DIALOGUE RADIO -IN THE DARK-

日曜の深夜。全てのしがらみから離れて
本当に「独り」になっている特別な時間。
人は誰もが不安や悩みを持っているはず。
この番組は、自分の心と対話することの大切さを伝え、
明日への活力を求める人への応援メッセージを
発信するラジオ番組です。

EVERY SECOND SUNDAY

25:00-26:00 ON AIR

真っ暗闇の中で、心と対話する時間を。
志村 季世恵の写真

志村 季世恵

バースセラピスト

板井 麻衣子の写真

板井 麻衣子

J-WAVE NAVIGATOR

MESSAGE TO STUDIO

MESSAGE

人は他人と比較してしまう生き物だと思います。
人より、恵まれていると喜んだり、
人より、うまくいかないと落ち込んだり、
SNSが生まれたことで、自分を誰かと比較する機会も増えてきました。
そんな今だからこそ自分の心と対話する時間を大切にしたいと思います。
何をしたいのか、何が悩みなのか、何に希望を持つのか。
その積み重ねが幸せを感じる近道なのではないかと思います。
幸せは、自分の心の中にある。


2021.10.10
GUEST

第40回のゲストは高瀬裕介さんでした


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DIALOGUE

志村:こんばんは。
高瀬:こんばんは。
志村:高瀬監督、今日はありがとうございます。
高瀬:こちらこそありがとうございます。
志村:と言いつつ、今日私は「たかっぴー」という風にお呼びしちゃいます!(笑)
高瀬:よろしくお願いします!たかっぴーでーす!「季世恵ちゃん」で。
志村:そうです〜!よろしくお願いします〜!今回、たかっぴーとこうやってお話できるのとても私嬉しいんですけど
高瀬:いやこちらこそです。
志村:NHKでお作りになった、「アニメ・イン・ザ・ダーク」を拝見して、もうびっくりで、もう笑うのと泣くのとすごい忙しかったんです、感動しちゃって・・・!
高瀬:嬉しい・・・
志村:あのときに登場していた、今日は「ひやまっち」と「きのっぴー」がここに実は一緒にいるんですけど
高瀬:え!いるんですか!
志村:いるんです〜。
高瀬:どこだ?
ひやまっち:ここにいまーす!ひやまっちでーす!
志村:そしてもう1人・・・?
きのっぴー:はい、きのっぴーでーす!ここにいまーす!
高瀬:きのっぴーだー!
志村:そう、真っ暗闇の中でこういう風にお話するのも、ちょっと珍しいご体験かもしれませんけど
高瀬:いいですね〜。
志村:「アニメ・イン・ザ・ダーク」は、見ていらっしゃらない方もいるかもしれないので、どういう風なことで作ることになったのかとか、コンセプトとか、ぜひとも教えてください。
高瀬:視覚障害者の方が、どんなイメージで普段過ごされてるかとか、そういうものを、アニメーションというものを使ってビジュアル化する、まあ視覚化するという番組、作品を作らせていただいたんですよね。
志村:あ〜、なかなかビジュアル化するっていうのは大変ですよね?
高瀬:そうですね、ほんっとうに難しかったですね(笑)
志村:あ〜やっぱり。でも私は、まあ、よくこの2人とも、他の見えない人たちとも「見えるって何だろう?」ってことを考え続けながら一緒に仕事してきてるんですけども、かれこれ20年以上ですかね?で、それを表現したときに「あーこれこれ、それだよ!」っていうことが多かったんですよね。作品の中で。
高瀬:うーんそうですか!
志村:そうなんですよ。どうやってそれを実現なさったんだろう?っていうような・・・
高瀬:そうですね〜、本当に番組中でも、まあちょっと僕のドキュメンタリーも入ってるような番組だったのであれですけど、やっぱりすごい難しくて、僕はやっぱり視覚障害者ではないので、本当に勝手に描いてしまう危険性が一番ずっとあったんですよ。なにか失礼になってはいけないっていうのが一番最初ずっとあって、でもこれをどうしたらいいんだろうと、でも勝手に作るのも・・・って思ったときに、ひやまっち、きのっぴー、またあのゴールボールの代表選手の方々とお話していく中で、やっぱりこのダイアログ・イン・ザ・ダークのテーマでもあると思うんですけど、対話することで答えが見えてきたんですよね。
志村:あーそっか・・・なるほど〜、どんな対話をなさってたんですか?
高瀬:そうですね、まあまず、本当にダイアログに来るまでの道のりを、ひやまっちと一緒に歩かせてもらったんですよね。で、ひやまっちがどういうことを気にしていたり、何を聞いていたり、どういう感覚で歩いているのかっていうのをお話しながら、「匂いだよ」とか「足音だよ」とか「車の音」とか、そういう目には見えないものに対してすごく研ぎ澄まされていて、あと、楽しんでるっていうのが結構僕の中で、なんか一気に花開いたというか、自分の中でイメージが・・・あ、楽しいこともいっぱいある!って。で、僕は見えてないもの、でも、目をつぶると自由な世界みたいなものもやっぱり意識するとあって、あ、これを描いてみたらどうかな?って思ったんですよね。
