DIALOGUE RADIO -IN THE DARK-

日曜の深夜。全てのしがらみから離れて
本当に「独り」になっている特別な時間。
人は誰もが不安や悩みを持っているはず。
この番組は、自分の心と対話することの大切さを伝え、
明日への活力を求める人への応援メッセージを
発信するラジオ番組です。

EVERY SECOND SUNDAY

25:00-26:00 ON AIR

真っ暗闇の中で、心と対話する時間を。
志村 季世恵の写真

志村 季世恵

バースセラピスト

板井 麻衣子の写真

板井 麻衣子

J-WAVE NAVIGATOR

MESSAGE TO STUDIO

MESSAGE

人は他人と比較してしまう生き物だと思います。
人より、恵まれていると喜んだり、
人より、うまくいかないと落ち込んだり、
SNSが生まれたことで、自分を誰かと比較する機会も増えてきました。
そんな今だからこそ自分の心と対話する時間を大切にしたいと思います。
何をしたいのか、何が悩みなのか、何に希望を持つのか。
その積み重ねが幸せを感じる近道なのではないかと思います。
幸せは、自分の心の中にある。


2018.10.14
GUEST

第4回のゲストは東ちづるさんでした。


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DIALOGUE

はーちゃん(アテンド):ではですね、この先進んでいきたいと思うんですけども、季世恵さんが待ってるはずなんですけど、どこにいらっしゃるかな…?
志村:はい、こちらでーす!
東:はーい。季世恵さん声くださーい。
志村:杖で障害物を、
東:はい、いろいろ障害物が…
志村:なんなのか分からないその障害物が…
東:カーブしてる障害物が。
志村:あ、ほんとに。
東:はーーい、近付いてる。
志村:もうすぐです、もうすぐです。
東:はーい。
志村:近いです、この辺でーす!(手を叩く)
東:あ、きたきたきた!あ…!
志村:足音感じてきた。もうすぐだ!声が近くなりました。手出してます!
東:めっちゃ近いです!
志村:やった!
東:ぶつかります!
志村:ぶつかってください!
東:はいー!
志村:握手ができるかな!
東:はい、あ、握手できましたー!
志村:あったーー!
東:はいー。
志村:あー会えたー。
東:でも…暗い。自分の輪郭も見えないので、なんか不思議。
志村:さて。私たちここから、はーちゃんどうすればいいですか?
はーちゃん:はい、ぜひですね、Barがありますので、そこにお連れしたいと思います。
東:すごい、Bar、素敵な響き(笑)
志村:素敵でしょー?
はーちゃん:暗闇のBarです。じゃあ手を失礼しますねー。
志村:テーブルと椅子の、
東:あ、そうなんですよ。
はーちゃん:あ、なにかぶつかったでしょう?ちょっと触ってみてください。
東:どこにあった…あーあった!
はーちゃん:これが椅子でーす。
東:これが椅子!?背もたれのない椅子。じゃあどっち向きに座るんだ…?
はーちゃん:はい。ここにテーブルが前にありますね。
東:前…あ、あったあった。不思議ですね。前って言われてもどっち側って思っちゃう(笑)あ、座りましたー。
志村:座った?
東:はい。
志村:じゃ私隣に行くんだけど、多分もう来てるの!
東:割とローテーブルですね!
志村:あ、あ、あったあった!
東:おへそぐらいの高さだテーブルが。
志村:…よいしょ。私その辺に座ってます。
東:はい。
はーちゃん:暗闇のBarです。で、こちらではぜひお飲み物もお試しいただきたいと思って、今日ご用意させていただいてるんですけども、メニューはですね、こちらにありますと言っても見えませんが(笑)
東:はい、見えないですよ。
はーちゃん:はい(笑)で、えーっとね、りんごジュース、冷たい紅茶、それから炭酸水、あと麦茶があります。
東:えっとね、炭酸水がいいです。
はーちゃん:炭酸水。
志村:炭酸水いいよねー。
東:大好きですね。
はーちゃん:季世恵さんは?
志村:私も炭酸水飲みたくなっちゃったな!
はーちゃん:はい、分かりましたー。
志村:暗闇の中でなんかこう、お話するの初めてですね?
東:ほんとーー。誰ともないと思いますよ。
志村:あそうか、ふふふ。
東:暗めにして話をすることはあるけれども、相手の目とか、目どころか輪郭も分からないで話をするって…不思議ですね。
志村:ないですねー。
東:ないですね。
志村:なんか、子供の時にね、私押入れの中に入って、
