DIALOGUE RADIO -IN THE DARK-

日曜の深夜。全てのしがらみから離れて
本当に「独り」になっている特別な時間。
人は誰もが不安や悩みを持っているはず。
この番組は、自分の心と対話することの大切さを伝え、
明日への活力を求める人への応援メッセージを
発信するラジオ番組です。

EVERY SECOND SUNDAY

25:00-26:00 ON AIR

真っ暗闇の中で、心と対話する時間を。
志村 季世恵の写真

志村 季世恵

バースセラピスト

板井 麻衣子の写真

板井 麻衣子

J-WAVE NAVIGATOR

MESSAGE TO STUDIO

MESSAGE

人は他人と比較してしまう生き物だと思います。
人より、恵まれていると喜んだり、
人より、うまくいかないと落ち込んだり、
SNSが生まれたことで、自分を誰かと比較する機会も増えてきました。
そんな今だからこそ自分の心と対話する時間を大切にしたいと思います。
何をしたいのか、何が悩みなのか、何に希望を持つのか。
その積み重ねが幸せを感じる近道なのではないかと思います。
幸せは、自分の心の中にある。


2020.10.11
GUEST

第28回のゲストは浅田美代子さん


PHOTO


DIALOGUE

志村:こんばんは。
浅田:こんばんは。
志村:最近お会いしたのって・・・
浅田:あのう、希林さんの三回忌?でお会いしましたよね〜。
志村:でしたよね〜。もう三回忌になっちゃうって。
浅田:そうなんですね、あっという間の2年でしたね〜。
志村:本当に。
浅田:うーん。でもああやってまた集まって、また希林さんのお話とかをしてると、知らなかったことがまだあったりとかして、みんなが気持ちが1つで、まあ「ばあば」って希林さんのこと、私たちばあばって呼んでますけど、ばあばの話してると、すごくいいですよね〜。志村:ね〜。
浅田:なんか、生きてるなーって感じがしますよね。
志村:本当に、本当に。みよちゃんって私は呼ばせていただいてるんですけど・・・今日もいいですか?みよちゃんで。
浅田:はいもちろん、もちろん!
志村:みよちゃんとお会いしたのは、なので2年前なんですよね。
浅田:そうなんですよね。ですから、希林さんの病床にいられたのは、私と季世恵ちゃんと・・・季世恵ちゃんって呼んでて(笑)季世恵ちゃんが・・赤の他人と言っては変ですけど、家族以外ではこの2人だけだったんですよね〜。
志村:本当に。
浅田:でもよく病室で会ってね、よく3人で色々喋ったりとかね、して。
志村:うん。どうしてみよちゃんがここにいるのかって言ったらねっていう風に、ばあばは、希林さんは私に話してくれたんですよね。ある時、なんでだと思う?って。私はセラピストとして希林さんがご病気になってから関わることになったんですけど、なのでそれは亡くなる時には私はそばにいるっていう風なお約束してたんですね。でもどうしてみよちゃんがいると思う?って希林さんが私にお聞きになって、で、どうして?って聞いてみたらね、みよちゃんはね、女優なんだよって・・・あ、それ知ってるんだけどって言ったんだけど(笑)そしたらね、女優はね、人の死をちゃんと見てた方がいいんだっていう風に言ったんですよね。なので、あの子もね、俳優なんだから、私を通して生きることとか死ぬこととか最期を見た方がいいと思って、ここにいてもいいって感じたんだっていう風におっしゃったんですよね。
浅田:・・・すごいなぁ・・・。
志村:ね〜。なのでずっとご一緒にいて、そこから私たちはちょっと不思議な繋がりを持って。
浅田:ね〜。
志村:で、その時にみよちゃんに、映画を、希林さんは。
浅田:そうなんですよね、その前にその映画・・私にもうちょっとなんか変わって欲しいっていうか、それで企画をしてくれた『エリカ38』っていう映画があるんですけれども、本当現実にあった詐欺師の話で、で、前からああいうなんかこう・・事件があると、みよちゃんはこういう役をやった方がいいのよって言ってて、私がいや私には来ないでしょうって言ったら、うーんそうだね〜って、なんかこう『釣りバカ日誌』のみち子さんとかそういうイメージばっかりだから、来ないよね〜って言ってて、本当に今回のこの詐欺の事件の時も、これはいいよあんた!これがいいよ!って言って、いや私には来ないでしょうって言って、終わってた・・・!と思ってたの私は。
