V.I.P. 第28夜・・・「戦いに勝つことが、負けるよりもいっそう悪い時がある」

今宵のV.I.P.は、今週NewAL『Rising』をリリースした、
注目のシンガーNao Yoshiokaさんが生出演してくれました!

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Nao Yoshiokaさんは、2009年から単身N.Y.に2年半滞在。
ハーレム「アポロ・シアター」のアマチュア・ナイトで準優勝し、
アメリカ最大規模のゴスペル・フェスではファイナリストに選出。
メジャー・デビュー作となった今作『Rising』には、
グラミー賞受賞作家ゴードン・チェンバースを筆頭に、
アレサ・フランクリンやプリンスのバンド・メンバーも参加しています。

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今回は、『Rising』に収録されている『Dreams』を生独唱してくれました。
素敵な歌声でしたね!

来週末から、NewAL『Rising』のリリースを記念したライブが決定しています。

▼4/18(土) 15時 インストアライブ@TSUTAYA三軒茶屋店
▼4/19(日) 19時 インストアライブ@タワーレコード渋谷店

▼6/11(木)『NAO YOSHIOKA "RISING" SPECIAL LIVE
-feat. Special Philly Musicians-』@ブルーノート東京
[1st]Open5:30pm Start7:00pm
[2nd]Open8:45pm Start9:30pm
料金:6500
『NAO YOSHIOKA "RISING" SPECIAL LIVE
-feat. Special Philly Musicians-』詳細ページ

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ワールドワイドに活躍する、Nao Yoshiokaさんから目が離せませんよ!
上記以外のライブもあるので、ぜひHPでチェックしてくださいね♪
Nao Yoshioka HP


そして、生誕100周年を迎えたBillie Holiday特集いかがでしたでしょうか?
幾多のアーティストが彼女の楽曲をカヴァーしていますが、
今回は名曲『Strange Fruit』をピックアップしてお送りしました。

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1.Strange Fruit / Cassandra Wilson

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2.Strange Fruit / Nina Simone

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3.Celebrate / Cassidy feat.John Legend

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4.Strange Fruit / Idia.Arie
※Strange Fruit」をサンプリングしたナンバー

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5.Strange Fruit / Jose James

様々なアーティストのカヴァーをお送りしましたが、
最後は本家で締めくくらせていただきました。

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6.Strange Fruit / Billie Holiday


さらにお誕生日といえば、4/12に75歳のバースデーをむかえたのが、
ハービー・ハンコック‼︎

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1960年代からずっと第一線!ジャズ、フュージョン、ジャズ・ファンク、
ヒップホップなどクロスオーバーな活躍でも知られるハービー・ハンコックの
素敵なエピソードをご紹介します。

▼AC Cobraのスポーツカー▼

1963年に『Watermelon Man』が大ヒットしたハービー・ハンコック(当時23歳)は
はじめて多額の富を手にしました。
当初は、そのお金でツアーに行けるように、クルマのステーションワゴンを
購入しようと思っていたそうなんですが、当時のハービーの兄貴分、
ジャズ・トランペッターのドナルド・バードに、
”AC Cobra”のスポーツカーを勧められます。
いわれたとおり、クライスラーのショールームにいったそうなんですが、
Tシャツ、ジーンズ姿のハービーは、店員さんにまったく相手にされませんでした。
頭にきたハービーは、「明日現金もってきてやる!」と啖呵を切り、
当時6000ドルもした最高級車、AC Cobraを購入。
しかし、すごいスポーツカーはので、ハービー自身には運転する技術がなく、
しばらくは、そそのかした兄貴分のドナルド・バードが運転してたそうです。
そのとき買ったAC Cobra。名車として現在でも高い価値があるんですが、
実は今でもハービーが所有しているそうです。

▼シンセサイザー合戦▼

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1978年にリリースしたアルバム『Sunlight』では、
11台のシンセサイザーに囲まれるハービー・ハンコックの姿が映っています。
機材が急速に進化した1970年代、新しい機材には常に強い興味を示した
ハービー・ハンコックですが…最大のライバルは、スティービーワンダー!
試作品が出ると、即工場に電話。
「シリアルナンバー<1>をくれるなら2台買うよ!」と、
ハービーとスティービーの間で、新作シンセサイザー合戦みたいな状態になり、
時には、試作品のデモンストレーションの際に、
「スティービーの家じゃなくて、僕の家に先にくるように!」と
メーカーに電話を入れることもあったそうです。

▼ROCK IT▼

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世界中に「スクラッチ」のインパクトを与えた歴史的マスターピース
「ROCK IT」ですが、意外にも、当時のマネージャーやレコード会社は、
「それまでのファンを裏切る」と猛反対していたそうです。
そして挙げ句の果てに、ミュージックビデオの制作費の捻出を拒まれてしまいます。
ならば!!と、ハービーは自腹で試作を決意!
絶大な信頼を置いていた若手プロデューサー、トニー・メイラントと手を組み、
映像作家 ケヴィン・ゴドレイとロル・クレームに連絡。
「全て君たちに任せる!ブラックミュージックという
特定のイメージを植え付けない作品にしてくれ!」と制作を依頼しました。
そして出来上がったのは…ロボットだらけの映像。
ハービーは正直、唖然としましたが、レコード会社にみせたところ大絶賛。
ハービーの心配はよそに、「ROCK IT」のビデオはヘビーローテーションされ、
大ヒットに繋がりました。
音に関しては、革新的センスを持つハービーですが、映像に関しては、
その良さにすぐ気づく事ができず、恥じらいすら感じた…とのことです。

まだまだ楽しいエピソードはありますが、また来年…

〜Happy Birthday Herbie Hancock〜

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