東:はーーい!
志村:妹と話をしたりしたって、今思い出して。
東:あーーー!
志村:あれ今思い出しちゃって、なんかちづるさんと兄弟みたいな感じで、押入れじゃないんだけど隣同士で、なんか、いーなみたいな。
東:あー。押し入れ懐かしい…。
志村:懐かしいでしょー?入ったことある?
東:あるある!私押入れがベッドでしたもん!
志村:そうそうそうそう、押入れで寝るとまたちょっといいんだよね。
東:そう、うち長屋で狭かったので、同級生がベッドっていうのがすごい羨ましくて、母に「ベッドうちも欲しい!」って言ったら「じゃあ作る!」って言って、押入れベッドだった(笑)
志村:は〜〜、お母さんすごいアイディア!
東:寝る時ふすま閉めて、少しだけ開けといて。うん(笑)
志村:うん、そうだったんだー、でおやすみなさいって言って?
東:おやすみなさいって言って。で、懐中電灯持って入って、隠れて漫画本読んでた!はははは!
志村:いーねー。すごい個室。
東:すごい個室(笑)
志村:あーそうかー。あれ?氷の音?
東:うん氷入れてくれてる。
はーちゃん:ごめんなさいうるさくしちゃって。
東:全然!
志村:生活音もいいですよね、暗闇の中で聞くとなんか。
東:冷蔵庫の音なんてほんとはしっかりあるんだけど、おうちにいたら分かんないですもん。
志村:うーん。ちづるさんって、子供の頃ってどんな子供だったんですか?
東:私―?あのう、因島っていうね、広島県の小さな島で周りが全部海で、里山があって…なんで自然が当たり前にあったので…気の利いた遊園地とかはないわけですよ。公園はあってもね。なので野っ原で遊んでましたよ。
志村:あー。
東:虫取ったりだとか、木を拾ってさ長めのね、皮抜いてそれを杖にして山登ったりだとか、いやもうほんとに…今思えば宝だなと思いますね。
志村:ほんとですねー。ないもんね。
東:うんもうゲームセンターなんてもちろんないし、ボーリング場が島に一個だけ、一軒だけあったんだけど、子供は中々連れて行ってもらえないし。映画館も一個だけあったけど、中々もう敷居が高かったし。ほんと遊ぶのはお外。
志村:あーーそうだったんだー。
東:うん。どんなんでした?遊び。
志村:私?私も実はね、隣が畑で、目の前が森みたいな小さな林っていうのかな?
東:あーあーはいはい。
志村:それでそこで木登りして、畑では…畑のおじさんが裸足で歩かしてくれたりなんかして、なんかそういうとこだった、あの、東京都内だったんだけど、
東:え!都内なのに!?
志村:うん、世田谷だったんだけど、当時は田んぼと畑…あ、田んぼはないか、畑とかが多くて、林も多くて、この前そこに久しぶりに行ってみたら、もーのーすごい住宅街になってて、畑も何にもなかった。
東:ふーーーん。
志村:そうそこでいっぱい泥んこになって遊んで、
東:うん泥んこになってましたねー。
志村:うん。
はーちゃん:お待たせしましたー。
東:はい、ありがとうございます!
はーちゃん:じゃあちづるさんから。
東:はい。
はーちゃん:炭酸水でございます。
東:ありがとうございます。
はーちゃん:お好みに合わせてレモンを搾ってお召し上がりください。
東:あ、ほんと?あーありがとうございますー。暗闇なのに中々危なっかしいグラスですねー(笑)
志村・東:ふふふふ。
東:脚の細い(笑)じゃあ、レモンを少し入れようかなー。
志村:あ、私も来ましたドリンク。乾杯しようかな。
東:乾杯―!
志村:はい、こちらにありまーす。
東:あ、はい、おけっ。はい乾杯でーーす!
志村:乾杯―!いただきまーす。
東:いただきます。あ美味しい!
志村:レモンの香りが、
東:いいですねー、美味しい。
志村:えーじゃあ、もうずっと海と共に、
東:海と里山とですね。もう野良犬、野良猫と遊んで、私ままごとが苦手だったので、そこには入らないで、虫取ったりしてましたねー。
志村:あー、やっぱりいいですね。
東:でもねー、その因島ってところは自然がいっぱいあるんだけれども、造船で発展していた島なので、なんていうのかな?タンカーを作ってる海岸もいっぱいあるんですよ。
志村:あーそっかーー。
東:だから不思議でしょ?で外国の人も多かったの。
志村:あそう〜?
東:うん。
志村:すごい、じゃあ自然もあるし造船業といい、そのね、
東:うん、働いてるほとんどは造船業で、もうほぼ9割ぐらいは造船業じゃないかしら?でみかん畑があって、兼業農家さん。
志村:わー、全てが揃ってるんですね?ある意味では。その、日本の中に、
東:今覚えばね?うん。

