ブンデスリーガに注目!!

今夜のスポナビは、ドイツのプロサッカーリーグ
ブンデスリーガに注目!


ブンデスリーガは世界の主要プロスポーツリーグの先陣を切って
先週土曜、16日に、2カ月ぶりに再開しました。


オランダのエール・ディヴィジ、フランスのリーグ・アンが
リーグ戦の打ち切りを決める中、3月13日の中断から、どのように再開にこぎつけたのか
コロナ後のサッカーはどうなったのか、探っていきたいと思います。


お話を伺ったのは、ドイツ在住でドイツサッカー協会公認A級ライセンスを持つ
現役育成指導者で『ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする』などの
執筆もある中野吉之伴さんです。


Q. 2か月ぶりのブンデスリーガ再開、
 ドイツのサッカーファンの反応はいかがでした?


・みんな、やっとサッカーが戻ってきたとポジティブに捉えている。
・バイエルンの元ドイツ代表、トーマス・ミュラーは無観客に「やっぱり不思議。
 ジュニアサッカーみたい。」と語っていた。


Q. お隣のオランダやドイツのサッカーリーグがシーズン打ち切りする中、
 ドイツが一早くリーグを再開できた理由は何ですか?


・ドイツは国として新型コロナウィルスに対して早くから対策を取り、
 ヨーロッパの中ではいち早く感染拡大を鈍化させることができた。
 メルケル首相もそういっている。
・ブンデスリーガも、タスクフォースチームを設立して徹底した衛生管理と準備で、
 関係者の安全面を考慮するプランを作成、それを国が承認して再開にこぎつけた。


Q. 実際、どんな対策が獲られているんですか?


・試合前から選手、チーム関係者は最低でも週1回の新型コロナウィルス検査を
 受けることを義務付けられている。
・試合前に宿泊するホテルはチームスタッフだけが使用できる出入り口、階、
 エレベーターを持つことが条件になっていたり、食事もビュッフェ方式を取らないとか、
 細かく決められている。
・試合は無観客。16日の試合でも試合前の整列はなく、両チームの先発選手による握手や
 円陣もなし。ベンチメンバーはマスク着用で観客席に間隔を空けて座るなど、
 感染症対策のガイドラインに沿って距離を守った。ゴール決めた後もハイタッチ、
 抱擁は無しで、代わりに肘タッチ。ボールがライン外に出る度に、
 タオルで拭くなど入念な対策も。


Q. それだけ徹底した対策をしてまで再開を急いだ理由は何ですか?


・無観客でも放映権が入る。このまま試合がないとクラブの経営が
 悪化することが、問題になっていた。


Q. 再開した試合、スタジアムの風景以外で、サッカーに変化はありましたか?


・無観客の影響から、審判の笛に対する抗議が減った。
 観客の声援がなくなってホームアドバンテージが無くなって、
 ホームチームが勝った試合が9試合中1試合だけだった。

2020年5月22日 19:25
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