DIALOGUE RADIO -IN THE DARK-

日曜の深夜。全てのしがらみから離れて
本当に「独り」になっている特別な時間。
人は誰もが不安や悩みを持っているはず。
この番組は、自分の心と対話することの大切さを伝え、
明日への活力を求める人への応援メッセージを
発信するラジオ番組です。

EVERY SECOND SUNDAY

25:00-26:00 ON AIR

真っ暗闇の中で、心と対話する時間を。
志村 季世恵の写真

志村 季世恵

バースセラピスト

板井 麻衣子の写真

板井 麻衣子

J-WAVE NAVIGATOR

MESSAGE TO STUDIO

MESSAGE

人は他人と比較してしまう生き物だと思います。
人より、恵まれていると喜んだり、
人より、うまくいかないと落ち込んだり、
SNSが生まれたことで、自分を誰かと比較する機会も増えてきました。
そんな今だからこそ自分の心と対話する時間を大切にしたいと思います。
何をしたいのか、何が悩みなのか、何に希望を持つのか。
その積み重ねが幸せを感じる近道なのではないかと思います。
幸せは、自分の心の中にある。


2020.03.08
GUEST

第21回のゲストは村治佳織さん


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DIALOGUE

はーちゃん(アテンド):はい、ではこちらでーーす。
村治:はーちゃん、はーーい。
志村:着いていこっ。
はーちゃん:こちらでーーす。
村治:はーーい。(白杖をつきながら)あ、これは何ですか?何かに・・
はーちゃん:これね、何だと思います?触ってみて〜
村治:テーブル??足があって・・
はーちゃん:惜しい!
村治:まあイスでもいいのかな?座れる・・(笑)
はーちゃん:イスです!
村治:ははは〜!
はーちゃん:イスです!はい。で、座っていただくと〜〜
村治:あ、ここに座っていいんですか?
はーちゃん:(手で叩いて音を出す)はい、前にテーブルがありま〜〜す。
村治:はい、ちょっと高い。
はーちゃん:そしてね、一応お伝えしておきますが、マイクが(マイクを触る音がする)あります。
村治:あ、ありました。こっちを向いて長い。あ、ここだ。
はーちゃん:じゃあ季世恵さんは、こちらにイスがあります(イスの音を出す)。
志村:はい、座りますね〜。
はーちゃん:では、暗闇のBarへ、ようこそ。
2人:素敵・・!
はーちゃん:お飲物をご用意させていただきますね。今日のメニューは、みかんジュース、炭酸水、ワイン、ベルギービール。
志村:わ、ベルギービール!
はーちゃん:温かいものは、紅茶とゆずティーです。
村治:へぇ〜〜〜〜!なんか2種類お願いしちゃってもいいですか?冷たいものと・・
はーちゃん:もちろん!
村治:ゆずティーと、炭酸水で。
志村:いいですね〜〜。
はーちゃん:はい、分かりました。どちらから先にお持ちしましょうか?
村治:えーっと炭酸水先にお願いしま〜す。
はーちゃん:はい。季世恵さんは?
志村:・・じゃあゆずティーにしよう!
はーちゃん:ゆずティー、はい。じゃあ炭酸水を先にお出ししますね。では準備します。
