2009年07月31日

なかだえり -5- 想いをこめた作品のチカラ

今週のゲストは、東京の古き良き町なみ、そこに暮らす人々のイラストや文章を書いているイラストレーターのなかだえりさん。

建築の勉強をされていたなかださんにとって、最初に興味があったのは「建物」だったそうですが。。。「建物も人が住んだり使うことで活きてくると思うし、千住に住んでみて、人の温かみにふれ、どんどん人への興味のほうが大きくなっていった。」とおっしゃいます。今では、近所の焼き鳥屋さんのご主人や喫茶店のマスターなど、周りにいる人がそれぞれ輝きを持っていて、活き活きと暮らしているところに興味を持っているそうです。

イラストでの表現を始めたのはちょうど10年前。千住に引っ越した頃で、なかださんのお父さまが病気で入院していた頃。「娘が千住のなんだか分からない古いところを借りるらしい」という話を聞いても見に行くことができなかったお父さまに、引っ越しの様子やご近所付き合いが始まったことなどを毎日、絵葉書に描いて送り続けたそうです。テクニックを勉強するというより、想いを筆に込めるということを続けていたのがはじまり。

読売新聞の連載「なかだえりのさんぽルポ」では文章も書かれていますが、特別な勉強をされたわけではなく、「伝えたい」と思うことを気持ちを込めて書かれているそうです。「これからも素敵なものがある限り、それを少しでも多くの人に伝えたい」というなかださん。スマイルはますます広がりそうです。

WEB: なかだえり公式HP
WEB: なかだえりのさんぽるぽ

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2009年07月30日

なかだえり -4- 古きよき東京

今週のゲストは、イラストレーターのなかだえりさん。

読売新聞の火曜日の夕刊で「なかだえりのさんぽルポ」を連載。なかださんの温かみのあるイラストで描かれていて、普通の写真で紹介されているよりも伝わってくるものがある気がします。ここで紹介するのは、基本的には「時を積み重ねてきた古いもの」。名はなくても長い間続いているお店や、建物は新しく建て替えられていても長く続いている老舗など。

町を歩いておもしろいものを見つけるのが得意ななかださんですが、建築を学ばれていたので、最初は現代建築を巡って歩くところから始まったそうです。
それからだんだん古いものに目がいくようになり、そのうちおもしろい看板やレトロなものに惹かれるようになったんだとか。だから「探している」というよりは「自然と目に入ってくる」という感じなんだそうです。

現代建築がどうしても敵わないのが「時間の積み重ね」だと思ったとなかださん。壊してしまったものは戻らないし、これから日本で守っていかなければいけないのは、名も無きものでいいから古いものだとおっしゃっていました。

WEB: なかだえり公式HP
WEB: なかだえりのさんぽるぽ

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2009年07月29日

なかだえり -3- 銭湯の魅力

今週のゲストは、千住の「蔵」で町や人々の生活を描いているイラストレーターのなかだえりさん。

千住には現在でも13軒の銭湯があります。なかださんは大の銭湯好きで、アトリエの目の前にある銭湯には毎日のように通われているそうです。なかださんの作った「千住寄り道マップ」にも銭湯はたくさん載っています。歩いていける範囲にもいくつもあって、いろいろなタイプの銭湯があるので楽しめるんだとか。基本的には寺社建築が多いそうなのですが、もともと宿場町で遊郭のあった千住には、その中でも豪華なものがいくつもあるということ。


以前、番組ゲストでお迎えしたこともある、銭湯を研究されている町田忍さんが”キング・オブ・銭湯”と名づけた「大黒湯」も千住にあります。ここは脱衣室の天井が格天井になっていて、その中にひとつひとつ、花鳥風月の絵が描かれています。そして広いお庭をもつ「たから湯」も有名ですが、他にも素朴な銭湯がたくさん。銭湯はただ「お風呂に入る」というだけでなく、コミュニケーションがあり、そこに参加するのも楽しいとなかださん。

なかださんは東京都の浴場組合が出しているフリーぺーパー「1010」の表紙を4年間担当されていました。
今は「湯あがり酒場」という酒場の紹介ページを書かれています。都内の銭湯はもちろん、美術館や公共機関にも置いてあるところがあるそうなので、見つけたら手に取ってみてくださいね。

WEB: なかだえり公式HP

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2009年07月28日

なかだえり -2- 下町情緒あふれる千住の町

今週のゲストは、イラストレーターのなかだえりさん。

なかださんは、アトリエとして使っている「蔵」に出会ったことをきっかけに、千住に移り住んで10年。千住の人たちがとても気さくで、近所付き合いもすぐにはじまり、挨拶をする人もどんどん増えて、今では商店街でも「えりちゃん!」と声をかけられるほどなんだとか。新しい町に引っ越すと少し疎外感を感じそうですが、そんなことは全くないそうです。

