2009年03月31日

前野博紀 -2- 花は人なり、人は花なり

今週のゲストは、華道家の前野博紀さん。

草月流華道家としてアートディレクターとして、大活躍の前野さん。そんな忙しい中でも、生徒さんたちに自ら教えるお教室は欠かさないそうです。生徒さんたちは登録されているだけで200名以上。開催されるのは月に2、3回で、1回のお教室でだいたい20〜30名なんだそうです。
お教室では、「花を楽しむ」ということを大切にされているそうですが、花に向かう時間をもって自分を知ってもらうことも重要なポイントのひとつなんだそうです。花を活けると、花に自分が表れると前野さん。切り方も選ぶ色も花器も活ける位置も。。。同じテーマがあっても、それぞれ1人1人同じものはできないそうです。しかも、同じ人でも、全く同じものを活けることはできないんだとか。一度抜いてしまうと、同じ花を使っても違うものができる。本当にまるで「人の心」。前野さんはそれぞれの活けられたお花を見て、その人の弱いところや恋愛の傾向なども分かってしまうとおっしゃっていました。それは見てもらいたいような、見てもらいたくないような。。。

3月から男子クラスもつくられました。男性のほうが「学びたい」意欲が旺盛で、女性は「楽しみたい」という気持ちが強い傾向があるそうです。前野さんのブログから、そんなお教室の様子を見ることもできます。

WEB: 花匠前野オフィシャルブログ

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2009年03月30日

前野博紀 -1- 花の力

今週 3/30(月)〜4/2(木) のゲストは、華道家の前野博紀さんです。

前野さんは草月流華道家として、花を通して幅広く活躍されています。この春も、東京ミッドタウンにて「春の夜の夢」というタイトルの桜の大きな作品。目にも鮮やかなのはもちろんですが、近づいていくと、香も感じることができて、視覚だけでなく五感で楽しむことができます。
花は色、香、フォルムの3拍子が揃っていると前野さん。特に春の花の命のパワーを表現したかったそうです。春は別れの季節、そして出会いの季節でもあり、時が変わっていくときだから、妖しくもあり、美しくもあるとき。それがタイトルの「春の夜の夢」にも現れています。

昨今のように経済など暗いニュースも多いときだからこそ、希望が必要だと前野さん。花は太陽が沈んだときの闇もあるからこそ、闇に光が差し込んだときに、その光に向かって花は咲く。「世の中も明るいときだけでなく、暗いときがあるからこそ、希望の光が入った瞬間に人という花が咲いてくる。」とおっしゃっていました。

実は江戸時代でも徳川幕府では花の力を使って治安を維持していたという話も・・・。桜やつつじなど花の名所も多い東京。これは徳川幕府のときにつくられたものも多いんだそうです。花を愛でに人々は集まると、徳川の葵の御紋があって、人の気持ちを和ませつつ、権威を示すこともできるというもの。花の力を使うなんて、すごいアイデアですね。

前野さんが活けた桜は、4月5日まで東京ミッドタウンで展示されています。その他の展示スケジュールも前野さんのオフィシャルブログに載っています。

WEB: 花匠前野オフィシャルブログ

◎前野博紀:1970年 福井県生まれ。月流に師事し、2006年に独立。 草月流師範として「花匠前野 俺流教室」を主宰。 個展、お教室、フラワーパフォーマンス、アートディレクターとして、花を通して幅広く活躍。「花は、人なり。人は、花なり」をモットーとする華道家。


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2009年03月27日

SMART FRIDAY - 「渋滞」を解消する方法とは?

金曜日は、首都高にやさしさを広げるプロジェクト[TOKYO SMART DRIVER] にまつわるトピックをスマドラの発起人である小山薫堂さんとご紹介します。今夜も引き続き、東京大学工学研究科の准教授 西成活裕さんを迎えてのSMART FRIDAY。

事故と渋滞の関係はニワトリとタマゴの関係。事故があれば渋滞があるし、渋滞があれば事故が起こる。なんと高速道路の事故原因の2割が渋滞からくるものなんだとか。なので、この悪循環を断ち切るためにも、どちらも減らしていかなくてはなりません。

以前、高速道路のお盆渋滞のときに、それを緩和させるために2台の車でその渋滞に乗り込んで行ったことがあるという西成さん。渋滞のポイントへ行って、渋滞を吸収するというもの。たった2、3台の車でだいぶ変わるんだとか。1キロ以下の小さな渋滞だったら取る自信があると力強くおっしゃっていましたが。。。いったい、どうやって吸収するのか気になりますよね。

基本的には渋滞している場所まで車が行かなければ渋滞は無くなりますよね。そこで、渋滞しているところまで到着するのを遅らせればいいという理論。渋滞ポイントの前の地点でゆっくり走る。そうすることで、後から車がどんどん来る前に渋滞が少しずつ解けていく。それを、どこからどれくらいのスピードで走ればいいか計算することができるんだそうです。それで実際に成功されているそうです。現在では、そうしてゆっくり走っていると、割り込まれたりしてしまうこともあるそうなのですが。確かにゆっくり走っている段階では、もっと早く行きたいと思ってしまうかもしれませんが、実際にトータルで考えると、走っている全員にとって良い結果となるそうです。なので、「渋滞吸収専用車」が一目で分かるようになって知れ渡るようになれば、もっと気持ち的にも受け入れやすくなるかもしれません。

