20220422 ONAIR
4月のショートストーリー
主演は玄理と長澤樹。
今週は『パテ顔の彼』。
「あの店長って長いんですか?」
「私がバイトに始めた頃だから…」

クローゼットの整理をしていたら、昔の8ミリフィルムがでてきたという高崎さん。
通常の映画は35ミリのフィルムで映像を撮影していました中、8ミリフィルムは、家庭用。
ビデオがでてくる前はそれが家族の動く記録の中心でした。
凝り性だった高崎さんのお父さんは、自分で撮影した8ミリを編集してつないで
一本の作品のようにしていたそうで、日曜の夜やご飯食べた後に映写機をテーブルに置いて、
簡易的なスクリーンをたてては、上映会をしていたそうです。
音はもちろんないので、カタカタという映写機の回る音がするだけだったそうですが、
その”儀式”が高崎さんもとても好きだったそうです。
さて、40年ぶりくらいに再会した8ミリフィルム。
どうしても見たくなった高崎さんは、もう映写機がつかえなくなっていたこともあり、
データにしてくれるところを探して出したそうです。
高崎「これがもうめちゃくちゃなつかしくて。」
自分よりずっと若い両親、昔住んでた家、その映像を家族でみてたリビングの匂い…
次から次にいろんなことを思い出した高崎さんは、すぐにそのデータをメールで家族に共有。
高崎「妹は大興奮してました。」
家にはミニDVや、ハードディスク、VHSにフィルム…iPhone。
時代の流れによってさまざまな形で残った映像たち…
高崎「家族の写真と動画を全部あつめて編集して、完成版つくらないとなあと。」
二子玉川 蔦屋家電
文学コンシェルジュ岩瀬佳乃子さんの場合

小さい頃からなぜか鳥が好きで、鳥のぬいぐるみを集めたり、図鑑や本を熱心に読んだり…
いまでも、街中でちょっと珍しい鳥を見かけると、つい目で追ってしまいます。
ことあるごとに好きだと公言していたところ、
友人たちが「こんな鳥グッズがあるよ、あなた好きそうじゃない?」と教えてくれるようにな
りました。それだけでなく、鳥にまつわるいろいろなグッズをプレゼントしてくれるように…
「お土産やさんとかで鳥のグッズを見ると、あなたを思い出してしまうんだよね」と、
言われてしまいました。申し訳ないやら、ありがたいやら、こそばゆい気持ちになります。
「好きなもの」について、だれかと話をすることで、
ひとりでは生まれない縁がつながってゆく気がします。
「好き宣言」は、これからも積極的に続けていこう、と思っています。