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志村:で、そして、実家の方も良かったぞって思ったちづるさんは、その後からどういう風な行動に移っていくんですか?
東:そこから…うーん…まあその、私も島は中々就職が難しいんですよね、自営業とか、あとは公務員以外なにをする?って言ったらちょっと難しいっていうこともあって、親と話をして、じゃあもう就職は島には帰らないということで。本来は教師を目指してたんだけれども…それも…やめて、大企業に勤めて、時はバブル!
志村:うーん!
東:で4年間勤めて、まだ男女共同参学社会っていう言葉もなくね、企業の中の男女の、こう…性差の理不尽を感じ、まあ辞めちゃうわけですね。で、季節労働者を目指して、本当にひょんな、もうひょんな感じで芸能界に入っていったんです。
志村:ひょんだったの??
東:もうめっちゃひょん!
志村:へー、どうひょんになったの??
東:えーっと、まあ今で言うフリーター。当時はプーって呼んでましたけど(笑)プー子だったんですよね(笑)バイトして。で、タレントオーディションがあって、見に行ったんですよ。そしたらその時の審査員のテレビ局とか制作会社の人たちは「この子おもろいなー」って言うんで「リポーターせえへんかー?」みたいな(笑)
志村:そっかーそっかー!
東:あははは!
志村:そして、どんどん東ちづるさんとして芸能界で活躍が始まったわけですね?
東:うん忙しくなって、そしたら本気でやるようになったんですね。まあ表現活動というのは、子供の頃からの夢だったなーと思って。
志村:そして、その頃って、なにかこう…どうだったんだろう?自分の中で好きな仕事が見つかった状態で、どんどん活躍の場が見つかって、その頃っていうのはもう順風満帆って感じだったんですか?
東:世間様から見れば順風満帆に見えていたと思うけれども、私の中ではめちゃめちゃ葛藤がありましたね。忙しいことがだんだん不安になっていくんですよね。その頃「お嫁さんにしたい…」っていうキャッチがついて、
志村:ね、ナンバー1!
東:なんかこれめちゃめちゃ違和感あるよ?っていうモヤモヤ感があって、それに争うようなことをすると、事務所からもコラコラみたいなのがあったりだとか、その内期待されてるような自分を無意識に演じてるのね。
志村:うーん。
東:それはしんどくなってきて。で、あれ?って。私こんな人だっけ?っていうのにだんだん気付いていって。あれでも子供の頃ももしかしたら期待されてる自分をやってた…?長女とかね。一番背が高いとかね。顔が大人びてるとか。そんなこんなでもうグルグル負のスパイラルにどんどんはまっていく…でも日々は忙しい!っていう。あの時は辛かったですねー。
志村:あー、分かるなー。らしさを求められてるってことですよね?
東:うん、うん、でも誰が求めてたんだろう?不思議。
志村:それ…それって、いやほんとそうですよね?自分もそれをまた求められてるんだろうと思って余計に作っていくしねー。
東:そうそうそうそう。嫌われることが怖くなっていくんですよねー。
志村:うーん。人って嫌われるのってほんと怖いもんね。
東:…んー私今は全然怖くなくなっちゃったんでー(笑)
志村:うん。
東:それは私の問題ではないかなーっていう…。
志村:どうして、嫌われるのが怖くなくなったの?
東:んーとねー、私の心…本当に色々あって…番組でね、サプライズ的なことがあったんですよ。私は知らされていなくって、突然一般の方のゲストが目の前に出てくると。そこで台本だと私はびっくりして感動して、久しぶりー!って言わなきゃいけないんだけれども、私分かんなくてその人が。
志村:はい。
東:で、へっ!?って一生懸命考えて、これは番組をしらけさせてはいけないって、この容貌だときっとそうだと思って「高校の時の恩師ですね?」って言ったの。そしたらね、同級生だったの!
志村・東:あっははは!
東:あれー!?ってなって、で、これはなにー?って思ったら、高校三年間の記憶がすっぽりないの!ほぼほぼ!
志村:あーそうかー。
東:うん。でその企画はもうなくなっちゃって、その同級生も傷付いて、申し訳ないって謝って。でちゃんと自分を振り返ってみようと思ったら、これはなんなんだ?っていうことでそこから色々調べていったんですね。すると、自分は「アダルトチルドレン」なんだってことが分かって、あーよかったー分かったーーっていうね。
志村:そっかー。
東:うん。弱い人間だから逃げてる自分だから、高校三年間の記憶がないんだろうって自分を責めてたんですよ。