志村:はい。
浅田:そうしたらある日電話が来て、あ、みよちゅあ〜んって言って、全部決めたから、映画にするからって言って、プロデューサーは誰、監督は誰って全部決めて、で、予算はそんなにないけど、頑張るのよ!!とか言われて、もう本当に・・・なんて答えていいか分かんなくて、もうありがとうの一言じゃ済まされないし、もうえ〜・・・っと思って、なんっていう愛情なんだろう・・・って本当に思ったんですね。で、その当時も希林さんちょっとそんなに体調良くなかったので、それでもそういう会議とかも全部出てくれてたし、最後の仕上がりは見れなかったんですね、最終的には。でも全部やってご自分も出演してくれたんですよね・・・うーん・・・。
志村:そのエリカの役やった時に、ご自身に変化ってなにかあったんですか?
浅田:うーん・・・やっぱり、その詐欺師・・・悪いことは悪いことなんですけれども、なんか彼女の中の違った部分も出したいと思ったし、ただ単に詐欺してお金を儲けるだけが楽しい女じゃない、どっか奥に裏があるんだろうなっていうところを演じたかったし、やっぱりあとは、なんか自分にはあまりやったことがないような役だったんで、とにかくがむしゃらで、この映画に関してはもうとにかく監督の言う通りにしようって思った。
志村:うーーーん。そっか、そしてその後にもうすぐ公開される映画ですよね?
浅田:そうですね、『朝が来る』っていう河瀬直美さんが監督で、それはまた、養子縁組の話なんですけれども、子供が産まれないご夫婦と、子供が出来ちゃったけど育てられない人との間を繋ぐ役割なんですけども、それは難しいなって思ったんですよね。やっぱりただ単に優しいだけじゃダメだし、どうしようっていう感じで、河瀬直美さんとは2度目なんですよ、希林さんが出てた『あん』っていう映画で。で、元々河瀬さんと引き合わせてくれたのも、樹木希林さんなんですよね。
志村:あーそうでしたよね。
浅田:うーん、だからなんか多分その映画が決まってキャスティングしてる時に、希林さんがね、あ、河瀬さん、この役みよちゅあ〜んはどう?って上から言ったんじゃないかな!?と思ったぐらいのタイミングだったんですよ。
志村:あ〜そうですか・・・。
浅田:うーん。だからこれもまあ難しい役でしたけど、でもその河瀬さんの映画作りっていうのは演じちゃいけないのね。お芝居をしたら絶対嫌で、「役を積む」って言うんですけども、その人になんないといけないみたいな。
志村:なるほどね。
浅田:だから、私は広島のあの新島っていうところでロケしてたんですけど、本当撮影に入る前から入って、そこで赤ちゃんを産む人たちと一緒に生活して、そうやってどんどんその役になってく。
志村:実際にね〜。
浅田:そう、そういうやり方ですよね、うん。
志村:そしてそこで、じゃあ広島の方で役作りというかリアルを感じて。
浅田:うん、そう、もう本当1人で行かなきゃいけないし、もう、もう全ての人にそうだけどマネージャーさんとかいたら嫌なわけ。
志村:なるほど。
浅田:河瀬さんは。もうその人になんなきゃいけないからって言うんで、もうずっといましたね。本当コンビニもないんですよ。だけど、島の人たちの温かさとか、その家から見える夕日とか、海の音とか、すっごい綺麗で・・・なんだろうね、他だったらそういう・・・なんだろう、例えばこういう緊張してて眠れないか導眠剤飲んで寝ようかなとか言うこともなく、あの波の音っていうのはすーごいリラックスできて、ぐっすり寝れるんですよね、あの・・・。
志村:そっか、自然の豊かな中でね〜。
浅田:はい、う〜ん。
志村:う〜ん。そしてそこでみよちゃんは、その養子縁組を繋ぐ役をなさったわけじゃないですか?それってリアルになにか、ちっちゃなお子さん見たりとか・・・?