ご飯の匂いや洗濯物など、生活感を感じるものが路地にあふれていて、日常をゆるゆると暮らせる町。安くて美味しいお店もたくさんあって、お肉屋さんのコロッケや、量り売りをしてくれる飴屋さんやおだんご屋さんなど、お散歩していても楽しめるお店がいっぱい。江戸の町の名残もあって、なかださんのが蔵もそのひとつですが、出桁造(だしげたづくり)の古い日本家屋の民家があったり、たくさんではないけど、新しいものの間に少しずつ残っていて、混在している感じなんだそうです。

なかださんとお話していると、まるで「千住の観光大使」のよう。
人と会うときも、みんなが面白がって来たがることが多いそうで、でかけるよりも千住の町にいることが多いそうです。最近、個展などで遊びに来てくれる方たちのために、ホームページからダウンロードできる「寄り道マップ」を作られました。千住の楽しみいっぱいのマップです。ぜひ、ホームページも覗いてみてください。

WEB: なかだえり公式HP

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2009年07月27日

なかだえり -1- 蔵のアトリエ

今週 7/27(月)〜31(火) のゲストは、イラストレーターのなかだえりさん。

東京の古き良き町なみや、そこに暮らす人々のイラストや文章を書いているなかださん。スタジオにお持ちいただいた原画が、とても素敵なんです。鉛筆で描いてから水彩で塗るというスタイルが基本で、たまに万年筆を使ったり、水彩だけで輪郭をとらずに描くことも。。。題材となるものは日本に昔からあるような、懐かしいもの。それは、なかださんが東京の下町情緒を感じる”千住”に暮らしていることで、自然と描く絵も自然とそうなるんだとか。

なかださんがアトリエとしているのは千住にある築200年の蔵。「蔵」というと、立派なものを想像してしまいそうですが、千住にあった普段使いの蔵だったものなんだそうです。しかも戦後に住宅として改築されているので、蔵特有の湿度などを保つ気密性がなくなってしまっているそうです。土蔵なのですが、崩れてくるからか、トタンがはってあったりする状態で、すきま風も通るほどなんだとか。最初はすごく恐る恐るだったそうですが、今ではそれが気に入っているところでもあるそうです。

イラストの仕事など、1人で作業をすることが多いなかださんですか、蔵の中にいると、町の人の通る音など生活音が聞こえてきて、楽しい気持ちでいられるので、煮詰まらない。蔵をアトリエにしていることは「いいことだらけ」だとおっしゃっていました。

WEB: なかだえり公式HP

◎なかだえり:岩手県県生まれ。日本大学生産工学部建築学科卒業。法政大学大学院建築科修士課程修了。現在、東京・千住にておよそ200年前に建てられたといわれる「蔵」をアトリエとし、フリーランスで本のさし絵、建築設計、執筆など多分野で活動中。 読売新聞・夕刊(首都圏版)にて、「なかだえりの さんぽ るぽ」連載中。


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2009年07月24日

馬場正尊 -5- 造形物としての首都高速

今週のゲストは建築事務所「オープン・エー」代表、建築家の馬場正尊さん。

馬場さんは子供の頃、ビルや大きい建物が大好きで、首都高の風景も好大好きだったそうです。それは今でも変わらず、友人との雑談の中で『首都高を世界遺産に登録しょう』という企画まで持ちあがったんだとか。

「首都高は造形物として、強さがある。きっと海外の人たちから見ると、ものすごくシュールで不思議な風景に映っているのではないか。世界中を探してみても、あのビルのギリギリの隙間を縫うように流れていく高速道路は珍しいと思う。デザインしようと狙ってデザインしているのではなく、必要に迫れらて作られて行く様はヨーロッパなどの遺跡としての世界遺産とよく似てる気もする。ちょっと褒めすぎか?」と馬場さん。

「未来を一生懸命試行している日本人の様みたいなのが象徴的に立ち上がっている気がして、それも含めて首都高が好きなんですよ。」ともおっしゃっていました。川辺と首都高をセットにしたり、首都高リノベーションの夢もいつか実現ができるかもしれませんね。

WEB: 東京R不動産

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2009年07月23日

馬場正尊 -4- 山形R不動産

今週のゲストは建築事務所「オープン・エー」代表、建築家の馬場正尊さん。

馬場さんは去年から山形の東北芸術工科大学の建築・環境デザイン学科で准教授として授業をされています。すると、当然のように「山形R不動産をやるよね?」という空気があり、有志の学生たちを集めてスタートしたそうです。学生たちに山形の面白い物件を探してきてもらうと、迫力たっぷりの空き物件をたくさん見つけてきたそうです。そこでどうしようかと悩んだ結果、空き物件を探すのは山形の町の真ん中だけに絞り、その物件たちをどうしていくか、学生たちと提案していくサイトにすることにしたんだとか。