志村:なるほどね〜。
高瀬:すいません、なんか難しい話しちゃって(笑)
志村:いや〜全然いいんです!いや今ね、頭の中でいくつかのシーンを今思い浮かべちゃったんですけども、私一つ、まあ作品自体とても楽しくてカウントしたんですけど、その途中で対話をなさってるたかっぴーもだけど、他のスタッフの方たちも対話していらっしゃいましたよね?
高瀬:そうですね。
志村:で、ダイアログのコンテンツプログラムって、世界で、あ、これは元々ドイツ人のアンドレアス・ハイネッケ博士が作ってるものなんですけど、プログラムをカスタマイズしてOKなのは日本だけなんですよ。
高瀬:あ、そうなんですね!
志村:そうなんです。私がそれを一任されてるんですけど
高瀬:え〜!
志村:このときに対話がすごく大事で、私が決めて「はい、おしまい」じゃないんですね。同じそのことを経てお作りになってたときに、「わぁこれは間違ってなかったんだな」って私自身が思ったんですね。遠回りなときがあったりするような感じも、はたから見ればするかもしれないけれども、やっぱりこの暗闇の世界って、お互いがお互いの知ってることを出しあっていかないと作れないんですよね。
高瀬:まさにそうですね。
志村:はい、で、そうするとまた違ったものが出来上がるみたいな、ちょっとこう・・なんだろうな、見えない人と見えてる人だけじゃないところの掛け算みたいな・・・
高瀬:うーん!
志村:それを感じて、びっくりしたんです。
高瀬:いや同じ・・でもそれは、僕は自分自身ではわからなかったんですけど、ダイアログに来てお話させていただいた中で気づいて、その中で対話っていうのを気づいたので、多分元々あったんだろうなぁとは思ったんですよね。そこが多分、季世恵ちゃんの思いとか、博士の思いとかが対話の中に全部出てて、それを受け取ってるんだと思うんですよね。
志村:あーなるほどー。それは本当にひやまっちや、きのっぴーと、始終お話ししていて、で、私がいっぱい失敗すると「目が見えてる人もこんなに失敗するんだ」って言われたりなんかして〜
高瀬:(笑)
志村:いや本当に自分でもそう思うんですが、そうやって笑いながらお互いに、いやできないことはお互いいっぱいって、それを補い合っていくというか、お互い様ができてくると、よりいいものができるんだなぁみたいなことは知ったんですけど、それを今回の作品で短期間で作ってるのに対してすごい感動して、さらに感動したのは、見えない世界を見える化する・・・これってあのう、例え方が変なんですけど、簡単に伝えようと思えばできるかもしれないけど、悩みますよね、それってね?
高瀬:そうですね。
志村:はい、でもそれを、あのう・・・美味しい果物があって、それがひやまっちやきのっぴーだとして、その果物を完全に崩して違ったケーキにするとか、できるかもしれないんだけど、そうじゃなくてさらにそれが磨かれていて、この果物食べてみちゃったなー!っていうぐらいまで思わせちゃったたかっぴーがすごかった。
高瀬:いやいやすごくいい例えだなと思うんですけど(笑)、本当に美味しい果物なんですけど、でも食べたいなと思うんですけど手が届かなかったりとか、結構木の上にあって「美味しそうな木の実だな〜」と思うんですけど、取れないなっていうのが僕の中であったんですよね。で、お話した中で、あ、掴めて、目の前で手に持ってみると、本当にもうキラキラしてて美味しそうで、でもこの素敵な果物をなにか新しい違うソースをかけてしまって違う味にしてしまう、もしくは自分が持ってるソースみたいなのがあるんですけど、そういうもので、それがすごく口当たりはいいかもしれないけれど本質的な味ではないので、そこはすごく本質的な味・・・でも、僕自身もなにか味は、僕は僕なりの料理はするよ?っていうのは、今回ひやまっち、きのっぴー、ゴールボールの方々にちゃんとお話しして、そこがもうまた一つアイディアとか、クリエイティブがちょっと上に上がった瞬間だったんですよね。みんな気を遣って、ちょっと福祉的なことで言う姿勢を取る方も多いと思うんです、まあそれが間違ってるわけではなくて、僕自身もそういうところもあると思うんですけど、ただそれだとやっぱりきのっぴーも番組で言ってましたけど、つまらない。だから一緒にコラボレーションというか、それができたら本当に美味しい、みんなが見ても聞いても美味しい料理になるのかなーと思ったんですよね。
志村:そうなんですよね〜、それがもう絶妙の味で
高瀬:あーよかった・・・!!
志村:例えて言うと、なんかもう忘れられない・・・
高瀬:甘過ぎませんでしたか?
志村・高瀬:(笑)
高瀬:すっぱすぎるとか(笑)

