UR LIFESTYLE COLLEGE

2019.08.04

個性を出す技

窪田さんは、1985年、埼玉県生まれ。
大学卒業後、ハウスメーカーや家具屋での営業を経て、27歳の時に独立。
現在は広告や雑誌、カタログのスタイリング、またモデルルームなどの住空間のインテリアコーディネートまで、幅広く手がけられています。

今回のテーマは、「個性を出す技」です。

「テクニックとしては、まずダイニングの椅子っていうのは、だいたい4脚とか、そのくらい揃えるご家庭が多いと思うんですけど、そういった椅子をデザインとかを揃えずに、あえてバラバラにするっというテクニックがあります。ちょっと聞くと難しくてハードルが高いかなと思いがちですけど、それぞれの椅子に共通点があればチグハグな印象にはなりにくいです。例えば全ての椅子のデザインが丸みを帯びているとか、素材を木のもので統一するとか、色とかも同じようなもので統一するとか、そういった形でやると、バラバラのデザインでもチグハグに見えなくて、統一感が見えます。あとは同じブランドの商品ですとか、同じショップの商品で揃えるっていうのも、1つの方法ですね。同じブランドとか、同じショップのものだと、違うデザインでもフォルムとかそういったものが似ていることが多いので、バラバラでもある程度イメージを統一することができると思います。

なかなかそれでも、自分で考えるのはハードルが高いと思う方は、お店のコーデネーターさんに椅子はバラバラのデザインで購入したいと伝えていただければ、そこで合いそうなものをセレクトしてくれるので、そういった方法もありなんじゃないかと思います。

もう1つ個性を出すためにオススメなテクニックはアンティークのアイテムを入れることです。洋服にも古着の文化がありますけれども、インテリアもアンティークの家具とか雑貨っていうのが近年、特に人気になっていて、それらを入れることでより個性的な空間を作ることができるんじゃないかと思います。アンティークのアイテムっていうのは、本当に同じものが1つとしてないので、空間に取り入れるだけでアクセントになるし、空間に時間という要素をプラスすることができるので、より深みのあるお部屋を作ることができます。アンティークの椅子とかキャビネットとか、テーブルとか、そういったものを入れるだけで、グッと空間が個性的になるんですですけれども、なかなかそういったものだと、最初からハードルが高いかなと思うので、最初はアンティークのカメラやアンティークの花瓶とか、食器とか、そういったインテリア雑貨から取り入れてみてはいかがかなと思います。」

自分だけのオリジナルのお部屋を作る、ハードルが高いなと思う方は、まずは雑貨からチャレンジしてみてはいかがでしょう。

窪田俊 インテリアスタイリスト/ Shun Kubota Interior Stylist

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