Morisawa Fonts
ROAD TO INNOVATION
20:10 - 20:35
各界のイノベーターやクリエイターをお迎えし、仕事へのこだわりや、
未来へのビジョンについてうかがいます。
- 2024.08.02
- 吉田靖直(トリプルファイヤー)
今週7月31日に、7年ぶりとなる5thアルバム「EXTRA」をリリースしたトリプルファイヤー
より、吉田靖直さんが登場!
今回は吉田さんがアルバム「EXTRA」の全曲を解説。「このアルバムをきっかけでトリプルファイヤーは次の次元へ進むと思ってて」と川田さんが語るこのアルバム。
まず触れたのは9曲目の「相席屋にいきたい」。これは吉田さん曰く「相席屋に行くぐらいしか感情が動かなくなったオッサンのお話」「もっと本当は高尚なものにときめきたいのに」という感情を表現したそう。
ここからは収録順に。1曲目「お酒を飲むと楽しいね」は、「いまいちコミュニケーションが得意じゃない部分がある。そういう時に『お酒飲んだらお前より面白いからな』という気持ちを立て直している歌」。2曲目「BAR」は、「バーに行っている時期があって、俺大丈夫かなっていう気持ちを抱えつつ飲んでいたんです」という情景。3曲目「スピリチュアルボーイ」については、吉田さんが「ちょっとした運が良くなる、取り入れられることをダメ元でやってしまう方」とのことで、「靖直はスピリチュアルボーイやな」と言われたことから生まれたそう。
4曲目「ユニバーサルカルマ」は、「陰謀論みたいな歌詞なんですけど、そういうものにハマっている人と喋っていて、最終的に僕も根拠を問われたら『だってそうじゃん』しかいうことしかできなくて」という情景。5曲目「サクセス」は、「元々は『パワプロ』のサクセスモードみたいな感じで、ボタンを押すようにやればいいのに(実際の人生は)やらないなという」歌だったが「直していくうちに関係なくなっていった」とのこと。6曲目「ここではないどこか」は「自分のところにいても好きになれない邪魔なやつを、優しい言葉で他に押し付けようとする歌」。
7曲目「シルバースタッフ」は、「バイトとか本筋じゃないところで活躍したりして気持ちよくなることあるじゃないですか。ここで気持ち良くなっていたらヤバいんじゃないか」という感情を歌った曲。8曲目「諦めない人」については、「諦めないことっていいことみたいな風になって」いるが「本当に諦めない人って怖いじゃないですか」ただ「自分が何か続けているときにはそういうことを(自身にも)ちらっと思う」と背景を語り、最後は10曲目「ギフテッド」。「いいところから最初からいたような雰囲気を持っている」アーティストへの「やっかみや羨ましさを描いたそう。「EXTRA」は、「今までのアルバムの中では一番完成されている」と吉田さん。
<トリプルファイヤー プロフィール>
吉田靖直 (vocal) / 鳥居真道 (guitar) / 山本慶幸 (bass) / 大垣翔 (drums)
2006年結成、2010年に現在の編成となり2024年には7年ぶりとなる5th AL「EXTRA」をリリース予定。
さまざまな音楽を吸収した摩訶不思議でかっこいいサウンドに加え、おかしくも、聞き手になにか熱い想いを届け、家路につかせる吉田の歌詞とフロウでより病みつき成分が増している。
昔よりもすこし歌っているのも"グッとポイント"である。
メンバーはみな性格が良く、友達が多い。ライブ活動は勢力的で素敵なお客さんたちに恵まれている。
