20220401 ONAIR
4月のショートストーリー
主演は玄理と長澤樹。
今週は『透明人間』。
「ねえ、透明人間になったらどうしたい?」
「なに突然」

今回番組としても初めてのリモート収録となった玄理さん。
そしていつもゲストのかたを決めてそのひとのことを想像しながら
いわゆる「あて書き」のような形で台本を書く高崎さんですが、
今回は、はじめましてということもあり、玄理さんの番組
『ACROSS THE SKY』を聞きながらイメージを膨らませたそうです。
高崎「すこし甘いけど芯のある、優しいけどメリハリのある、ほんといい声ですよね。」
声を聞きながら「ちゃんとしてるけどどこかおっちょこちょいなところがあると楽しそうだな」
と思い始めた高崎さんの妄想は…旅行の準備とか完璧、カメラまで新しいの買ったのに、
フィルム忘れちゃう。そしてそれをあははと笑ってしまいそうな姿を想像して、
透明人間になって裸になって街を歩いてるうちに柵にはさまって
身動きできなくなるっていうその状況を思いつそうです。
そんな高崎さん、「透明人間」という設定が昔から大好き。
透明人間と言えば、数々の映画やドラマやコントに取り上げられてきましたが、
高崎さんが面白いと思っているポイントは、透明になったあと裸になるところ。
透明になるために、リスクを背負う。
いつそ薬の効果切れてしまうかわからないわけですから、それだけでハラハラさせられる。
透明だから誰にも見られていないのに、そこにいて、
見られていないけれど裸を見られている気になってしまう。
高崎「うまいことできた設定だなあと子供の頃から思ってて。」
例えば道歩いててふとつまづいたりするときに、
「倒れたままの透明人間につまづいたんじゃないか」と空想していたという高崎さん。
圧倒的に強いヒーローも3分しか地球上にいられないし、自分の正体も明かせない。
制約があったり、何かを失ったり…制限されることでいろんな想像が膨らむものですね。

二子玉川 蔦屋家電
デザイン・アート担当 佐々木貴江さんの場合

水瓶座同士の友人で年に一度集まって、おいしいご飯を食べる佐々木さん。
メンバーは職種も年代もバラバラ、唯一共通するのは水瓶座生まれということだけ。
不思議なつながりのもとに集まった面々と自分たちの誕生日を祝い、おいしいご飯を食べるその会で、
いつしか年に1度の大切な時間になっているそうです。
ある年「たまには誕生会らしくプレゼント交換でもしよう」と一人が提案し、
そのとき私のもとに巡ってきたのが、このガチャガチャの指輪です。
それはおにぎり型のケースに入った昆布の形の指輪で、つけて歩く気は全く起きないのですが、
たまに自分の部屋で眺めては、大人になってからできた気が置けない友人たちのありがたみと、
今度はどんなおいしい料理をみんなで食べようか?と考え、友達ができるきっかけなんてわからないものだなと思うのでした。