村治:はいお願いしま〜〜す。
志村:炭酸水の音がまたいいんですよ!暗闇だと。
村治:あ〜〜〜!シュワシュワシュワ〜〜〜!
志村:そう、シュワシュワシュワ〜〜〜って言うの。いやー、どうですか?今この暗闇の中に身を置いてみて。
村治:もう〜〜〜これを今まで知らなかったことが残念なくらいですね(笑)
志村:あーほんと?わ〜〜〜〜!
村治:むしろ今知れたから。
志村:よかった〜〜〜〜〜。
村治:例えば定期的にね、ここへきてこの感覚を味わって〜っていうのはマッサージに行く感覚みたいなもので。
志村:そうなんですよ〜〜!ここともう1個暗闇のあって、新国立競技場の所のホテルの中にあるんですけど、そこはもうほんとにそういうコンテンツで、心を解放してメディテーションみたいな、ひと月に1回行ったらいいなーっていう、そういう暗闇にして。
村治:うーーんそうですよね、どうしてこのようなコンセプトを思いつかれたんですか?
志村:これはね、ドイツで始まって、ドイツのアンドレアス・ハイネッケって博士がここを発案したんですね。で、ハイネッケさんはお父さんがドイツ人でお母さんがユダヤ人で、文化の違いのいろんな争いがあったじゃないですか、で、どうすればそういう争いがうまく調和できるんだろう?って考えて、大学で哲学を勉強したんですって。その時にマーティン・ブーバーって人の本を読んで、全ての争いは対話から解決する・・みたいな。それを読んだ時に対話が1番いいんだ!と思って、まあダイアログなんですけど、ダイアログってどんなのかな?って対話を考えてたんですって。けど、大体対話しようって言っても立場が決まってるとやっぱりこう・・
村治:最初から構えてしまう?
志村:そうなんですよ。それで考えた時に、自分の部下が全盲の人だったんですって、目が見えなくて。その人の行動を見てて、暗くても明るくてもなにも変わらないし、1回その人に合わせて真っ暗闇で会議してみようってやったら、みんなが活発になって、目が見えない人も見えてる人もニュートラルで差がなかったんですって。で、これだ!と思ってIN THE DARK・・暗闇の中で対話しようっていうのが、しかもエンターテイメントでって。それで始まったのが30年前で、日本は20年前から始まっていて、今世界中50カ国で開催されてるみたいですね。
村治:あ、そうですね〜〜。
はーちゃん:じゃあ〜お待たせしました。
村治:ありがとうござます〜〜。
はーちゃん:炭酸水をお持ちしました。ちょっと手を失礼していいですか?
村治:手を、はい。
はーちゃん:こちらにグラスがあって、そしてこちらに今日はレモンもちょっと持って参りました。あ、左の・・あります。
はーちゃん:お好みで絞って召し上がりください〜。
村治:見つかりました。
志村:おしぼりもある・・!
はーちゃん:では、こちらに、はい、ゆずティーです。
志村:ゆずティー来ました。
はーちゃん:中にマドラーが入ってます。
志村:あ、ありがとう〜!
はーちゃん:そしておしぼりもよければお使いください。
志村:はい〜。じゃ・・乾杯しましょうか?
村治:乾杯・・!どうやってします??
志村:私ここにね、カップがあって〜

