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2016.08.14

GOOD LIVING COLLEGE


GUEST:
野菜料理家の庄司いずみさん

玉ねぎだけのハンバーグ、大根だけのおしょうゆカレーなど、野菜だけのシンプルなレシピを発表されている庄司さん。主婦の友社から出版されている「デトックス・ベジシリーズ」をはじめ本も多数出版。また、昨年の2月には、代々木上原に、「庄司いずみベジタブルクッキングスタジオ」という料理教室も、オープンされました。

そんな庄司いずみさんが野菜料理に目覚めたのは、出産後。体の変化を感じたのをきっかけに、食べ物が体に及ぼす影響を実感、野菜中心の生活になったそうなんです。


「野菜中心の生活にしてみて、まず驚いたのがやっぱり肉を食べなきゃ元気にならないっと思ってたんですけど、そんな事はなくて、凄く自分がいつも元気でいられる。風邪をひきにくくなったとか、パワフルでいられるとか、お肌の調子が良くなったとか、美容の面では凄くいい事がたくさんありましたね。野菜料理ってちょっと退屈って思ってらっしゃる方がいらっしゃると思うんですけど、例えば夏だったらサラダだけ、ベジタリアンっていうとサラダだけっていう食事をイメージされる方もいらっしゃると思うし、秋冬だとお煮しめだけみたいな。ちょっと地味で大人しい食事っていうイメージですけれども、工夫すれば野菜だって主役のお料理になりますし、またいつもよりもちょっとスパイスを変えたりとか、合わせるオイルの風味を変えたりとか、薬味を変えたりとかすることで、いろんな表情が変わるので、本当に野菜料理は面白いなと思うし、皆さんにももっと気軽に野菜を生活に取り入れて楽しんでもらいたいなと思っています。」


野菜中心の食事にしてから、生活がガラリと変わったという庄司さんは、その後、ブログを開設し、ご自宅で作った料理のレシピを紹介、発信しはじめます。

そして、そのブログの発信をきっかけに本を出版。今まで、野菜料理の本を、およそ60冊発表していらっしゃるんですね。

そんな「野菜」を使った料理、この夏にオススメの簡単レシピを庄司さんに教えて頂きました!


「夏にオススメな。いろんな料理があるんですけれども、今からトマトが、凄く熟したトマトが出回る季節だと思うんですが、よく熟れた大きいトマトを見つけたら是非試していただきたいのが、リゾットみたいなつゆだくトマト丼という料理なんですけども、こちらは作り方が凄く簡単なんですね。大きいトマトのヘタを包丁で取りますよね。そしたらちょっとできれば、切れ目を入れてちょうど大きさの合う鍋に、できれば厚手の鍋にゴロンゴロンとトマトを入れます。1人につきトマト1個をお鍋に入れて、オリーブオイルをちょっと。それからお醤油をちょっと。それから塩をパラっと回しかけて、蓋をして弱火でじっくり加熱していきます。そうすると15分くらい蒸し煮にするとトマトから本当に綺麗な黄金色のスープが出てくるんですよ。試されてきっとビックリすると思うんですけど、黄金色のスープが出てくるので、それをスープとして召し上がっていただいてもいいんですが、オススメなのは丼にもったご飯に汁ごとザバッとトマトも一緒にドーンと乗っけて、そのトマトの身の部分を崩しながらスープと一緒にいただくんですけども、これが本当にビックリするぐらい美味しい。お茶漬けならぬトマトスープご飯のような感じなんですけども、トマトの甘みと酸味と旨味がギュッと詰まって凄く美味しいので是非、こちらをお試しいただきたいですね。」


夏バテのシーズンにピッタリですよね。冷たくしても美味しそうですし、そんなに難しいものではないので、是非みなさん、参考にしてみてください!


庄司いずみブログ