事故がどうしたらもっと減っていくのか、西成さんにお聞きしてみるとポイントは2つ。ひとつはお互いが譲り合うということ。これは事故や渋滞が減るし、運転する上でとても大事なこと。もうひとつは、指示や看板の数を減らしたり分かりやすくするということ。西成さんが個人的に調べてみたところ、事故が多い場所は、看板の数がとても多いところなんだとか。ドライバーが瞬間的に判断できる数というのは2つなんだそうで、3つ以上あると混乱してしまうそうです。なので、なるべくシンプルな標識や看板が良いそうです。オランダでは実際におもしろい例があって、あるとき、標識を全部とって信号も止めてしまったところ、死亡事故がグッと減ったそうなんです。みんなが慎重になって運転をすることで、ずいぶん変わるということなのかもしれません。だから流れに合わせて自然に判断できるような「仕掛け」をそっとつくることが良いかもしれないと教えてくれました。

◎ところで、今週来週のWEEKEND、「目黒川桜まつり」になぜかホメパトが登場します!
開催日時:3月28日(土)29日(日)4月4日(土)5日(日)10:00〜17:00
開催場所:首都高速中央環状新宿線 大橋ジャンクション建設予定地
詳しくはスマドラWEBをご覧下さい。

WEB: TOKYO SMART DRIVER 首都高の事故を減らすプロジェクト


◎そして、モデルとしてのKIKIが大胆にキュートに登場する新しいWEBサイトが立ち上がりました!春のファッションの参考にどうぞ。

WEB: KIKIのあたらしいサイトとは…

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2009年03月26日

羽根拓也 -4- 本質的に変えていくチャンス

今週のゲストは、新しいスタイルの教育機関として注目されている株式会社アクティブラーニング代表の羽根拓也さん。 企業や学校、自治体へのコンサルティングを通して、街にスマイルが広がる活動をしている羽根さんは、不況と呼ばれる時代を、どう考えているのか、伺いました。

百年に一度と言われるこの不況を大きなチャンスだと捉える羽根さん。今の状況を例えると、不摂生をした後に体調が悪くなっている状態。世界中でみんなが利益を追い求めすぎて、ビジネスの上での不摂生をしていました。それで今、体調を崩してしまったんですね。この後、体調が戻ったら、「もう不摂生はしないぞ」と思い直せばライフスタイルは変わります。この、直していこうという力が働いてくると、今までと違うものを出していかないとビジネスはダメになると羽根さん。今、多くの企業が今まで売っていた商品が売れなくなってきたり、今までのサービスが通用しなくなってきてしまっています。そこで、みんなが水面下で次の時代に耐えうるものをつくり始めています。そのときに上辺だけの新しい商品をつくっているところと、本質的に考えているところとでは明暗がはっきりと分かれてしまうという思いがあるそうです。早くそれに気がついて、変えていくチャンスだと思える人たち・組織が非常に大きく成長を遂げる。その成長のお手伝いをしていきたいとおっしゃっていました。

そしてもうひとつ。実は羽根さんは、小山薫堂さんと新しいプロジェクトを進めているんです。薫堂さんのものすごい発想力を見て、みんな「天才だから」と思ってしまうけど、同じ「人間」の脳だから、そこで何か起きているはずと考えた羽根さん。その原理原則を分かりやすく、教えて、薫堂さんの脳と羽根さんの脳、社員の人たちの脳をつなげてしまう。そして、ひとりではできない集合知で新しい商品・サービスをつくりましょうという「C279」というプロジェクトがもう動き始めているんだとか。いったい、どんなものが生まれてくるのでしょう。今から楽しみです。

WEB: C279 project
WEB: Active Learning (アクティブラーニング)

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2009年03月25日

羽根拓也 -3- コンサルティング

今週のゲストは株式会社アクティブラーニング代表の羽根拓也さんです。

アクティブラーニングは新しいスタイルの教育機関として注目を浴びています。企業での研修で、最近多くなっている依頼は帰属意識研修なんだそうです。今は会社に入ってもすぐに辞めてしまう人が多くいます。仕事に対するやりがいや、何のために仕事をしているのかということを感じることができる前にいなくなってしまう。
そこで、どのように会社の中で仕事をやってもらうと、その仕事のおもしろさを感じられたり、もっと打ち込みたくなるのかということを考えられる仕組みがあって、その研修や仕組みづくりの手伝いをされているそうです。能動的に「なんておもしろい仕事なんだ」という意識に持っていくんですね。
このような研修や仕組みづくりを企業の他にも様々な場所でされています。今、色々な大学が昔の受身的な教育ではなくて、能動的に学生を成長させようという動きが出てきていているそうです。例えば「社会人基礎力」という、社会人になる前に基礎力を身につけるというもの。自分で考えたり、チームワークで動くことなど。大学の中である方法論を使えば上手く教えられるということが分かってきて、それを日本全国に広めているそうです。

自治体では人口が減ってきてしまって、その中では産業もなかなか育たないというときに、どうすれば産業が育成して、人が戻ってくるのか、ということもされているそうです。人の動きというのは大きいくくりでいうと、個人ではなくて町という、自治体の中での人の成長と関係しているんだとか。集団でも成長していくのには仕組みがあって、うまく能動性を引き出せれば町の活性化にもつながるとおっしゃっていました。

WEB: Active Learning (アクティブラーニング)