浅田:ん、だから里親さんになった人たちにも何組も会ったし、そういう集まりにも行ったし・・・こう、じゃあ今度産む側の人とも会って、その生まれた時も会ったのね。生まれた時もその子供に会いに行ったりとか、もう色んな人に会ったんだけど、その養子縁さんっていうのは、待ちに待った子供なわけね。だから、もう幸せなんですよ。だから、すっっごい愛情持って育ててんのね。
志村:あーそうなんだ・・・。
浅田:で、私は不思議なのは、血が繋がってはいないのに、顔がそっくりになってるのね、4歳ぐらいなると。お父さんそっくりだね〜っていう感じに顔がなってたりとか、いや本当に今の世の中でああやって虐待でね、殺されてしまう子供がいるんだったら、こういうシステムはすごい大事だなと思って。
志村:本当ですね。
浅田:うん、うん。で、子供達も、まあ物心つく6歳ぐらいまでには、自分が産んだ子ではないんだよってのを伝えなきゃいけないのね。でそこが一番苦しいらしいんですけれども、徐々にお風呂に入りながら、ここ(お腹)から出てきたんじゃないんだよーとかね、広島に本当のお母ちゃんはいるんだよーとか言いながら、納得させていく?じゃないと、高校生とか思春期になって分かってしまうことの方が傷つくんですって、やっぱり子供たちは。
志村:そうですよね。
浅田:だからそうやって物心つく前ぐらいから徐々に徐々にそういうことを教えて、近所の人に、あんなもらいっ子なのよって言われたとしてもね、うんそうだよ!って言えるようなシステムとか、そういうやり方もすごいなあと思って・・・うーん。
志村:本当ですね。
浅田:そうなんですよ。
志村:日本ってまだ、でもその制度ってなかなか・・・。
浅田:なかなかないですよね。
志村:広がってないですよね。
浅田:だからこの私がやった役は特別養子縁組っていうシステムで、生まれて・・・もう1週間とかすぐに渡すの。
志村:うーん。
浅田:だから、本当に赤ちゃんから育てるんですね。
志村:もう新生児ですね。
浅田:だから・・・乳児院とかに入ってしまうと、そこでの生活があって、なんか2〜3歳ぐらいまで決められなかったりとか、あのう、養子さん、養子を欲しい人が見に行って、変な話、うーんあの子。って言うこともあるわけよね。だけどこの特別養子縁組は、男でもない、女でもない、分からない!どんな子が来るか分からないっていうシステムで、だから男の子と女の子の名前考えといてくださいねっていうことで、まあ最悪、障害があっても本当は障害があってもいいということなんですけども、一応その障害は言って、いややっぱりちょっと・・・って言ったらもう二度とそこには入れないっていうシステムになってて。でも・・・うーん、障害持ってる子も、ダウン症ちゃんとかもね、本っっっ当にね、可愛がってね、もういちいち、いちいちよだれを拭いてあげたりとか、本当に素晴らしいなあと思って、感動しますよね〜あれはね〜・・・。
志村:本当にね。
浅田:だから、血の繋がりだけが家族ではないなと思って。
志村:本当にそう思います。
浅田:うん、うん、もっと強い繋がりがあるなと思うようになりましたね。うーん・・・そうですよね。
志村:ね。今だって、なにかの事情で父さんと母さんと暮らせない子供達って約4万5千人いるんですよね。
浅田:ねー・・・。
志村:で、養子縁組をするって言っても、まだまだ全然件数は不足していて。
浅田:そうねー・・・。
志村:ね。
浅田:だから、日本はまだまだ養子っていうのがちょっと暗いイメージあるじゃないですか、養子縁組って。でももうちょっと、あんだけ幸せそうに暮らしてるところをもっと見て欲しいなと思いますけどね。
志村:本当にね〜。
浅田:うーん。
志村:そう思います。
浅田:だってやっぱり本当に欲しかった、子供が出来なくて出来なくて・・・って言っても、夢にまで見た子供との生活だし、すっごく楽しく暮らしてるし。
志村:ね〜!
浅田:うーん、すごくいい関係になってるんですよねー。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