(お互いカップの音を出す)

村治:これ音を出します〜。
志村:あ、いい音〜〜〜!じゃあそこに行きます!かんぱ〜い!
村治:かんぱ〜い〜〜おお〜〜〜!
志村:嬉しい〜〜〜。ご本人とお会いできるのが最高に嬉しい〜!
村治:いや〜〜〜(笑)そう〜、音は目に見えないもので。まあ最初ギターとの出会いも知らないうちにあったっていう感じだったので。
志村:もう意識なくというか?
村治:生活の一部・・ご飯食べたりお風呂はいったりするのって、なんでお風呂に入るんだろう?とか考えないじゃないですか。別にお風呂入るの好きとか嫌いって多少はあるかも知れないけど、でもお食事するのも好き嫌いってことはないじゃないですか、食べ物の内容の好き嫌いはあったとしても。そういう感じでギターを弾くのも好き嫌いを超えた生活の一部っていうのになってたんですよです〜。
志村:自然とそこに溶け込んでたんですね?
村治:そうですね〜。
志村:お父様が弾いてらっしゃったからですか?
村治:うん、やっぱ環境だと思います。まず父がコンサートギタリストのように旅から旅へコンサートして家にいない・・って人じゃなくて、教えることを専門にしていた・・だから割と朝とか昼は家にいましたし、保育園の送りむかいも父が担当してたぐらいですごく身近な存在で。父が好きなギターをつま弾いてると、きっと赤ちゃんの頃の私は大体親のしてることに興味持つじゃないですか?それで近付いていったら父も全くその、触らないでじゃなくて、はい触ってみようって感じで受け入れてくれたと思うんで、今思い返すと触覚も使って、視覚も使って、聴覚も使って、もう全部いろんな感覚で最初からギターに接することができてたんですね〜私は。
志村:すっごいバランスですね〜〜。全ての感覚を使いながら暮らしもあって、でお父さんが近くにいらっしゃってそれはもう〜ほんっとにナチュラルな形でギターとともに育ったんですね〜〜。
村治:そうですね、なので全然ギタリスト以外の職業も思いついたこともなくて・・・ですね。
志村:わ〜それはすごいな〜〜、じゃあ私はそもそもギタリストになるんだよなんてことも、それが普通のことだったからきっと。
村治:なんかそうですね、ギタリストに、まあなるんだろうな〜みたいな。まあなりたいって気持ちもありましたし小学校の文集では世界を駆け巡るぞ!みたいなことも書いたんですけど〜。
志村:わーそうだったんだ〜!12歳で舞台にお立ちになったって今回お出しになったご本に書いてましたね?
村治:はい、1番最初に私のギターリサイタル、村治佳織だけでのギターリサイタルをしたのは15歳になる直前の、15歳になる2週間前ぐらいで、まあそれが一応デビューってことで。で、半年後に今度はCDデビューってことで。
志村:そっかそっか、ご本人も克明に描かれてて、映像で浮かんでくるようなご本だったんだけど・・・あーーそれでなんか練習をしてる自分がこれをやり続けていたことに対する自信というか、緊張していたとしてみてもやってみたことが礎になってるのってすごいなーって思ったりしたんですよね。
村治:あーありがとうござます・・積み重ねですね〜、ちっちゃな頃からの。どんな風に上達していったのかは自分もあまりにも小さい頃のことはよく覚えてなかったんですけど、この1年ぐらいの楽しみは、私の中高時代の親友のうちの1人が、息子さんを私の父のギター教室に通わせてくれて。
志村:わ〜そうなんだ〜〜〜!
村治:私からお願いしたわけじゃなくて、しかも彼女はすごく仲良いんですけどそんなにギターの話をするわけでもなく、ギター以外の私といつも接してくれるって感じだったので、彼女からギターを習わせてみようかな〜っていうのは意外だったんですよね。でも小学校受験も経て受験もないから、なにか長く続ける楽器をやらせたいっていうので。で、私は嬉しくって、じゃあ毎週いける時は見に行こうと思って見学に行ったんですけど。あ、こんなに一歩一歩弾けるようになるんだな!っていうのが・・!最初は1人では両手を使って弾けないので、右手からで、それも最初のクラスはもう人差し指だけとか。お兄さん指、お母さん指だけ。それが3回目のレッスンで両手を使って簡単なメロディーを弾けるようになるんですよ。
志村:3回目で〜!すごい!
村治:そこで私は友達と顔を見合わせてちょっとお互いうるうる来てましたね〜!
志村:すごいほんとに・・・子供だから習得早いんですかね〜?
村治:まあでもどんな子でも3〜4歳なら数回のレッスンで、まず1人で弾けるようになる。
志村:いや素敵・・・!
村治:そこから今度は音の数を増やそうとか、ほんっとちょっとずつ弾けるようになって・・・だからこういうほんとにこれも天下のプレゼントだなと思ってて。こういう過程をもう1回みれるのは。
志村:ほんとにね〜〜ご自身の辿って来たことが、また新しいことして見えていらっしゃるんですもんね〜、お友達のお子さん通して。
村治:うーーん。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