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2009年03月24日

羽根拓也 -2- 学ぶ技術

今週のゲストは新しいスタイルの教育機関として注目を浴びていている、株式会社アクティブラーニング代表の羽根拓也さん。

学んだり教えたりするとき、今まですごく曖昧になっていたことがあるそうです。

例えば教育でいうと、授業をして何かを先生が教えて、それをテストまでにできるようにします。その授業からテストまでの間、何をどのように勉強するのかは学生任せというのが基本ですよね。でも、上手く結果を出せる人がいるということは、頭に情報を入れたり、それを出すやり方というのは原理原則があるはず。調べていくと分かったことがたくさんあって、それをアクティブラーニングでは教えているそうです。

ハーバード大学で日本語を学習している学生が1年間日本語を勉強しただけで、日本で中学校や高校、大学などで8年間、英語を勉強したよりも、はるかに上手く日本語を話すそうです。それにはやり方があるんだとか。もともとの生まれ持ったセンスというのは語学に限らず、スポーツや芸術でもあると思いますが、そこに行くプロセスがあるそうなんです。

語学の勉強をするとき、日本人はインプットしようしてしまいます。でも実は語学学習で重要なことはアウトプットだと羽根さん。語学は反射的にフレーズが出るトレーニングをしなければいけないそうです。スポーツに近くて、知っていてもできるとは限らない。何回もフレーズを聞いて、反射的にフレーズを返せるということが重要。その反射率を上げるというトレーニングがあるそうです。そして、現地へ行ったほうが覚えるというのは、よく聞きますよね。それは五感を使うから。目から入る文字情報だけでなくて、五感をうまく使ったほうが脳に入りやすいと教えてくれました。

WEB: Active Learning (アクティブラーニング)

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2009年03月23日

羽根拓也 -1- 能動スイッチ

今週 3/23(月)〜26(木) のゲストは株式会社アクティブラーニング代表の羽根拓也さん。

新しいスタイルの教育機関として注目を浴びていて、企業や自治体からのコンサルティング依頼も絶えないアクティブラーニング。アクティブラーニングを直訳すると、「能動的な学習」。人間は能動的になったときに最大限に成長する可能性があるということを企業や地方自治体に教えているそうです。

例えば車を運転する人と助手席に乗っている人とでは、同じ景色を見ているはずでも、運転している人の方が道を覚えることが多いですよね。これは脳の使い方の違いなんだとか。私たちの脳は日々の生活をしているときに、自分が今能動的であると感じたときにスイッチが入るそうです。それが入ると脳の中で、もっとたくさん吸収しようという物質が出て、記憶しやすくなったり、そのあとのモチベーションにつながるエネルギーが出たりするそうなんです。ということは、普段何気なく生活しているときや会社で仕事をしているときでも「能動スイッチ」が入っているほうが、結果だけに限らず、様々な良い影響が出るのではということ。

羽根さんは日本の大学を卒業後、塾や予備校の先生をされて、その後アメリカの大学でも講師をされていました。塾や予備校で教えているときに、短期間ですごく伸びる人がいて、他の人と何が違うのか調査をしてみると、「能動性」が非常に関係していることが分かったそうです。単語帳を工夫して作ってみたり、自分なりに「どうしたらもっと覚えられるんだろう」と能動的にやろうとした人の成績がすごく上がったんだそうです。だからその仕組みをもっと解明していって、通常の教科を教えるより先に、自分から学び成長できる技術を知ってからの方が効果があるのではと考えた羽根さん。

実際にそれをやってみると、学生たちの成績がすごく上がっていったそうです。そしてそういう教育をしたければアメリカの大学が進歩しているということを聞いて、アメリカの大学へ移ったそうです。そしてアメリカの大学で学生たちに能動的にやらせる授業をしながら、「これは色々なところに使える技術じゃないか」と思い始めたと羽根さん。そんな中、あるビジネスマンが羽根さんの授業を受けたとき、「アクティブラーニングの要素というのは、実は会社ですごく重要なんだ。会社というのは学校のような勉強は無いけど、常に成長し続けないといけないから、この技術をどうしてビジネスマンに教えないんですか?」と言われたそうです。そして確かにビジネスをするということは常に成長することだということに気がついて、帰国してアクティブラーニングを始めたそうです。

WEB: Active Learning (アクティブラーニング)

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2009年03月20日

SMART FRIDAY - 首都高で渋滞学

金曜日は、首都高にやさしさを広げるプロジェクト[TOKYO SMART DRIVER] にまつわるトピックをスマドラの発起人である小山薫堂さんとご紹介します。今夜も先週に引き続き、東京大学工学研究科の准教授 西成活裕さんを迎えてのSMART FRIDAY。



もちろん、首都高も渋滞学の研究対象になっています。首都高が設計されたのは東京オリンピックのとき。当時の交通量と比べて現在ではなんと100倍!だから当時2車線でいいだろうと思われていたところが悲鳴をあげてしまっている状態です。

道路は1時間に最大2000台くらいまでしか流せないため、それ以上の車が来たら、どこでも渋滞してしまうそうです。とはいえ、やはりできるだけ渋滞を解消しなければいけません。そのために色々なアイデアを考えて試みているそうです。例えば、昔の箱崎と同じ構造の小菅ジャンクション。そこは流れがクロスするところで渋滞も多くて、事故も多いところ。

