DIALOGUE RADIO -IN THE DARK-

日曜の深夜。全てのしがらみから離れて
本当に「独り」になっている特別な時間。
人は誰もが不安や悩みを持っているはず。
この番組は、自分の心と対話することの大切さを伝え、
明日への活力を求める人への応援メッセージを
発信するラジオ番組です。

EVERY SECOND SUNDAY

25:00-26:00 ON AIR

真っ暗闇の中で、心と対話する時間を。
志村 季世恵の写真

志村 季世恵

バースセラピスト

板井 麻衣子の写真

板井 麻衣子

J-WAVE NAVIGATOR

MESSAGE TO STUDIO

MESSAGE

人は他人と比較してしまう生き物だと思います。
人より、恵まれていると喜んだり、
人より、うまくいかないと落ち込んだり、
SNSが生まれたことで、自分を誰かと比較する機会も増えてきました。
そんな今だからこそ自分の心と対話する時間を大切にしたいと思います。
何をしたいのか、何が悩みなのか、何に希望を持つのか。
その積み重ねが幸せを感じる近道なのではないかと思います。
幸せは、自分の心の中にある。


2018.09.09
GUEST

第3回のゲストは広末涼子さんでした。
【広末さん情報】
テレビ朝日10月クール金曜ナイトドラマ『僕とシッポと神楽坂』出演します。


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DIALOGUE

広末:左側に壁がある。あ…柱…
志村:もしかして広末さんですか?
広末:はい!
志村:あははは。
広末:あ、ちょっと遠くから声が。こんばんは。
志村:こんばんは〜。季世恵と言います、よろしくお願いします。
広末:よろしくお願いします、今日はよろしくお願いします。季世恵さんももちろん見えてないんですよね?
志村:全然見えてないでーす、私と広末さんが今ちょっとこの距離を感じながら出会えたらいいなと思うんですけど、ここまで歩いてこれますか?
広末:はい。
志村:私この辺にいます。(手を叩く)
志村・広末:うふふ。
志村:あ、手、ありますか?
広末:はい。
志村:どこかなー?
広末:どこかなどこかな…結構近い気がする。
志村:あ!見つかったー!
広末:あ、はーい!
志村・広末:よろしくお願いしまーす。
志村:ここから私たちは、暗闇のBarに行く予定なんですけれども、Barはどこだろう…あれ?
広末:あ、当たった…
カッキー:いらっしゃいませ。
志村・広末:あ、うふふふ。
カッキー:Barのマスターでございます。これから席とテーブルにご案内しますので、では広末さんから。
広末:あ、これは椅子だ!四角い!
志村:私もそばに行ってみようかな〜…あ、もうすでにこれ椅子だ!あ、辿り着けちゃった!座ります。
広末:はい、季世恵さん…。
志村:多分ここだっ。今、広末さん座ってますよね?
広末:はい、座ってます。
志村:あ、よかったよかった。私も多分座っていて、これテーブルに座ってんじゃないですよね?大丈夫だよね…はい、オッケーです。
カッキー:お飲物のオーダーは既にお聞きしてるんですけども、お出ししてもよろしいでしょうか?
志村・広末:はい、お願いします。
カッキー:はい、お待ちください。
広末:テーブルはどのくらい大きいものなのか分からないですね。椅子はちょうど真四角で、1人が座れるくらいの木目のある、
志村:あ、木目って分かりますか?
広末:はい。
志村:あ、すごい。
広末:でもテーブルはツルツル。でも木かな?これ。
志村:木ですねー。今どんな感覚使ってますか?一番。
広末:なんですかねー…こう視覚に頼らないから落ち着くというか…一生懸命にならなくて済むというか。
志村:うーん、ほんとですねー。
広末:諦めがつくというか。
志村:あー。諦めがつくって中々いいですねー。
広末:ふふふ。
志村:諦めがつくと落ち着くのかな?逆にねー。
広末:大人になるとそうかもしれないですねー。
志村:あーそっかー、子供の方が…あでも子供どうなのかなー?
広末:…子供はもしかしたらあんまちり変わらないのかもしれないですねー、恐怖心が生まれなければ。
志村:うーん。あ、なんか音がした。
広末:グラスの音が。
志村:広末さん子供の時って、どんな感じの子供だったんですか?
広末:うーん…多忙でしたね。やりたいことが多すぎて。
志村:あそうー!
広末:ほんっとに。でもそのやりたいこと全部自分の親はさせてくれたので、やるからには、始めたからには簡単に辞められなくて、気が付いたらすごく多忙な小学生になってました。月曜から日曜まで、学校以外の…バスケットボール、スイミング、お習字、硬筆、エレクトーン…塾、高学年になったら。だったのですごくフル稼働してましたね(笑)
志村:あーそうだったんだーー。えー、じゃあ遊ぶことよりはお稽古ごとが多かったのかな?
広末:あーでもそれも遊びイコールだったので、自分がやりたいって言い始めたことだったから、確かに途中から大変になっちゃったり、面倒になっちゃったものも自分から言い出したので辞められないなって感覚はあって…でも遊びたい!でしかも受験するために高学年になって塾に行くと、ほんとに遊ぶ時間が無くなっちゃって、でも遊びたいから朝早く学校に行ってましたね。
志村:はー、すごい、それは〜。
広末:7時とかに学校に行って、バスケットボールしたり、放課後遊べない分朝と昼休みに遊ぶみたいな(笑)
志村:すごいすごいー!朝7時から学校!
広末:はい、朝一番で入ってって感じでしたねー。
志村:へー、私の起きてる時間だったかもしれないなー。
広末:あはは、そうですか(笑)
カッキー:お飲物お待たせしました。
広末:はーい。
カッキー:今お注ぎしますね。
広末:あ、はい。
志村:あ、なにを頼んだんだったかな?
広末:私炭酸水を頼みました。グラスがねワイングラスみたいな、今私細い所を持ってます。
(♪グラスに炭酸水を注ぐ音)
カッキー:どうぞ。
広末:…いい音。いただきまーす。冷たい……あ、美味しいです!
カッキー:季世恵さんもお待たせしました。
志村:あ、私はねー、アイスティーを頼んだんですよね。
(♪グラスにアイスティーを注ぐ音)
カッキー:どうぞ。
志村:ありがとうございます。いただきまーす。