志村:うん。
東:でも、あっこういう名称があるんだ!私だけじゃないんだ!私のせいじゃないんだ!っていうところから新しい扉が開いた。
志村:そっかー。
東:うん。対応の仕方、対処の仕方が分かったっていうのはすーごいよかったですねー。で、私は私を救おうって本を読んだり勉強して、で私を作ったのは、ほぼ母だなと。社会も学校もあるけれども、母だなっていうことで、母と対峙をして、母にも生き直しをして欲しいなっていうのでカウンセリングを一緒に受けました。
志村:あー。その辺りから、ほんとの自分になっていくわけですね。ある意味で。
東:私はねカウンセリングを母のためと思って受けたので、自分はもう
、自分らしく生きてると思ってたんですよ。でもところがまだまだで。母がね変わっていき始めたらそれに引っ張られて私も変わっていって、とっても楽になったんですね。でもほんとの自分っていうのは、ないんだな!っていう。全部ほんとにしよう!っていう(笑)
志村:あー、それいいですねー。私もね、そう思ってる。今いる自分って嘘なわけじゃないし、でも過去の自分が今と違ってればそれは嘘なのかってそうではないし、未来もそうだし、色んな要素があってそこにいるからね。
東:そうなんですよねー、母も頑張ってきたけれども母の母にやっぱり「いい子でいなさい。いい人がいいのよ。良妻賢母。」って言われて育ってきて、もう無自覚なんですよね!「いい人やろう!!」と思ってないんですよねー。
志村:そうねー。
東:で母もね、すごい扉は硬かったんだけれども、鍵が見つかったんですねー。ある、もう一瞬でしたね。もうほんとに、鍵穴にはまって、ターーっとこう…はあー、「自分を取り戻した」って感じがありましたねー。
志村:うーーーーん。とても素敵な話。私もね家の中ではね、役割がすごく強烈にあったから、その役目をこなすことってとっても大切だったんですよ。
東:うーん。
志村:私父と母が再婚してるから、母の違う兄弟がいて、その人たち、まあ私の兄弟だから大切な人なんだけど、でも母との文化も違うし、想いも違う。
東:うん。
志村:父親は同じだからお父さんというのは共通してるけど、お母さんが違うって、家庭の中であれば随分違うんですよね。
東:うんうん。
志村:でそれを、私コンパニオンみたいに、
東:あー…。
志村:こっちに良くしてこっちにも良くして、全てを調和させようってずっと思ってて、いつも上手くいかなきゃいけないって思ってたの。だから、すごく家庭の中で自分の役目をどう全うするかっていうのを、ずーーーーっと…あの、うーーん…考え続けてきたのかなー?
東:あーでもそれは考えてたんですね?んん?
志村:行動してたし考えてたし。
東:えっと無意識じゃなくて、
志村:いや無意識でもある。無意識と、全部がそうなってた。でも考えてもいた。
東:考えてもいた…へーー…。
志村:言葉のその、相手が発する言葉と、母が発する言葉の、その意味はどこから来るんだろう?とか、
東:なるほど!
志村:そういう風なこととかって分かっていかないと調整の付けようがないから、と思ったと思うんだよね。
東:うん。
志村:で、それがなんか今のそのセラピストっていう仕事に移っていくんでしょうけど、だからどこでなにを学んだとかって学校よりも家庭というものが一番大きかったかなって思うんだけど。でもそういう中でまた大人になって、仕事もして、仲間とも出会っていって、こうやってちづるさんとも出会ったりとか、またはダイアログの目を使わないスタッフとも出会ったりなんかしながら、うーん、色んな文化を知るとね、もっとそれがより深めてくれるんですよね。それぞれの考え方っていうのを紐解いていくと。
東:うーん。子供って頑張ってますよね!
志村:そう、子供はほんと頑張ってると思う。
東:ねー、コンパニオンしたりピエロしたりね。
志村:そうそう。
東:ほんと頑張ってる。
志村:でそれで、そういうことが常に私の中では若干無意識で大人になってもそういうことってあったと思うの。
東:うーん。
志村:なんか調整しようとか、上手くいくようにしようとか、でもそういうことをなんか、静かに暗闇が解かしてくれたりとか、目が見えない人が解かしてくれたりとか、今日のBarのママさんと言っていいのか、はーちゃんがそれを解かしてくれたりとか、色んな人たちの出会いの中で解けていって、出会いってすごいなーっと思ったんですよねー。
東:そうですねー。出会い無くしてはね、自分のことは分からないです。
志村:ほんとだねー。
東:うーん。