箱崎は立体交差にして、少しは緩和されました。でも、立体交差にするにはすごくお金がかかってしまいます。なので、今、西成さんたちが提案しているのは、交わるところに車線変更を禁止する線を少し引いてみること。そうすると2つの道が合流したときに、合流できないので、車が少し並んで走ることになります。その隣の車と並んで走る期間を少し作ると、ドライバーはお互い気持ち悪いから、ズレようとします。ズレた後に合流すると、交互に合流できます。これを「ジッパー合流」と呼ぶそうです。こうしてスムーズに合流できると、莫大なお金がかかることもなく、事故も渋滞も減るんですね。

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2009年03月19日

田中律子 -4- この先の夢

今週のゲストは女優の田中律子さん。

ここ数年、よく耳にするようになった「地球温暖化」の問題。田中さんは「サンゴ礁の保護・再生」などを行うNPOの活動を続けていく中で、環境問題についても真剣に考えるようになったそうです。森も海とつながっている。だからどこか一ヶ所だけが良くなればいいわけじゃない。山から海へ、海から山へ。人々の普段の生活も関係している。田中さんご自身も普段の生活では、少しずつ色々なことをしているそうです。少し気をつけるだけで、大好きな海につながっていることだと考えることができれば、自然とできると田中さん。頑張ろうと思うと、続けるのが難しくなってしまうから。

アクアプラネットは今年で4年目。今はダイビングのライセンスが無いと移植ができないから、陸上にサンゴの博物館のようなものをつくりたいという思いがあるそうです。ダイビングのライセンスが無くても、小さなお子さんから高齢者の方まで、陸上からサンゴの移植を水槽にしてもらって、その水槽で育てたサンゴをダイバーたちが海に移植しに行く。他にもそこではサンゴの役割などを勉強することができたり。こうして多くの人がサンゴに関心を持ってくれれば、意識が少し変わるきっかけになるかもしれません。

太陽も海も大好きだから、子供たちに「太陽に当たっちゃダメよ。」とか「海は入っちゃダメよ。」とかそんな世界にはなって欲しくないと田中さん。思いっきり太陽の下で遊べる自然をたくさん残していきたい。自分が楽しんだものを、同じ感覚を味わってもらいたいから。100年後の子供たちにこの自然を残そうというのがモットーで活動されているとおっしゃっていました。

WEB: アクアプラネット

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2009年03月18日

田中律子 -3- 海の魅力

今週のゲストは女優の田中律子さんです。

NPO法人「アクアプラネット」を立ち上げ、「サンゴ礁の保護、再生」など新たな活動を展開している田中さん。14歳のとき、沖縄に撮影で西表島に連れて行ってもらい、撮影の合間に「ダイビングやってみる?」と言われて、未知の世界でワクワクしながら潜ったそうです。海の中は本当にきれいで、竜宮城みたいだったと田中さん。「こんな世界が地球上に、しかもこの日本にあるんだ!」と思ったそうです。それがすごく衝撃で、それから海にハマってずっとダイビングをしているそうです。

定期的に潜っているそうですが、最初に観たときの海の光景を最近見ることはできなくなってしまっているそうです。でもその最初の思い出があるからこそ、そのときと同じようには戻らないかもしれなくても、それでも今より悪くしたくないと強く思えるんですね。

海の魅力をお聞きしてみると、海の中で浮いている感覚はやめられないと田中さん。もしかしたら、人が一番最初に持つ感覚、お母さんのお腹の中にいるときの包まれている感じなのかもしれません。安心感があって、落ち着く。ダイビングはおばあちゃんになってもやっていくとおっしゃっていました。田中さんの10歳のお子さんも去年の夏休みにライセンスを取って、一緒に潜っているんだとか。

やっぱり海が大好きなんだそうです。家族で一緒に潜れるのも楽しいけど、やはり次の世代につないで、残していかないといけないという思いもあるそうです。だから活動のこともお子さんに伝えてあって、お子さんも応援してくれているそうです。心強い味方ですね。

WEB: アクアプラネット

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2009年03月17日

田中律子 -2- 活動を通して感じた「喜び」

今週のゲストは女優の田中律子さんです。
NPO法人「アクアプラネット」を立ち上げて4年。「サンゴ礁の保護、再生」のため、アクティブに活動を展開されています。

サンゴの移植をするために、水槽でサンゴの赤ちゃんを育てているそうなのですが、その数はなんと4万株!T字の素焼のピンの上にサンゴをのせて置いておくと、サンゴはそれを包み込むように成長していきます。

それが親指の大きさくらいに成長したら、海へ持っていって、水中ドリルで岩に穴を開けて、T字のサンゴを差し込んで、穴に砂を入れて、最後に乾燥ヘチマで抜けないように蓋をします。沖縄は台風も多いので、もし折れてしまったときでも全てが自然に戻るように工夫されているんですね。

ずっと沖縄の北谷で活動をされている田中さん。最初は「こんなところに植えていって大丈夫なのかなぁ。」と心配してしまうほど魚が全然いなかった北谷も、活動を4年してきた今では、魚の群れが来るようになったんだとか。サンゴもすごく成長して、最初は親指くらいだったのが、今では手のひらをふたつ合わせたくらいの大きさに。

「サンゴ礁の保護・再生は、地道な作業の積み重ね。でも『大好きな海に恩返しをしたい!』その思いが強いからこそ、続けていけるのかもしれませんね。」そんなふうにおっしゃていた田中さんの笑顔が、とても印象的でした。