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志村:広末さん、子供の頃の時期を過ごして、充実した状態で、そして高校とかはどうしてたんですか?
広末:えーと、小学校上がるくらいから、だからいわゆる物心ついたっていくつから言うのか分からないんですけど、気が付いた時から女優さんになりたいっていう夢があったので、高校・大学に行く時に東京出て、オーディションを受けて、大学、学生が終わるまではなにかチャンスを掴めたらって思っていて…なので親戚のおじおばには、高校からお世話になりますってもう小学生の時から言ってたので(笑)
志村:ハァ〜〜すごいそれーー、そう!
広末:だからちゃんと受験勉強がんばるからって言ってて、でも実際やってることは全然文化的なことではなくてただの田舎のスポーツ少女だったんですけど(笑)
志村:いやーーそれがよかったんでしょうねー、きっとね。
広末:そうーー。だけどほんっとにラッキーなことに本屋さんで見つけたオーディション雑誌で、あ、高知っていう田舎に住んでてもオーディションって受けられるんだって思って、っていうのは書類選考的なことですね。
志村:あーはいはい。
広末:で、じゃあ、まあ経験としていきなり高校生からオーディション受けるよりも、もしチャンスがあればオーディションだけでもね、いっぱい落ちても、落ちても落ちても経験しとけばなにか収穫があるかもって思って、中学生の時に始めてオーディションに書類を送ったのがキッカケで。
志村:あーーそうだったんだーー。
広末:それがたまたまほんと数打ちゃ当たるよねーなんて母と言ってたのが、たまたま一発目で当たってしまって(笑)
志村:わ!すごーーい!
広末:まさかのー(笑)
志村:そうなんだーー。
広末:ほんとにー、ほんとにラッキーで。
志村:へーーーーー。
広末:出会いが良かったんだと思いますね。
志村:でも今すごいと思ったのは「落ちても落ちても経験になる」みたいなね、数打ちゃ当たるみたいなその発想って、すっっごいポジティブですねー!
広末:ほんとですねー。それはほんとに楽観的でポジティブなのは、母からの遺伝なのか、ちょっと南国土佐で育った(笑)
志村:いやーーー素敵それーーー。
広末:太陽の下で育った人だからなのかなみたいな感じですね(笑)
志村:へーーーーー、あーそうだったんだーー。そんなポジティブな広末さんが、なんかこう悩んだこととか、いや違うんじゃないかなって思ったことって、あったりしたんですか?
広末:うーーーーん……それは、今までの?
志村:今までの中で。
広末:それはありますねー、あの、今お話ししてたみたいに自分がすごくポジティブで楽観的だったので、まあ、その自己肯定感っていう部分でも強かったんだと思うんですけど(笑)、うーーん…自分が人の悪口を言わなければ人に嫌われることはないとか、正義感とか、正しいことを貫いていたら、笑顔でいれば、みんなが幸せになれるみたいな感覚が無意識の内にあって、小さい頃は。それがやっぱり社会に出てから、特に芸能界っていう世界に入ってから、うーーん、その想いだけだと理解できないこととか伝わらないことがあるんだなって知った時は…初めて迷ったかな〜。悩んだというより。なんか、それが騒音なのか…こう自分を否定されることとか、記事でなにか書かれたりみたいなこととか、違う想いもあったりとかっていうものが、無視していいものなのか自分が理解しなきゃいけないものなのかっていうのが、最初の壁だったかもしれないですね。
