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2021.12.28
- 初詣、いつ行きますか?
- 12月28日火曜日
今朝のテーマは『初詣、いつ行きますか?』
メッセージ・Twitter・Instagramのコメントでは、
2月頭までに近所の神社に
1月2日に地元の神社に
1月中に神奈川県の寒川神社に
1月末の日曜日に結婚式を挙げた神社に
元旦の夜明け前にご近所の氏神様に
…などなどがありました!
今朝は、神社仏閣専門家として活動されている
坂原弘康さんにお話しをお伺いしました!
【坂原弘康さん公式ブログ】
- 初詣の歴史
- 初詣とういう名前はなかったようですが、
新年に神社仏閣にお参りする習慣は江戸時代以前からあったそうです。
昔は神社やお寺が今よりも暮らしに密接な関係があったので、
正月に日頃自分たちが住む街や村を守ってくださっている神様仏様にお参りをしていたわけです。
でも江戸時代ぐらいからご利益がある、
その年縁起が良いとされている神社仏閣にお参りする習慣も流行ってきたんですね。
例えば恵方と言って、その年の縁起の良い方角にある神社仏閣に参る、
恵方参りというのも流行しました。
後は福を呼ぶ七福神を祀る神社仏閣を巡る七福神巡りなども
江戸時代から流行して正月行事として行われていました。
こういうことが現在の初詣のルーツじゃないかと思います。
- おみくじ
- おみくじは、「祈願した内容に対する『神様からのお返事』」
諸説ありますが、神様の言葉をお坊さんが漢詩として書き記したのが始まり。
識字率が低かった昔、
その結果が ひと目でわかるように付けられたのが、吉凶。
内容は、お坊さんが解説してくれたそうです。
そしておみくじは、漢詩や和歌とその解説こそ重要。
引いたおみくじは、持ち帰って今年の指針として
読み返すといいですよとのことでした。
- かわいいおみくじ
- 最近ではパワースポットブームや写真映えの人気から
若い世代にも人気になり、
まねき猫とかだるまといった縁起の良い物とか
七福神、後はそれぞれの神社仏閣のお使いとされる
動物などの形をした人形の中におみくじが入っているおみくじが
増えて人気を集めているそうです。
- オススメ1
- 栃木と茨城の県境に鷲子山上神社の
まるまる太った可愛らしい金色のフクロウの形をしたおみくじ。
こちらの神社の神様はフクロウを使いとされてるんです。
こちらの御祭神が商売繁盛の神様で、
商売繁盛の御利益があるとされてます。
【鷲子山上神社HP】
- オススメ2
- 東京なら西東京市の田無神社。
縁結びや金運のご利益がある神社として大変人気がありますが、
境内の一角に「おみくじ処」という建物がありまして、
こちらは常時10種類以上のおみくじが置いてあります。
田無神社は五色の五龍神と言う神様を祀っておりまして、
それらをかたどったかわいい置物のおみくじがありまして、
こちらも置き物の中におみくじが入っていまして、
引いた後は家の飾りとしておくことができます。
他にも内容が金運だけに特化した金運みくじや、
恋愛だけに特化した鯛(恋)みくじというのもあります。
特に鯉みくじというのは、魚の鯉をかたどった人形の中に入ってるんです。
それが箱の中に入っていて、まるで釣り堀のようになっていて、
釣竿を使ってこの鯉の形をしたおみくじを引くんです。
全国でもこれだけ数多くたくさんの種類のおみくじがある神社ってのも大変珍しいので、
自分の好きなおみくじを引いてみたらいかがでしょうか。
【田無神社HP】
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