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きのっぴー:あのう、見てて感じたことは、我々がたかっぴーやひやまっちと話していたことが、どんどん実現していく感じをすごく目の当たりにして、それがすごい嬉しく見られたなって。初めて番組を見る新鮮さとかもあるんですけど、今回はそうではなくて、一緒に作らせていただいたので「あ、あれあれ!ああいう話ししたのが何かここに再現されてる!」とか「ちゃんと採用してくれたんだ」「こういう風な台詞回しにしたんだ面白い!」とか、なんかそういう、ちょっと中の事情知りながらも、でもちょっと裏切っていただく感じを、そういう見方ができて、何か5倍ぐらい楽しめたような感じがしてます私(笑)
高瀬:わ〜すごい〜。
志村:あ〜いいね〜。
高瀬:それ嬉しいな〜。
志村:ひやまっちは?
ひやまっち:僕も、5倍ぐらい楽しめたなって感じ(笑)
全員:(笑)
志村:5倍(笑)
きのっぴー:ありがとう(笑)
ひやまっち:もちろん事前の打ち合わせとか、そういうところで展開とかを事前に知ってる部分とかも多少はあるんですけど、でも実際出来上がったものをテレビを通して見たときに、まさに音を見る物語だなっていうのを感じたのと、そこに何の違和感もなかったし、笑いどころも事前に知っていたのに笑えるっていう安心感もあるので、すごく良かったですね。
志村:うーん。
高瀬:うんうん。
ひやまっち:ごめんなさい、もう1個いいですか?言っちゃって(笑)
高瀬:どうぞどうぞ。
ひやまっち:今までのお話の中で、私もうちょっと差し込みたいなと思ってるのは、番組を見ていて我々自身が「あーそれあるある!」って思えることって、番組見てて意外と少ないんですね・・・。だから、ってことは、やっぱり私達の普段感じていることだとか、よくあることだとか、そういうシーンが生かされてるっていうことなので、これは見てる側としてはすごい嬉しいことです。
高瀬:わ〜・・・それめっちゃ嬉しいな・・・・・。
ひやまっち:本当に日常のことが取り入れられてるってことは、こんなに嬉しいのか!と思って見ました。
志村:うーん。それもめちゃめちゃ面白くね〜!あーすごいな、たかっぴーすごい人ですね本当に〜。
高瀬:いや、何か嬉しい・・・本当に何か嬉しいなって思ったのが、信号?冒頭の方で信号、まあ暗闇の世界に入った僕が信号というものに対峙するというか、音だけですけど「ピヨピヨカッコー ピヨピヨカッコー」って聞こえたとき、ん?最初何だったっけな??って思うんですけど僕は。それが信号っていう言葉とともに教えてもらったら、何か信号ってこうだなって僕は見ているので思い出すんですけど、何より尊いものに感じるというか、正直歩いててなにも気づかずに僕にとって当たり前のように信号はあるんですけど、でも何か、あ、信号というものを本当にちゃんと考えたことあるのかな?とか、何か目の前にいる鳥とか、車とか、電車って、すごく大切なもののように感じて、それをちゃんと表現して人の足音でさえやっぱり目をつぶって歩くとすごく大切なもの、まあただの情報ではなくて、生きてるという感じがするんですけど、一緒の地球で。
志村:本当ね〜。あーそれいい言葉ですね〜。本当にそうですね〜。
高瀬:それが、気づいていただける人もいるんじゃないかなーと今思いましたね、お聞きして。
志村:本当にそうですね。生きてる人の命を守る情報みたいな感じですものね、全てが。