志村:あーそうだったんだ、それどうやって乗り越えたんですか?
広末:うーーん……どうやって乗り越えたんだろう…なんか信じる気持ちが多分強かったので、自分が。だから信じていいのか分からない時に…どうしたかなーー……。お勉強したかな?(笑)
志村:あ、そう〜。
広末:そうですね(笑)その時もそれを自分の答えを出す時に、すごく色んなものを読んで、その気持ちを言葉にしたり、頭で整理するために、うん、勉強したり。その次にすごく大人になってから悩んだ時は、とにかく勉強しましたね。どう解決すればいいのか、今まで知らなかった法律のこととか、税理士さんのこととか(笑)なんだろ現実的に、だから結構解決策を見出して前に進みたいタイプなのかもしれない(笑)
志村:あーそうかそうか。ふ〜〜ん。
広末:なんかこう、出口が無いと思ってないかなー、うーーん。
志村:そっかー、その笑顔でいなきゃいけないとか、いい形でみんなから否定されないようにしようとかって、誰でもあると思うんだけれども、でもそれをまた違う形で勉強していって…打破しようとしていたのかなー?
広末:そうですね、実際その解決策を見つけることもそうだけど、自分を納得させることとか、自分にさらに自信を付けることとかっていうのが、前に進めるっていう風に無意識に思ってたような気がします。悩んでても始まらなくて、まあ泣くときは泣いてもういっそ思いっきり落ち込むときは落ち込むんですけど、そこに停滞してるとなにも始まらないから、そのためになにをするかっていうのを考えてたんだと思いますね。
志村:うん、そっかーーー。素敵ですね。
広末:(笑)
志村:やっぱりポジティブなんですね?
広末:そうでしょうねーー。
志村:そもそもね。
広末:そうじゃなかったら、きっと女優さんを続けられてない気がします(笑)とっくに辞めてるかなーっていうか(笑)うーん。
志村:もし女優さん辞めてたらなにしてたでしょうねー?
広末:…えっとー、もう一つ、小さい頃からやりたいお仕事はあったんですけど、イルカの調教師をやりたかったんですけど。大好きで。イルカが。
志村:イルカ好きだったんだー…!
広末:そうですね(笑)初めて好きになった監督の映画を観てても『グラン・ブルー』とか、ジャック・マイヨールとかに出会ってさらに好きになって、だけど…そうですね。
志村:ジャック・マイヨールかー。
広末:はい。イルカと一緒に過ごした時間とかも、そう、だから職業的にはそれはもう一つ憧れだったり、好きな仕事になりそうな気がするけれども、もう女優さんをした後、どうだろ…今考えると…主婦…がいいですね。ふふふ。
志村:主婦ねー。そうかーー。
広末:主婦は最高に、こう意義のある、幸せな、まあそれに加えて母親っていう仕事が加わってくると…うーん、女性にしか出来ないラッキーな経験もさせてもらえるし、成長させてもらえる。
志村:いいですねー。
広末:大変な仕事だと(笑)思います(笑)
志村:やりがいのある仕事ですよねーー。お子さん、いらっしゃるんですか?
広末:はい、私はいますね。3人います。
志村:3人?そっかー。子育てしてると自分も育ちますよね。
広末:ほんとにそうですねー。親として気付かされること・成長させられること・学ぶこと・いっぱい辛抱したり我慢したり・見守ることもそうですけど、また子供のお陰で自分も初心に返らされたり童心に返ったりとかっていう感覚も、私はすごく好きですねー。
志村:うーん、あのー取り戻せますよねー、子供の時にこうだったなみたいなのにね。
広末:そうですね。
志村:子供と遊ぶってそういうことだもんねー。

