DIALOGUE RADIO -IN THE DARK-

日曜の深夜。全てのしがらみから離れて
本当に「独り」になっている特別な時間。
人は誰もが不安や悩みを持っているはず。
この番組は、自分の心と対話することの大切さを伝え、
明日への活力を求める人への応援メッセージを
発信するラジオ番組です。

EVERY SECOND SUNDAY

25:00-26:00 ON AIR

真っ暗闇の中で、心と対話する時間を。
志村 季世恵の写真

志村 季世恵

バースセラピスト

板井 麻衣子の写真

板井 麻衣子

J-WAVE NAVIGATOR

MESSAGE TO STUDIO

MESSAGE

人は他人と比較してしまう生き物だと思います。
人より、恵まれていると喜んだり、
人より、うまくいかないと落ち込んだり、
SNSが生まれたことで、自分を誰かと比較する機会も増えてきました。
そんな今だからこそ自分の心と対話する時間を大切にしたいと思います。
何をしたいのか、何が悩みなのか、何に希望を持つのか。
その積み重ねが幸せを感じる近道なのではないかと思います。
幸せは、自分の心の中にある。


2018.11.11
GUEST

第5回のゲストは冨永愛さんでした。

【冨永さん情報】

VOGUE JAPAN
オンラインページに
コラム連載中。

「I,Supermodel
 冨永愛モデルへの道」

毎週木曜朝更新中。
https://www.vogue.co.jp
/fashion/i_supermodel


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DIALOGUE

せいけん:はい、では、暗闇へ、ただいま♪
冨永:ただいま(笑)
志村:ふふふ。お帰りなさ〜い♪
3人(笑)
せいけん:じゃ、季世恵さん目指して歩いて行きましょう!
冨永:え、まじー!?
志村・冨永(笑)
志村:大丈夫そうですが、私ここにいまーす!
冨永:はい。
志村:白い杖を使って、ちょっと探りながら…来ていただいた方がいいかなと思います。
冨永:はい…なるほど。
志村:もう少し…かな〜?だんだん声が近づいて来ています。
冨永:椅子かな?
志村:あ、椅子あった?でも座らないでください。あ、近くなったよー!
冨永:おもしろーいこれ。へー……もう少しですね。
志村:もう少し!この辺でーす。(手を軽くたたく)
冨永:もう少し、もう少しもう少し。
志村:もう少し〜。あ、来た!来たかも…!手を出してもらえますか?あ…会えた〜〜。
冨永:あーー会えました会えました!
せいけん:はい!ゆっくりゆっくり下ろしていただけると…。
冨永:おっ、椅子!
せいけん:椅子でございましたね。
冨永:椅子でしたね。
せいけん:ということはその前にテーブルが…ある…はずです!
冨永:あ…座りました。
志村:座りましたか?このテーブルが、ちょっと長めにあるんですけど…これが暗闇の中のBarでございます。     
冨永:はーい!うわ…真っ暗!
3人:(笑)