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志村:そしてちづるさんの場合は、そうやってお母さんや自分のことを少しずつ解かしていって、で、やがて活動をされますよね?
東:活動はね、その前からなんですよ。だから活動を通じて、うーん、気付いていったというかね。
志村:あーそっか。
東:そうなんです。だからあ活動はね、もう無我夢中で始めてしまったので。、気付いたら始まってたっていうね。今思えばあのねー、本当に噴火するような想い、居ても立っても居られないっていう…17歳の少年が白血病であるというドキュメンタリーをお家で見ていて、彼が泣くわけでもないし、起こるわけでもないんですよ。とっても淡々としてたんですよ。その淡々としている姿に自分を重ねたんだと思うの。私すごい頑張ってその表面的には元気で明るく、悩みのない、お嫁さんにしたい人みたいになっちゃっていたから、でも心の中ではすごく嘆いてるし、自分のこと好きでいられなくなったりだとか、自己評価が低くてね。
志村:うん。
東:そういうのがあったので、多分それがリンクしたんです。彼と。
志村:あーそっかー。
東:ほんとは彼はどうして僕がこういう病気なの?とかね、怖いよーとか言いたいんじゃないのかなー?と思って。で、それでその彼を探し出して活動が始まるんですよ。なので全然私の中ではなにも整理していなくて、モヤモヤしてる時にもう始めちゃった。
志村:あーそう。そしてその彼と出会ったんですね?
東:えっとね、彼と出会うのは随分してからですね。
志村:うーん。
東:先にご家族に会いました…うーん…。
志村:そこから始まったんですねー。
東:そこから始まって、難病のことを知って、患者さんたちと出会い、するとそこから最初は病気が元で障害と呼ばれるような身体になったとか特性になったって人達と出会い、どんどんどんどん活動が広がっていったんですよねー。
志村:あーそうだったんだー。
東:うん、あと病気で親を亡くした子供たちの就学…えっ、日本ってお父さんがいくなったら進学できない人達がいるの!?っていうビックリですよね。
志村:ほんとにねー。
東:そうなんだー…っていうので、そっちも始まったりとか。
志村:うーん。
東:あ、全部同じなんだなっていう…そこが色々LGBTとか、ほんとに全部って感じになっちゃったんですね。
志村:全部ね。
東:うん、一緒だもんね!
志村:うん、一緒だ。ほんとにそう思います。知らないことでそれがこう…うーん、そこにほんとは苦しかったりとか、もがいてる人がいても知らないと分かんないけど、知るとそれがやっぱり、踏み込めば踏み込むほど問題とかそこの根っこを  と思いますよねー。
東:同じですねー。全ての人は「なりたい私になりたいだけ」っていうか。それが幸せだから。幸せになりたいだけなんですよね。
志村:うん。
東:ほんとシンプルだと思う。なんか今、私行き詰まって…どんどん生き辛くなるなと思ってるんですよねー。社会のためにならなきゃいけないっていう…なんか怖さがある。人が多い。
志村:うん。
東:それを一生懸命社会のために生きなくていいんですよーっていう風に、迷惑かけ会いましょうーっていうね。
