2009年12月23日

近藤真彦 -3- 「KONDO RACING」の監督として

今週は近藤真彦さんをゲストにお迎えした公開録音の模様からお送りします。

近藤さんは現在、KONDO RACINGの監督としても活躍されていて、今年はスーパーGTというクラスに参戦。レースは“誰の車が、誰が乗ったら一番早いか”というシンプルな感じですが、その裏にはすごく技術的な問題があったり、環境的な問題にも配慮されているそうです。その中で1位を獲るためだけにチームが一丸となってやっている。1位は簡単には獲れないことが多いですが、その悔しさをバネにミーティングやテストを何度も重ね、海外にまで行ってテストして。それで本当に自分たちの実力で1位が獲れたときは、いい大人たちが抱き合って泣くのだそう。「こういう仕事は滅多に無いんじゃないかなと思う。」と近藤さん。

その分、ケンカも多いのだとか。ひとつの目標に向かってやっていて、それがダメだったりすると、だんだん人のせいにし始めて、誰が悪いか探し始めるとケンカになってしまう。成績が良いとそうでもないそうですが、悪いとチームの状況が非常に悪くなってきてしまうのだそうです。そんななか、いきなり優勝をすると、みんなで抱き合って泣いて、次のレースからチームワークがまたどんどん出てくると、その相乗効果で成績も良くなってくるのだそう。鉄やカーボン、アルミなどの機械を集めて組み立てて仕事をしているけど、やっぱり最後は人間。監督をされて10年ぐらい経つそうですが、ここ2、3年前くらいに「やっぱり人だ」ということを再認識されたそうです。

芸能界で仕事をされていて、そこから何か他のことをしようとすると、「素人が」という感じになるのはよくあることなのだそう。レースに関わる人は、ギアを担当する人、エンジンを担当する人、タイヤを担当する人などなど、本当に職人が多いそうです。映画でいえば照明だったり、音響だったり、舞台だったり。。。レースでも映画でも、末端で働く職人さんたちを味方につけていかないと仕事は成功しないわけで、その人たちに認められるまでにすごく時間がかかったそうです。

先日、スーパーGTのチーム監督もされている星野一義さんと対談する機会があり、初めて「お前は監督として本当に成長した。」という言葉を頂いたそうです。近藤さんにとってはすごく大先輩。その言葉をもらえたことが、今までレースをしてきたなかで一番嬉しかった、と近藤さん。「本当にやってきて良かったなぁという気持ちになった。」とおっしゃっていました。

ShareSmile Staff| 22:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:

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