平井 堅、横浜アリーナで美声を披露！ 心を震わせる、歌への真摯な姿勢【J-WAVE LIVE】

J-WAVE主催のライブイベント「J-WAVE LIVE 20th ANNIVERSARY EDITION」が、7月13日（土）、14日（日）、15日（月）に横浜アリーナにて開催。

音楽シーンの最前線で活躍するJ-WAVEと縁の深い全20組のアーティストが、3日間にわたってアツいライブを繰り広げる。ここでは15日に登場した平井 堅のライブの模様をお届けしよう。

ステージに現れた平井 堅は、無伴奏で『Love Love Love』を歌い始める。サビ終わりでリズミカルなピアノが加わり、観客のハンドクラップも楽器に。シンプルな音の構成が、平井 堅の美声を際立たせた。


「J-WAVE LIVEも20回目ということで。僕は厚かましくも毎回、出演させていただいて恐縮です」と謙遜する平井 堅。「1万人を超える方に来ていただいていますが、マンツーマンで声が届くように一生懸命、歌います。僕の曲は九分九厘じめじめしているので、梅雨時にぴったりかと思います」と、"平井節"まじりに意気込みを述べ、観客を笑わせた。


『魔法って言っていいかな？』はアコースティックギターとともに。アルペジオの繊細な音色とおだやかなボーカルが響く会場は、オレンジ色の照明も相まって、夕暮れ時のようにノスタルジックなムードに。静かなピアノのイントロから『LIFE is...』へ。言葉の一つひとつが丁寧な歌唱で、歌の主人公や情景が浮かんでくる。ピアノの最後の一音が鳴り止むまで、観客はじっくりと聴き入った。


2001年に発表したリミックスアルバム『Kh re-mixed up 1』から、『One Love Wonderful World』も披露。ギターのカッティングが心地よい、グルーヴ感たっぷりのサウンドだ。体が揺れる雰囲気をそのままに、『POP STAR』では着ぐるみが登場し、キュートにダンス！　平井 堅も歌いながらステージ脇の通路へと歩み、客席に近づくファンサービスを見せた。


締めくくりは『ノンフィクション』。最初のサビまでは無伴奏で、心に訴えかけるように歌う姿に、息を呑むほどの緊張感が会場を満たした。"一生懸命、歌います"という発言通り、彼の歌声と、その真摯な姿勢に、心が震えるステージだった。

■平井 堅のセットリスト
01. Love Love Love
02. 魔法って言っていいかな？
03. LIFE is...
04. One Love Wonderful World
05. POP STAR
06. ノンフィクション

■開催概要
イベント名：「J-WAVE LIVE 20th ANNIVERSARY EDITION」
日程：2019年7月13日（土）、14日（日）、15日（月・祝）

■オンエア情報
番組名：『J-WAVE SPECIAL J-WAVE LIVE 20th ANNIVERSARY EDITION』（J-WAVE 81.3FM）
放送日時：2019年8月12日（月・祝）21時〜25時
番組名：『ライブ・プレミアム』『smart』（CS放送フジテレビNEXT）
放送日時：2019年9月19日〜2020年7月31日／6回放送）

【出演】

7月13日 出演：（五十音順）
EXILE TAKAHIRO
さかいゆう
SIRUP
スガ シカオ（Acoustic Set）
BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
フジファブリック
OPENING ACT：ビッケブランカ

7月14日 出演：（五十音順）
AI
大橋トリオ（スペシャルバンドマスター）
KREVA
JUJU
Little Glee Monster
RYUJI IMAICHI
OPENING ACT：リーガルリリー

7月15日 出演：（五十音順）
あいみょん
SHISHAMO
Nulbarich
秦 基博
平井 堅
OPENING ACT：chelmico

会場：横浜アリーナ
主催：J-WAVE