WEB: アクアプラネット

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2009年03月16日

田中律子 -1- 海への恩返し

今週 3/16(月)〜19(木) のゲストは女優の田中律子さん。

田中さんはドラマやCM、雑誌などで幅広くご活躍されていますが、実は4年前、NPO法人「アクアプラネット」を立ち上げ、サンゴ礁の保護・再生ための活動も行っていらしゃいます。

「サンゴ」と聞けば、それを想像することはできますが、意外と知らないことの多いサンゴ。植物ではなくて動物なんだそうです。サンゴには褐虫藻という藻が共生していて、褐虫藻が太陽の光で光合成をすることで、サンゴに栄養を与えます。その褐虫藻がサンゴの中から出て行ってしまうと、サンゴは栄養をもらえなくて死んでしまいます。

10年くらい前、田中さんが仕事の合間をぬって沖縄で潜ると、今まではピンクやブルーなどすごく綺麗なサンゴ礁がたくさんあったのに、その綺麗なサンゴ礁が真っ白になっていたそうです。それは白化現象といって、サンゴが死んでしまう直前の状態。サンゴに栄養を与えてくれる褐虫藻が出てしまった現象が白化現象なんです。砂浜に打ちあげられているサンゴが白いのもそのためなんですね。もとは色があった生きていた動物だった。

それを見て、「これはなんとかしないといけない。」とダイビングを一緒にしていた仲間と話していたそうなのですが、どうしたらいいのか分からなかったと田中さん。「私たちに何ができるんだろう。」と思っているときに、現在ではNPO法人アクアプラネットの理事長で、当時一人でコツコツと沖縄でサンゴの移植をしていた金城浩二さんとお会いして、応援することを約束し、NPO法人アクアプラネットを立ち上げたそうです。

今まで海にたくさんのパワーをもらったから、これからは海に恩返しをしたい。そして、海が変わっていってしまっている状況を人に伝えたい。それを少しでも身近に感じてもらえれば、直接的にダイビングをして移植活動ができなくても、普段の生活でできること、無駄な電気は消したり、使わないコンセントを抜いておいたり。。。そういうことを気づいてくれたら嬉しいとおっしゃっていました。

◎田中律子:1971年東京生まれ。14歳からスキューバダイビングをはじめ、ダイビングを通じて環境問題に取り組むようになる。4年前にNPO法人「アクアプラネット」を立ち上げ、沖縄での珊瑚再生プロジェクトを推進中。
WEB: アクアプラネット
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2009年03月13日

SMART FRIDAY - 渋滞学

金曜日は、首都高にやさしさを広げるプロジェクト[TOKYO SMART DRIVER] にまつわるトピックをスマドラの発起人である小山薫堂さんとご紹介するSMART FRIDAY。

今夜は東京大学工学研究科の准教授 西成活裕さんを迎えてお送りしました。西成さんは少し変わった学問「渋滞学」を提唱されています。もともと流体力学を研究されていて、水や空気の流れの研究が進んできたので、同じ「流れ」でも車や人の流れを研究してみようと思いついたそうです。

渋滞学は車の渋滞に限らず、ATMや搭乗口など様々な行列に及びます。




例えば現在、成田空港と羽田空港と共同研究していて、セキュリティーチェックや入国審査をいかに早くするかということも研究されているんのだとか。なので、よく空港へ行って、実際に列を見ながら、どうしたらいいかアドバイスもされているそうです。まず改善策としては誘導員を適切につけて、一列で待って空いたところへ行く、という並び方「フォーク待ち」を効率よくやるということ。

そして、今夜は西成さんにおもしろい公式を教えていただきました。行列で待っているとき、自分の番がいつくるのか気になりますよね。そういうとき、大体の待ち時間の予測がつくという公式。 「待ち時間=待ち人数÷人の到着率」
例えば自分が並んだときに、前に10人待ってるとします。そして1分間計ったら、自分の後ろに2人来ました。そうすると「10÷2」で待ち時間は5分。これは数学で1961年に発見された「リトルの公式」というそうです。待ち時間が分かるだけで、だいぶストレスが減りますよね。一気に大勢の人が来てしまうようなところでは合わないそうなのですが、ぜひ、計算してみてください。他にも渋滞の中に、こういった隠れた公式がいくつもあることが解かってきたとおっしゃっていました。

西成活裕さんの著書「渋滞学」、「クルマの渋滞 アリの行列」は書店で販売されていますので、ぜひ、手にとってみてください。

WEB: TOKYO SMART DRIVER

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2009年03月12日

佐々木洋 -4- 自然のたくましさ

今週のゲストは、プロ・ナチュラリストの佐々木洋さん。

私たちが便利に生活するために自然を壊してきてしまっていますが、
自然というのはとてももろい面もある反面、とてもたくましい面もあると佐々木さん。人間がつくったものをうまく利用して、生活している生き物も多くいるそうです。橋の下に住み着いたり、林のときはいなかったのに、グラウンドにしたら来る鳥がいたり。お風呂屋さんの煙突で暖をとる鳥や、殺菌のためか、わざと煙を浴びにくるカラスもいるんだとか。

自然自体も再生したり、発展する力を持っているそうです。例えば水たまりができたら、いつのまにかそこへトンボが来て、それを食べるために鳥が来て。。。「どこで見てるんだろうと思うこともあるけど、自然の力って本当にすごい!」と佐々木さん。

そして、私たちに今からできることをお伺いしてみると、、、
「やりすぎていること、あるいはフライングしていることを見直してみること」はとても大事なんだそうです。買いすぎたり、作りすぎたりしない。

