2021.07.17 ON AIR
【ケイティ・ペリー Part2】倖田來未さん、藤原しおりさん登場!

今週は夏の始まりを感じさせてくれるシンガーソングライター
ケイティ・ペリーのPart2!ゲストには引き続き、倖田來未さん、藤原しおりさんをお迎えしました。

■ライブの魅力

グローバー:お二人は初めての出会いがケイティ・ペリーのライブで?
倖田:たまたま席が隣だったという。
藤原:ライブの終わりにお気づきになって藤原さんが声を掛けたんですか?
倖田:どやったっけ?
藤原:わかんないんですけど写真を撮った覚えはあるんですよ。
グローバー:ライブ振り返るとどうでした?その時二人で観た同じライブ。
倖田:ま、歌上手いんですよね、生歌も。MCなんかも結構笑えるっていうか。
藤原:なんか楽しませてくれる。
倖田:お客さんをステージに上げてムチャクチャな事しますよね(笑)
藤原:お茶目。
倖田:うん、お茶目なところがあったりだとか。
グローバー:藤原さんはどんなことを覚えてます?
藤原:バックダンサーの使い方とかを見ちゃうんですよ。
グローバー:ご自身もブルゾンちえみでバックダンサーをお使いになってたから。
藤原:そう、だからどういう風に周りを使うんだろう?っていうのを観ちゃうんですよ。それで、ケイティはめちゃめちゃ多くの女子のダンサーさんを使ってて衣装とかも結構揃えて同じようなシンクロな動きをするっていうのが多いんだ、とか女子の見せ方ってのいうが上手だった。私は結構男子はべらせたい欲っていうのが今でもあるんですけど、女子のダンサーさんと一緒にやるパフォーマンスがこんなに上手なんだなーってのにもう驚いた記憶がありましたね。
倖田:なんかステージとケイティだけじゃなくバックダンサーもセットの一部と言いますか、移動セットみたいな。世界観も彼女たちの衣装とかパフォーマンスでなんかこうビデオで生カメで抜かれた時にその一面を観るだけで分かるような世界観が作られてるっていう感じ。ダンサーっていうよりは世界観、物語。
藤原:役名が付いてるじゃないけど、“不思議の国のアリスを観てる”とかそういう物語を観てる、映画を観てる中に私が入っちゃったみたいな感覚にさせてもらった記憶がありますね。
グローバー:印象に残る曲は?
藤原:「Dark Horse」これは曲の中ですごい重低音がもうずっと響いてるんですけどライブで聴くとその重低音がもう心臓にまで体中に響いて“ライブならではだぁ”って感動して鳥肌が立ったのを覚えてるんですよね。

■藤原しおりセレクト!
「このリリックが最高!響く!歌詞に注目して聴いて欲しいケイティ・ペリー曲TOP3」!!!


3位:Act My Age(2017)

藤原:まず“私は今三十歳”っていうところから始まって“年齢なんて関係ないわ”まあ簡単に言うとそうな曲なんですけど年齢以外にも周りから“あなたこうだよねこうだよね”ってカテゴライズされることは関係なく私は私のペースで私は私のリズムでやっていきますっていう意思がすごく詰まってる。でもどこかに向かって怒りをぶつけてるとか“あれを言われて嫌だったわ”っていうような言い方じゃなくてすごくポジティブにハッピーにそれを伝えてくれてるしそれが素直な気持ちなんだろうなってのがスッと入ってくる。だから自分がじゃあ30代になった時に“あぁ、なんかこういう心持ちで生きて行こう”って素直に思えた曲ですね。

2位:Daisies(2020)

藤原:2020年なんでほんと最近の曲で「デイジー」ってケイティの娘さんの名前にもなってるのでなんかそういう意味も含まれてるのかな?とも思いながらだったんですけど、なんか堂々としてる。“人に何を言われてもしんどいこともあったけどそれをプラスに変えてやってきた”っていうメッセージがすごく詰まってるから、出産もしていろんな賛否両論があってしんどいこともあったけど乗り越えて今こういう清々しい気持ちになってるんだろうなっていうのが伝わってくる曲ですね。“奇抜すぎると言われて叩き潰されそうになったでも何を言われても平気だった居場所は自分で作れるって証明したから”とか英語だとなかなかスッと入ってこない部分あるんですけど和訳を見たりして私はこう噛み砕いたりしてるんですけど、この歌い方もちょっと叫ぶようなっていうか心の声っていう感じがして歌詞を知って余計好きになった曲でもありますね。