せいけん:お飲物を、ご用意しております。ではメニューをご紹介いたしますね。冷たいものは炭酸のジンジャーエール、かなり辛口のものでございます。それからりんごジューズ、温かいものが、紅茶です。
冨永:うんうんうん。
せいけん:それから、アルコールが、ビールとワインになっております。
冨永:なるほど!
せいけん:はい。
冨永:ジンジャーエール!
せいけん:ジンジャーエールを!はい、承知いたしました!
志村:じゃあ私は季節だからりんごジュースにしようかなー。
せいけん:少々お待ちくださいませ。
志村:冨永さん、暗闇入られるの、久しぶりですよね、きっとね。
冨永:そうですねー。以前、ダイアログ・イン・ザ・ダーク、5年くらい前ですかね?
志村:あー。
冨永:息子と一緒に体験させていただいたんですけど。
志村:どうですか、5年ぶりの暗闇は、どんな感じですか?
冨永:あーー……
志村:ふふふ。
冨永:どんな感じ。なんか…まあ、2回目っていうこともあって、ちょっと慣れてるところはあるかもしれないですけど…でもやっぱりこう…不思議ですよね。目が開いてるのに、真っ暗。
志村:あ、うん、そうそう、じゃあ今目開いてるの?
冨永:開いてます!
志村:あ、私、目閉じてたんです実は。
冨永:あ、そうなんですね。
志村:閉じても、開けても、変わんないじゃない?
冨永:変わんないですね!(笑)そうそうそう。
志村:ねー。なんか、さっき冨永さんが歩いてこられる足音を聞いて、近付いてくるなっていう感じと、安心感をすごく覚えたりなんかして。
冨永:うーーん。
志村:人が来てくれる安心感、みたいな。
冨永:そうですねー。
志村:うーん。
冨永:きっと多分、この暗闇に一人でいたら、怖いでしょうね。
志村:きっとねー。人がいると、
冨永:安心します。
志村:安心。こういう真っ暗い所に身を置いたことって、ありますか?
冨永:その5年前以来ですか?
志村:うん。
冨永:うーーーーん……真っ暗闇、ここまで真っ暗闇ってないですよね。
志村:あ、ここまではねー。やっぱり、星とかね。
冨永:星もあるし家の中でどんなけ真っ暗にしてもなにかしら…ね、充電してるパソコンが光ってたりとか。
志村:あー、そうそう。なんか点滅したりとかね。
冨永:そう。隙間が。
志村:あー、そうそう、外でもね。そうですねー。
冨永:ありますよねー。
志村:うーん。あのう、日中と夜と、どっちが安心します?
冨永:…うーーーん…夜ですかね!私は。
志村:あーー。
冨永:なんか日中は、動かなきゃいけないって思いが強くて、夜はもう、
せいけん:(飲み物)失礼いたします。
冨永:あ、ありがとうございます。
志村:ジンジャーエール!シュワシュワしてる。
せいけん:はい、どうぞ。
冨永:そう、夜は寝るだけだし、向かっていく先が分かるというか、あとは寝るだけ?最終的に(笑)
志村:そっか〜〜。あ、なんか足音が近付て来た。
せいけん:おしぼりを。
志村:あ、ありがとうございます。
せいけん:りんごジュースでございます。
志村:ありがとうございます。じゃあ…
冨永:乾杯。
志村:乾杯。
冨永:私もここら辺です。(グラスの音をさせる)
志村:あ、いい感じいい感じ、いきます。
冨永:はい、乾杯♪
志村:かんぱーい♪
冨永:お!すごーい!