やりすぎてしまっていることだけでも考え直せれば、自然との良い付き合いができる。何でもかんでもやめた方がいいとかやった方がいいということではなくて、『折り合いをつける』。人間も自然のうちだと思うから、人間も含めた自然観を持つということがモットーだとおっしゃっていました。

WEB: ウルトラ・アイ

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2009年03月11日

佐々木洋 -3- 現代の呪文がとける瞬間

今週のゲストは、プロ・ナチュラリストの佐々木洋さんです。

虫や動物とふれあう機会が減っている今のこどもたちですが、実は、「根」にある自然に対する気持ち、本質は変わっていない気がすると佐々木さん。子供たちを連れて、森の中や干潟に行くことがあるそうなのですが、最初はお母さんや先生に怒られるということで、ちょっとでも泥が付くと大騒ぎになるそうです。ところが、誰かが足を滑らせて、靴を泥にもぐらせてしまったりすると、みんなで一斉に集まってきて、みんなで泥んこになる。佐々木さんはこの瞬間を「呪文が解けた」と読んでいます。子供たちがかかってしまう現代の色々な呪文。「汚してはいけない」、「こんなことしたら子供っぽい」などなど。その子供たちにかかった呪文を解くというのも大切な仕事のひとつ、使命だと思っているとおっしゃっていました。

子供たちの見る力や発想力もすごいですよね。

子供たちを連れて歩いていると、本当に発見がいっぱいなんだとか。木を触っていて、日が当たっているときには、1本の木にとても温かいところと冷たいところがあります。そうすると、「あ、この木の中に北海道と沖縄がある!」と言ったり。そういう発想や表現は、それはもう感動的なものだと佐々木さん。
大人も上手に自然観察をするコツは、ひとつはとにかく五感を使うこと。目で見るだけではなくて、聞いたり嗅いだり。もうひとつは目の高さを変えること。背伸びをしてみたり、しゃがんでみたり。そうすると、新しいものが見えてくるかもしれない、と教えてくれました。

WEB: ウルトラ・アイ


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2009年03月10日

佐々木洋 -2- 『聞きなし』で遊ぶ

今週のゲストは、プロ・ナチュラリストの佐々木洋さん。

先日、啓蟄をむかえましたが、春になると野鳥の恋の季節でもあるんだとか。
野鳥たちは今が一番良い声でさえずるそうです。鳥の声には3パターンあって、真冬などに鳴く、おしゃべりのような「地鳴き」、次に歌のリハーサル・発声練習である「ぐぜり」、そして春になると聴かせてくれる素晴らしいラブソング「さえずり」。その歌を聴くのが春の醍醐味だと佐々木さん。その鳥の歌を使った楽しい遊び「聞きなし」を教えてくれました。

「聞きなし」とは、鳥の声を人の言葉に例えてみるというもの。例えばウグイスは「ホーホケキョ」。カッコウは「カッコウ」。今夜はホオジロとコジュケイで「聞きなし」をしてみました。ホオジロでの佐々木さんの聞きなしは「サッポロラーメン、ミソラーメン」。コジュケイの聞きなしでおもしろいのが「かあちゃん怖い、かあちゃん怖い」。

これは佐々木さんが子供たちを案内しているときに、言った子がいたそうです。またおもしろいのは、この遊びは日本語じゃなくてもできるから、どこででもできること。例えば日本語で「かあちゃん怖い、かあちゃん怖い」のコジュケイは、英語聞きなしをすると「people pray, people pray」と聞くこともできます。

昔からずっと楽しまれてきた「聞きなし」。昼間歩いていたり、車で交差点に止まっているときに窓を少し開けてみると、鳥の声が聞こえるかもしれません。声が聞こえてきたら、「聞きなし」の始まりです。みんなで作品を出し合うのも楽しいかもしれませんね。

WEB: ウルトラ・アイ

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2009年03月09日

佐々木洋 -1- プロ・ナチュラリスト

今週 3/9(月)〜12(木) のゲストは、プロ・ナチュラリストの佐々木洋さんです。
財団法人・自然保護協会の自然観察指導員や東京都鳥獣保護員を経て、日本では数少ない「プロフェッショナルのナチュラリスト」として活動されています。

「プロ・ナチュラリスト」とは自然案内をしているプロの人。いろいろな所でいろいろな人達にいろいろな方法で自然を案内されています。「自然」と聞くと山や川などを想像しますが、並木があったり、スズメがいることでも立派に自然があると佐々木さん。「自然とは豊かさの違いはあっても、この世のどこにでもあるもの。」という発想で、自然案内をされています。

伝え方もさまざまで、話をしたり、絵を描いたり。。。今夜はスタジオに「笛」を持ってきていただきました。実はこれ、カラス笛といって、カラスの鳴き声を出せるんです。

クチバシのようなものが付いた木の筒。これ1つで、2種類のカラスの鳴き声が。普通に吹くと、街によくいるハシブトガラスの声。そして、巻き舌のようにしながら吹くと、森林や農耕地に多いといわれるハシボソガラスの声に。あまりにリアルな音なので、外で吹くとカラスが寄ってきてしまうそうです。

「自然観察」というと、難しい、色々な準備が必要だと思われがちですが、音楽を聴いたり、映画を観たりするのと同じように楽しめるということ。そうお話する佐々木さんご自信も、本当に楽しんでいるということが伝わってきました。