高瀬:そうですね、安心もするんですよね。その、ただの足音じゃなくて、足音があるということは聞いてる自分がここにいる。で、同じ時間とか時代を生きてるみたいな、その瞬間、まあすぐ言葉にならなくても、なにか言い知れぬ安心感みたいなものがあって、それって僕すごく重要だと思うんですよね。だからあの番組の中でも、見えてる世界だけが全てじゃないって言ってたんですけど、本当に目を閉じて1回周りを聞いてみるとか、感じてみると、何かこう優しい気持ちになれたりとか、不安が少し消えたりするので、うーん、なんかそういうのが伝わってたらいいなーとは、より思いましたね。
志村:伝わってました。本当に。
高瀬:わぁ〜・・・よかった・・・。
志村:本当に優しい気持ちになりましたもん、優しいっていうか尊い。生き物って尊いんだなってことが感じられたんです、その作品で。
高瀬:うんうん。
志村:だからたかっぴーは、すごく素晴らしい方だという風に思っていたら、今日こうやって真っ暗闇の中でお話できるんだと思って感動してるんですけど・・。
高瀬:嬉しいです。不思議なもので、あれですね、視覚というものがなくて話すと、なんかなんでこんなに話せるんでしょうね?
志村:あー、話せますか?
高瀬:はい、やっぱり視覚のイメージで気を遣ったりとか、相手の行動を伺ったりとかってすごいしちゃうと思うんですよ。それがまあ、気を遣ってないわけではないんですけど、何か安心とか、心のバリアみたいな・・・消えますね。
志村:本当ですね。
高瀬:はい・・・すごい不思議。
志村:もうなんか、キャンプ行っちゃってね、夜に焚き火見ながら喋っちゃった
みたいな感じですよね。
高瀬:それめっちゃ似てますね!
志村:ね!
高瀬:はい、しかも酔っててほぼ目つぶってるみたいな状態に近いです(笑)
志村:本当本当。もう完全無防備な状態ですよね。
高瀬:そうそう無防備な(笑)
志村:初恋いつ?とか言っちゃったら喋れちゃうみたいな。
高瀬:そうそう(笑)
志村:あ〜そっか〜。あのう、ゴールボールの選手の方ともね、だいぶお話をなさってましたよね?
高瀬:はいそうですね。
志村:やっぱりなにか大きな気づきもありましたよね?きっとね。
高瀬:そうですね、まあ最初すごい全否定されたんですけど(笑)
志村:え!
高瀬:それが面白かったんですけど、すごい悩んじゃったんですけど、一応聞いていて「ゴールボールってどんなイメージで試合に臨まれてるんですか?」とか聞いてて、「じゃあこうですかね?」って出したら「いや全然違います」ってなって、えー違うんだみたいな(笑)そっか〜どうしようみたいな。やっぱりでも、こうだよっていうことは、僕ゴールボール実際に体験したんですけど、本当に怖いんですよ。ゴールボールって痛いし怖いし・・・
志村:突然来るんですもんね?
高瀬:ものすごい速いんですよ、ボールが。顔面とかに当たったら本当すぐ鼻血バンって出るみたいな・・・
志村:こわ・・・・・
高瀬:めちゃ怖いんですよ。で、それを体験したので、そこから、あ、これぐらいの恐怖というか、本当にイメージとか音とかすごい敏感に感じないと本当にゴールボールってできないんだなと思ったんですよね。だから僕の勝手なイメージではなくて、もっともっと深掘りしてお話聞いて、それをこういう視覚化したらどうですか?とか、これどう思います?とか、そこがすごく学びになりましたね〜。
志村:そっか〜。ね、パラリンピックに出ていらした方たちがね〜!
高瀬:そうそう、嬉しかった〜、銅メダル!
志村:ね〜!本当ですね〜!
高瀬:いや嬉しかったんですよあれ〜!
志村:もうあの、身内ですよね。