山形R不動産の活動をする中で「うちに家が2軒あって、その間に畑があるのですがどうにかなりませんか?」と連絡が入り、住所を聞いてみると町のど真ん中。


実際に行ってみると、確かに家と家の間に畑があって、「すごい!」と思った馬場さん。そこで、その家で「オープンハウス&オープンファーム」という企画を学生たちで行ったそうです。「このお家は畑付きなんです。出来ればカフェとかやってもらいたいのですが。。。」
その結果、何人か希望者が出てきたそうです。目の前の畑で採れた食材でのささやかなカフェなどを一緒に企みたいという馬場さん。まだどうなるかは分からないそうですが、こうして学生と町と、色々なものが繋がっていきそうですね。

WEB: 東京R不動産

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2009年07月22日

馬場正尊 -3- 房総R不動産

今週のゲストは建築事務所「オープン・エー」代表、建築家の馬場正尊さん。

馬場さんは千葉の房総半島の海辺にお家を建てられたそうです。
なぜ房総半島に家を建てたのかと言うと、漠然と「海の近くに住みたい」と考えていた時に、ある場所を見た瞬間、「この土地買ってしまおう」と衝動買いをしてしまったんだとか。少しずつ、房総の家をメインとして、東京の家がサブとなるように少しずつ生活スタイルを変えているんだそうです。

馬場さんは「新しい郊外の家」という本も出されています。

その中の写真を拝見すると、馬場さんのお家の周りにも素敵な家が何件か建っています。その家に住む人たちがその場所に建てたきっかけが、実は馬場さんなんです。馬場さんが房総に家を建てる過程を房総R不動産のブログに書いたり、房総の家の模型を事務所に置いておき、お客さんに「いいですよ、これ。」と勧めていたり。。。
すると「確かに、いいかも。」と、”東京と房総”のダブル生活をしたいという人が増えてきたんだそうです。そして現在、スタイルは様々ですが、続々と周りにお家が増えているんだそうです。

馬場さんの房総のお家は区画や塀が無いので、近所の方とのコミュニケーションもとりやすいんだとか。とはいえ、周りに暮らす人たちも普段、都心で人付き合いに疲れている人が多いため、程良い大人の距離間でのコミュニケーションが保たれていて心地いいんだそうです。東京でも田舎でもないところから「あたらしい郊外」という名前にしているだけあって、どこか懐かしいようであり、また新しい面もあったりと独特なコミュニケーションが生まれているところが房総のお家の魅力なんだそうです。房総半島と東京でのダブル生活、なんだか憧れてしまいます。

WEB: 東京R不動産

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2009年07月21日

馬場正尊 -2- CET:CENTRAL EAST TOKYO

今週のゲストは建築事務所「オープン・エー」代表で、東京R不動産のディレクター、建築家の馬場正尊さん。

馬場さんたちが毎年秋から冬にかけて展開しているイベント「CET:CENTRAL EAST TOKYO」。”CET”というのはイベントを開催するエリアの名前であり、イベントの名前でもあります。場所は日本橋や神田、浅草橋の辺り。江戸の中心だったであろう町。最初は”EAST TOKYO”と言っていたそうなのですが、地元の方たちに「ここは東京のど真ん中だ!」と言われ、”CENTRAL”をつけたんだとか。略してCET。

街に点在する空き物件を10日間だけ無料で貸してもらえるようにビルのオーナーさんたちに頼んで回って、怪しまれながらもお借りして、そこにアーティストたちがゲリラ的に作品を展示。お客さんたちは地図を片手に、まるで宝探しのように作品を探して街を練り歩きます。いつもは歩かない街でも、そうすることで街の魅力を再発見するというのも、イベントに込められた思惑のひとつ。

おまけに空き物件まで見れるという仕組み。ビルのオーナーさんたちを説得する際にも「これがきっかけで空き物件が埋まるかもしれませんよ。」と言っていたそうなのですが、実際に少しずつ埋まり、今ではこのエリアは東京の中でも有数の現代美術やギャラリーの集積地となったそうです。

そうしていくうちに、このエリアの空き物件が見つからなくなってきてしまっているんだとか。馬場さんたちとしては、ギャラリーやお洒落なお店が増えてきたことに、役割を終えたような気分だったそうなのですが、色々な人に応援してもらい、「今年は何を企むか」ということ自体をイベント化しようかと考えていらっしゃるそうです。

WEB: 東京R不動産

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2009年07月20日

馬場正尊 -1- 不動産のセレクトショップ「東京R不動産」

今週 7/20(月)〜24(金)のゲストは建築事務所「オープン・エー」代表、建築家の馬場正尊さんです。

馬場さんたちが運営しているWEBサイト「東京R不動産」は”不動産のセレクトショップ”。2003年にスタートしましたが、最初は不動産を仲介するサイトを作るつもりは少しも無かったそうです。もともとは馬場さんの建築事務所「オープン・エー」を構えている日本橋界隈に魅力的な空き物件をたくさん見つけて不思議に思ったそうです。そして「今日はこんな魅力的な空き物件に出会った。」という”空き物件から見る東京”のようなブログを始めた馬場さん。最初は”読み物”として作ったサイトだったんですね。するとそれを見てくれる人がたくさんいて、「その物件は借りれないの?」という声がたくさん届いたそうです。そこで、どうしたら借りられるようになるのか友達に相談していくうちに、仲間たちと始めたのが東京R不動産だったそうです。