志村:そう、迷惑かけ合うのほんっと大事で、
東:ねー。
志村:もう助けてって、助けるよっていうね。そういう風なことほんと大事なんですよね。今って、ほら、みんな格好つけてて、失敗しちゃいけないって思ってるでしょ?
東:うん。
志村:あれ、失敗していいんだよね?
東:でも私もほんとそう思ってた。失敗してはいけない、迷惑をかけてはいけない、間違ってはいけないっていう風に、言われたから!
志村:うん。
東:うん、だから頑張んなきゃいけない!って思ってたので、私は集団行動が苦手でしたね。あと、団体スポーツとかね。
志村:あー。
東:迷惑をかけちゃ、私のせいで失点したら、負けたら、もう辛い辛い辛い生きていけない!と思ってた。
志村:そっかー。
東:うん。なんだろ、迷惑かけあっていいんじゃん!って今思ってるので、「助けてー!SOS―!」って言うのも、それも自分の人生に責任を持つということだなーと。
志村:ほんとにそう思う。
東:うん。社会のためとかね、ご迷惑かけちゃいけないとかね、思うのほんっとに一斉にやーめよっ!って(笑)やめられたいいのにねー、みんなでねー(笑)
志村:ほんとにねー。なんかそういう風な、せーの!じゃないけど…うーん、せめてこのラジオ聴いてくださってる方はね、「あ、別に迷惑かけたっていいんだよ」とか「かけられたっていいんだよ」とかっていうのが、思ってもらえたらいいなーって。
東:そうですね。お互いに迷惑をかけ合う社会が、成熟した社会だと思いますねー。社会のために生きる、じゃなくって、人のためである社会ですよね?逆なんですよねー。
志村:そうそう。社会があって人がその下にいる感じになっちゃってるじゃないですか。
東:そうなんですよー。社会のためとか国のため、会社のため、家族のため…って結局己(こ)がね、ないがしろにされて、孤立っていうか孤独を感じるっていうヘンテコな方に行っちゃってんですよねー…。
志村:そう日本人は昔からそういうところありますよね。
東:うーん。
志村:でもほんとは「人がいるから社会がある」んですよね?
東:うん、うん。
志村:うーん。
東:そうですそうです。
志村:でもその中にいろんな人がいるじゃないですか。
東:うん。
志村:そういう色んな人たちが感じられる、
東:そうなんですよねーほんと。「私はあなたと違う、あなたは私と違う」っていう当然のことなんだけどね。なんかねーー。なんかどんどんつまんない感じになってきてるけど、でも変わるっていうのは信じてますね。
志村:どうしてそれは変わるって信じてられてるんですか?
東:だって変わりたいって思う人が周りにいっぱいいるので。
志村:うんうんうん。
東:変えなきゃとかね。だから結局楽になりたいってことだから、自分を生きるってことなので、たかだかねー、私たち100年も生きられないじゃない?ほとんど。
志村:そうですよー。
東:ねー!
志村:うーん。
東:あっという間なんだから…好きに生きなきゃ…って、最近思います(笑)そうじゃなかった時代が長かったので。
志村:あーそっかーー。
東:うん。だって好きに生きていいなんて思ってもなかった…!「あ、やりたいことやっていいんだ!」っていう…ビックリしたほんとに。