高瀬:そうそうそう、そんな感じで見ちゃうんですよ、やっぱり。普通に話してもらえる中だったので、「メダル絶対取る」って言って、取った・・・!!って・・・すごい・・・。
志村:なにか、たかっぴーご自身にも変化はありましたか?ゴールボールの皆さんとも出会えて、パラリンピックを通して何かこう・・まあ世の中はレガシーとかっていう風に言ってますけど。
高瀬:そうですね、本当にありましたね。周りの環境というよりかは、やっぱりパラリンピックというものに対しても僕の見方は全然そんなに集中して見てなかったと思うんですよ以前まで。で、今回本当にお話聞いたりとかご一緒させていただいて、見方としてもほぼ家族的な見方してて、そうなったときに、障害者の方たちともっと話したいなと思ったのと、やっぱりパラリンピックというスポーツはものすごい魅力的なものが本当にもっともっとあって、ただそこってやっぱり体験、対話っていうのもあるんですけど、そのスポーツを体験することで相手のことがわかるとか、だから僕はやっぱり今後もその対話とか体験を通して相手の方を知っていきたいなとはすごく思いましたね。
志村:あーいいですね。リアル大事ですよね。
高瀬:本当に大事だと思いました。
志村:わ〜それがまた作品に繋がっていくんでしょうね、きっとね。
高瀬:そうですね、本当に、あのう・・・音っていうことがすごく重要だったんですけど、僕の中でもダイアログに来させていただいたりとか、音を見る物語?音を視覚化するってどうなのか!?っていうのが、より、ちょうどその後にYOASOBIさんの「大正浪漫」というミュージックビデオ作ったんですけど、ちょうど本当にこの音を見る物語を考えているときだった、作ってる最中だったので、そこは音とか小説とかそういう物語をどう視覚化しようかっていうのは、すごく生かされたなと思いますね。
志村:あ〜なるほど〜。面白い。私も「大正浪漫」のミュージックビデオ見せていただいて
高瀬:ありがとうございます。
志村:何かこう、あれ素敵でしたね!本当素敵で
高瀬:いやいや、もう小説と音楽が最強に素敵なんで、あれなんですけど(笑)
志村:そうですね〜。もうね、全部がマッチしていて、でもそれをきっと同じ頃にお作りになったんですよね?
高瀬:そうですそうです、本当に。
志村:はい。
高瀬:YOASOBIさんから来た楽曲っていうのもあるんですけど、元々小説があって、それを楽曲にしてるのがYOASOBIさんで、その楽曲ないし小説を映像化する、視覚化するっていうところが僕の担当だったんですけど、やっぱりなにと対話しようかな?と思ったんですよね。YOASOBIさんの曲とも対話したいし、原作になっている小説、NATSUMIさんという方が書かれていて本当に素敵な小説で、その対話をする軸を、今回音を見る物語「アニメ・イン・ザ・ダーク」で学んで、すごく原作にもないことも描いたりしてるんですけど、やっぱり対話というものは全てのクリエイティブに繋がるな〜とすごく思いましたね。
志村:そっか〜。私はそのミュージックビデオを拝見したときに、画面で映像なのにも関わらず、音が重なり合ったように見えたんですよね。
高瀬:うわ嬉しい・・・
志村:重ね方がとても素敵で、ビジュアルが逆に音として入ってくるような感じがしたんです。
高瀬:すごい素敵な言葉・・・
志村:なので、もしかしたら同じ頃にお作りになったのかな?ってそれで思ったんですよね。
高瀬:本当にまさに一緒でした。ちょっとずれたぐらいで。
志村:あ〜そうでしたか、すごいなと思って。ぜひリスナーの皆さんにも見て聴いていただきたいなと思いました。
高瀬:ぜひ見ていただきたい、聴いていただきたい。

