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2017.01.01

三橋さんは、寝具メーカーの研究開発部長を経て、独立。
現在は、講演、執筆、個人相談のほか、ホテルや旅館のコーディネートなども手がけていらっしゃいます。
また、著書、「驚くほど眠りの質がよくなる睡眠メソッド100(ひゃく)」や、「おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本」の監修を手がけるなど、「眠り」のスペシャリストとしてご活躍中です。
そんな三橋さんに伺います。寒い時期でも快適に眠る“コツ”はありますか?
「今のような寒い季節に快適に眠るコツとしては、お部屋を暖かくすることなんですが、まず冷たい空気っていうのは、窓から入ってきますので、窓に断熱シートを貼ったり、厚手のカーテンを長めにかけるなどして、窓際での断熱っていうのをしてみてください。そして冷たい空気っていうのは床の方に溜まりますので、寝具で言えば敷布団側を工夫すればいいんです。寒いとついついかけるもので調整しようとしますけど、あまり沢山かけすぎると体が圧迫されて逆に冷えてしまいます。ですのでかけるものは2〜3枚に留めておいて、あとは毛布を敷布団の上に敷いたり、またはアルミシートってありますが、あれを敷布団の下に敷くだけでも床からの冷気が伝わりにくくなって暖かく眠れるんです。長期の休みの時に普段の睡眠不足を解消するために、たっぷり眠るっていうのはオススメです。ただしあまり直前までダラダラしていると年始の仕事始めが辛くなりますから、仕事が始まる二日くらい前から生活リズムを立て直していって、普段起きる時間プラス1〜2時間くらい前には起きて、太陽の光をしっかり浴びで、体内時計を整えていきましょう。」
快眠セラピスト/睡眠環境プランナー三橋美穂の睡眠情報サイト