志村:そう、もう本当にコロナになってから色んなことに変化があって。
浅田:そうですねー。
志村:ね、それはきっとダイアログだけじゃなくて、みよちゃんにもあったのかな?
浅田:いや、っていうかもうだからこう・・・自粛生活?私も3.11の時の震災の後も思ったんですけども、あのう・・・今はコロナじゃない?で、例えばレストランの人とか本当に大変だと思うんだけど、そんなに夜中3時、4時までやってなくていいよね?っていう、普通に、海外でもそんなにやってないわよね?っていう。だから、逆になんかいらないものが・・・いらないものって言ったら悪いな、便利すぎるものが淘汰されていってもいいんじゃないかな!?って思ったりするんですよ。で、震災の後も電力があれしたから消してたじゃないですか、で渋谷の駅とか、普通に暗くなってた・・・でも夜だからいいんじゃないこれで?・・・て。あんなビカビカビカビカね、色んな宣伝のあれがビカビカビカビカついてなくていいじゃない、これが夜ですよ!と思ってたんですよね。
志村:本当ね〜。
浅田:そしたら、もうやっぱちょっとするともうまたビカビカの世界に戻ってるじゃないですか。でもああいうものは本当に無くしていけば、電力だってあんな原子力とか使わなくて少しは済むかもしれないし、なんでまた戻っちゃうんだろう?と思って。
志村:本当ね〜。助け合うこともできたしね。
浅田:そう。だからいいものだけを残していけばいいのに、急にまた戻っちゃうから、それもすごいなーとかなんかなーと思うんですけども。だからこのコロナも、本っ当に家族の、
まあ私は家族いないですけど、いないっていうか弟夫婦ぐらいしかいないけど、でも家族のあり方とか、そういうものを考え直す時期に来てるんだなと思うし、やっぱりご飯とかも自分で作って、あーこれ美味しかったなとかってことも必要なんじゃないかなと思う。
志村:本当にね。
浅田:うーん。まあ私はもう話し相手が、今1人住まいですから犬しかいないんですけど、犬と3密でしたけどね。
2人笑う。
浅田:でも、それでも、それで、やっぱり救われたなーと思う。やっぱり話す相手って言うと変だけど、自分が面倒見なきゃいけないものがいるということは、すごく自分が助かる。
志村:そう思います・・・。
浅田:もうなんかつまんないなーって言ってゴロゴロ寝ちゃうーっていうんじゃなくて、しなきゃいけないことがある?とりあえずこの子達は私がいないとダメだっていう、ご飯あげたりとか、お散歩したりとか、具合が悪いかどうかっていうのちゃんと分かるとか、そういうことをしてると、ある程度ちゃんとした生活できるじゃないですか。全く1人だったら、ダラダラダラダラしてたかもしれない(笑)
志村:本当だねー。それって命がそこに存在してるってことですよね。
浅田:そうなんですよねー。うーん。だからやっぱり助けられたなぁと思って、犬たちに。もうただひたすらにね、それを待ってるわけだから彼らは。
志村:本当にね〜。そうすると、話が通じてる・・・まあ。言語として通じてなくても、通じ合ってるしね〜。
浅田:うん、全然通じてますよだから、なんかすぐ分かるもんね。まあ言葉は大体2〜3歳児と思えばいいんじゃないかな?
志村:あ、分かる分かる。
浅田:いくつか、お散歩とかさ、ご飯とか、ねんねとか。
志村:ね〜。
浅田:だって面白いもん、なんか粗相・・・粗相っていうか、いたずらする子が一匹いるんですよ、大きいから棚のなんか乗っかっちゃって、おやつ食べちゃったりとか、そうすると私がその袋を見つけて、あ!?って言うとふぁ〜って逃げるからね、怒られると思ってるから(笑)あんたでしょ?ってすぐ分かる(笑)