◎佐々木洋:東京都生まれ。20年以上にわたり(財)日本自然保護観察指導員、東京都鳥獣保護員などをへて、環境教育・自然解説活動を広めている。日本では数少ないプロフェッショナルのナチュラリストとして国内外の各地をフィールドに、講演、執筆、テレビやラジオ番組への出演・監修など幅広く活躍している。
WEB: ウルトラ・アイ
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2009年03月06日

SMART FRIDAY - オスカー薫堂とメッセージご紹介

金曜日は、首都高にやさしさを広げるプロジェクト

[TOKYO SMART DRIVER] にまつわるトピックをスマドラの発起人である小山薫堂さんとご紹介するSMART FRIDAY。
今夜は1月に募集したTOKYO SMART DRIVER のシールシートプレゼントの応募に添えていただいた、首都高の事故を減らすためのアイデア・ご意見をいくつかご紹介しました。
◎ RN.よんたろうさん
「先日、久々に首都高を走りましたが、年末ということもあり、空いていて、とっても快適でした。 混んでいる首都高は、怖いという印象が強かったのですが、空いていれば怖くないみたいです。 首都高がスキになりましたー。 渋滞がないこと、それが安全につながることは言わずもがな、ですが、ホントにそうだなぁと実感しました。 」
混んでいると、イライラしてしまったり、焦ってしまったりすることもありますが、空いていると気持ちにも余裕ができて、安心して走れますよね。ただ、それによるスピードの出しすぎで起こる事故が増えていますので、注意が必要ですね。油断せずに安全運転、心がけてください。

◎ 川崎市の誠二さん
「ボクが首都高の事故を無くすのに良いと思うのは、幼稚園や小学校低学年の子供たちのメッセージをいたるところに貼ってみたらよいと思います。小さな子にパパやママへ向けた安全運転のメッセージを書いてもらえば、きっとドライバーに何か伝わると思うのです。」
子供たちの書く独特な字やストレートな言葉、そして大人には思いつかない表現。子供のメッセージって響きますよね。

◎ RN.Shigeさん
「今の交通情報はロボットが話しているような機械的で渋滞情報が先ずくるので気持ちを急かす感じです。本当はできたら、首都高だけで聴ける楽しいFM/AMがON AIRになっていたらWONDERFULですよね。」
確かに渋滞情報は無機質な感じがあるかもしれませんね。それに慣れている人はどこからどこまで渋滞しているのか、すぐ頭に思い描けると思いますが、慣れていないと、どこがどう渋滞しているか分からないこともあると思います。それをもう少し分かりやすく伝える情報があったり、もっと工夫できるかもしれません。

◎ RN.10月のカタツムリさん
「走っているときに 小さなうれしい発見がみつけられるような環境を作ることだと思います。 ありきたりですが、四季の変化を感じやすいように植物を植えるとか…」
これはいいですね。緑化計画も少しずつ進んでいますし、そこへさらに花が咲いていたりと四季の雰囲気が出てくると、無機質な感じが無くなって、温かい感じが出そう。他にも、電光掲示板を使って季節感を出すこともできそうですね。

他にもたくさんのご意見・メッセージをいただきました。
ありがとうございました。
これからも、首都高の事故を無くすようなアイデア・メッセージお待ちしています!
WEB: TOKYO SMART DRIVER


ところで、小山薫堂氏が初めて挑んだ映画脚本作品「おくりびと」が、映画界最高の栄誉である第81回米アカデミー賞 外国語映画賞を受賞しました!なんと、国内外での受賞は合計60冠。
SHARE SMILEにも通じるあたたかいストーリーですので、まだ観てない!という方は、ぜひ映画館に足をお運びください。
WEB: おくりびと
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2009年03月05日

森村ゆき -4- マラソンがつなげてくれるもの

今週のゲストは、「PARACUP〜世界の子どもたちに贈るRUN〜」の代表 森村ゆきさん。

森村さんはチャリティーマラソン大会PARACUPの主催団体「パラサイヨ」のメンバーとして、世界の恵まれない子供たちを支援する活動を行っています。「パラサイヨ」とはフィリピンの言葉で「For You」という意味。「パラサイヨ」ではフィリピンの、ある孤児院の主に教育支援のために日本で色々なイベントを開催しています。そして実際に集まったお金を直接手渡するために、毎年、自費でフィリピンへ行くそうです。子供たちも森村さんたちが来ることを楽しみにしてくれていて、そこで集めた寄付金を渡し、1年間の活動報告をしたり、子供たちと遊んだりするそうです。

直接会うということは、コミュニケーションがとれるということ。子供たちが「どこの誰が支援してくれているのか、どういう人たちが自分たちのことを応援してくれているのか」ということが分かるということで、
「支援する人、される人」というのではなくて、「お互いにつながって分かち合える」ということを大事にしているパラサイヨ。そんな思いがあるからこそ、PARACUPに参加すると、チャリティーをしているというより、子供たちとふれあっているという感覚になれるんですね。

実際にフィリピンへ行くと、PARACUPの映像を見せたり、子供たちとゆっくり話す時間もつくるそうです。そこで将来の夢ややりたいことを聞いてみたら、「日本に行きたい」と言う子がいたそうです。理由を聞いてみたら、「走ってくれたランナーの人たちにお礼が言いたいんだ。」と言われ、この大会をしていく意味はとてもあるんじゃないかと感じたとおっしゃっていました。

