20230818 ONAIR
8月の主演
皆川猿時 長澤樹
ショートストーリー
タイトル『結婚前夜』
「とうさん、いままでお世話になりました」
「いいよそういうの」
落ち武者と女、整形外科医と看護師を演じた2人が
3週目に演じたのは父と娘…2人はどんな親子だったのでしょうか…

最近飲んでいる席で「好きな映画は何ですか?」と2度続け質問されたという高崎さん。
特段シビアな質問ではなく、単純にみんなで盛り上がるための話題だったのですが、
実は昔からこの質問が苦手な高崎さん、答えることができなかったそうです。
高崎「好きな映画がたくさんありすぎて、、、好きな音楽とか、好きな小説とか、
そういうのも全部同じなんですけど、答えられない自分がいるんですよね。」
適当にかわすと周囲に「盛り上がろうと思っただけなのに」「つまんない答え」などがっかりされてしまう。
だからと言っていい感じの答えを探そうとしすぎてしまうのも見当違い。
とにかく共通の話題を提供すればいい、と理解はしているものの思考停止してしまうという高崎さん。
高崎「たぶんあたまの検索機能が、あまりに重いファイルを読み込もうとして
いつまでも読み込み中になる感じ。
もう再起動以外の方法ないやって感じになってしまうというか。かわすのもできないし、
てきとうな感じでお茶もにごせないし、もう僕にとっては悪魔の質問というか、それがでるとフリーズしちゃう。」
とは言え、“好き”だからこその悩み。
それだけの“好き”が周囲に知れ渡っているからこそ、周囲の方も、高崎さんに映画の話を聞きたいのかもしれません。
映画『PERFECT DAYS』で
役所広司さん演じる平山が清掃する渋谷区のトイレ。
そんな新しく生まれ変わった17のトイレの中から
高崎さんの好きなトイレを毎週紹介していく新コーナー。
鍋島松濤公園にある建築家・隈研吾さんの作品。
一見して隈研吾作品だとわかります。
杉の板に囲まれて、公園のなかのアトラクションのようでもあり、
森のなかに忽然とあらわれた集落のようでもあり、隈研吾さんの遊び心のようなものを感じます。
小さな階段があって、トイレなんですけどちょっとした丘のなかに道があっていくつものトイレがあって。
一番奥に子供用の個室があって、そこにはちっこい便器があってめちゃくちゃ可愛いんです。
最初にその小さいトイレみつけたとき、おおっ!と声だしちゃいました。
なんていうか、どこかの遊園地にいるみたいな、子供だけの世界をのぞかせてもらったような特別な気持ちになって。
この個室のドアをあけてちっこい便器みて微笑むひとは僕はみんな間違いなく好きですね。
板をばーっと並べるのって隈研吾さんの特徴だと思うんですが、
都心でみるのと、こういう公園でみるのと、印象ちがいますね。
なんか都心でみるものはしっかり理論武装された感じがして、とても大人のものな感じがするけど、
ここはなんかその手前の純粋な思いつきが大事にされた感じがして。
建築家の世界観を体感するという意味でも面白いかもしれません。
この松濤公園、昔ブラタモリで登場しててめちゃくちゃ面白かったんですよね。
渋谷って「谷」がついてるその理由から、ここにどうして池があるか。
そんな話をしていました。江戸時代からの理由があって今の公園の形になっているそうで。
そういうことを思い出しながら公園を歩いていると
ものすごい背の高い木がいくつもあって、もしかしたらこの木は江戸時代からずっといる
大先輩かもなあ〜とか。
『THE TOKYO TOILET』 で作り直された公共のトイレたちは、結構公園にあります。
公園の由来なんか調べながら散歩すると面白いかもしれません。
HP:https://tokyotoilet.jp/nabesima_park/