志村:分かるそれ〜(笑)うちの猫と犬も、協力し合って棚からね、猫が食べ物を落として、そうすると犬が袋を開けて食べるっていうのをね、共同作業してるのね。そういう時って私がこ見つけると、お互いに知らんぷりして、何事もなかったみたいな顔するもんね。
浅田:分かる・・・(笑)
志村:で、そういうの見てるとやっぱり、命の存在って大事なんだなって思いますよね。
浅田:ね、それなりに知恵使ってね、色々してくれるんですよね。
志村:ねー。そうすると、そういう風な愛情?が、自分をこうまた生きてこうって力になったりね。
浅田:そうですよねー、うーん。そう、私は犬たちには助けられてますねー結構。
志村:あの、みよちゃんほら、動物愛護の活動されてたじゃないですか?
浅田:はい。
志村:それちょっと教えてもらってもいいですか?
浅田:まあ、元々が私の母が亡くなった時に、それから立ち直るのに、その当時飼ってた二匹の犬に助けられたと思ってんですね。もちろん友達もいるし、あれだけでも、やっぱ毎日もう落ち込んで、もうどこにも出たくない、なにもしたくないっていう時に、やっぱりしなきゃいけないこと?この子たちのためにご飯あげなきゃいけない、お散歩は行かなきゃいけない・・行きたくない・・と思いつつも行ってる内に、あー春が来たんだなぁとか、あーそろそろ夏だなぁとか、季節の変わり目を感じたりして、そういうことによって自分が立ち直れたんですね。で、そこで一頭の子が亡くなった時に、やっぱり私は犬に助けられたんだからなんかしようと思って、その殺処分とかそういうことは多少聞いて知ってはいたんだけども、なにをすればいいんだろうと思って、分からなくて、じゃあとりあえずその保護犬というものを飼ってみようと・・・いうことで、一頭の、その殺処分寸前の子を引き取ったんですね、寸前前だった子。そしたら、彼女はもう虐待もされてたし、もう人は全く信用しないで、もうずっとケージの隅でうずくまってて、ご飯あげるのもなんだろう、野良猫ちゃんにあげるよに、ポンっと置いて、私の姿が見えなくなったら、ちゃちゃちゃちゃって出てきて、カカカカって食べて、またビュン!ってそのケージの隅っこに行くみたいな子で。では大変だな・・・と、時間かかるな、こういう子はと、推定5歳だったんで、かかるなあ・・・と思ってたんだけども、徐々に徐々に、構わないようにしつつも徐々に徐々にしっぽがちょっとずつ上がってきて、仕事から帰ってきた時玄関にしっぽ振って迎えてくれた時はもう涙出ちゃう・・・!
志村:はあ・・・うーん・・・!
浅田:でもそれは何年もかかってないんですよ。
志村:・・・そう〜・・・・。
浅田:うわーっと思って・・・その感動はすごかったんですね。で、そこから、そういう・・この子本当に殺されてたのか・・!と思うと居ても立っても居られなくなって、色んなことしようと思って、最初は殺処分のことから入ってたんですけども、でも色々と、ペットショップで売られている犬や猫たちの親?がどういう・・・もう、ひどい環境、もちろんいいブリーダーさんもいますけども、ひどい子犬の工場みたいな、ただ産ませるだけの道具にしてる業者とかいるんですよね。で、そういうところにレスキュー行ったりすると、もう地獄なわけ。
志村:うんうんうん。
浅田:もう、産まれて抱いてもらったこともなければ洗ってもらったことも、糞尿のもう積み上がったところでご飯だってちゃんと食べられないし、もうおやつなんか与えられたことないしみたいな子がわんさかといて・・・うわぁこれはもう冗談じゃないと思って、で、またそこからそういう悪徳繁殖業は無くさなきゃいけないなと思って、色々法改正とかあったから署名集めたりとか色々してるんですけどね。
志村:うーーーーーーん・・・。
浅田:うーん。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