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冨永:味濃いな〜。いつもより濃いのかなこのジンジャーエール。ふふ、味が…(笑)
志村:辛み?辛い。
冨永:うん、美味しいー。うん、この五感ひとつ無くなるだけで…だいぶ違いますね。
志村:ほんとですねー。
冨永:うん。
志村:丁寧になりますねー。
冨永:そうだねー…!確かに丁寧ですね!伝えようとする…伝えなきゃいけないって思いますね、やっぱり見えないから。自分も見えないし。面白いですね。
志村:そうさっき、日中の方が目的がきっとあって、それに対して動こうとしていて、夜だと目的は…あ、決まってるというか、もう寝るということになるからってことか。
冨永:うん、寝る…落ち着きますね。夜はなんか…好きです。
志村:私も布団大好きなので、
冨永:分かる!布団に入るの大好きです!ふふふ。
志村:冨永さんお子さんいらっしゃるから、子供と添い寝するの気持ちいですよね。
冨永:そうですねー、それが一番幸せな時間だったりしますねー。もう今は13歳なので、ちょっとゴツゴツして来ちゃったんですけど。
志村・冨永:(笑)
冨永:小さいとやっぱりプニプニしてるし…ね。
志村:13歳ってちょうど色んなことが開くときですよね?
冨永:そうですね。自分のマインドも開いてるから、やっぱり考えることがすごい多岐に渡るというか。小学生の時は、楽しいとか友達とか、なんかある意味その、子供で可愛いなって思うところがいっぱいあったんですけど、やっぱり中学生になると社会も広がるから、社会との自分の関係とか生きてる意味とか、そういうところまで考えますよね。
志村:あーそう、そうだよねー、自分の存在とかね。うーん。うちもそうだったの。13歳とか14歳とかで一番難しくなっちゃって、生きてる意味とかを考えるようになると、結構なんか…大変だったなー。
冨永:うーん。そうなんですよね、そこで、まあ私も同じだったんですよ。13歳とか14歳ぐらいの時に、生きてる意味とかも考えたりとかして、死んだらどうなるんだろうってやたら考えてた時期があったんで、すごい気持ちが分かって…で、そんなこと考えてると…やっぱ内省的になっちゃって。閉じて行っちゃうんですよね。
志村:どんどんね。内に入るからねー。
冨永:うーん。
志村:閉じて行った、その後は、どうしていくんですか?
冨永:私あの後は、モデルになったので、15歳で。
志村:うん。
冨永:開きましたね。
志村:そうかーー。
冨永:うん。
志村:でもモデルって…私から見ると物凄く大変なことがいっぱいあるだろうなーっていう風に感じるんだけど…
冨永:ふふふ。そうっすねー…まあ大変なことは…多かったですねー。
志村:ねー。
冨永:今思うと、全部ひっくるめてよかったなって思えるんだけれども…。
志村:うーん。
冨永:うーん。ある意味、自分を肯定しなきゃ出来ない仕事だなとも思う。
志村:あ、ほんとにそうですねー、確かにね。
冨永:無理矢理感はすごいありましたけど。
志村:うん、無理矢理でも自分を肯定するのって、中々いいな。
冨永:でもね、その無理矢理っていうのが、よかったと思うんですよ。無理矢理がいつか本当になるみたいな。
志村:言葉に出してね。あ、それ、ちょっといい言葉ですね。
冨永:ふふふ。
志村:今普段はどんなことされてるんですか?
冨永:普段。あのーそうですね、モデルの仕事を、今はよく、多めにしてますね。
志村:あー。
冨永:で、ちょうど一年前ぐらいに仕事復帰して、
志村:はい。
冨永:今に至るんですけど、まあやっぱり母親なので、家事もしますし、家に帰んなきゃいけないし。その時間の使い方?を今ちょっと探ってる感じですかね。
志村:あーーそっかー。
冨永:モデルの仕事は昼夜問わずあるので。そこをどうするか…息子との感じとか。