志村:私佳織さんの文章のテンポというか、お話ししてる感じで書かれてましたよね?なんかね、いいんですよそのテンポが。
村治:嬉しい〜〜!
志村:グッと引き寄せられる言葉がいくつもあるんですよ。これ、ここもここも!って言ったら番組で終わらなくなって、深夜1時〜2時ですけど朝までいけちゃうなって思って。
村治:朝まで(笑)
志村:朝まで喋れちゃう。
村治:朝まで・・ナントカラジオみたいな(笑)
志村:そうなの。なんかその、すごく自由を与えられた時とか、スペインにいらっしゃってもっと自由になっていいんだよって言ってもらった言葉だったり、そこから佳織さんが変わってあーそうかって思った、そういうのがあって。あとご病気を何回かされていらっしゃる時に、ご自身の方向性を変えるのがとても上手だったりとか、それもさらっと書いてあって、なにかがあった時に自分の、まあ佳織さん自身は変わらなくても少しテンポを変えるとか、今はちょっと休息の時間とか、今はリズムをアップするとか、そういうのがあるんですよね〜。
村治:そうですね、今でこそそういう成り行きを大事にするとか、今、過去のことより未来のことより今を楽しもう!っていうのを徹底できてたりしたんですけど、やぱり10代の終わり頃はもっともっとよくなりたい!とか心から人生を楽しめてるかっていうとまだ違うなとかありましたね。でもどこかで、せっかく与えられた人生楽しみたい!とか、もっとコンサート1つ1つを緊張するんじゃなくて楽しみたいなーって常にどこかで思っていて、1つ1つの誰か大切な人からの言葉だったり経験で気づいたことっていうのをちょっとずつ実践して、で、30台に入って、25歳ぐらいからどんどんポジティブな考え方も常にできるようになって来て、大きな挫折っていうのがまああったんですけど、その時ももちろん1度はどうしよう・・・って思いましたけど、なにか挫折が起きる前までにかなりポジティブな心を作っておけたので、結局それが助けてくれましたし・・。でもすごくポジティブな考え方を作る上で大切だったのは、子供の頃のアルバムを見るっていうのが、それこそ私にとってのセラピーだなと思ったことがあって。両親が大事に赤ちゃんの頃からのアルバムを作ってくれてるんですけど、特にまだ自意識が芽生える前の・・そうですね3〜4歳ぐらいまでの表情には、その人が持って生まれたエネルギーや表情が現れてるんじゃないかなと持って、そういう意味では赤ちゃんの頃とかすごく何にでも興味がありそうで、あんまり物怖じしなさそうなエネルギーっていうのは自分の子供の頃の写真から感じられたので、またここに戻りたいなみたいな。だから変わるんじゃなくて、もともと持って生まれて持つことができたものをもう1回自分で見つけていけばいいんだなっていうのは思ってましたね。
志村:あーーそっか。ずっと継続してらしたんだろうと思ったのは、1つ、ギターを先生から教わって、先生が先週教わったギターとちょっと違った弾き方をしてるとか、ってことは、それは自由になってるんだなって感じたみたいに書いてて・・だからずっと先生に教わったことそのまま続けるんじゃなくて、ここはこうしていいんだ、こうやってアレンジしていいんだってことを知れたって書いてあったんですよね。あ、ここからもう佳織さんの自由の源が始まっていて、実はかなり幼い頃から知ってるんだなって思ったんですよ。普通・・普通ってなくてもあんまりその辺って自覚できないまま、教わったことそのままじゃないといけないと思う人って多いと思う、日本人って。でも超えていいんだ!とか、変えていいんだ!っていうのは意外と大変なんですよ。
村治:そっか、そかは気づかせてもらえたっていうのはありますね〜。
志村:そこからずっとやって佳織さんが出来上がったんだなーって思ったらそれもわかって面白かったのかも!
村治:あ〜〜(笑)割と先生のいうことは正しい!っていうのはみんな思うじゃないですか、みんな学校とかでも。ギター習ってる時もそう思ってたんですけど、今おしゃったように若干生成の表現、教えてくれる表現が毎週ちょびっと違うことに気づいて、あれ!?って思って(笑)最初は先生言ってこと違うじゃん!って思ったんですけど、先生自身も人間だから考え方って変わるんだなってところに私は思ったんですよね。
志村:あーーそっかーーー。
村治:だからこそ先生の言われた通りのことを自分が、それをまず自分が実現できるっていうのもまず大事なんですけど、やっぱりいつかは自分ならではの表現をできるように、先生からよくできましたってハンコを押してもらって、それが自身になるよりもう一歩先で、今はこれがいいとか、ここまでできたからお客様の前で引いても恥ずかしくないって思えるようになりたいなーって思ってました。