志村:希林さんね、みよちゃんはね、愛情深い子なんだよって私に何回かおっしゃってましたけど、今日お話聞いて、うん、本当だって思ってるし、でもそれは、うん本当だっていうか・・・私ね、動物もそうだし、人間もね、命はね大切にしないといけないなぁって本当に思う。
浅田:そうですよねーーーーー。
志村:それは・・・だってさ、動物を大切にできない人が、人のことを大切にできるかって言ったら、それはやっぱり違うと思うしね。
浅田:そうですね・・・変な話ですけど、動物虐待して、そこから人間にいくことが多いんですよね、本っ当に。あの神戸の酒鬼薔薇事件もそうだし、元々彼は猫を虐待したりとか色々やってるんですね。そういう人が人を殺すっていうところに行く事件が、本当に多いのね。だから、甘く見ちゃいけないと思うんですよ、動物虐待っていうのをね。だからそういう虐待に対しての刑罰も重くするようにしたりとか、うーん、やることいっぱいある。
志村:いっぱいあるね。
浅田:虐待も言い出したらキリないし・・・。
志村:本当にね・・・。
浅田:で、やっぱり、猫がされるのが多いね、やっぱりああやって地域にいるからね。
志村:うん・・・。
浅田:うん。可哀想で・・・うん。
志村:あのう、私の見ていた、私のカウンセリングで見ていたあるお子さんがね、お母さんやお父さんから愛されることがなかった・・んだけど、そのう・・ワンちゃんがね、隣のお家にいたんだって。で、そのワンちゃんが、すごくその人のことを可愛がってくれたんだって言うのね。私は犬に愛してもらったんですって言ってて、で、やっぱり学校から帰ってくる時に待っててくれたんだって。大体なんか下校時間分かるみたいで、それで外の門のところでしっぽ振って待っててくれて、キュンキュン言ってペロペロ舐めてくれたんだって言うのね。で、お母さんやお父さんが「おかえり」とは言ってくれなかったけど、そのワンちゃんは「おかえり」って言ってくれたんだっていう風に思ってて、それで学校の給食をね、パンをいつも半分残してその子にこっそりあげてたんだって。そうすると、またまた愛情が芽生えてきて、それでそれが自分の中で、愛するってことを知ったきっかけだったんだって風に言ってくれたんですよね。だから色んな愛ってあるなーって、思う。
浅田:そうですねーーー・・・・分かるなーそれねー、うーん・・・。
志村:みよちゃんは、動物ともそうだけど、人と人との繋がりも大事になさってるじゃないですか?
浅田:そっかな・・・でも、まあ、ちょっと希林さんとも言ってたんだけど、ちょっと私も意外とこう見えて、人見知りなとこあるのね。そんなにすぐばっとこう・・・仲良くできそうじゃないですか、例えば仕事して、わーなんとかかんとか!ご飯食べよう!みたいになりそうな風に見えるんだけど、実は意外とそうでもなくて人見知りで、それはばあばも分かってて、で、ばあばもそうだから、なんとなくずっと仲良かったりするんだけど。でもやっぱり、ちゃんと知り合った人は大事にしたいですよね、縁があった人っていうか。
志村:そう思う。いやなぜかと言うと、どうしてそう思ったかって言うと、人への思いやりとかね、で、ちょっと今こう・・・困ってるんだろうなーとか辛いんだろうなーと思う時に、なんか突然に「はい、メロンパン」とかね。