志村:うん。
冨永:うん。調節って感じですかね。調節していこうとか。やっぱりずっと一緒にいたので、息子と。お休みしていた時は。
志村:うん。3年ぐらいお休みしてたって?
冨永:そうです。息子が小学校の時に、3年お休みしてました。
志村:で、仕事するよーって復帰して。
冨永:そう。
志村:そうするとまた24時間、時間がまた変わってくるわけですよねー。
冨永:そうですね、だから息子と、それこそ話をしながら、やってるんですけど。
志村:私もね、結構24時間だったんですよー。だから…時間を作るのはすごく工夫しましたねー。
冨永:うーん。
志村:夜中に話し合うこととか、あったりした。話し合うって言い方も変だけど、親子で話そう、みたいなのを遅い時間にしたりとかねー。
冨永:うんうんうん。なんか、その、話そうって思うタイミングとか、話を聞いてくれるタイミングとか、向こうが話を聞く体制になってくれるタイミングって、こう…合わないと話出来ないですからね。
志村:そうなんですよー。で、今日だなとか、今話した方がいいなとか、または、あ、そろそろこの話しといた方がいいなとかってあったりするじゃないですか、タイミングってね。
冨永:うん。
志村:タイミング逃しちゃうと、消えちゃうんだよね。
冨永:そうなんですよね。その時々でほんとに、大事なことがあって、まあ伝えるっていう難しさもあるんですけど。
志村:うん。
冨永:うーん。
志村:そっかー。最近息子さんと、いい時間取ったなーとかってのは、どんなことでしたか?
冨永:そうですね、あのー…息子が、うーーん…ちょっと悩んでそうな、言い辛そうな雰囲気を漂わせている時に…あのう…ついこの間なんですけど…「ココア飲む?」って…(笑)
志村:あー、ふふふ、うんうん(笑)
冨永:冷えてたんでもう(笑)寒かったんで。
志村:はい。
冨永:「ココア飲む?」って言ったら。「あー飲む」って言ったんで、ココアを作って、で、テーブル向かい合って座って。
志村:はい。
冨永:ただ飲んでるだけなんですけど…会話しなかったんですね、私も聞かなかったし。
志村:はい。
冨永:そしたらなんか、その時間が…なんかいいなーって思いましたね、最近。
志村:あー、いいねー。なんか私実はね、見えてないから言うんだけど、あの、鳥肌が立っちゃってます今のお話で。
冨永:あ、ほんとですか!(笑)
志村:私…私もね、同じようなこと思う。そうだなー…20年ぐらい前かなー、思い出したの。息子と話になんなかったというか、なにを言っていいかちょっと上手く出来なくて、で夜中にね、「ココア飲む?」って。
冨永:ワー!!…同じ(笑)うふふふ。
志村:うふふふ。で飲んでたの。
冨永:ヘーーーー!…。
志村:(笑)
冨永:なんでしょうね。
志村:それでちょっと今すごいびっくりしたんだけど(笑)
冨永:ヘーーー、面白いー…。なんか、ココアなんですよ!
志村:うん。
冨永:うん。そこはココアだったの。
志村:分かりますよー。
冨永:ココアなんですよ(笑)面白いですねー、なんか。こう…うーん、いい時間だった。
志村:うん。それって言葉じゃなくてねー。その言葉かけることも大事だけど、同じ時間を、なにか心通うものがあって、共有するって大事ですよねー。
冨永:うーん。そうですねー。
志村:うーん。そうですよー。すっごく、一番上質な対話なんじゃないかと思うなー。
冨永:うーん。なんか…アンテナですよね。アンテナを張っておくことだなって、私はいつも思ってるんですけど。その、もちろん「ココア飲む?」って言って「いらない」って言われることも何回かあったんですけど、
志村:ふふふ。
冨永:その…「あ、今ココアかな?」とか、なんか、今ここの暗いところにいて、物凄いアンテナ張って話してると思うんですけど。
志村:ほんとですねー、うーん。