東京R不動産のおもしろいところは、物件の注意点も書いてあるところ。「日当たり重視の方には物足りないかもしれません。」や「駅からは結構歩きます。」など。。。それでも「そんなことはどうでもよくなるくらいココが良いので、○○な人にはぜひ!」と書いてあります。

「何もかも手に入れようとすると、結局中途半端なものになってしまう。人生のある時期、圧倒的にこの空間が欲しい!それを手に入れるためには何かを犠牲にしてでも、それは”よし”としてください。」それがR不動産のメッセージ。それだけでなく、見に来たお客さんをがっかりさせたくないという思いも込められているそうです。

普通の不動産の情報は「駅から徒歩何分」や「追い炊きあり」などの性能ばかりにとらわれがちです。でも実際に物件を探している人にとっては、玄関をぱっと開けた瞬間の「良いっ!」という感じや、ふとした風の流れや窓からの眺めなど、性能だけでは表せない質感みたいなのが実は大切だったりします。建築をしている馬場さんたちからすると、建築をする上でもそれらはとても大切で大変なことなのに、それが今までの不動産屋さんでは語られていなくて、そういうのが欲しいなと思っていたら、作ってしまっていたという感じだとおっしゃっていました。

WEB: 東京R不動産

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2009年07月17日

善養寺幸子さん - 5 - 21世紀の都市デザイン

今週のゲストは、エコ住宅、学校のエコ改修、さまざまな環境建物を手がけられている善養寺幸子さん。

今の温暖化の問題や暮らす環境をよくするには、1つ1つの環境建物では追いつかなくなってきているので、最近は都市デザインを手掛けようと、町の計画事業に足を踏み入れているそうです。

善養寺さんの構想の「舎人エコタウン」。足立区の中で町づくりをするとき、「ここだったらどんな事が出来るのかな?」という公募があったときに、その構想案が足立区長賞を頂いたそうです。

具体的な内容は、防災公園の中にもし町をつくるならば、そこに暮らす住民たちは、「災害時にレンジャーになってもらおう」というもの。そこには、デザイナーなど、クリエイティブな職業の人たちに住んでもらい、仕事上の付き合いをつくって、その付き合いをもとにして、「トネレンジャー」として、災害時には頑張ってもらうお役目が。
その代わり、その町は住宅が絶対安心な耐震の地盤の上に立っていたり、環境のお湯であったり、電気などがある。そこに住める安心・安全を踏まえた上で、災害時にはレンジャーになってもらうという「舎人エコタウン」を提案したんだそうです。それも漫画で!漫画を見た人の中には、その町に住みたいとおっしゃる方もいるそうです。

「今ある状況を変えていくって町もあるけど、新しく造るところは最初から絶対にそうしていかないといけない。

戦後から出来た70年くらいの今の環境も、更新がすごく速くなって、40年経つともう違うもの。この速度なら、今あるものをうまく利用しながら、次につくるものはちゃんとつくっていくようにすれば、100年後にはちゃんと自立した町になっていくんじゃないか」と善養寺さんはおっしゃっていました。

WEB: オーガニックテーブル株式会社
※舎人エコタウンの構想案もダウンロードできます。
 (ecological urban desighnから)

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2009年07月16日

善養寺幸子さん - 4 - 「eco japan cup」

今週のゲストは、エコ建築を多く手がける建築事務所「オーガニックテーブル」の代表、善養寺幸子さん。

環境ビジネスで活躍する女性たちによって作られた一般社団法人「環境ビジネスウィメン」の理事・事務局長でもある善養寺さん。

環境ビジネスウィメンでは「エコジャパンカップ」というコンテストを主催しているんだそうです。「エコビジネスの芽を見つけ、育てる」をコンセプトに、「日本初、世界の経済をエコ化する」という大胆なスローガン。ビジネス部門・カルチャー部門・ライフスタイル部門の3つの分野に分かれていて、それぞれの分野でecoをテーマにビジネスのアイデア提案をするんだそうです。

「ビジネス部門」は、企業がプランした環境ビジネスのアイデアのコンテスト。「カルチャー部門」は、エコアートとか、エコミュージックとか、エコデザインなどデザイナーさんたちが、環境意識を持った製品やアートを提案するコンテスト。

「ライフスタイル部門」は、地域活動で環境配慮の町づくりと言ったNPOの活動であったり、地域の住民の方の活動を表彰したりしています。今年は「ポリシー部門」を追加して、政策の提案を受けるコンテストも予定しているんだそうです。楽しみですね。
「地域活動部門でTOKYO SMART DRIVERもどうですか?」と、善養寺さんにお聞きしたところ、「是非応募して下さい!」とおっしゃってくれました。

※エコジャパンカップは、今年は7月21日〜8月の末までが応募期間となっています。秋に審査があって、12月に行われるエコプロ展で発表、展示、表彰したりするそうです
WEB: eco japan cup

WEB: オーガニックテーブル株式会社

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2009年07月15日

善養寺幸子さん - 3 - 環境教育を楽しんで!

