最近の大学生の就活事情!


今年の新卒採用戦線もついにスタート!
おととい、6月1日から、来年の春、卒業予定の大学・大学院生に対する
就職活動の大手企業の採用選考が解禁されました。

最近の大学生の就活事情はどうなっているのか?
学生たちに人気の企業とは、どんな企業なのか?
AERA編集部の片桐圭子さんに解説していただきました!

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Q、毎年、各所で発表される「就職人気企業ランキング」ですが…今年の傾向は?

人気が高いのは、旅行(旅行、航空、鉄道)、金融(銀行、証券)、
食品・飲料といった業界。

旅行業界の人気を支えているのは、昨今の日本経済にとって
唯一といってもいい明るい話題の外国人旅行客の増加や東京五輪が
控えていることなどでしょう。
金融業界はなんと言っても採用人数が多い(2016年入社でいうと
みずほフィナンシャルグループ、三井住友銀行は2000人近くを採用)。
食品・飲料に関しては、学生にとっても身近で仕事のイメージが
しやすい業界だということができます。



Q、学生たちが就職したい人気企業の移り変わりには、どんな背景が?

新卒の人気企業ランキングは、イメージ調査の側面が強い。
「ここに就職したい」と思うには、その会社を知っている必要があるし、
学生が企業について知る情報源は、ニュースやCMが中心。
業績が悪かったり、不祥事を起こしたりした企業は人気が下がり、
業績が良かったり、ヒット商品を出したりした企業は人気があがる。
その意味で、食品や旅行の大手企業は常に人気企業の常連だし、
ソニーをはじめとする電機は、ランキングから姿を消している。

Q、現在は学生側の売り手市場だと言われていますが、
  学生はどんな点をポイントに企業を選んでいるのか?

ある就職情報会社(マイナビ)が4月に行った調査で、
「企業選びで重視するポイント」のトップ3は、
 _饉劼凌祐峇愀犬よい
◆ヾ覿鳩弍弔安定している
 福利厚生制度が充実している

「氷河期」といわれた時代にはなかったことですが、会社説明会でも、
結婚しても働き続けられるか、子育てと両立できるか、といったことを
質問する学生が多いと聞いています。
「やりたい仕事ができるかどうか」よりも「長くづけていけるか」を
重視していると読みとることができそうです。(ブラック企業では働きたくない!)

Q、就職に強い学部ってあるんですか?

文系よりは理系。理系の中でいえば電機。
あらゆる企業がエンジニアを採用する時代なので、
情報系(コンピュータサイエンス)の需要も高いです。
でも、最も強いのは体育会系の運動部です。


Q、今、企業側は、どんな学生を求めている? 

一時期は即戦力になる学生が求められていると言われましたが、
昨今は、社会人としての基礎力が重視されているようです。
たとえば、主体性や実行力などです。
こうした能力の有無は、短時間の面接では判断しにくいので、
インターンシップを取り入れる企業も増えています。

Q、いまの就職活動と少し前の就職活動の違いとは?

「少し前」がいつを指しているのかによって違ってきますが、
就活のスケジュールの変更によって、まずは大手にアプローチし、
それが一段落してから中小企業に、というやり方ができなくなりました。
「12月広報解禁(ナビサイトオープン)、4月選考スタート、10月内定」が
定着しつつありましたが、今年は、
「3月広報解禁、6月選考スタート、10月内定」となっています。
半年あった選考期間が短くなったことで、
企業は一斉に選考を始めざるを得なくなったためです。


<AERAからお知らせ>

AERAは毎週、月曜日発売の週刊誌です。現在発売している号は大学を特集。
体育会運動部の就職力についての記事も含まれています。

直接的に就活を取り上げていなくても、働き方やそのときどきの
テーマにあった企業に関する記事は常に掲載していますので、就活には役に立ちます。
特に、AERAはベンチャー企業を多く取り上げていますので、
企業の「発見」にお役立ていただきたいと思います。


J-WAVE GOLD RUSH 【CURIOUSCOPE】のコーナー
この時間は、「大学生の就活事情」について、
AERA編集部の片桐圭子さんに伺いました。

ありがとうございました!

2016年6月 3日 16:56
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