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志村:あのう…冨永さんは13歳とか14歳とか?その中学校の多感な時期っていうのは、一番どんなことを考えながら過ごしてたんですか?
冨永:…うーーん、生と死について。
志村:うん。
冨永:ですかね。死んだら…どうなるんだろうなって…。
志村:うん。
冨永:死にたいって思ってた…し、
志村:うん。
冨永:自分の人生について、多分すごく…考え始めたんでしょうね。
志村:うん。なるほどねー。
冨永:自分と他者を比較して…うん、そうねー…。
志村:そうね人と比較すると、なんとなく死にたい気持ちになってくることってあるもんね。
冨永:うん、そう…脳みそがね、物凄い、こう…開いてたんだと思うんですよ。
志村:うーん。
冨永:だから、そういう考えに至るっていうか。多分今までそんなこと考え…あでもそうだなー…。小学生の時は、死にたいとかじゃなくて、死んだらどうなるんだろうって、自分の魂が死ぬことによってどこに行くんだろうってことを、ひたすら考えてたんですよ。
志村:はい。
冨永:小学生の時は。うん。
志村:でその、生きる、その自分の中の理由みたいな、生きてていいんだかみたいなのを、探す時期になってくるじゃない?
冨永:うんうん。
志村:中学生の頃ってねー。
冨永:そうね。生きる意味を探すんだろうね。
志村:そう。
冨永:そこだね。
志村:うん。
冨永:最初の試練だね。
志村:うーん、最初の試練だねー。
冨永:うーん。そう、きっと息子も、今そこにいるんだろうなー…という感じはしててね。まだ全然これから先の人生のことを、ね、もちろん決まってないし当たり前だけど…なんか、どうにでもなれるところじゃないですか。
志村:はい。
冨永:中学生って。自分でこれから選んで行くんだろうし、運命的なものもあるんだろうし、なんかそれを…見てるのがハラハラする(笑)
志村:あーー。
冨永:ふふふふふ。
志村:直視しないほうがいいね。
冨永:ふふふ。
志村:なんか子供の頃って…両目で見ちゃうと、なんかこう、お母さん…光線で、子供転けちゃう時あるなって思いますね。
冨永:もうほんっっっと!そう思う。もういやほんっっとそう思います。私、横目で見るぐらいにしてますもん。両目で見ちゃうと、ダメだ、言い過ぎちゃうだろうし。
志村:うん。
冨永:ほんとそう思いますね。分かる。
志村:そうそう。でも家事もするんでしょう?
冨永:しますね。嫌いじゃないですからね。料理は好きだけど。
志村:あ、お料理好きなんだー。
冨永:はい、好きですね。
志村:ヘーーー。
冨永:だから、そこは全然苦じゃない。
志村:ふーーん。じゃあ2人でご飯食べて、
冨永:そうですねー。うーーん、そう2人だからねうちねー。なんか
、幸せだなって思うことは多くなりましたね、私は最近。
志村:あーーいいねーー。そういう何気ない時ですか?
冨永:そう、感じる。その、幸せを……今までって、やっぱり仕事も忙しくて、で家事もしなきゃ!なんとかしなきゃ!って、それこそさっきの話じゃないけど日中は色んなことやらなきゃいけないって、やっぱりそういうことに追われてると、なんか、あーーっていう思いばっかりで。
志村:うん。
冨永:気が付かないことも。やっぱりその3年お休みしたっていうのがあって、でそれから仕事をし出すと、あっ、ここは大切、この時間大切だなって感じられるようになったんですよね。
志村:そっかーー。
冨永:うん、なんかそれが、そこが幸せだなーって。うん、すぐそばにある幸せを幸せだなって思えるようになりましたね。
志村:それ素敵なお話ですねー。なんかほら幸せになりたいって時って、幸せを感じられてない時だなって私は思ってて、その…幸せってその時感じるものなんだよね、きっとね。
冨永:うん。そう。そうね。
志村:このジュースが美味しいとか、今この空間で、なんて贅沢な暗闇なんだって思ったりとか、そういう風な…その感じることなんでしょうねー。
冨永:そう思いますねー。だから仕事も3年休んで復帰して、モデルっていう職業…というかモデルとして歩もうと決めて、で、やっぱり久しぶりに会う顔もあるし、久しぶりにランウェイ歩いてみたりとか、あーー幸せだなーって思いますねー。
志村:そっかーー。あのう、だってそのランウェイってすごい短い時間だけど濃い時間?
冨永:そうですね。
志村:そこをこう、一瞬のその所の幸せ感っていうのは、また…どうなんだろう…ご飯作ってる幸せ感とはまた違いますか?
冨永:んふふふふふ…違いますね!
志村:うふふふ。
冨永:うふふふ!モデルのランウェイ歩いてたり撮影してたりすると、ある種、うーーん、物凄い高揚感があるんですよね。表現してる時の私って…なにかをこう…感覚的にいうと、自分っていう存在を超越してるような。
志村:あーー、うーん。
冨永:もう自分ではない。なんかそういう感覚があるので。
志村:自分の体からもちょっと抜けてるぐらいな…ちょっと違うんでしょうね。