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志村:いや〜もう今後が楽しみすぎます。
高瀬:いやいや〜、今後もそういう対話というものを、もう本当に何かありがたいなと思ったんですよね。番組もありがたいんですが、やっぱりダイアログで出会わせていただいた方々、本当に対話・・「対話の森」ですもんね。
志村:そうなんですよ。
高瀬:ね。やっぱり対話というものは、本当に僕を・・・何か一段階上がれたわけじゃないんですけどまだ、基礎がやっぱりできた気がしました。
志村:あ〜嬉しい〜。何かすごい方ですね〜、お聞きすればするほど。
高瀬:全然です(笑)最初っから気づけよって話なんですけど(笑)
志村:いやいや〜、いやそれは気がつけないですよ〜普通は〜。
高瀬:本当に気づけないんですよね・・・。
ひやまっち:いや、今お話聞いてて思ったんですけど、仮にきのっぴーとか僕がその果物とか木の実で、それをどう料理じゃないけど、料理するかみたいなのがまあたかっぴーだとしたときに、ただ単純に僕たちが素材になるっていう感じだと対話にならないと思うんですよね。でも、たかっぴーは対話で寄り添うってことをすごく気を配っていただいている一方で、僕はなんですけど、僕は仮に果物だとして、木の高いところにあったかもしれないけど、それがたかっぴーの手元にやってきたときに、僕が持ってる種を植えて、また木を育ててくれるかもしれないと思ったんですよ。
高瀬:うわいい話!なにそれ?用意してた??(笑)
ひやまっち:ずっと考えてて。いや、季世恵ちゃんの例えに上手く乗っかれるかなっていうのを考えていて〜(笑)何か、その瞬間に対話が生まれたんだと思うんですよ。だから僕もたかっぴーと対話をしたいと思っていて、いかに自分の持ってる感覚を、見える人にわかりやすく伝えるにはどうしたらいいんだろう?っていうのは思いながら、でもこれならたかっぴー・・・わかってくれる・・・人形ってどうだろう・・・みたいなもので、僕の種をどっかにまた植えて、それを育てて、そのまたできた木の実を他の人が食べてくれるっていう、この筋道を立ててくれるんだって思えたのは、例えるならばそういうことかなって。
志村:あーそっかー。あのすいません、人形って何なのかまず説明してもらってもいいですか?(笑)リスナーの方が人形がなにかって・・・(笑)
高瀬:初めて聞いてる方からしたら、何を人形人形って言ってるんだと(笑)
きのっぴー:ひやまっちは、空間とか僕たちをどういう風に捉えてるの?っていう風に聞いてもらったときに答えたのが「人形ですね」って言っていて(笑)
ひやまっち:あの有名な(笑)
きのっぴー:うんそう。それがどういうことかっていうと、難しい言葉だと「入れ子構造」みたいになっていて、僕の手元にすごいミニチュアの自分たちがいるっていう風に捉えられるんだって。例えば今4人いて、それぞれが正方形の角、角、角、角にいるっていうのを手で触れる自分たちがいるっていうのが、そんな風に表現した・・・のが、人形っていう一言、一つのワードに落ちるんですけど・・・。
志村:なるほどなるほど、今この部屋だとすると、4人が人形で、でまたそれを俯瞰して見てるのね。
きのっぴー:そうですね。
志村:なるほどなるほど。
