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2022.03.31
- 「昔話語ったことある!?」
- 暮らしが芽吹く朝時間、あなたの今日が最高1日になるように、
暮らしを豊かにしてくれるヒント=種を
あなたと一緒に見つけて育てていく番組、
今朝のテーマは「昔話語ったことある!?」
メール、ツイッターInstagramでは…
「おばあちゃんのオリジナルの昔話の語りが好きだった」
「子供たちはいつも爆笑していた話が合って…」などなど
各ご家庭で語られてきた昔話のメッセージ、いただきました。
今回は、昔話の木曜日、後編!

- 昔話が受け継がれるには“声の力”が重要
- 親や先生から言われたことなど人から言われたことで
耳に残っていることはいっぱいありますよね。
言葉を覚えている=声も耳に残っていることも多い
昔話を語る上で注目したいのが、その「リズム」。
同じできごとは、同じ言葉で繰り返す。
- だいたい3回繰り返すことが多い
- 音楽も同じメロディーで、繰り返すもので、例えば
シューベルトの子守唄なども代表的な例。
つまり、日本の昔話も2回同じことがあって、3回目が長い。
三兄弟の話も三男に失敗したり、何か出来事があるので
三男の話は長くなる、でも一番大事なエピソードであることが多いそうです。
- 昔話は“子供を飽きさせない語り方”
- 創作の児童文学の場合は描写が入っていますが、
実は昔話は描写がなく、出来事・行動を語っています。
大事なことだけ語っているんです。
「本」ではなく、「口」で語るもの。
だから余計な描写は向いていないのと同時に
子供を飽きさせない、ヒントがあるのかもしれません。
語り方のポイントは、小澤さんの本の中にも詳しく書かれています
『昔話の扉をひらこう』著:小澤俊夫
>>>HPはこちら<<<

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