冨永:うん…表現って面白いなって思いますね。
志村:その…表現ってすごいですね。例えば台詞があるとか、または歌を歌うとかとはまた違った表現じゃないですか。
冨永:そうなんですよ。体だけ、ですからね。体の身体表現…ですもんね。
志村:ほんとねーー。
冨永:うん。その人それぞれの道があってっていうのと同じように、ランウェイっていうのが、その人の道。その…モデルの仕事って一期一会なんですよね。二度と同じようなシチュエーションは無いし、二度と同じ写真って撮れないんですよ。
志村:うーん。
冨永:だから二度と同じ服を着て歩くこともない。
志村:そうかーー。
冨永:それもすごく面白い所だなーって。
志村:うん……。一期一会ねー。それはすごい言葉ですね。その中で出てくるっていうのは。
冨永:なんかね、そのランウェイっていうのも、その服を着た私、その服を着た冨永愛が、歩いてるところを見せるわけじゃないですか、皆さんに。
志村:はい。
冨永:だからその服を着た冨永愛っていうひとつの人生を、みせる。感じてもらう。
志村:それかっこいいね。
冨永:うん、かっこよく言ってみた。ふふふふ(笑)そう、短いんだけどね。
志村:うん、それを感じる瞬間があるんだね?ずっと感じてるのか、それは分からないけど、でもそれを感じながら歩かないと、いや、それってそうしないと歩けないね?
冨永:うん…昔はやっぱり、自分が…自分がこの場で一番キレイだ!って。私が一番かっこいい。って、自分で無理矢理思って歩いてたんですよ。
志村:うん。
冨永:自分自身がなかったから。
志村:うん。
冨永:でもそれが、いつしか認められてきて。
志村:はい。
冨永:少しずつだけど、なんか冨永に、Ai Tominagaにショーに出てもらってよかったって言ってくれる人がだんだん増えてくるとやっぱりそれが、ちょっとずつほんとになっていくっていうか。
志村:うん。そうかー。それが自分のものになって行ったんですね。
冨永:うん。冨永愛が自分のものになって行ったのかな〜。
志村:人に評価されていくって、人が認めてくれるっていうのを、上手く受け止めらんないって時もあるじゃない?
冨永:うん、そうですねー。だって、日本でスーパーモデルだってちやほやしてもらってた時は…あんまりいい風に思えなかったですね。
志村:うん。じゃあどうしてそれが、受け止められるようになったんだろうね?
冨永:でも、受け止めたっていうよりも、どちらかと言うと、受け止めた……うーーん……受け止めたのかな?
志村:うん。
冨永:スーパーモデルだとはまだ私は思ってなくて、そこらへんは納得してないんだけど(笑)んーでもなんか…難しいな…!
志村:いやなんか今お話伺ってて、これも私が勝手に思ってたから違ったら違うよって言って欲しいんだけど、なんか自分が…自分もそういう風に、あ、なんか私いい風になってきてるぞっていうのの、なにか自分で持てる、少しずつ揺るがないものと、そして誰かがそれを認めるっていうのが合わさった時に、なにかこう、上手く開くのかなみたいな。
冨永:うん。
志村:なんかほら、よく鳥がまだ卵の中に雛がいて、お母さんが、ほらほらもう鳴いてらっしゃい、殻割るよーってコンコンってやっても、あれ割れないんでしょ?ちっちゃな卵の中にいる雛がコンコンってやるとお母さんもコンコンってやって、初めて卵がパカーンと割れて生まれるっていう風になるんだけど、人ってそれあるなーって私は思う時あるんですよね。
冨永:うん。
志村:タイミングっていうよりも、なんか、自分がこう、
冨永:うん。
志村:どうなんだろう、そういうのってあるのかなって。
冨永:確かに確かに。やっぱり、自分自身の成長?と卵、ほんとに卵だったんじゃないかなって思いますね。
志村:そう…。
冨永:中の成長と。うん、なんだろう、まだそれを私には分かる程の…うふふ、成長は出来てないのかもしれないけれど。うーーん。
志村:いやいや。そうするとさっきおっしゃってたような、ああいう生き方になるのかなーみたいなねー。
冨永:うふふ。
志村:いや、どうしてこんな話したかっていうと、さっきの話に戻っちゃうけど、子供達も多分同じで、自分に自信がなくて、認めてもらいたいのになんか親とか大人に言うと、うるせーよっていう風に聞いてもらえなくて、でも自分もだんだん成長したなーって思った時に言ってもらうと、そうだろう?って思うみたいな。
冨永:うんうんうんうん。
志村:でも大人もそうなんじゃないかなーって思ってて、例えば、自分の上司にお前いいなって言ってもらっても、自信がない時ってちっとも響かないみたいな。
冨永:うんうんうん。
志村:そういう互いのなにかがあるのかなーって感じる時あるのねー。
冨永:そうだね、そうだね、だからやっぱりココアなんだよ。
志村:そうだねー、ココアかーー!そこかーー!
志村・冨永:(笑)
冨永:ふふふふふふ。だからやっぱりココア…(笑)
志村:ココアなんだなーーー!!
冨永:タイミング、アンテナと。タイミングと。
志村・冨永:(笑)

