アニメ映画「君の名は。」ヒットの理由は!?

今年8月26日に公開された新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」
の興行収入が、9月22日までに100億円を突破!

興行通信社の「歴代ランキング」によると、日本の映画としては歴代9位。
ちなみに今まで興行収入が100億円を突破した日本のアニメ映画は、
宮崎駿監督の作品だけ。新たに新海誠監督の名も並ぶことになります。

今回のヒットの理由は、どこにあるのか!? 
そして、現在のアニメ映画の盛り上がりについて、
アニメージュ編集長、川井久恵さんに解説して頂きました!

GR011932.JPG


Q.今回の「君の名は。」の特大ヒットの理由をどう分析しますか?

自分を変えたい、世界を変えたい。運命や人と人との繋がりを信じたいと思う人たちの共感を呼んだのではないかと思います。
また、美しい映像、アニメアニメしていない作画、
音楽と映像の親和性の高さなどが、多くの人の心を掴んだのでは?
見終わった後、語りたくなる作品ですね。 
音楽はRADWIMPSが担当。


Q.新海誠監督とは、どんな監督?

なにげない日常の中にある風景が、ある時美しく見えた――
それを多くの人に観てほしいと思って作品を創っているクリエイターだと思います。
叙情的な映像と、特に背景美術がすばらしい。
また、空間や時間という「距離」を使ってドラマを描くのが上手い方だと思います。


新海誠監督の過去の作品には、
「秒速5センチメートル」、「星を追う子ども」「言の葉の庭」などがありますが、

Q.「君の名は。」では作風の変化は感じられたましたか?

作品に関しては、変化というより、むしろ新海作品の集大成と言えるのではないか。
ただし、制作体制の変化により、人物の芝居などが細やかになったと思います。
そういう意味では変化があったかもしれません。

日本の歴代興収ランキングで100億円以上の作品は、これまでに29作品。

そのうち邦画は8作品。アニメのみに絞ると、
千と千尋の神隠し(308億円) ハウルの動く城(196億円) ・もののけ姫(193億円)
崖の上のポニョ(155億円)  ・風立ちぬ(120億2000万円)、全て宮崎駿作品

Q、アニメ映画界で注目の作品は?

「恋をしたのは」

●現在公開中の「聲の形」  
 京都アニメーションが手掛ける長編アニメメーション『聲の形』
 原作:は、大今 良時さんの同名コミックス

 聴覚に障害を持つ少女・西宮硝子と、
 小学生時代に硝子をいじめていた青年・石田将也が再び出会い、
 再生していくまでを描いた青春群像劇。

 監督は、『映画けいおん!』『たまこラブストーリー』の山田尚子、
 入野自由、早見沙織、松岡茉優らが声優として参加

 脚本は、『映画けいおん!』『たまこラブストーリー』など、
 山田監督の監督作品を手がけてきたの吉田玲子
 主題歌:aiko「恋をしたのは」


●11月に公開される「この世界の片隅に」

 能年玲奈が声を担当。
 原作は、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した
 こうの 史代の同名コミック
 「マイマイ新子と千年の魔法」の片渕須直監督がアニメ映画化。

 第2次世界大戦下の広島・呉を舞台に大切なものを失いながらも
 前向きに生きようとするヒロインと彼女を取り巻く人々の日常を生き生きと描く。
 女優、のんさん(能年玲奈)が声を担当。
 主題歌, コトリンゴ「悲しくてやりきれない」.


J-WAVE GOLD RUSH 【CURIOUSCOPE】のコーナー
アニメージュ編集長、川井久恵さんをお迎えして
アニメ映画の盛り上がりについて解説して頂きました。


ありがとうございました!

2016年9月30日 16:55
?