WEB: PARA CUP
WEB: パラサイヨ

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2009年03月04日

森村ゆき -3- 「ニックネームラン」〜応援の力〜

今週のゲストは、「PARACUP〜世界の子どもたちに贈るRUN〜」の代表 森村ゆきさんです。

PARACUPの大会の朝、ゼッケンが渡されると、そこには「ニックネーム」を書けるようになっています。KIKIも最初は恥ずかしくて書くかどうか迷っていたのですが、実際に書いて走ってみると、それを見た人たちが「KIKI、頑張れ!」と応援してくれました。最初は知らない人から名前を呼ばれてびっくりしたのですが、走っているうちに、「ひとりで走っているんじゃないんだな」という、応援のパワーを実感しました。苦しくなってくると、それがすごく力になる。

森村さんご自身もマラソン大会に出て、自分の名前で呼ばれたとき、「私を見て応援してくれているんだ」と思えたそうです。それをたくさんの人に体験してもらいたいと思ったことがキッカケ。これは3回目大会から始めたそうなのですが、かなり好評なんだそうです。

しかも、この「ニックネームラン」。嬉しいことがあるのはランナーだけじゃないんだとか。ランナーに喜ばれると応援する方もパワーをもらえるそうです。ランナーと応援する人たちの間で、喜びが行き来しているんですね。大会のコンセプトとしても、「喜ばれる喜び」、喜びの循環がうまくいくと、幸せは増えるんじゃないかという思いがあり、それを重要視しているとおっしゃっていました。

今年のPARACUPは4月29日に行われます。ランナーとしてはもちろん、応援する側のボランティアとしても参加することができます。PARACUPのサイトも、ぜひのぞいてみてください。
WEB: PARA CUP
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2009年03月03日

森村ゆき -2- 続けていく理由

今週のゲストは、「PARACUP〜世界の子どもたちに贈るRUN〜」の代表 森村ゆきさん。

2004年、今PARACUPを一緒にやっているメンバーとホノルルマラソンに参加した森村さん。初めてのフルマラソンで未知の世界をすごく楽しみにしながら練習をしていたそうです。とはいえ最後はとても辛くて、走り切れるのかと不安を抱えながらのRUN。そんな状況の中でも、こんなに頑張ることができている。ご両親や、仲間のことが思い浮かび、「いろんな人に支えられている」ということを感じたそうです。この感謝の気持ちをたくさんの人と分かち合いたいと思った森村さん。最初は「みんなでホノルルマラソンへ行こう!」と思っていたそうです。

でも、一緒にいたメンバーから思いがけず「これを日本でやろう!」という言葉が。そこから「日本でマラソン大会を」、そして「チャリティーにしよう」ということになり、それがPARACUP構想がスタートしました。準備の段階で、陸上競技をしている人たちには、ことごとく反対されて、「絶対に無理だからやめた方がいいよ。」と言われていたそうです。

PARACUPを実現させてみて、本当に大変だったにもかかわらず、これからも続けようと思えたのは、参加者の方たちから『来年も楽しみにしてます。』という言葉があったからなんだとか。大会が終わってクタクタな状態でメールを開けたら、応援メールがたくさんあったそうです。走ることの気持ち良さや、自分が何かしたことで誰かが幸せになったんだなということを感じてくれたのかなと思うとおっしゃっていました。

WEB: PARA CUP

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2009年03月02日

森村ゆき -1- いろんなアイデアが盛り込まれた大会

今週 3/2(月)〜5(木) のゲストは、「PARACUP〜世界の子どもたちに贈るRUN〜」の代表 森村ゆきさん。

PARACUPは、世界の恵まれない子供たちを支援することを目的に毎年春に東京周辺で開催されているチャリティーマラソン大会。ランナーの参加費が世界の子どもたちのために役立てられます。実はKIKIも走ったことがあるのですが、たくさんのアイデアが盛り込まれているんです。

チャリティーマラソン大会であるPARACUPは、お金がどういう風に使われたのか、そのお金によってどれぐらいの人たちが幸せになったのかを、参加者にも感じとってもらうことを大切にしています。走った後に、表彰状と首飾りをもらえるのですが、それは主催団体「パラサイヨ」が支援しているフィリピンの孤児院の子供たちの手作りのもの。

最初は子供たちからのサプライズで、こっそり作ってくれていて、大会当日にスタッフが持って来てくれたのが始まり。ひとつひとつ、参加者の人たちにお礼の気持ちを込めて作ってくれているんですね。他にも去年の大会では子供たちにメッセージを書いてボードに貼ったり、それぞれのものや行為を通じて、子供たちと本当につながっているのが感じられる大会になっています。
そして先日、去年参加したKIKIの家に忘れていた手紙が送られてきました。それは「未来レター」というもので、大会当日に1年後の自分へ宛てて書いたもの。走り終わった後の気持ちや、2009年へ向けてのメッセージなどが、去年の自分から届きます。今年も参加しようかなと前向きに思える、いいきっかけになりそうです。

※このPARACUP、今年は4月29日(水・祝)に川崎市の多摩川緑地で行われます。マラソンに自信の無い方にはウォーキングのコースもあるそうです。大会の様子がわかるPARACUPのサイトも、ぜひのぞいてみてください。

◎森村ゆき:日本女子体育大学卒業後、営業職につく。2004年からボランティアサークル「パラサイヨ」に参加。フィリピンのスラムでの活動、孤児院支援も開始する。 2004年よりパラカップ大会実行委員長を務める。現在は、東京マラソン運営に携わっている。
WEB: PARA CUP
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