浅田:(笑)
志村:そう(笑)してる姿を私は拝見していて、その人が今1番温かくなる気持ちがね、ことを、大切にしてるんだなーってよく思う時があったの。
浅田:・・・褒めすぎです・・・。
志村:ふふふ。そう、ご本人はそう思うかもしれないけど、なかなかできないなって思う。
相手を見てるし、それは動物とか人とか関係なくちゃんと誰か見ていて、その時に自分ができる行動とかを考えていらっしゃるんだろうなーと思うんだけど・・・?
浅田:いやいや・・・そんな、照れます(笑)
志村:ね。
浅田:うーん。いやいや(笑)
志村:どうしてそういう風に、みよちゃんがそうなったのかなーって、だって芸能界入ったのって・・・
浅田:16歳の後半ですね〜。
志村:うーん。
浅田:で、まあ3年ぐらいで結婚して、離婚して、で、また出戻ってやってるって感じですよね。
志村:うーん。そういう中で、人を大切にするってことも覚えたのか、またはもっともっと小さい頃なのか、私はちょっと分かんないんだけど・・・。
浅田:うちの父が、まあ良くない父親だったから、母が苦労してたりを見てて・・・ああはなりたくないなと思ったのと、ここ、私はこの人のずっと世話になるのは嫌だっていうのは思ってたのは、ありましたね。
志村:うーーーーん。
浅田:そう・・・で、母はやっぱり昔の人だから、うちの弟が大学かな、就職かな、までは離婚はしないで我慢するって言ってたんですね。その、親の離婚が原因で行けなかったら可哀想っていう発想で、で、本当にそれ大学だったかな・・・就職が決まった時かな・・・なんかでそれで本当にスパッともう私別れるんだけど、もうどうぞどうぞ!!って。もっと早くから別れてって言ってたじゃない!って。弟も私も言って、それでちゃん別れた。だから親も離婚してんですけど(笑)
志村:それを選択したんですもんね。
浅田:そう、そうなんです。で、なんかその時あれ母は50代だったんだけども・・・子供達の世話になるのは嫌だっつって、そんなのに、自分で正社員、どっかの正社員になってきたんですよ・・・!
志村:50代で??
浅田:うん!それは私びっくりした!すっごいね!!って。何で?正社員??って。パートとかあれじゃないの?契約とかじゃないの?って正社員・・・・そうなのよー正社員って言われたのよーとか言って、ゴルフの道具を売る会社、道具を作るとか売るとかいう会社のあれで・・・すっごい、その時もやっぱりすごい人だなぁ・・・と思って・・・格好いい・・・って、うちの母親は好きだったんですけど、うん。
志村:うん。すごい生き方ですね。
浅田:そうなんですよ。だから母親が早く亡くなったのはすごくショックで、ショックというか悲しかったよねー。でも希林さんもあの時、うちの母が入院してたりする時、よく時々病院に来てくれて、元気付けてくれてたんですけど・・・。
志村:うん・・・。そっか、そういう風な、誰かが関わってくれるとか、そういうのとかってやっぱり見てると、知ってると、大切な事って分かるもんね〜。
浅田:そうですよね〜。
志村:う〜ん。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

