20240315 ONAIR
3月の主演
小泉今日子 長澤樹
ショートストーリー
『個室さん』
「もしかして私が来たときはもういた?」
「いたと思います」

2人の話はラジオドラマについて移っていきます。
5週金曜日があった3月、今回は5本のストーリーに挑戦しました。
そんな小泉さん、これまでにもニッポン放送で放送された
いとうせいこうさん原作の小説をもとにした「想像ラジオ」や、
「明るい夜に出かけて」など様々なラジオドラマにこれまで出演されています。
小泉「おもしろくて。声の表現って私は好きです」
台本を書き、収録のときは同じブースの中でそのお芝居を目撃する高崎さんは、自分の立場を「役得」だと話します。
高崎「ラジオがいいのは舞台にしたり撮影しなくていいからここで追われること。
そのフットワークの軽さがすごく好き」
小泉「私もラジオが好きで時々生放送のラジオやらせてもらったり、聞いたりしている」
2人はコロナ禍でテレビを見てるのがつらくなったときにラジオの魅力に気が付いたと言います。
そんな高崎さんはコロナ禍、J-WAVEで特別番組を担当しました。
当時はまだ珍しかった"リモート"でラジオドラマ全編を収録した『J-WAVE SPECIAL SHORT SHORT』。
この番組が始まるきっかけの番組です。
それから2年、もう100本近くの作品を書いている高崎さん。
高崎「短いからお客さん入れなきゃとか、誰に見られるとか余計なことを
考えずに短いものをさっと書いているから自分に近い状態。」
小泉「(嘘のエッセイのような)そういう感じでしょ?」
高崎「長い(文章)のは書かないんですか?」
小泉「今58歳だから、60歳まではいろいろやろうと思ってて
60歳から先は白紙にしていて、その時頂上から何が見えるか楽しみにしながら働いている。
まだまだ歌いたいのか、野菜とか作りたくなっているのか
自分へのサプライズとして楽しみに働いている。」
高崎「伊丹十三さんとかそうですよね
52歳まで自由に生きてきてそこから映画を撮るなんてそんなの楽しいに決まっている。」
2人のこれからにはまだまだ"楽しみ"がたくさん待ち構えています。
岩手の小岩井農場のまんなかに
ぽつんと1本の桜がある。
なんだろ、かっこいいんだな。
こうありたいなって、思う。
東北の桜は、すこし遅れてやってくる
桜のおかわりみたいな気持ちでどうぞ。
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