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2016.09.11
いとうせいこうさんの思い出の街は「浅草」。いとうせいこうさんは子供の頃から賑やかで憧れの街だったそうで、今では何十年も浅草に住まれているそうです。
いとうせいこうさんから見る「浅草」は多面的で、商店街にいる旦那衆達が過去の江戸文化をよく知っていて、今のお祭りもきちんとやっているし、かつジャズの事やラテン音楽の事など色んな事も知っていて、こういった人たちと一緒にいた方が自分の人生にとっていいなと思って浅草に引っ越されたそうです。
そんな、いとうせいこうさんが今気になっている街は西日暮里と錦糸町だそうです。特に錦糸町はかなり好きだそうで、浅草と似ているところもありながら、より多国籍的になっている街がいいそうです。
いとうせいこうさんのお家の話をお聞きすると、基本的にはアジアの仮面が好きで色々な所にかかっているそうです。そのため、それに合う家具になっているそうです。
ベランダーのいとうせいこうさんの一番好きな場所はやはりベランダだそうです。現在は何十種類も育てているそうです。
いとうせいこうさんは9月30日、10月1日に東京体育館で「いとうせいこうフェス」を開催されます。気になる方は是非チェックしてみてください!
いとうせいこうオフィシャルウェブサイト
観光客でにぎわう、浅草、「浅草寺」。
年間3000万人が訪れる名所の裏には、お気に入りの場所がある。
「観音裏」だ。
明治11年創業の割烹料亭、昭和29年創業のかりんとう専門店、また、代々伝統を守る、オムライスが絶品の洋食店。
さらに、数年前にオープンした、シュークリームが絶品のケーキ屋さん、そして、おしゃれなバー・・・
新しさが古さを、古さが新しさを迎え入れ、街は、独特の活気に溢れている。
散策していると、着物姿で歩く数名の女性と出会った。
なんだか歩いている姿が初々しい。
もしかすると、普段は、渋谷や六本木が似合う女性なのかもしれないが、今は、なんだか、この街に溶けこんでいる。
日本人がもっている「美しさ」は、この街にはピッタリだ。
秋の風を感じながら、再び散策する事にした。