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ROAD TO INNOVATION
20:10 - 20:35
各界のイノベーターやクリエイターをお迎えし、仕事へのこだわりや、
未来へのビジョンについてうかがいます。
- 2024.03.08
- 伊藤暁（建築家/東洋大学准教授）
昨年12月に、独自の視点での「なぜそれがそこにあるのか」を探った経験をまとめた著書『具体的な建築』（学芸出版社）を刊行。建築家/東洋大学准教授 伊藤暁さんが登場！
川田さんは、2011年に東京オペラシティで行われた「感じる服 考える服」という展示で伊藤さんとご一緒したそう。「服自体が考えたりセンシングしたりする服があってもいいんじゃないかという先進的な」展覧会だったと川田さん。「二人とも30年代前半」（伊藤さん）「大盛況だった」（川田さん）と振り返るお二人。
「建築の設計を通して何をしているか」と聞かれると、伊藤さんは「落とし物拾い」と表現。今回は「建築家目線から見た六本木ヒルズ」など、建築論も深掘りしました。
なお、伊藤さんの著書「具体的な建築」は「好きなタイプの本」だと川田さん。日常でただ見てきたものが「伊藤さんの目にはこんなに構造が見えているのか」「建築家はこう構造的に見ているんだ」と面白く読んだそうです。
＜プロフィール＞
伊藤暁 Satoru Ito
建築家/東洋大学准教授
1976年東京都生まれ。2002年横浜国立大学大学院修了。aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所を経て、2007年に伊藤暁建築設計事務所を設立。2017年より東洋大学准教授。
2010年より徳島県神山町に関わりはじめ、「えんがわオフィス」や「WEEK神山」などの建築を設計。2016年ベネチアビエンナーレ国際建築展の日本館展示で特別表彰を受賞。中山間地域や地方都市での仕事が多く、その経験から身の回りのものへの観察がライフワークとなる。独自の視点で「なぜそれがそこにあるのか」を探り、その成果をまとめた著書『具体的な建築』（学芸出版社）を2023年12月に刊行。