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志村:大切なお話を聞くっていいなって今思いましたね、改めて。
東:なんか今の子供たち、ほんと昔の私を見てるようで、親の期待とか大人の期待に一生懸命応えようとしていて、子供たちだけじゃないですけどね、若い人もね。そこから解放されるといいのになーーって思うけどなーほんとに。
志村:どうしたら解放できるかな?
東:ねー!もうそれはコツコツ…今、でもネットの力ってすごいなと思ってるんですよね。そういうのを発信し続けるっていうのも大切なことなんだなーと思うんですよね。私はとっても辛い思いをしたので、若い時。
志村:はい。
東:で、辛いことって気付いてないんですよね。
志村:あーそうなんですよねー。
東:今振り返れば、あの10代20代って、もう抱き締めてあげたいって。「あんた頑張ってるねーーー」っていうね。
志村:うん。
東:うん、だって全っ然あの時代に帰りたいと思わないですもんね。
志村:あー私もそれはそう思うなーー。
東・志村:うん。
東:でもすごいね、ダイアログさんは。私初めて経験したのが、こういう常設じゃなくって…
志村:はい。
東:なんだっけ…
志村:短期開催?
東:ドイツ…
志村:あ、ドイツ展の時だー。
東:そうそうそうそう!あの…一ヶ月とか?でしたっけ。
志村:はい、そうそう、旧自治大学でドイツ展ってやったんですよね。
東:そうそう、ドイツ展だ、そう、その時に私は平和村の写真展をしていて、それでパートナーとね、付き合ってる人と、今の夫と行ったんですよ!
志村:そうでしたねーー。
東:いや感動でしたね!
志村:うーーん。
東:これはすごいっ!あの時の初めて枯葉を踏んだ感触、あれずっと覚えてるの!
志村:あ、ほんとにー?
東:うん!足でなにかを確かめるって、足の裏で、
志村:はい。
東:足の裏だけでね!視界なくて。あの感覚ってほんっとずっと覚えてるんですよね。
志村:うーん。ねー。足の裏の記憶ってあるんですよねー?
東:うん!
志村:普段は足の裏が記憶してるなんて思いもしないんだけど。
東:そう!子供の時ね砂浜を踏んだとかね、その記憶あるんだけど、やっぱ同時に資格の記憶もついてくるわけよ。しっかりついてくるの。
志村:あーそうそう。
東:しっかりついてくるの!
志村:うん。
東:じゃなくて足の裏だけ!っていうね。
志村:うん。
東:…あれはすごい衝撃だったなーー…。
志村:そっかー。
東:ほんっとにね、今生きてる人たちは経験して欲しいっていうか経験したほうがいいっていうか……ねー…ビックリするぐらい自分に気付きますもんね。
志村:うーん。
東:ほんとに。可能性に。
志村:そうですねー。
東:いやほんと、ほんっとにそうなんだよなーー。なんかでも怖がる人多いね。
志村:最初はね?最初はキャーとかワーとか言うんだけど、女性の方が早く慣れますよねー?
東:そうそうそうですよね多分ね。
志村:男性はねー、どっか見えるだろうと思って、諦めずに一生懸命目をこらして見ようとして、でちょっと女性の方がリードしていくんだけど。
東・志村:(笑)
志村:でも、諦めちゃうとやっぱ同じで、
東:そう!諦めるって大事なんですよね!
志村:あ、そう!それですね!
東:諦めると解放されるんですよね!
志村:そう!そこに何かヒントありますよね?
東:そうなんですよーー。一回諦めると、諦めることができるから「そこまで頑張ろう!」と思えるようになるし(笑)
志村:そうなんですよー。
東:うーん。
志村:それってなんか、別に投げ出すんじゃないんだけど、いい意味で手放すと次が見えるっていうの。
東:そうなんですよ!
志村:それは自由になるのと似ているのかな?
東:そうなんですよねー!ほんとこの体験して欲しいわーー。
志村:ありがとうございます。あのねちづるさん、最後に質問してもいいですか?
東:はい。