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志村:私、広末さんの本で、すごく好きな所があってね。
広末:はいっ。
志村:子供のことを抱っこしてタクシーに乗ったら、
広末:はいっ。
志村:そのタクシーの運転手に向かって挨拶したって「こんにちはー」って言って。
広末:あははは、あ〜〜。
志村:それはご自身のお子さんじゃなかったのかもしれないけど、
広末:あーはい。
志村:子供一人連れてるだけでこんなに自分が声掛けたりとか、変わるんだってのがあったと思ったんだけど、あの時になんか「わーお会いしたい方だなーー」ってすごく思ったんですよ。
広末:んふふふ、はーい、ありがとうございます。そうですね、その時は、知り合いというか親戚の子供を連れてたまたま2人でタクシー乗った時だったんですけど、まだ自分も子供がいなかったので、うーん、タクシーに乗るとうつむいてたり声で気付かれたりするとちょっと面倒だったりして、街を歩いてると人と目を合わさない癖が付いていたので、なんかこう、その子がいることで窓が開いたというか、こんなに一人子供を連れてるだけで接点が持てるんだなとか、それは人ともそうだし、もしかしたら社会とか世界ともそうなんだなって風に思いましたね。守らなきゃいけないとか繋がらなきゃいけないとかっていう感覚もそうですけど、自然とこう…自分のいわゆる広末涼子っていうものから、勝手に解放されちゃったっていうか(笑)
志村:あーそうだったんだーーー。
広末:うーーん、そうでしたねー。
志村:そうあの時にねー、なんか感動したんですよー、すごく。
広末:女優さんである前に一人の女性で、子供を連れてる一人の大人だって思ったら普通に挨拶が出来て、挨拶するなら目を合わせなきゃいけないし、それがなんか嬉しくて。最近出来てなかったんだなって気付いた20代前半だったと思います。
志村:そうだったんですねーーー。今、どんなお活動してるんですか?
広末:活動ですか?
志村:うん。
広末:あ、もちろん女優さんとして映画だったりドラマだったり、こういう風にラジオや取材を受けさせていただく中で、元々はその女優さんっていうのは夢で、ブラウン管の中に…今はブラウン管って言わないですけど(笑)テレビの中に入りたいとか向こうから発信したいとか体験してみたいっていう、夢でしかなかったものが、それを作品を通じて残すメッセージがあったり、受け取ってくださる方がいるっていうことを知った時に、なんか夢がこう、使命感みたいなものに変わって、それがもしかしたら天職だなって思って、今やっぱり30代後半になると、うーん、なんか自分にしか出来ない社会貢献なんじゃないかなって思っているので、
志村:わー、素敵。
広末:うーん、なんか母親として子育てをする以外に私が出来ることって…うん、女優さんっていう仕事なんじゃないかなーと思っていますね。
志村:ほんとですねー。作品通して、うん、誰かに元気与えたりとか。
広末:そうですねー。やっぱり自分もそういうところから夢を抱いて、叶えてもらってな訳だから、それを伝えるって言うと偉そうですけど、誰かの原動力になったり勇気になったりパワーになってもらえる作品作りに、自分も加われたら、幸せだなーって思ってますね。
志村:私あのー、広末さんの映画とかドラマ見ていて、今こう暗闇の中で、ちょっとこう目線っていう言葉を使うのは変なんだけど、でも相手の人のことを見る目線がすごく好きなんですよ。
広末:あ、はい。
志村:なんかあのー、セリフとかね、ご自身の表情とかもすごく素敵なんだけど、相手役の人のことを見守ったりとか、見つめている、そのー…見方っていうのかなー、あのねすごく私、好きなの。
広末:ありがとうございます!ふふふ。
志村:あーほんとに、人のことを見て誰かを応援したりとかを、感じてる方なんだなーってのを、そのセリフ無い所で感じるんですよ。
広末:すごい、嬉しいです。
志村:あ、ほんとー?
広末:はい。
志村:ああいうのって、やっぱり人柄出るんだろうなって思うんですよねー。
広末:んふふふふ。…ね〜、その…役者さんってセリフ、言葉を伝えるだけじゃなくて、その間とか、空間とか行間みたいなものがすごい大事だって言われるから、今すごい褒め言葉をいただいたなと思いました(笑)
志村:うわっ、そうですか。
広末:嬉しいです。うーん、そうですね、人が好きだからな。昔から人が好きですね。なんか高知の人ってウェルカムで、温かい空も海も広くて青くてでっかい自然の中でみなさん生活されてるせいか、こう大らかで、元気で…そういう人たちの中で育ったから、人が好きなのかなーっていうのは、大人になってから気が付きましたねやっぱり。
志村:あーーーそっかーーー。
広末:はーい。
志村:そう、高知って空が青くて、海が青くて、ちょっとなんかやっぱりあの南の豊かさありますよね?
広末:そうですねー。ほんとにみなさんよく笑うしよく喋るし、元気ですねー。
志村:元気ねー、声が大きくてねー。
広末:んふふふ。
志村:すごいいいですよねー。私の思い出の所なんですよー。
広末:ほんとですか?
志村:私年が離れてる姉がいて、結婚したのね。徳島に嫁いで、
広末:わー。
志村:で徳島から高知に旅行に行ったの。姉家族と一緒に。その時にお魚が美味しくって姉と一緒にいっぱい笑って、その姉は去年亡くなっちゃったんだけど、
広末:あー、そうですかぁ。
志村:でもすっごくねいい思い出で、今でも高知の空と海と、姉の笑い声とかは全部セットになって、私の記憶に残ってるんですよね。特別な場所です。
広末:あー…。
志村:うーん、明るい。
広末:そうですねー…いい記憶の思い出でよかったです、こっちが。ふふ。
志村:ほんとに、ほんとに。