今週のゲストは、エコ建築を多く手がける建築事務所「オーガニックテーブル」の代表、善養寺幸子さん。


善養寺さんは、全国各地の学校の「エコ改修」を手がけていく中で、建物と同時に、子どもたちへの「環境教育」も大事にされているそうです。

どんな方法かというと、、、学校の先生たちが授業の中で環境教育のプログラムを作ってできるように、3年間かけて「先生たちを教育」しているんだそうです。他の科目にも環境の要素はあるので、それをうまく引っ張りだしながら、総合学習の時間に組み合わせていって、より環境教育としてあつみをつけていくということ。
例えば、緑の気化熱(壁面緑化など)のことを知るには、まずは体感するのが重要。
自分の腕に霧吹きで水をかけてうちわで扇ぐと、涼しい。「それが、気加熱なんだよ。熱が奪われたから涼しく感じるんだよ。」と教える体験学習のかたち。

環境教育を題材にして、国語・算数の意味を学んでもらうと、子供の中にすんなり入ってくるんじゃないかなーと、善養寺さん。一年環境教育をやっていくと、子どもはみんなの前で発表したくなっていて、伝えるために自然と文章力があがっているんだそうです。
小学校で「地域の資源マップ」を作って、ゴミがいっぱい出るところにプラスチックの資源がでる印をつけていく。子どもたちは、地元の地理を「環境視点」で見ていくといろんなことが見えてくるみたいで、それを見つけてマッピング。そして、「どうやったらこの町よくなるんだろう?この町改善しよう!」と提案しているんだそうです。彼らが大人になったときを思うと、心強いですね。

WEB: オーガニックテーブル株式会社

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2009年07月14日

善養寺幸子さん - 2 - 学校のエコ改修

今週のゲストは、建築家でエコ建築を多く手がける建築事務所「オーガニックテーブル」の代表、善養寺幸子さん。

たくさんのエコ住宅を手掛ける中で新たな課題がでてきたという善養寺さん。
それは、せっかくのエコ建築も使い方によってはうまくいかないということ。

断熱性を高めると、日ざしが入りすぎた夏などは熱が外に逃げなくって熱くなりすぎてしまうので、壁面緑化などで日射を遮断するなどの「アレンジ」をすることで本来の性能が生きてくる。そういったことを知ってもらうためには、暮らし方の教育が必要になってくるので「環境教育」が重要なんじゃないかと思ったそうです。

そこで、「学校のエコ改修と環境教育をセットでやったらいかがですか?」という政策を環境省に提案してみたんだそうです。そうしたところ、初年度で9校で今は18校くらいの改修することが実現。1校あたり約6億円ほどかけて改修していくわけですが、、、

そのためにはまず、1年間かけて、建築士や自治体の職員、学校の教職員やPTAの人たちが一緒になって、環境や環境建築の勉強しなければならないという制度。そこで問題認識のレベルを揃えておいてから、どのような学校を建てようかと自分たちで提案し、それを基本コンセプトにして設計者選定をして、選ばれた人がつくれるんです。
設計者に選ばれた人たちとは、さらに1年かけて、学校のありようと設計について話しあい、ようやく3年目に工事に取り掛かれるといった事業だということ。工事している期間は、先生たちが環境教育が継続的にできるようにずっとフォローをしているんだそうです。実際のエコ改修は、それぞれの地域環境がどういうものなのかをよく観察して、そのベストな状況を使うということが重要だと善養寺さんはおっしゃっていました。

WEB: オーガニックテーブル株式会社


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2009年07月13日

善養寺幸子さん - 1 - エコ建築とは・・・

今週 7/13(月)〜17(金) のゲストは、人にも地球にもやさしい建築、社会づくりにとり組まれている建築設計事務所:「オーガニックテーブル」の代表取締役、善養寺幸子さんです。


善養寺さんが、エコ建築にとり組みはじめたのは10年ほど前。
キッカケは、家を建てるお客さんが「庭が欲しい」と言ったことから。そこは土地が狭くて庭が造れなかったので「屋上緑化」をやってみたところ、夏に家が完成したにも関わらず、とても涼しかったんだそうです。ところが、、、冬になるとすごく光熱費がかかるうえに「寒い」と言われ、とてもショックで、設計に何か問題があるのでは?と思ったことがきっかけとなり、建築の性能についての勉強を始めたんだそうです。

