストの皆さんに
「大人になったと感じる曲」を
伺っています。この質問で
橋本さんが挙げたのは、
島倉千代子さんの
「人生いろいろ」でした。
父がこの曲を
好きだったこともあり、幼い頃から
耳にしていたそうですが、その時は
あまり良さが分からなかったそう。
「20代後半の時ですかね、
 改めて歌詞を見ながら
 曲を聴いた時に、
『うん、確かに人生いろいろやわ。』 
 って思ったんです。この質問を
 きっかけに、大人になったのは
 あの時だな、
 って思い出しました。」
と笑いながら答えました。

そんな橋本さんは、
4/24にセカンドフルアルバム
『街よ街よ』をリリースされました。
前作『日記を燃やして』は、
チャットモンチーが解散し、
ソロとして自身の音楽の方向性を
模索しながら作っていたとのことで、
今作ではバンドサウンド、
ライブで鳴らすことを想定しながら
制作されており、そこが大きく
違うところだと明かしました。
曲の種を生み出してから、
時間が経つとその曲のクオリティを
信じられなくなり、
悩むことも多いという橋本さん。
歌詞もアレンジも
「ほんまにこれで
 大丈夫なんかなって
 何回も思います。」と試行錯誤を
繰り返しているとのこと。
リリースされた『街よ街よ』でも、
そのこだわり聴こえてくる
はずですので、
ぜひチェックしてみてください。

橋本絵莉子さんの情報はこちらから

さて次回5/11は、
映画監督の相原裕美さんを
お迎えします。この度、
ザ・フォーク・クルセダーズや
サディスティック・ミカ・バンド
などで知られる音楽家・
加藤和彦さんの
ドキュメンタリー映画
『トノバン 音楽家
 加藤和彦とその時代』を完成さえtました。
相澤さんが映画を
撮ることになったきっかけや、
これまでに出会った
ミュージシャンについての逸話など、
あれこれ伺います。
ぜひ、お聴きください。

OMIYA

ポッキー
「昔からの友だちのような存在!」
とお持ちいただいたのは、
言わずと知れたポッキー!
橋本さん曰く、
プリッツの部分が
最近さらに美味しくなったそう。

MUSIC

  • 夢であえたら-Do You Love Me?-
    / LINDBERG

  • NEW LIFE / Hi-STANDARD

  • ハナノユメ / チャットモンチー

  • シャングリラ / チャットモンチー

  • 犬と月 / BONNIE PINK

  • Over and Over and Over
    / Jack White

  • Happiness / The 1975

  • True Blue / boygenius

  • 恋しくて / BEGIN

  • 人生いろいろ / 島倉千代子

  • 踊り場
    私はパイロット
    宝物を探して(街よ街よMix)
    Oh, Cinderella / 橋本絵莉子

  • Suite: Judy Blue Eyes
    / Crosby Stills & Nash

    橋本さんとの
    トークを受けて
    クリス・ペプラーが
    選んだ1曲はこちら!

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