ロシアワールドカップアジア最終予選に注目!

今年の最終戦、11月15日のサウジアラビア戦に向けて、
どう立て直すべきか?

サッカージャーナリスト、後藤健生さんに伺いました!


Q. 山口蛍選手のゴールで劇的な勝利を収めたイラク戦
後藤さんは、どんな感想を、お持ちですか?

ここ10年ぐらいのスパンで考えて最低の試合。勝ったが、内容は完全な負け試合。日本は負けてもカウンター一発かセットプレーから決められてということはあっても、韓国、オーストラリア、イラン以外のアジアの国に、ここまでやられたのは、オフトの時代ぐらいまで遡らないとない。

Q. 格下のイラク相手に日本がイニシアチブをとるゲームができなかった理由は?
 
選手と選手の距離感が長くなって後ろと前が50メートルぐらい離れている。
速く攻めるのは分かるが、後ろからパス1本で押上がないから、前は完全に孤立して1対1でボールをキープできない。ボールを獲られて攻められると後ろが1対1で守り切れない。
ハリルはデュエル、デュエル言うけど、日本人選手が1対1に弱いのは分かり切った話。だから集団的なサッカーで攻撃も守備もしてきた。日本代表が築いてきたものをハリルですっかりなくしてしまった。

Q. 選手同士の距離感は、次のオーストラリア戦は修正されていたと思いますがいかがですか?

距離はコンパクトに保たれていた。最終ラインと中盤が10メートルぐらい。
オーストラリアにスペースを与えていないから、流れの中からピンチがはなかった。
攻撃もトップに近い位置に本田と香川が近い距離でいるから、いい崩しができた。
 
Q. ハリル・ホジッチ監督解任論の声もだんだん大きくなってきています。
後藤さんはどのように思われていますか?

・彼の元でチームがバラバラになった。ただ変えるリスクを考えると、今はまだ代えなくていいと思う。それは、ハリルでも予選突破は出来ると思うから。
・代えるなら予選突破をした後。でも協会にそんな勇気があるか、どうか。
 本大会でいい結果を残したいなら、予選突破の後、交代させるべき。
・ただ、オーストラリア戦で、やっぱりこれじゃなきゃダメだと皆分かったはず。強いチームとの試合が変わる切っ掛けになることはよくある。
ハリル自身、変わるきっかけにならなければ、選手と監督の考えに決定的な相違が生まれる。

Q. 来月15日には、最終予選前半戦最後のサウジアラビア戦があります。
日本代表に求められるものは、何でしょう?

・サウジ戦は集合して2,3日で試合して、また移動して試合という、これまで
とは違う。国内で親善試合をやって、サウジを迎える。勝ち点3、勝利という
結果は勿論、内容も求められる。日本代表らしい試合内容での勝利。それがノルマ。

2016年10月14日 19:36
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