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2016.11.06
塩津圭介さんの思い出の街は「都立家政」。塩津さんの生まれ育った街で、能の稽古場もこちらだそうです。今も能の稽古で3、4日は通っているそうです。
そんな都立家政での思い出のお店は、今は無くなった中学校の頃から通っていた自転車屋さん。当時、親分と慕っていた方から自転車の楽しみを教えていただいたそうです。学校帰りには必ずそこによっていたそうで、お母様が買い物に行く時にお店に寄って、「早く家に帰りなさい」と言われていたそうです。
塩津圭介さんが今暮らしている近くのお気に入りのお店をお聞きすると、広尾にある「ベーカリー&レストラン沢村」だそうです。そこのパン・オ・ショコラと沢村ブレンドが大好きだそうで、休日の早朝に自転車かランニングでお店まで行ってパンとコーヒーを楽しむそうです。
そして塩津さんのお部屋の雰囲気をお聞きすると、あまり物を置かないようにして、物は収納に片付けることを意識して、ロードバイクを部屋の中に置いているそうです。
そして塩津さんはロードバイク以外にも料理にこだわっているそうです。どうしても地方公演に行くと外食ばかりになるということで、東京ではなるべく自炊することを意識されているそうです。その料理の中でも調理器具がかなりマニアックなものをお使いになっていて、お米は銅の釜で火にかけて焚かれて、お湯を沸かすのは南部鉄瓶で沸かされて、フライパンは鉄のフライパンだそうです。
そんな塩津さんはここ数年、ご自身が企画、出演されている若者の、若者による、若者のための「若者能」をされています。
そんな「若者能」は2017年1月21日(土)に水道橋の宝生能楽堂で、体験コーナーや演能中Twitter同時解説など様々なオリジナル企画をされるそうです。
是非チェックしてみてください!
他にも能の無料体験お稽古もされています。塩津圭介さんの公式サイトからお問い合わせで対応されているそうなので、こちらも是非気になる方は体験されてみてはいかがでしょうか?
塩津圭介 オフィシャルサイト
西武鉄道新宿線、都立家政駅。
慣れ親しんだ街にくると、あの頃のことを思い出す。
日曜日、今日も1日稽古だった。
休みの日は、たまには友達とも遊びたい・・・
「けいちゃん、頑張っているかい?」
「はい、ありがとうございます。」
果物屋さん、お魚屋さん、パン屋さん、文房具屋さん。
稽古の帰りに立ちよった都立家政商店街には、僕のことを気にかけてくれる人がたくさんいる。
「毎日稽古も大事だけど、たまには遊ばなきゃな!」
「あ、はい。」
おじさん、気付いていたんだ。
心の声を知られて、ちょっぴり気恥ずかしくなる。