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志村:広末さん素敵な人ですねー。
広末:とんでもないです(笑)すっかり飲み物を飲むの忘れてました。
志村:あ、ほんとだ、飲みましょう。
広末:話に夢中でした(笑)うーん、なんか、その作品を通して元気になったり笑顔になったり、まあ涙も温かい涙だったりすると、明日からがんばろうって思ってもらえたりとかっていうものを作っていきたいなっていうのは、多分私の原点から変わっていなくて、みんなで元気になりたいなっていう気持ちはあるんだけど、なんだろう時代的なことで言うと、昔よりみんな現実的になっているというか、子供たちが(笑)なんだろう、夢が「いやそんなことは出来ないから」とか、現実的になっている感じが私は見ていて思うことが多いので、夢を持てる…国っていうと大袈裟ですけど、ね、世界とか時代とかになっていけたらもっとみんな色んなことに一生懸命になれたり、疑わなかったり自信が持てたりするんじゃないかなと思うから、自分は一生懸命向き合ってキラキラしてたり、あったかかったりするようなものを発信していくことで、みんなに勇気を持ってもらえたらいいなーって思いますね。
志村:ほんとねー、そうですねー。大人も夢持ってたらいいもんね。今だけじゃなくてね。
広末:そうですよね。
志村:そうすると子供も夢持てて、みんなで夢持てたらいいですよね。
広末:そうですね、やっぱり夢とか目標があることで毎日が変わっていくと思うし、毎日と自分が変われば周りも変わっていくと思うし。それがこう…相乗効果で、世界を変えていくんじゃないかなって思ってますね。
志村:いいですねー。
広末:ふふふふ。
志村:そっかー。
広末:一日24時間じゃ足りないですけどね(笑)
志村:そうね、足らないね。ほんとね。ちなみに、広末さんが、
広末:はいっ。
志村:そうね…70歳80歳、90歳くらいかな?おばあちゃんになった時に、どんな風になっていたいですか?
広末:…そうですね〜……なんか…私はすごく母親はやっぱり大好きで、ずっとお手本で、すごくイキイキして一生懸命で、素敵な主婦なので、で今はもう素敵なおばあちゃまにもなっていて。なのでその母親像をずっと追いかけていくんだろうなーとは思うんですけど。
志村:うーーん。
広末:最近だったら尾畠さんですかね!すごい話題になってますけど(笑)ああいう風に人のために一生懸命になれる人っていうのは、ボランティアっていう方向性だけじゃなくても、年を重ねても自分の信じるものに一生懸命になれる人でありたいなっていうのは、なんか久しぶりに思いましたね、性別全然違いますけど(笑)
志村:うーん。あの純粋にこう…自分の願いに、
広末:ひたむきで。
志村:そう。
広末:ねー。
志村:うーーん、そっかーー。
広末:そういうおばあちゃんになりたいですね、うん。
志村:私最近ね、孫が出来たのね。
広末:あ、はい…!
志村:うん。で、やっぱり自分の子供を抱っこした時と、孫を抱っこした時と、ちょっと違うのね。うん…なんだろう、やっぱり自分の子供の時はどう育てるかっていうかなー、まだ私最初の子供出産した時21歳だったの。21歳だと周りの人に「そんな若くて子供が子供を産んだって感じだった」って言われたんだけど、でもひたむきに育てることを大事にしたんだけど、でも途中からこの子が育つ世の中ってどんなんだろうってことを考えだして、それで孫を抱っこした時には、やっぱり孫の時代どうなっていくんだろうって思うんだけど、その…子供と孫が出て来たら、その次のことも考えることが出来るようになってきて、やっぱりみんなが明るく幸せでいられるのって、どういうことなのかなーとかより強く考えるようになりましたね。