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冨永:心を溶かしますよね、ココアは。
志村:溶かすねー。なんでかなー?でもそれ想像できますね。冨永さんがココア飲んでるのとかね。
冨永:ふふふ。なんかね、でもね、そういう自分も好きなんですよ。どちらかと言うと。物凄く辛くて、悩んで、1人でココアを飲む自分?だからよく、なにかがあって落ち込んだ時とかは、とことん落ち込めるんですよ私。その時の気分にあった音楽を聴いて、ズーーーンってなれる。
志村:もう海の底に行くくらいにねー。
冨永:海の底にまでタッチできるぐらい、ズーーーンってなれる。(笑)
志村:あのこう、海の底まで沈んでるみたいなズーーーンってやつは、結構また違って居心地もいいんだよねーー。
冨永:そうなんですよねー。分かる…!
志村:分かる?
冨永:分かる。でも、そっから、それをやるとそっからでも這い上がってくる時は絶対来るわけで。
志村:そう。
冨永:ずーーとそこにいないんですよね。
志村:そうなんですよー。やがてはねー、這い上がるんだよねー。
冨永:苦しくなっちゃうのか、飽きるのか。
志村:あー、飽きもするかもねー。
冨永:うん、うん。
志村:なんかそれ、何回か繰り返すと、あーこれ海の底に沈んでるけど、まあ今はそれでいいんだよなって思えたりとかしちゃうもんねー。
冨永:うんうん。
志村:うーん。なんか、私このラジオ聞いてる方って色んな方がいると思うんだけど、眠れない方とかね、明日どうしよっかなーーって思ってる人も聞いているだろうと…考えてるのね。もちろん元気で、ちょっとハイテンションで聞いてもらってる方もいたら嬉しいんだけど、色んな人たちがいる。
冨永:うん。
志村:そういう時に、あー、明日迎えてもいいかなーって思ったりとか、まあズーーーンでもいいんだなとかね、そういう風に感じてもらって、明日という…まあ今日はもう月曜日になるんだけど、朝迎えてもらったらいいなって時に、今日の話は良かったなーって思うなーー。
冨永:あーほんとですか?嬉しいなー…。あのう…私は、まあみんなそうだと思うんですけど、朝日って好きなんですよねー。
志村:うん。
冨永:朝起きた時に、一番最初にやるのがカーテンを開けるんですよ。
志村:はい。
冨永:あの光の入り方が、大好きですね。
志村:いいねーー。
冨永:今日が来たと。
志村:そう、今日が来たんだよねー。お日様が今日を作ったみたいなねー。
冨永:そうそう。まあ毎日毎日今日は来るんですけどね。
志村:うん。それを迎えてる自分はすごいね。
冨永:なんかすごい好きですね。うん。
志村:いやーー、すごいなー、今はこんな真っ暗なのに、太陽見えたもんね。
冨永:見えましたね!見てました私も!
志村:見たー?
冨永:うん、見てました朝日。見てた。
志村:いやそうかーー。なんか、あの、このBarって閉店の時間があって、きっとそろそろ閉店だって言う予感がするんですけど、
冨永:はい。
志村:最後に暗闇の中で、残してみたい言葉って、ありますか?
冨永:…いいっすか?
志村:うん。
冨永:好きだよ。……どうっすか?
志村:いやーーーー、ちょっと私……それ私に言ってんの?って、それみんな思っちゃうだろうけど、「好きだよ」っていいなー…。
冨永:なんか今すごい、言いたいなと思った。
志村:いや…私個人としても、このラジオ聞いてる人もきっと、私も好きですって風に…
冨永:はははは!(笑)
志村:もう言い合おうよ…!(笑)
冨永:好きだよ!好きだよ!言って言って。
志村:好きだよ。
冨永:うん。
志村:大好き。
冨永:うん。大好き。いいね。ふふ。
志村:いいね。いやー今日ありがとうございました。
冨永:こちらこそ、ありがとうございました。



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