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2017.04.02

「ELLE DECOR」は、国内外の最新スタイルを紹介、様々な視点から、ライフスタイルやアイディアを紹介している雑誌です。
ファッション誌「エル」のファミリーとして1987年にパリで誕生し、現在、世界33カ国の地域で発行されています。
「今回ですね。春の新生活、あるいは春の新しい生活のためのインテリア術というか、手軽にできるインテリア術みたいなのをお話しできればなと思っています。
基本的に模様替えだったりとか、お部屋をどうやったらうまくインテリアを変えられますかという話をする時に、どうしてもお部屋を平面的に捉えて、そこから変えようとする場合が多いんですよ。例えば平面でお部屋を考えた場合に、じゃあお部屋のインテリアをどう変えるとなったら、そこに置くものを変えますよね。配置だったりとか、置く家具を入れ替えるとか、そういったことで、ついつい考えてしまいがちですけど、もちろんそれもいいですけど、今ちょっとELLE DECORで考えているのがお部屋自体を実際の立体的な空間、要するに容積で考えた時に、お部屋って床もあるし、壁面もあるし、天井もあるし、そこで囲まれた空間なんですね。
ですから、そこのお部屋を住まいの空間をちょっとインテリアを変えたいという時に、実は壁面だったり、床面を変えるのが意外と簡単にお部屋の印象を変える1つのポイントというふうに思っています。例えば、壁面だったらアート作品をちょっと飾ってみるだったり、あるいはチェスト、棚の上にいつも置いているものを変えあり、あるいはカーテンを変えたり、そういったことだけでお部屋の中で壁が占めている、壁面が占めている面積はとても大きいので、そこをちょっと変えるだけで、お部屋の印象っていうのはガラッと変わります。もちろん可能であれば壁紙を気分によって変えるのも1つなんですけど、全部壁紙を変えるのも大変なので、そういった意味でもかけるアート作品だったりとか、壁面に置くものや種類を変えるだけで、かなり印象は変わって来ます。
あと、床に関しては意外と重要で是非とも皆さんにトライしてもらいたいのがラグ使い。どうしても床はラグを敷き詰めちゃおうと思うと意外と大変なんですけど、ラグをパート使い、一部使いでお部屋の床にラグを敷くと、意外とお部屋の中にラグを敷いた分の面積だけ1つの空間になるんですね。ですからお部屋の中に小さな空間を作り出せるという意味でいうと、ラグの使い方はとてもフレキシブルだし、変えやすいし、ラグの使い方をうまく考えるというのは、お部屋の印象を変える重要なポイントになります。」
年6回、奇数月に発売されている「ELLE D ECOR」ですが、現在、4月号が発売中です。
最新号の特集は、「最旬インテリア読本」!
世界のトップデザイナーさんたちによるコーディネート術がたっぷり紹介されています。
また、私の地元「京都」の特集もありますよ。
デジタル版もあるそうなので、ぜひチェックしてみて下さい!!
「ELLE DECOR」