志村:いやー、色んなお話を伺って、なんかみよちゃんがちょっと違ったみよちゃんが今日は、見せていただいた感じがするんですけど。
浅田:いやいやいや・・・(笑)
志村:みよちゃんね、今お話伺って私思ったんだけど、やっぱり情が深いんだなーみよちゃんって、って思ったことと、そしていつもニコニコ笑っていて、あのほら私、希林さんたちに教えてもらったんだけど、みよちゃんは一生誰かの妹役なんだよって風に・・・(笑)
浅田:あ、言ってた・・・?(笑)
志村:そうそうそう。
浅田:あ、本当〜、うん。
志村:常に役って、あ、役じゃなくて・・・
浅田:人生だよね。
志村:そうそうそう、常に妹みたいに可愛がられてて、いつもいつも愛くるしいみよちゃんでしょ?って。よくお聞きしたんですよ。
浅田:えぇ・・・(笑)
志村:って、言ってたでしょう?きっと。
浅田:うーん(笑)
志村:お姉ちゃんじゃなくて、妹みたい。だけどねって、本当はたくましいんだよって、お聞きしたんだけど、それがなんかね今日ちょっと分かったかな〜。
浅田:え・・・(笑)そうか〜(笑)でも今でもなんかね、ちょっと、でもまあコロナになったりとか、色々、まあ仕事的にも大変になったりするじゃないですか、中止になったり延期になったりわけ分かんなくなってると、ワーーーってね、悩んだりもするじゃないですか、そうすると、あーばあばがいたら何て言ったかなーーーって、いつも思う。でも多分ばあばだったら、もういいのよいいのよチャンスじゃな〜い、あんた自分で片付けなさ〜いとか言うんだろうなーとか(笑)もっとゆっくりなんか色々ちゃんと考えなさ〜い!とか・・・言ってんのかな?とか思ったりして・・・うん。
志村:うん。この人がいたら何て言っただろうっていう風に思える存在と出会えるって、大切なことですね〜。
浅田:そうだよ、そうですよね〜。いっつも思う。なんかあると、うわーーーばあばだったら何て言うかなーこれって・・・って思ってしまいますね。
志村:うん。
浅田:うん。そういう人と出会えるのって・・・
浅田:そう幸せですよね。
志村:うーん、すごく、誰にとっても大切なんだと思う。
浅田:うーん。
志村:うん、でそれは、人だけじゃなくて本であったりとか、時には映画もあるかもしれないしね。
浅田:そうですね〜。だから、なんか、私はあんなに早く死ぬとは思ってなかったです、ほんとはね。あのう、歩けなくても、車椅子でも、もうちょっとゆっくり生きてくれてるようなイメージだったから、まさかのあの退院した日に亡くなるっていうの、心構えができてなくて、まあ・・・そんっなに長く・・・まあ、希望だったのかな〜、そんなに長くないってことは分かってて、まあ家帰りたいんだなと思ったけど、でもなんとなく車椅子でもなん・・・・まあでもやっぱりそれは私の希望なのかな・・・希望でそう思ってたのかな・・・もうちょっといられたような気が、いられるような気がしてたんだよね。
志村:そっか〜。
浅田:うーん。
志村:大切な人のことはみんなそう思うよね〜。
浅田:そうだよね〜。
志村:今日だなんて、明日だなんて思わないもんね〜。
浅田:そう〜。だからあの日も、季世恵ちゃんと一緒に帰ったんですよね。
志村:そうね。
浅田:じゃあ明日また来るね〜なんて言ってね。
志村:本当ね〜。
浅田:まさかあの晩に・・・。
志村:うん・・・。あのう・・・大切な人がね、亡くなったりとか、そしてその人から大切な仕事を受け取った人がね、そういう風なみよちゃんが、今日ここに来てくださってる訳ですけど、あのね私いつもいらしてくださった方にお聞きしてることがあってね、それは、明日元気で、まああのう体も元気で心も元気で眠れなくって聞いてる方もいらっしゃるかもしれないんだけど、ちょっとなんか明日って・・・うーん、どうしようかな・・・って思ってるような、悩みがある人もいるんじゃないかな?と思う。みよちゃんもそういう時って、ある?
浅田:もちろんあります、うん。でも、まあ、私はとにかく、明日は明日の風が吹く。って思うようにしてる。だからなんだろう、もちろん寝れない時もあるし、寝れない時に寝れない寝れないどうしよう・・・って言ったら、母親が、寝れなくても横になってるだけで休んでるって言うわよって言って、それですっごく気が楽になって、そうしたら、そうなんだ!って思えるようになったら自然と寝てたりとかね。そういう感じですよね〜。
志村:明日は明日の風が吹くって、昔の人って意外と言ってたよね〜!
浅田:そう、そう。今、夜中考えたってしょうがない。明日起きてみないと、明日は明日の風が吹くんだから〜・・・っていう感じで思うと、すごく気が楽になる。
志村:そうか〜。
浅田:うん。もうね、こんなちっちゃな頭の中でね、1人でうじうじ夜中に考えてたって、なにもならないから、明日。明日は明日の風が吹くんだから〜!っていう方が。
志村:いいと思う。
浅田:私はそう思っちゃうんです・・・(笑)
志村:いやだってね、人って急に気持ちって変わるでしょう?朝起きたらね、なんか変わってるかもしれないもんね〜。
浅田:うーん。だってその、本当に明日の天気によっても違うし、バーっと晴れてたらあんなになに悩んでたの?と思うかもしれないし、雨が降ってたら雨が降ってたで考える。絶対また明日は明日の風が吹いてくれる!って思った方が・・・いいんじゃないかな〜と思いますよね〜。
志村:本当ね〜。
浅田:なんかうまく言えないけど・・。
志村:ありがとう、私もそうやって、明日思うようにして寝よう・・・(笑)
浅田:はい・・・(笑)
志村:(笑)



ARCHIVE

選んでください。

SUPPORTER