志村:自分で自分にOK出すのって大事ですよね〜。
村治:結局そう、OK出したり自分でどういう言葉を自分にかけてあげられるかですよね。
志村:そう思うほんとに。
村治:でも、セラピストとしてプロとして季世恵さんはやってらして、人様に声をかけたりとか・・・
志村:そうですね、でもやっぱり私がOKですよ、は言わないですね。その方がご自身でもう大丈夫っていうのがお互いわかる時があって、もう卒業だなって。
村治:あくまでそのプロセスをサポートされるって考えなんですかね?
志村:そうですね。もちろんもう大丈夫って思ってても、啐啄(そったく)って言葉がありますよね?
村治:そったく・・・?
志村:卵があってヒナが入っててお母さん鳥が温めてて、で、赤ちゃんが生まれてくるときにヒナが卵をコツコツってやるのと、お母さんがコツコツってカラを破るのと同時じゃないと生まれないんですって。全く同じタイミングでコツコツってなって初めてパリって。
村治:あーーーそうなんですねーーー。それをなんて言うんですか?
志村:啐啄(そったく)っていうみたいですね。
村治:初めて聞きました・・。
志村:啐啄の木があるって。でも人間もそれが本当はあるんだろうって。自分でOK出せる。でもその時は誰かがそばにいたりして見守ってくれたり、それが過去のバックグラウンドにあるのかも知れないけど、きっとあるんでしょうね。
村治:そうですね、それはいいお話ですね〜だから気づかせてくれた人への感謝も出てきますもんね〜〜。1人でやってるようで1人じゃできない。ひよこちゃんもそうですよね、誰かから助けてもらって出てこられるっていう。
志村:うん。
村治:感謝ですね〜。
志村:ほんとに。佳織さんのご本を拝見していて思ったのは、佳織さん自身、素直に前を向いていく力っていうのと、あと休もうと思うって決断できるその勇気?それを受け入れていくっていうのと、あとは大丈夫と思ったらそこにベクトルを持っていくっていうもの、あと周りの方達との関わり方が素敵だなって思いました。
村治:本出してよかったな〜私が語る前に全部知ってくださってるって・・!
志村:ほんとですか。
村治:はい。頑張らなくていいって、休みも頑張りがまず大事でその頑張るために休みがあるんじゃなくって、もう休みは休みでほんっとに大事なんだなっていう。日本人って頑張る人も多いし、なんかこう休むと申し訳有りませんっていうね。
志村:お詫びモードになりますからね。
村治:私もそう思ってた時もあったんですけど、今はもう解放されましたね。
志村:わーよかった、そのきっかけはありますか?
村治:きっかけの1つは西洋の国・・特にスペインの人たちの生活スタイルとか言い方を聞いて思いましたね。ガツガツ仕事するだけが大事じゃなくて、まあスペインもフランスもそうかな?バカンスがすごい長いじゃないですか?日本だとお盆の数日間っていうのがもっと2週間とか?
志村:3週間のところもありますよね〜!
村治:そのバカンスのために仕事するみたいな。ほんとに本気でそういうことを考えてる方もいらっしゃって。それって逆転?今まで思ってたことの逆転だなって。それさえもどちらが正解じゃなくて、所変われば全然違う考え方があるんだなって。私個人はキツキツと頑張ってどんどん自分のネジを締めていくよりも、人生を楽しみたい!って方向に行きたかったので、じゃあいい考えをしてる人たちのを受け入れちゃおう!と思って。
志村:あーー素敵だーーー。マドリードで?
村治:マドリードが影響大きかったですね〜〜。そういうライフスタイル。楽しむ時は楽しむ!っていう。
志村:メリハリですね〜。
村治:そうですね〜。前はどうしてもスペインで自分がいた時の写真は笑顔も大きくて楽しそう私!と思ってて、日本に帰ってくると別にまあつまんなそうじゃないけど笑い方がスペインの方がガハハ!って笑ってる感じがあって、やっぱりスペインのに行くと開放感を感じて、まあ自分も感じてるんだなって思ってたし写真を見てもそうだったんですけど。でもここ数年は日本でもその同じような笑顔ができてるような気がするので、素敵な人たちに恵まれてるんだなって。今日もまたこうやって・・・ありがとうございます。
志村:嬉しいですほんとに。今日もこの暗闇の中でスペインスマイルが出てるかも知れないなと思ったりして。
村治:笑ってます〜。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