高瀬:面白いイメージですよね〜。僕ら人形なんだっていう・・・(笑)
志村:ちょっと人形に見えちゃいましたよ〜私も〜。
高瀬:やっぱり自由ですから。暗闇は。
志村:ね〜。いやそういう風なことをきっと、どうしたらわかるかな?って、お互いにわかり合えるところを探るのっていいですよね〜。
高瀬:いいですね。まさに対話ですよね、今のお話。いや、そう思ってたんだ・・・!と思って。めっちゃいいっすね、その話。まさに今これから、視覚障害の方と対話するときにもこういうお話とかがきっかけになったり、そういう考え方っていうので、本当にクリエイティブだけではなくて、考え方とか捉え方とか、生き方みたいなものも何かすごい学びがあるので、それはいろんな聴覚障害の方も含めてですけど、やっぱりその中で生まれる対話から、そして次の種というか、いい木が育つというか。
志村:ね〜。本当にそれがあると絶対いいですよね〜。
高瀬:本当にいいと思います。
志村:いや〜すごいな〜。あのう、今後どのような作品を作りたいなとかって、お持ちですか?イメージとか。
高瀬:あ〜そうですね、結構難しいのとか好きなんですけど
志村:あ、難しいの好きなんですね!やっぱり。
高瀬:音を視覚化するってどうするの?とか、視覚障害者の方のイメージってどうなの?とか、「大正浪漫」も時を超えて・・・2023年と1923年の時代でどんな男の子でどんな女の子で、どんなやり取りをしたのかとか、どんな時代だったのか、で、2人のイメージする世界って何なんだろうとか、やっぱりまだ人が描いていないものを描いてみたいなとはすごく思ってますね。
志村:あ〜いいですね〜。繋がりますよね。
高瀬:繋がってますね。
志村:知らないところと、今自分がここにいるということも含めて。
高瀬:本当に全て地続きというか、一本の糸みたいな。
志村:本当だ〜。いいですね。私は「大正浪漫」をミュージックビデオで拝見したときに、あ、たまたまね、実は今日も見たんですね。
高瀬:あーありがとうございます!
志村:で、うちの父親が大正4年生まれだったんですよ。
高瀬:あーそうですか!
志村:もうずっと前にいないんですけど、で、母は昭和生まれで。でね、今日誕生日なんですよ、父がね。
高瀬:ええ!おめでとうございます!
志村:なんですけど、で、大正時代に私は行ったことがないんだけれども、その父親がそうだったときに、あ、こういう時代の人だったんだな〜って思いを馳せることができたりなんかしちゃって
高瀬:あーすごい素敵・・・
志村:それが何か、知らないところに思いを馳せるって大事だなと思ったですよね。
高瀬:うーん!
志村:なのでそれをたかっぴーは、やっていらっしゃるんだなーと思って。
高瀬:いや嬉しいですね〜。架空の物語ではあると思うんですけど、でもその人たちが物語の中で生きて、なにかを伝えようとしてる気持ちは本当だと思うんですよね。
志村:そう思います。
高瀬:そこにやっぱり人って感動したりとか、共感したりするんだと思うんで、やっぱりその人たちの心を覗くというか、どんなこと考えてんの?とか思いながら作ったんですけど。
志村:物作りをする方は、やっぱりそれが大切なことですよね、気持ち悪いことじゃなくて、そういうことをしないとやっぱり作品ってできないですもんね〜。
