2015/1/2 世界のお年玉事情

お正月2日目の朝になりました。
お正月といえばお年玉、渡すほうですか、それともまだもらっていますか?
あの国でも「お年玉」を渡すという習慣はあるのでしょうか?
今朝も2つの地域をコネクト。

お年玉はありますか?

香港。富柏村さん
「2月の旧正月ですが、大変盛んです」

日本のお年玉と同じようなものでしょうか?

香港でお年玉は「利是(ライシー)」と呼ばれ、家族から会社の部下、マンションの守衛さん、レストランの給仕、とにかくちょっとでも知り合いだと誰彼かまわずあげます。

金額は日本より少額だが、金額よりも心づけ。とはいえ、利是をケチると人間が小さいと蔑まされるので注意も必要です。この出費を経費で落とそうなんてすると「セコい」と評判になってしまいます。

会社の社長など、日系会社の駐在社長でも何十から百単位の利是の赤いポチ袋を用意して持ち歩いていないといけない。金額によって異なる袋で、とっさの判断で誰にいくらのを渡すか、判断しなければいけないので大変なようです。

少額というのはどれくらいの金額を渡すのでしょうか?

日本円で100円余の香港ドルの10ドル紙幣があって、これが利是の少額単位で重宝されていましたが、政府が硬貨にした事がありました。
すると、利是の袋がかさばるし、もらった瞬間に相手が硬貨=10ドルとわかってしまう。と不満も多く、政府は改めて10ドル紙幣の再発行を決めたほどです。

香港の有名な富豪だと、毎年、記者が新年の取材で集まると利是配りで、それだけで何十万円の出費となるが、それもご祝儀です。

お年玉はありますか?

韓国、ソウル。ヤン・ジョンミさん
「やはり2月の旧正月ですが、あります」

韓国のお年玉の由来はどういうものでしょうか?

新年(旧正月)を迎えて目上の人におじぎをすることをセベ(歳拝)といい、年配の方々に、無事1年(特に冬)を過ごすことが出来た、また新しい1年を迎えることが出来たことを記念にご挨拶をすることから始まりました。最初は家族や親戚だけではなく、近所の目上の方々も、「ご挨拶に尋ねてきた人々を、手ぶらで帰すのは礼儀ではない」ということでお小遣いを少し渡したのが始まりです。

基本的に子供にあげるものなのでしょうか?

お年玉は基本的にお金をあげるのが一般的ですが、小学生や中学生には図書商品券をあげたり、大学生以上になるとデパートの商品券を渡したりする場合もあります。大学を卒業しても就職ができてない子には、お年玉をあげるのが普通です。

また就職して社会に出たり、結婚してからは、逆にご両親や(引退して経済活動をしてない両親)やお祖父さん、お祖母さんにお小遣いとして封筒を渡したりするのが一般的です。