広末:うーん。
志村:さっきのお話に共通しているかな、もっともっとみんなが笑顔になったらいいなーって風に、そう思ったりして。
広末:そうですねー。なんかこう、やっぱり自分中心に回ってた10代とはまた違ったいい意味での責任を持っての20代とか母親っていう立場は、成長させてもらえますよね。
志村:ほんとねー。
広末:視野とか視点も全然広くなったり変わるし。
志村:うん…はっちょっと今お聞きしたくなっちゃったんですけど、
広末:はい…!
志村:子供から教わったなーってこととか、なんかありますか?
広末:うーーん…たくさんあり過ぎて(笑)うーーんたくさんあり過ぎて難しいですけど……うーん…運動会とか観ると…自然に、無条件に涙が出て来てしまったりして。それってなんだろうって思った時に、もちろんあんなちっちゃかった子がこんな一生懸命走ってて、数年前はただ真っ直ぐ走れたことで感動してるのに今はこの闘志と競争心と、みたいなのをみて…成長に対してなのかな?って思ったら、途中からその情熱とか一心不乱な一生懸命さに感動してるんだなっていう。大人になると…スポーツの世界とかはまた違いますけど、普通にお仕事をしていて生活をしていて、感情的になったり勝ち負けに露骨にこだわったりみたいな(笑)ものを観る感動が無かったので、それでなんだなーって、その素直さとか真っ直ぐさに心を打たれてるんだなーって思った時に、あー自分も、大人だからこうしなきゃいけないとか、理性的にどうだとか、表面的にはこうしなきゃいけないとかっていうのではなくて、真っ直ぐな人でいたいなというか。っていうのは思いましたね、子供みたいなそういう一生懸命さを失いたくないなーっていう風に教えられることはしょっちゅうですね(笑)
志村:は〜、いやそれ分かりますよー。私もよく泣いてた!
広末:うふふふ。
志村:運動会…あとなんだろうな、合唱発表会とかね!ああいうの聞くだけでもなんか勝手に涙出て来ちゃって。
広末:そうですねー。
志村:心が洗われるかのような気持ちになったりして…そう、そうなんですよねー。
広末:なんかこう…"そのまんま"を見せられてる感じというか。大人になると取り繕ったり、体裁があったりとかっていう、感情が表に出てくることが少なくなっていくんじゃないかなって思うので、そうじゃない真っ新なものをみると、ほんと今おっしゃったみたいに心が洗われて…ね…自分もそういう存在じゃなきゃいけないな!っていう、女優さんという立場としては(笑)
志村:そっかー。
広末:すごいそう思わされたりしますねー。
志村:いやー、いいなー。なんかずっと聞いてたいお話ですね。
広末:ふふふ、いえ(笑)そんな大した話ではないんですけど、そうですね。
志村:朝まで聞いてたいような素敵なお話いっぱい聞いた…。
広末:ありがとうございます。
志村:ありがとうございます。あの〜、Barのマスターにお聞きしてみようと思うんだけど、このお店って何時までやってるんですか?
カッキー:実はそろそろ、このお店も、
広末:あっはは。
カッキー:閉めようかなと思っています。
志村:あっそうだったんだ!やっぱり。
カッキー:はい、そういうタイミングでした。
志村:この残ってるドリンクがもしあったら、最後に飲んじゃった方がいいかな。
広末:いただいちゃおう〜。
志村:いただこう。いっぱい喋っちゃった!
広末:う〜〜ん、美味しかったです〜。
志村:美味しかったね〜。
カッキー:ありがとうございます。
志村:ありがとうございました今日。
広末:はーい、ありがとうございましたっ!



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