20240607 ONAIR
6月の主演
菅田将暉、長澤樹
ショートストーリー
『A.I.と嫉妬』。
「誰と話してるの?今ふたりでさ、これってデートでしょ?」
「あれ?妬いてる?」
先月、高崎さんが描くと予告していたAIへの嫉妬。
どんなお話になったのでしょうか…

6月出演いただく菅田将暉さん。
その収録がとてもたのしかったと話す高崎さん。
高崎「こういうラジオドラマって、俳優のみなさん、脚本を読んで大枠掴んで
それで自分の役がどのくらいの温度でいくといいのかって、瞬時に考えるみたいですね。」
スタジオに入ってから全体のバランスを考えて、そのなかでその役がどう動くと効果的か考える、微妙な匙加減の調整。
高崎「菅田さんに脚本を渡すってそれだけでなんだか緊張するんですよね。
審美眼があるというか、面白いか面白くないかすぐ見切られる感じがするというか。
でも実際やってみると、基本、「どうしたら面白くなるか」という姿勢なんですよね。」
その姿勢に感動したという高崎さん。
高崎「たとえば今回のAIの話とか、AIの菅田将暉と生身の菅田将暉とっていう、
一人二役になってるんですけど、AIのほうを加工したり編集で、
じゃなくて生の芝居で、演技の微妙な違いでそれをやってほしいとそんな無茶振りをしたんですね。
そしたらしばらく考えて、そうか、ふむ。とほんの少し考えて。
それでそのキャラわけを完璧にやってみせる。進化したAIの話だから人間に限りなく近いんだけど、
でもAIとわからなきゃいけないというとても難しい距離感なんですけど、見事でした。」
結果的に菅田さんはAIのマサキを感情をフラットにしたキャラクターで演じ、
そのフラットさをわかりやすくするために恋人である生身の人間のほうを逆に感情的にします。
高崎「天才、菅田将暉。」
俳優さんがスタジオに入ってからの“間合い”が好きだと話す高崎さん。
スタジオで俳優さんがじっとしてる時間、周囲は誰も話しかけない。
何か緊張感を漂わせているわけでもないけれど、なんとなく孤独な時間。
高崎「そういう時間ってすごく大切なんだろうなと思います。放送できないのが残念です。
あれ、流したら事故ですよね。無音だから…」

日本三景のひとつ。
夕日の時間を狙って大正解だった。
すこしだけ雲が残ると
夕日は赤く空を染める。
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