勉強をしてみると、、、
“きちっと断熱をしたり、設備計画をすると快適が創れる。日ざしや、風などの環境をうまく利用して造ると、省エネで快適になる”ということが分かったんだとか。地球温暖化や、環境を考えていたわけではなく、『快適』を追及していたら、いつのまにか「エコハウス」になっていたそうです。
エコ建築と言うとストイックにならないといけないようなイメージがありますが、 もともと木が植わっていることで涼しさを作っていたり、直射日光が当たっていれば暖かいとか、風通しのいい家は涼しく感じるなど、その場にある環境を利用してつくっていくと、自然とエネルギーを使う量が小さくなり、建築したときに効果が大きくなってくるんです。とおっしゃっていました。 環境をうまく利用することで、無理せず省エネが出来て、心地いい家ができるんですね。

WEB: オーガニックテーブル株式会社

◎善養寺幸子:一級建築士一級建築士事務所オーガニックテーブル(株)代表取締役。 建築構造設計事務所、意匠設計事務所を経て、1993年綱島幸子設計事務所開設。1998年オーガニックテーブルに改称。共著に『家づくりの問答集』建築よろず相談(理工図書)など。現在、環境省中央環境審議会臨時委員、総務省消防審議会委員。一般社団法人「環境ビジネスウィメン」の理事・事務局長もつとめている。
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2009年07月10日

青江覚峰 -5- 朝ZERO〜お寺で謡を〜

今週のゲストは、浅草にある緑泉寺の僧侶であり、宗派をこえた活動をおこなうインターネット寺院「彼岸寺」のメンバーでもある青江覚峰さん。

彼岸寺では、いろいろなお寺でのイベントを行っていますが、また新しいイベントが始まるそうです。流派を越えた能楽師の方たちが集まって能の普及活動を推進するプロジェクト:朝イチよりも早い「朝ZERO」〜さっぱり分からないけど、さっぱりする45分間〜

能は分からなくても、朝の出勤前にお寺でみんなで小謡を熱唱することで、リフレッシュした状態で仕事に向かえるというもの。神谷町の光明寺で行われるのですが、イケメン若手能楽師が流派を越えて集まるというのも魅力のひとつ。時間があれば、そのあとテラスで一服、というのもいいですね。
これからも色々なお寺から、こういった楽しみの輪を少しずつでも広げていきたいとおっしゃっていました。

※神谷町の光明寺で行われる「朝ZERO」。
7月24日・30日、両日ともに参加者は30名となっておりますので、
希望される方は「朝ZERO」のサイトで事前にご確認ください。

WEB: 朝ZERO
WEB: インターネット寺院「彼岸寺」

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2009年07月09日

青江覚峰 -4- お坊さんの町づくり

今週のゲストは、浅草にある緑泉寺の僧侶であり、宗派をこえた活動をおこなうインターネット寺院「彼岸寺」のメンバーでもある青江覚峰さん。

彼岸寺のサイトには様々な魅力あふれるコンテンツかあるのですが、その中のひとつに「坊主めくり」というお坊さん紹介のコーナーがあります。これは京都や大阪を中心としたお寺のお坊さんを紹介するというもの。

お寺に観光で行ったとき、お寺の建物や仏像はよく見ても、そこにどんなお坊さんがいて、どんな思いをお持ちで、どういった活動をされているのか、、、というところにはなかなか頭がいきませんよね。しかしそれらのことを知ることで、より深くお寺と縁を結べるのではとの想いから「坊主めくり」の企画がスタートしたそうです。

覚峰さんの考える、現代社会の中でのお坊さんの役割。それは「遊び」の部分であること。単に「遊ぶ(PLAY)」ということだけでなく、「ゆとり」であるということも含んでいるそうです。

例えば車のブレーキやハンドルなどにもある遊びの部分。これがあることで安全な運転をすることができます。これは社会の中でもいえることで、遊びがあることで、社会も上手く循環すると思うし、そういったことを担っていければとおっしゃっていました。

お寺はもともと、地域の中心だったという歴史も長いので、培われているものは今でもしっかりと残っていると覚峰さん。そういったところに注目することで、忘れかけられていたことが再発見されるのでは、という思いがあるそうです。現在でも、お寺は全国に75000以上あるんだとか。しかも都心に限らず、全国津々浦々にあるので、社会を元気にする拠点としてはとても頼もしいですね。

WEB: インターネット寺院「彼岸寺」

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2009年07月08日

青江覚峰 -3- 暗闇ごはん

今週のゲストは、浅草にある緑泉寺の僧侶であり、宗派をこえた活動をおこなうインターネット寺院「彼岸寺」のメンバーでもある青江覚峰さん。

覚峰さんは彼岸寺で「料理僧」として食育をされています。お坊さんの様々な活動を知る中で、「句を以って仏教を伝える」活動をされていた句仏上人という方を知り、その生き方に感銘を受け、自分は食べ物を通じて仏教を伝えていこうと思われたそうです。

