2009年12月17日

江川達也 -4- 一歩踏み出すこと

今週は漫画家の江川達也さんをゲストにお迎えした公開録音の模様からお送りします。

江川さんは大学を卒業後、地元の名古屋で数学の先生をされていたそうです。そこからどうして漫画家になったのでしょう?子供の頃、具体的に「漫画家になろう」とは思っていなかったそうですが、小学校5年生のときにはコマを割って描いていたのだとか。ただ、名古屋に住んでいると“漫画家”という職業にリアリティがなくて、普通に真面目に生きていこうと思っていた、と江川さん。それで教師になったら「漫画家になりたい」という気持ちが強くなり、教師を辞めて東京へ出てきたそうです。それから1年後には実際に漫画家としてデビューされているなんて本当にすごいです。

観覧に来てくれた方から「数学の先生をされていて、漫画家になりたい!と強く思うようになったきっかけはありますか?」というご質問が。その方は会社員をされていて、毎日同じ時間に出社して仕事をしていると、「本当の自分ってなんだろう?」と考えてしまうのだとか。それに対して「それはよくわかる。」と江川さん。江川さんも「本当に自分はコレがやりたかったのかな?」と思うそうです。そこで、「やりたいことが浮かんできたら、それを全部メモしておくと良いですよ。」というアドバイスが。

江川さんも教師をされていた頃、教師もやりたいことではあったけれど、こういう教師がやりたかったかというと、そうではなかったのだそう。この組織の中でそれができるかというと、やれない、という葛藤もあったそうです。しかも、漫画家になって食べていけるのか、という悩みもあったそうです。でも「食べていけなくてもいいや!」ぐらいの気持ちで一歩踏み出したのだとか。「そういう意味で“捨てる”勇気があれば大丈夫だと思う。やっぱり踏み出さないと分からないし。」と江川さん。

ただ、それで上手くいく人もいれば、そういう人ばかりではないのが現実。それでも、「もし上手くいかなかったとしても後悔しなかったと思う。人生1回しかないから、3年ぐらいやってみてダメだったらまた考えればいいけど、とりあえずやらないうちに諦めるのはやめようと思った。」とおっしゃっていました。
ShareSmile Staff| 22:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:

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