村治:ここで無音で1人の時間を過ごすと、そういうことってされたことございますか?
志村:あります。
村治:どんなことが浮かんできますか?
志村:最初は自分のいろんな気持ちとか、その時考えてることに引っ張られたりするけど、でも1人ぼっちでいる時はまた違うんですけど大勢でいる時はまた自分自身に慣れる時間があるんですね。それこそほんとにお腹の中にいて、ちょっと違うところから人の声聞いてたんだろうなーと思ったりするときあります。
村治:へ〜〜〜・・・!さっきおっしゃってた暗闇の中はお腹の中にいる時の再現でもあるって。は〜〜。
志村:そうやって茂木健一郎さんもおっしゃってたのでそうかも知れないなーって思ったんですけど。
村治:ちょっと今年は私もこの空間でずーっと無音の中で楽しむってことをして見たいなー。いやいい、皆さんに私もオススメしたいし、自分も体験して行きたいですね〜〜。
志村:ぜひ、ここでも演奏していただきたいぐらいです〜。
村治:演奏!暗闇の中で!
志村:演奏。
村治:してみたい。
志村:聞いてみたい、なんか音ってほんとに回ってくるんですよねー、暗闇で聞くと。あの、声ってまっすぐに響くんですよね?でも楽器って体中の音が入ってくるんだなって思ったんですよ。
村治:あ〜〜耳だけじゃなくて?全身・・やっぱりコンサートで、視覚を使ってみるとその演奏者の動きとか、音以外のところも楽しめたりしますよね?でも視覚というものを使わずにほんとに聴覚に集中すると、でもほんとに聴覚じゃない部分も感覚が生まれて動き出すんでしょうね〜〜。
志村:そうだって、衣擦れの音とかね、そういうのが聞こえてきて・・
村治:皮膚でも聞いてるような・・
志村:そう、そうなんです。
村治:へ〜〜・・・。まあ演奏してる時もそうですね〜。あんまり視覚を使わない時もありますもんね、私も。
志村:あーそうですか〜〜。いやーすごい、気持ちのいい時間です今日は。すごいいい暗闇。
村治:あーほんとですか〜(笑)はーちゃんも・・お元気ですか?どこにいらっしゃる・・
はーちゃん(アテンド):はい〜、ここにいます〜。
村治:あ、そこに。
はーちゃん:あと、10分くらいで閉店となります。
志村:そっか〜。あの、このラジオってかなり遅い時間じゃないですか?で、皆さんには明日もう少し元気で・・というよりもっと元気いっぱいでもいいんだけど、明日元気でいられるために、なにか素敵な言葉があったら教えてくださいってお伝えしてるんです。なにか佳織さんからも伺っていいですか?
村治:はい、そうですね・・・今を大事にしてる自分から申し上げられるのは、まあ明日っていうのは少し先の未来、数時間後に始まる未来ですよね。でも私は今が大事だと思うので、まずこの今聞いてくださってる、この今!あ、幸せだな、楽しいなって思っていただいて、そのことに今お1人お1人が気づくってことはすごく大事かなって思っていて。だから今を楽しむのを明日も、明日の今もできれば、すごくいんじゃないかなって。
志村:ほんとですね。
村治:だから先とか明日もっともっと先・・っていうのもいいんですけど、まずこの今の瞬間をどれだけ慈しんでいられるかっていうのもできていれば、どんなところに行っても楽しめたりするかなって。その可能性が高まるかなって気がするので、今季世恵さんとお話しさせてもらっているこの心地いい時間を、リスナーの方もあー気持ちいいなーーとか、幸せだなってこの瞬間思って頂けてれば私も幸せだなと思います。
志村:ほんとですね〜〜。ちょっと悲しいことがあったりどうしようと思う時があっても、そんな時でも、あ、音楽が聞こえてきた・・とか、あ、佳織さんの声だ・・とか思うと、そこからまたちょっと気持ちが変わって、そこに気持ちが集中してもらえたら嬉しいですよね〜。