1位:Smile(2020)

藤原:これはもうとにかく“ありがとう、ありがとう”っていう、もう終始“ありがとう”って言ってるんですね。でも歌詞をよく見てみると“お待たせしました”っていうか“ちょっと長い間待っててもらったけど私本当に今は嘘なしに元気になったの、ありがとう”って言ってて今私自身と重なるって言ったらおこがましいんですけど、今ちょっとブルゾンちえみから藤原しおりっていう名前に変えて何か新しい自分をスタートさせる時にちょっと自分の中でもお休み期間って言うか自分をちょっとこう調整する期間っていうのを今儲けたりしてて、その時に待っててくれてる人だったり応援してくれてる人がいるっていうのは私は分かってるけど、いつかこういうケイティのスマイルのような歌詞の心境になって帰って来れたらって言うか。なんかバージョンアップして“ありがとう、お待たせしました。でも私本当に新しい姿で帰って来れました”みたいに言える日が来たらいいなと思って個人的にすごく響いた曲だったんですね。スーパースターの考えることってなんかやっぱ分かんないんじゃないかと思うんですけどケイティの曲って全部ちょっと“私もわかる”っていう部分がどこかしらある。手を差し伸べてくれてる一緒に歩いてくれてる感じがして勇気が湧きますね。

■ケイティのメッセージ

グローバー:ケイティからもらえるパワー、メッセージどんなものだと思います?
藤原:“大丈夫”っていう言葉ですかね。“しんどい事もめっちゃあるけど大丈夫よ!”って言ってもらえてる気がする。
グローバー:倖田さんはいかがですか?
倖田:多分同じような気持ちなんだけど、彼女の魅力のひとつである“人間味”というか、大スターなんだけど“なんか私の気持ちをわかってくれてる、理解してくれてる”みたいな。そういう意味では普通の女の子と言うか“いいんだよ、人に合わせる必要なんて無いんだよ、自分の歩幅で歩けばいいんだよ”みたいな“急がなくていい!”みたいなそんなようなメッセージをすごく貰いますね。

■キャッチコピー

倖田:「ケイティ・ペリーとは…愛の塊」である。
自分のことも大切にしてるしファンのことも大切にしてるし、でもどうしてもやっぱり自分を愛するっていうことが私もそうなんですけどなかなかできないっていうか、なんかこう下に見積もる癖があるんですよ、“こんなもんじゃない?”みたいな。じゃなくて上から潰していくって大事やなって思うのがやっぱりケイティなんかを見てるとすごく楽しく上を目指してるっていうか、なんか“楽しく乗り越えて行こうよ”みたいな。“愛で上手くいくんじゃない?”みたいな。そんな様なイメージがあるなっていう。素敵な人と巡り合ってその前にすごく大失恋をしてるんだけどそれがあったから多分今のご主人に出会ってとか、ファンに対して愛が伝わるような楽曲がいっぱいあって、点と点で言うと愛がいっぱい繋がってるなぁーみたいなそんな感じがしますね。

藤原:「ケイティ・ペリーとは…オムライス」である!
ごめんなさい!でもこれがパッと頭に浮かんじゃったんです。なんかすごくポップでみんなに愛される。嫌いな人ほぼ居ないだろう、大人も子供も多分好き。
倖田:開けたら魅力的なねぇ。
藤原:そう、いろんな種類のオムライスがあって大人っぽいソースもあれば中のご飯もいろんな種類の甘いものもあれば大人っぽい味のものもあり、みんなに愛されるっていうのでパッてオムライスが浮かんじゃったんですよね。

2週に渡るケイティ・ペリー、最後は『Last Friday Night』で締められました。

PLAYLIST

Dark Horse ft. Juicy J / Katy Perry

Roar / Katy Perry

Smile / Katy Perry

Never Really Over / Katy Perry

We’ll Be OK / 倖田來未

Last Friday Night / Katy Perry


♪♪♪Spotifyにもプレイリストを掲載していますぜひお聴きください♪♪♪


■放送後1週間は右下のRadikoタイムフリーボタンでお聴きいただけます。
■倖田來未さんの詳しい情報はオフィシャルサイト
■藤原しおりさんの公式Twitterはこちら!

来週のテーマは、今年没後10年となる電子音楽家:レイ・ハラカミ!ゲストには蓮沼執太さん、パソコン音楽クラブ 柴田さんをお迎えします。お聴き逃しなく!