志村:あのー、今日このラジオ聴いて下さってる方って、夜中に眠らないで聴いていただいているんだけど、なんかその時に「あ、明日、頑張ろう!」って思う人と、なんかこう、「うーん」って思う人とどっちもいると思うんです。それはどっちでもいいと思うんだけどね、それぞれって大事だから。でもなにかこう、ちづるさんが「あー明日辛いなー」と思う時とか、または「はあ…。」って思う時なんかに、いい大切なヒントとかって、なにかありますかね??
東:えっとね、呪文があって、「ほとんどのことはどうでもいい」って言うんです(笑)
志村:うん!
東・志村:ふふふ!
東:ほんと言うんです。なにかが起こった時に、「ほとんどのことはどうでもいい」。これは宇宙視点なんですよ(笑)宇宙行ったことないけど、もう宇宙視点で言うと、地球があって、私たちの人生ってほんとに100年も生きられないんだから、「ほとんどのことはどうでもいい」って「そりゃ色々あるよ」っていうね。「いや生きていけるよっ」って思うと、割と私は楽になれる。
志村:…それすっごい呪文ですね…。
東:うん。
志村:宇宙の呪文みたいな。
東:うん、ほんと。でもね、これうわてがいるんですよ!私「ほとんどのことはどうでもいい」って思ってたら、先輩なんですけどね、大阪時代のね。「なに言うてんねん!全部どうでもええねんで!」って言うんですよ!
志村・東:あっははは!
東:うわすげーそこまで行けない!!まだ私は行けませんっていう(笑)「全部どうでもええねんで!」って言うんですよ。
志村:そうねーー!「全部どうでもええねんで!」ってねー!そうだよ!ほんとにそうだ!
東:もうちょっと、もうちょっと待ってください!って言ってるから!私今のところは「ほとんどのことは」ですっていう。
志村:ほとんどのことはどうでもよくて、その中でなにかがまた見つかってくるもんねー。
東:うん。
志村:ほんとだ…。すごいですねその呪文。
東:そうなんです、その無責任な感じの呪文は、すごくね逆にねムクムクと自分の人生の責任感が湧いてくるんです(笑)
志村:そうねー。あっ、そこで自分の人生の責任感が出てくるのか!
東:はいそうです。「自分の人生!」っていう。
志村:誰かのじゃなくて、自分の人生。
東:そうですそうです。
志村:そこにまつわる、
東:そうです。自分の人生を大切にできるようになると、他の人の人生もめっちゃ大切!って思えるようになってきましたね。
志村:ほんとにほんとにそうですよー。まず自分で、そして、まわりの人でっていう風になってくるんですもんねー。
東:はい。
志村:はーーいいですねー。なんか、すごくこの呪文は私たちみんなが大切にしたほうがいいな。いやー…、いいなー。
はーちゃん(アテンド):とっても素敵な言葉ですねー!いい言葉ですねー!
東:えっ、どれ?「ほとんどのことはどうでもいい」?(笑)
はーちゃん:あの、いただきます!(笑)
東:差し上げます!!(笑)
はーちゃん:で、申し訳ありません、ちょっとねこのお店、そろそろ閉店のお時間なんですよねー。
東:ごちそうさまでしたー。
志村:私まだ飲み終わってない、飲んでもいいかな?
はーちゃん:はい、どうぞどうぞ、お召し上がりください。
東:綺麗に飲み終わった。
志村:ほんと?早いねー。
はーちゃん:ねー。ずっとこうしてお話を聞いていたいんですけれども。
東:次はなんかね、ちょっと酔えるものを飲みながら。
はーちゃん:あっ、わかりました!ご用意しておきます。
東:あっははは!
志村:やっぱり、ちょっとそういうものないとね、暗闇の中ではね。
はーちゃん:そうですよねー?(笑)
志村:じゃあ次リクエストいただきましたので。
東:よろしくお願いいたします!(笑)
はーちゃん:しかと!(笑)しかとご用意いたしますので、お待ちしております。
志村:ありがとうはーちゃん。ありがとうございましたちづるさん。
東:ありがとうございましたー。楽しかった。



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