村治:そうですね〜。歌詞のない音楽はそういう時にいいってことがあるんですよね〜。外国で生まれた音楽はもう、日常でむしゃくしゃ悲しいことがあっても全然違う世界を見せてくれて、音楽聴いてる時は全く違う世界に行ける。で、元の世界に戻ると、あれ?さっきよりもちょっと寂しい気持ちが軽減したかなーとか。
志村:そうそう、ほんとにそう。
村治:それは今に集中できたからですよね、多分。
志村:絶対そうですよ〜〜。佳織さんの音楽聴いていると、風景が浮かんできますよね、色とか。
村治:あーーありがとうございます・・!
志村:それがすごい好きで。
村治:元々例えば、曲に「小麦畑にて」とか「ヘネラリーフェにて」とか、タイトルがついてる曲も多いので、そういう時も私もそこにいるような気持ちでとかね、風景を想像しながら弾く時もありますね。
志村:うん。
村治:うん。あとギターのいいところは、弓を使わずに自分の右手の爪を少し伸ばして、その爪と自分の皮膚の両方で弾くんですけど、ポンっとつま弾くので、音がポーンっと出たら減衰していくだけなので、それこそポーンって出た時の今を楽しむって感覚?を感じられるにはすごくいい楽器だなって思いますね〜〜!
志村:あーーそっかーーーー。私もギター習っとけばよかったなーーー。
村治:そうギターのいいところは、音量が小さいのでそんなに夜中につま弾いてもご近所迷惑になりにくいっていうよさもありますね〜。
志村:そうかー、今からでも間に合うかな?
村治:ぜんっぜん遅いってことはないと思います。
志村:ほんとですか?
村治:最初だけ指先が痛くなるかもしれないですけど、硬い弦抑えるので。そこさえクリアできれば一生の趣味にできるんじゃないかな・・(笑)
志村:あーやってみたいほんとにやってみようかな〜!
村治:ぜひ〜!2020年、季世恵さんの新たな趣味が!
志村:ほんとだ!2020年どんな年にって、私ギターを習うってしてみようかな・・!
村治:え〜〜嬉しい〜〜〜!
志村:それを佳織さんの前で宣言できちゃうって凄すぎですね・・・!
村治:応援させていただきます〜!
志村:ほんとですか!さっきお子さんは3日でって、私どうしよう、3ヶ月ぐらいになっちゃう・・・!
村治:はははは〜〜!そうですね、じゃあ私の父の書いた教則音があるので〜!それを辿っていくとなんとかこう〜
志村:できる可能性が・・!
村治:はい〜。私もじゃあ2020年は、まあ月一ぐらいですかね?この暗闇・・暗闇っていうか、闇じゃないですよね?闇って違う言葉使ってもいいぐらいですね。
志村:はい、ほんとに〜。
村治:なんだろう・・不思議空間。
志村:あのね、子供たちがここに入ると、眩しいねって言うんです。
村治:え〜〜。
志村:真っ暗って眩しいねって。ほんと漆黒の暗闇だから照度0なんだけど、真っ暗って眩しいねって。
村治:わーーー敵わない・・(笑)
志村:ほんとに素敵だなって思います。
村治:そうですね〜〜。
志村:は〜〜素敵なお話今日はありがとうございました。
村治:こちらこそありがとうございました。
志村:お会いできてよかった〜〜〜〜。
村治:私も嬉しいです〜〜!
志村:じゃあそろそろ、また、明るいところに出なくちゃいけないかな〜!
村治:で〜出なきゃいけないんですか〜〜〜ここでまだ・・・
志村:またいらしてください〜〜!ぜひ〜〜!
村治:そうしたいですね〜〜!
はーちゃん(アテンド):ありがとうございます〜!
村治:じゃあ名残惜しいですが、また必ず。
はーちゃん:は〜いぜひいらしてください〜!
村治:は〜い!
はーちゃん:では、杖をお持ちいただいて、ゆっくりとお立ちください。
志村:立ちまーーす。
はーちゃん:そしてゆっくりと声の方に来てください〜。はいこちらです〜〜。



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