20240913 ONAIR
9月の主演
野間口徹
長澤樹
ショートストーリー?
『歌手の引き際』
「私にはもう歌を歌う資格はない」
「そんなことをおっしゃるのはやめてください」
毎週違う役を演じる2人…今週は…つまり?

先日お仕事で、とあるアーティストの方々と歌、音楽の話をしたという高崎さん。
曲作りにお話を伺う中で、話題はあるアーティストが、昔自分が歌に救われたときのことになり、
曲を作るときは、そのときのことをよく考えると話していたそうです。
音楽や歌には人を救うぐらいの力があるけれど、
同時に考えなきゃいけないのはその逆もあるということ。
高崎「消えてしまえ!って歌うとそのまま受け止めてしまうひともいるかもしれない。
そのことをどこかいつも考えていると言っていました。
責任って言葉でいいのかはわからないけど、すべての表現ってそういうところあると思います。
その全てをコントロールすることは難しいかもしれませんが、そういう意識をもつことは結構大事。」
もうひと組、とても若いアーティストにも曲作りについて「どんな意識でいるか?」と尋ねたところ、
「どこか違う場所にいる感覚になれるものをつくる」と話していたそうです。
高崎「それは自分がそうだし、聴いている側もそうだと思うのですが、
音楽ってそういう作用あるなあ、それいいなあとすごく思いました。
自分より30以上若いひとたちですが超尊敬しました。」
登山家で冒険家で写真家の植村直己さんがかつて同じようなこと話していたそうです。
高崎「うろ覚えなんですが、たとえば都会で、今ここにいるときに、何かとても辛いことがあったとしても、
そのとき遠く離れた海の向こう、アラスカとかでシロクマがあくびしているかもしれない。
そこに町があって人々が暮らしている。
その様子がちょっとでも想像ができたら、世界は自分のいるその場所以外にもたくさんある、っていうそういう感覚が持てる。
それがとても大事だと、そんなことを書かれていた気がします。」
自分のなかで解釈が勝手に広がっているかもしないけれど、若いそのアーティストが話していたことが高崎さんにとっては同じことのように感じたそうです。
高崎「それで、ああ、いいなあ。ああ、だからこのひとたちの音が自分は好きなんだなあと。
音楽っていいですよね。自分がどんな音楽を聴いてきたかを人と話すとても面白い。」
世界遺産にもなった手つかずの自然、
どこまでも続くプナの原生林は本当に見事で
体と心にいいにきまってる。
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