なかでも面白い試みは、月に1度、緑泉寺で行われている「暗闇ごはん」。薄暗闇でアイマスクをして、完全に視覚を奪われた中で、嗅覚、味覚、触覚をフル回転させていただくごはん。視覚がなくなる分、とても集中して食べる方が多いんだとか。自分と食事が「1対1」で向き合うことができるということ。

メニューは覚峰さんが考えられていて、暗闇だからこそ分かる料理や、逆に暗闇では分からない料理が組み込まれています。例えばトマトをろ過して透明になった状態で出すと、明るい場所ではほとんどの方がトマトだと分からないそうです。ところが暗闇で食べると一発で分かるそうです。ぜひ、体験してみたいですね。

※「暗闇ごはん」の開催日などの詳細は、彼岸時のサイトに紹介されています。
WEB: インターネット寺院「彼岸寺」

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2009年07月07日

青江覚峰 -2- 「ツナガルオテラ」神谷町オープンテラス

今週のゲストは、浅草にある緑泉寺の僧侶であり、宗派を超えた活動をおこなうインターネット寺院「彼岸寺」のメンバーでもある青江覚峰さん。

神谷町にある光明寺では、テラス部分を飲食物持込自由の空間「ツナガルオテラ−神谷町オープンテラス」として開放されています。境内も広くて、草木の緑がたくさんあって、気持ちのいい場所であるお寺。土日は法事で賑わっても、平日の昼間はそんなに人が集まることもなく、「なんとなく近寄りがたい場所のままではもったいない!」と考えた覚峰さん。公園として好きに使っていいという場所であれば、自分で作ったお弁当であったりを持ち寄ってつつき合ったりできる。おしゃれな椅子とテーブルを用意すれば、気軽に入って、お寺の雰囲気を楽しんでもらえる場所ができると思ったそうです。

こちらにお昼頃行くと、お茶と一緒にお坊さんが作ってくださったお菓子をお出ししてくれるんだとか。今日は覚峰さんがお手製のお菓子「色蒔絵」をお持ちくださいました。パッと見た感じは洋菓子のように見えるのですが、中にわらび餅が入っていたり、黒豆がのせてあったりで、和菓子なんですね。
赤いソースはザクロで作ったもので、これも覚峰さんの手作り。とても優しい甘さのおいしいお菓子でした。

神谷町オープンテラスの「ツナガルオテラ」というのはもともと、お昼休み中でも仕事ができるように無線ネットが「つながって」いたそうなんです。ところが実際始めてみると、利用されたのは1年間に3、4人。。。「昼休みにまでからパソコンに向かいたくない。」という方が多かったそうです。そのかわり、近隣の違うオフィスで働く人たちが相席で同じテーブルを囲んでお友達になったり、新しい仕事へ結びついたり。今では、無線ネットがツナガルお寺から、人と人がツナガルお寺として「ツナガルオテラ」の名前は引き継がれているそうです。ここからまた、たくさんの笑顔が広がりそうですね。


WEB: 神谷町オープンテラス
WEB: インターネット寺院「彼岸寺」

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2009年07月06日

青江覚峰 -1- インターネット寺院 「彼岸寺」

今週 7/6(月)〜10(金) のゲストは、浅草にある400年続くお寺「緑泉寺」僧侶の青江覚峰さん。

覚峰さんは、緑泉寺でお坊さん本来のおつとめをしながら、宗派を超えた活動を行うインターネット寺院「彼岸寺」のメンバーとしても活動しています。通常、お寺の中で「若手」といわれるのは40〜50代の方だそうですが、彼岸寺では、若手ともいわれないくらい若い世代だからこそできるアプローチで「仏教の魅力」を伝えています。

ご実家がお寺をしている覚峰さんは学生の頃、敷かれたレールを歩きたくないと思っていて、ずっとお坊さん以外の道を模索していたんだとか。そしてアメリカの大学院へ入学し経営学を学び、アメリカで仕事もしていたそうです。そうして暮らしていると、日本とは違い、自分の宗教的なポジションや政治的なポジションをちゃんと言葉で
表せないと、社会人の中である程度認められないという環境だったそうです。友人との普通の会話で、仏教のことや日本における他の宗教のことなどを訊かれ、自分は実は仏教のことをあまり知らないということ、そして知らないのに避けている「食わず嫌い」だったということに気づき、それがとてもショックだったと覚峰さん。せっかくお寺に生まれ、仏教に縁があるのだから、一度日本へ帰り、きちんと勉強してみようと思ったそうです。

WEB: インターネット寺院「彼岸寺」

◎青江覚峰:1977年東京生まれ。 浄土真宗東本願寺派緑泉寺 僧侶。カリフォルニア州立大学よりMBA取得。超宗派の僧侶達が集うウェブサイト「彼岸寺」を運営。料理僧として料理、食育に取り組む。お寺発のブラインドレストラン「暗闇ごはん」を主催。


