コラムニスト、 中村孝則さんが登場!


今夜のゲストは、ファッションやグルメ、旅など、
ラグジュアリー・ライフをテーマに新聞や雑誌、TVで活躍中のコラムニスト、
中村孝則さん!

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以前、AROUND THE WORLDのコーナー、
「ノルウェー」の回にご出演頂きました。

中村さんは、ノルウェー王国大使館より
「ミスター、スタイルノルウェー」の称号を受け、
両国を結ぶ親善大使の役割も担っていらっしゃいます。

そして、中村孝則さんは、
毎年、ジャーナリストや批評家、シェフ、レストランオーナーなど、
世界中の食に関するプロたち930人余りが評議委員となって、
いまもっとも「ウマい」店を選び出す「世界ベストレストラン50」。
この日本の評議委員の代表を務めていらっしゃいます。

・世界ベストレストラン50とは?

毎年、イギリス・ロンドンの「ギルドホール・アート・ギャラリー」で発表される、
世界規模のレストラン・ランキング。
2002年の設立以来、翌2003年から毎年発表しているが、その注目度は鰻のぼり。
最近は「グルメ界のアカデミー賞」とも呼ばれ、
結果は各国の主要メディアのトップニュースに!
このランキングの影響力は料理業界だけでなく、観光を含む国の経済効果にも大きく影響。
世界の若手シェフたちの間では「ミシュランよりワールズ50を狙いたい」という声は少なくない。

・実際にはどうやってランキングを決めていくんですか?

世界各国の食の専門家や評論家など、930余名の評議委員の投票数によって確定する。
地球上のすべてのレストランが審査対象となるため、世界を26の国と地域に分類して、
それぞれの地域にチェアマン(評議委員長)を据えている。

・今、世界で最もウマい店はどこのなのか?
 今年のランキングでトップに輝いたのは?

トップは、レネ・レゼピ氏率いるデンマークの「ノーマ(NOMA)」。
2013年のランキングで、それまで3年間キープしていた1位の座から2位に転落。
返り咲いたかたちで2014年のランキングを制した。
レネは授賞式のスピーチで、自分たちが今回のアワードに懸けた想いと、
受賞の歓びについて10分近くにわたって涙ながらの演説をした。

首都コペンハーゲンの海岸線にたたずむ、18世紀の倉庫を改装した
わずか11のテーブルで、シェフのレネ・レゼピが料理を提供。

地元の旬の食材を独創的なかたちで表現した約20皿からなる
テイスティングメニューは多くの食通たちを唸らせ、
世界的にも“もっとも予約のとれないレストラン”として知られている。

昨年1位の「エル・セジェール・カン・ロカ」は順位を2位に下げ、
3位はイタリアの「オステリア・フランチェスカ」、
4位はアメリカの「イレブン・マディソン・パーク」が獲得した。

一昨年から「アジア・ベストレストラン50」がはじまり、
昨年には「ラテンアメリカ・ベストレストラン50」もスタートして、
戦いはよりグローバル化の傾向にある。


・今年のランキングで注目のお店は?

今年のランキングで欧米圏以外の最高位は、ブラジル・サンパウロの「ドム」。
ブラジルは料理の新大陸として注目されている。
シェフのアレックス・アタラ氏は、シェフ達の投票で決まる
「シェフズチョイス賞」を獲得、
彼のクリエーションに対する評価とブラジルの景気のよさを見せつけた。

アジア勢で個人的に注目しているのは、
初入賞した「ハイエスト・ニュー・エントリー賞」を受賞したバンコクの「ガガン」だ。
シェフのガガン・アナンド氏は、エルブリで修業経験も持つインド人。
インド料理をベースとしながらも、独自の世界をクリエーションする。

アジアの注目でいえば、シンガポールの「レストラン・アンドレ」は37位につけた。
インドや中国本土からの入賞はなかったものの、今後は侮れない存在になる。

<中村孝則さんからお知らせ>
料理通信での連載をまとめた著書、
『名店レシピの巡礼修業〜作って分かった、あの味のヒミツ〜』(世界文化社)
が好評発売中!

今夜は、「世界ベストレストラン50」日本の代表評議委員、
コラムニストの中村孝則さんをお迎えしました。

ありがとうございました!

2014年11月 7日 19:00
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