高瀬:そうなんですよね、なんかやっぱりそこにちゃんと本当の感情がないと、やっぱり見た人も嘘っぽく感じると思うんですよね。すごい空想的な、まあ音を見る物語もそうですけど、やっぱり本当にその中に自分が入っていかないと、見てる人は「嘘だ嘘だ」ってなっちゃうというか「そんなこと考えない」みたいな。どこか見ていただいた方とかが「面白かった」とか「こういう感覚あるんだ」とか、本気で僕自身も感動したり共感したり対話してないと伝わらないと思うんですよね〜。って僕は勝手に思ってるっていう(笑)・・・ありますね〜。
志村:いや〜、そうか〜。あのう、毎回ゲストの方になんですけど、今日ね、日曜の夜遅くて、本当は時間を超えて月曜日なんですけど、一応気持ち的にはまだ日曜日の夜中なんですよね。で、月曜日って意外と特別な感じで、日曜と月曜の間って結構何か・・・
高瀬:ある・・・!
志村:ありますよね?
高瀬:ありますよね。これ、聞いてるリスナーの方はもう本当そうそう!って感じなんでしょうね・・・あるわ〜。
志村:そう〜。何か嬉しいぞ〜って思うときもあれば、もう来ちゃったよ〜かもしれないし〜
高瀬:そうそうそう!
志村:でね、そういうときにいつもお聞きしていて、明日月曜日に、もうちょっと元気だったりとか、いいぞ!って思えるような、よっしゃ!みたいなね、そういうメッセージいただいてるんですけど・・・
高瀬:はい、僕はこのダイアログ・イン・ザ・ダークに来させていただいたりとか、作品を通して、やっぱり目で見えるものが全てではない。っていうことを気づかせていただいたので、もしもなにか辛いことがあったりとか、例えば目の前にいる人がすごいイライラしたりとか、せかせかしたりとか、何か自分があんまりいいと思えない動きを目で見てしまうときは、一度目を閉じてみて、まあ怒られてたりしても、自分の心の声とか、自分自身はどう感情が動いているのか?どんなけ・・その今って小さい世界にいる可能性もあって、目を閉じるとすごい無限のように広がるんですけど、たった1人でいたとしても1人ではないし、周りの声とか、そういうものにちゃんと耳を傾けてみると、僕は何か心が落ち着くんじゃないかなーとか、ちょっとだけ楽しくなったりとか・・・だから、まあもう今聞いてるこのお時間だと目をつぶられてる方も多いと思うんですけど、楽しいことをいっぱいイメージして、眠りについていただけたらと思いますね〜。
志村:あーそっか〜。目で見る限定されたところから、ちょっとそこから飛び出してもらって、音だったり匂いだったり・・・いいですね。
高瀬:本当に無限なので、自由だし。
志村:本当に。なにかこう、誰かのことを考えていたとしてみても、また違ったものが見えてくるかもしれない。
高瀬:そうですね、本当に悲しいことを思うと悲しいことがイメージに出たり、楽しいことを思い浮ぶと、楽しいことを思い浮かべられたりするので、まあどちらかというとやっぱり楽しいこと?自分が元気になるような、明るくなるようなことをできるだけイメージして、自分を大事にしていただけたらいいな〜っていう感じですね〜。
志村:そうか〜。いやありがとうございます〜。
高瀬:ありがとうございました。



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