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雨の日の不調は「肉」を食べるといい! 自律神経を食事で整えるには

画像素材:PIXTA

雨の日の不調は「肉」を食べるといい! 自律神経を食事で整えるには

季節の変わり目や雨の日は、頭痛、だるさ、めまいなどの不調を訴える人が多くなります。これは気候や気圧の変化に自律神経が追いつけず、バランスが乱れることによるもの。食事を変えることで、自律神経の乱れが改善する可能性があります。自律神経研究の第一人者である、順天堂大学医学部教授の小林弘幸さんが解説しました。

【6月18日(火)『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」(ナビゲーター:別所哲也)】
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20190618063021


■腸内環境をよくすれば、自律神経が整う

なぜ、食事を変えると自律神経が整うのでしょうか。

小林:自律神経は血流や腸などの消化器官をコントロールします。自律神経と腸は連動していて、腸内環境が悪くなると自律神経が乱れます。自律神経が乱れると血流も乱れます。つまり、食生活を改善して腸内環境をよくすれば、自律神経が整って血流もよくなるということです。
別所:そういうメカニズムなんですね!


■雨の日の不調には肉がいい

天候が悪いと調子が出ない、と感じる人は少なくないでしょう。天気によって自律神経の働きが変わるそうです。

小林:曇りや雨の日はリラックスモード、車に例えるとブレーキにあたる副交感神経が強く働きます。そこで、アクティブモードである交感神経を上げないとダメなんです。そのため、交感神経を上げるといわれている、牛肉やマグロの赤身、うなぎ、胡椒、唐辛子、大豆製品を摂るのをすすめています。


■朝はヨーグルトに大根おろしとオリゴ糖を!

朝起きたときは、コップ一杯の水を一気に飲むようにしましょう。

小林:朝はリラックスモードの副交感神経が低くなりがちなので、上げてあげます。すると消化がよくなります。特にヨーグルトなどの発酵食品を食物繊維と一緒に摂ることがおすすめです。ヨーグルトに大根おろしと、善玉菌の餌となるオリゴ糖の蜂蜜をかけると美味しくいただけます。すると腸内環境が整って血流もよくなり、疲労回復や肌荒れの改善につながります。

また、脳の疲れや集中力アップには、自律神経を整えるナッツや魚肉ソーセージがいいのだとか。オメガ3脂肪酸が含まれていて、脳や神経に効力を発揮するそうです。

詳しく知りたい方は小林さんが監修を務めた『マンガでわかる 自律神経を整える食事術』を参考にしてみてください。

この記事の放送回をradikoで聴く(2019年6月25日23時59分)
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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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