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2009年07月03日

齋藤明憲 -5- 丹沢での「水資源保護活動」

今週のゲストは、「Y.G.L 自然生活創造連盟」の代表、齋藤明憲さん。

神奈川県・丹沢で、自然とともに楽しんでくらす方法を広めているY.G.L。明憲さんは、地元・丹沢の漁協と協力して水資源保護活動もされています。きっかけは10年以上前、西丹沢近辺の山で酸性雨の影響からの立ち枯れが目立つようになってから。鳥で問題になっているのは川鵜。海にいた鵜がどんどんと山に入ってきて、根こそぎ魚を食べてしまうそうです。しかも、その鵜の天敵となる動物もいないので増えてしまう。

川の中でも、魚が食べる陸水生昆虫がだんだん少なくなってきているそうです。もちろん人による人害もあると思いますが、まず環境を守るために何かしないといけないと思考えたそうです。そこで明憲さんが始めたのは、魚を通しての水中の生態系を守ること。
まず、自然の産卵する場所をつくって、生まれた稚魚を源流に持って行って放流する。これを始めて、復活してきている川もあるそうです。それぞれが自分にできることは何か考える。森林関係で活動している人たちとも一緒になって、その輪はだんだんと広がってきているそうです。   ※YGLは、明日から池袋サンシャインシティで開催される「東京アウトドアズフェスティバル2009」にも参加します。NPO法人自然体験活動推進協議会という団体の1つとして、体験教室のコーナーで、明憲さんが「けばり巻き」や、「キャスティング」を教えてくれるそうです。興味のある方は、ぜひ遊びにいってみてください。

WEB: 東京アウトドアズフェスティバル2009

WEB: Y.G.L自然生活創造連盟のサイト

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2009年07月02日

齋藤明憲 -4- ”1粒農園”

今週のゲストは、「Y.G.L 自然生活創造連盟」の代表、齋藤明憲さんです。

神奈川県・丹沢で、自然とともに楽しんでくらす方法を広めているY.G.L。
明憲さんが大切にされている活動のひとつに「1粒農園」というものがあります。たったひとつの種にどれだけのことができるか。そして、10本、20本と広げていったときにどれだけの土地や水、労力が必要かということを割り出す。それを楽しみながら体験できることを基本に考えられているそうです。

Y.G.Lでは畑の土の上で種を蒔いて苗を作ります。そこからが一粒農園の始まり。参加者はこの最初の段階から参加します。明憲さんが目指すのは、化学肥料はもちろん、農機具を使わないこと。1粒農園に参加する人には1年間、1坪くらいの農園を無償で提供してくれるそうです。
それは明憲さんの「本当にやりたい人に体験してもらい」という強い思いから。月に1度、参加者みんなで集まり、みんなで作業する共同作業は土手の草刈など。収穫もみんなでして、それをわけ合うそうです。自然の力を知ること、自分たちの食べられる量を知ること、風土に合ったもの知ること。「食」のことだけでなく、「食と農」を一緒に学ぶことができるのが、「一粒農園」なんですね。

※YGLは、明日から池袋サンシャインシティで開催される「東京アウトドアズフェスティバル2009」にも参加します。NPO法人自然体験活動推進協議会という団体の1つとして、体験教室のコーナーで、明憲さんが「けばり巻き」や、「キャスティング」を教えてくれるそうです。興味のある方は、ぜひ遊びにいってみてください。

WEB: 東京アウトドアズフェスティバル2009

WEB: Y.G.L自然生活創造連盟のサイト

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2009年07月01日

齋藤明憲 -3- 山での「食育」

今週のゲストは、「Y.G.L 自然生活創造連盟」の代表、齋藤明憲さんです。

神奈川県・丹沢で、自然とともに楽しんでくらす方法を広めているY.G.Lでは、子供たちへの食育しています。地元で採れた新鮮で安心な野菜を使っての食育。砂糖や牛乳、お肉などを使いません。ひとつの料理を作るのに、切る子がいたり、炒める子がいたり、分担してやるので、子供たちはコミュニケーションをとり、お互いに助け合いながら料理を完成させていきます。
自然が豊富な丹沢。何度か料理を勉強して、ある程度できるようになると、食材を採りに山へ行きます。山の中で食べられるもの・食べられないものを見極めながら、食べられるものを採集して、「採れたものを使って何を作れるか」ということも、子供たちだけで考えるんだとか。ここまでのことが、子供たちはすぐにできるようになるそうです。「子供の吸収力は本当にすごい!」と明憲さん。

お母さんたちも手伝わず、外側から見ているだけ。大人の出番は子供たちが料理を作り終えた後。共感してくれた大人の人たちにお客さんになってもらい、500円を寄付してもらってご飯を食べてもらうそうです。丹沢で採れた新鮮で美味しい素材ときれいな水、そして子供たちの笑顔。大人にとっては本当に美味しいご飯。子供たちにとっては五感を使った食育になりますね。

WEB: Y.G.L自然生活創造連盟のサイト

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