2013/7/12 フィリピン マニラ

フィリピンの首都、マニラ。
朝早くから賑わう市場で、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。ちょっと甘いものを食べよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

今朝はフィリピンのマニラです

太平洋に浮かぶ7,000あまりの島で成立する国、フィリピン。 日本の8割ほどの面積で、人口はおよそ9,500万人。マニラとその周辺の首都圏には1,000万人以上の人々が暮らしています。

蒸し暑い気候だけに、少しは涼しい朝早くに起きて、活動をはじめる人々が多いようです。

そして地元の人々にとって欠かせないのはタガログ語で「パレンケ」と呼ばれる市場です。
マンゴー、グァバ、ランブータンをはじめとしたフルーツ、野菜、肉や魚などの生鮮食料品が売られています。
大規模な市場や、小さな市場まで、市内のあちこちにあって、朝早くから買い出しにくる人でにぎわいます。

フィリピンの朝食は「パンデサル」ではじまります

市場と同じく朝早くから活気があるのはパン屋さん。 いろんな種類がある中でも、フィリピンの人々が朝食べるパンは「パンデサル」という丸いパンです。

ロールパンぐらいの大きさで、焼き立てはふかふかですが食べてみるとベーグルのようにモチモチしています。焼く時にはひとつひとつの生地の間隔をあまり空けず、焼き上がりがくっついているのが特徴です。一つ一つちぎったばかりのものがお店に並ぶと、甘い香りが漂います。

シンプルな「パンデサル」の中に、自分でピーナッツバターやジャムを塗って食べる事が一般的。
でも、お店でチーズやマヨネーズなどを生地に入れて焼くアレンジされた「パンデサル」も人気です。
味がついていないものはホット・チョコレートに浸していただきましょう。

パン屋さんでは数十分おきに何度も焼き上げるのですが、一度にたくさん買う人が多く、あっという間に売り切れてしまう人気のパンだそうです。