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2022.03.23
- 「 今でも覚えている昔話は? 」
- 暮らしが芽吹く朝時間、あなたの今日が最高1日になるように、
暮らしを豊かにしてくれるヒント=種を
あなたと一緒に見つけて育てていく番組、
今朝のテーマは「 今でも覚えている昔話は? 」
と、言うわけで、2週にわたって「昔話」を掘り下げました!
メール、ツイッターInstagramでは…
「桃太郎。子どもたちの読み聞かせでも良く登場しました。
それから、笠地蔵。ほっこりじんわりします。」
「Eテレの"昔話法廷"を観ていると、結構覚えているものだなぁと思います。」
と、みなさま記憶に新しい模様!

- 国際的な昔話研究者で筑波大学名誉教授の小澤俊夫さんが登場!
- 日本だけでなく海外でもフィールドワークを通してさまざまな
昔話を現地の方に聞かれて研究している小澤さん。
筑波大学を定年退職後、92年からは昔話に興味を持つ方への学び場として
全国各地で「昔ばなし大学」を開校。
昔話の魅力を広く伝える活動をされています。
研究するに至ったきっかけは、
民俗学の第一人者とも言われる柳田國男さんとの出会い。
ドイツのグリム童話から日本の昔話への研究へ取り組むようになりました。
小澤さんの本「昔話の扉をひらこう」は暮らしの手帳社から発売中です。
気になったかたチェックしてみてくださいね。
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- “昔話ってどんなものなの?”
- 日本の昔話はごく身近な動物や自然現象の話。
「桃太郎」や「花咲か爺」はだんだん出来上がった話であって上流の話。
田舎でおじいちゃんやおばあちゃんが語るので、
身近で起きたちょっとした不思議な体験に、
おとぎ話のエッセンスを加えて聞いている人を楽しませるために、
語る人によって、話の長さも違うようです。
- 日本の昔話に出てくる動物の特徴は?
- 日本の昔話に出てくる動物は、そこにいる本物の動物
グリム童話での動物とは違う要素です。
例えば、「カエルの王様」のように、
海外では王子様や王女様、お姫様が魔女の呪い、あるいは魔法で
仮の姿として動物が登場することが多いそうなんです。
- 昔話の主人公と言えば…
- 「三年寝太郎」など、“ちょっと怠け者の主人公”や
“何をやってもダメな主人公”もよく出てきますよね。
主人公も、まるでわたしたちを描いたような人物の話が多い
つまり日本人であると感じるいろんな感覚が詰まっているものが
海外の童話と違う、日本の昔話、なんですね。
というわけで来週は昔話でも重要な要素「声」
「語り」に注目してお送りします。
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