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長岡亮介の小気味よいギターサウンドに六本木ヒルズアリーナが聴き惚れる【TOKYO M.A.P.S】

長岡亮介の小気味よいギターサウンドに六本木ヒルズアリーナが聴き惚れる【TOKYO M.A.P.S】

J-WAVEと六本木ヒルズが共催で、フリーライブイベント「J-WAVE & Roppongi Hills present TOKYO M.A.P.S」を5月5日(日)と6日(月・祝)、六本木ヒルズアリーナにて開催した。

J-WAVEと六本木ヒルズは2008年から、音楽、アート、パフォーマンスを様々な表現で発信するイベントに行ってきた。これまで取り組んできた文化発信を、より多くの人が身近に体感・参加できる特別プログラムイベントが「TOKYO M.A.P.S」で、毎年ゴールデンウィークに開催している。年によって異なるプログラム・オーガナイザーを迎えるのが特徴だ。

今年は大橋トリオがオーガナイザーを務め、全9 組のアーティストが出演。ここでは、5日に登場した長岡亮介のステージの模様をお届けする。

長岡はペトロールズのボーカルギターであり、椎名林檎や星野源などのライブでギタリストとしても活躍。今回は各アーティストがステージに登場する前に、大橋が“天の声”で魅力を語る時間があり、長岡については「他にはない、彼ならではのスタイルが確立されている」「その音にピタッとマッチするアーティストがいて、彼をギタリストとして招きたくなるんだと思う」と絶賛。ステージに登場した長岡は、「褒めすぎだよ」と気恥ずかしそうに手を振っていた。

長岡亮介
エレキギターを構え、1曲目はインストゥルメンタルの『Yukon』。弦が一本一本、弾かれる音が小気味よい。続く『湖畔』では、ギターが刻むゆったりとしたリズムに声をのせていく。3曲目は、カッティングで刻むリズムが心地よい『アンバー』。気だるげな大人の色気を感じさせる長岡のボーカルは、ときおり涼しい風が吹く夕方にぴったりだ。

長岡亮介
長岡亮介
プリンスの『Crazy You』、アメリカのカントリー歌手パッツィー・クラインの『Crazy』などカバーも披露。グルーヴ感たっぷりのギターサウンドに、観客は引き込まれていく。

曲と曲の間には、どこからか『夕焼け小焼け』のチャイムが聴こえてくるハプニングが起こるも、「最高じゃないですか!」と上機嫌な長岡。その場で『夕焼け小焼け』のメロディを弾き、会場を笑わせた。

長岡亮介
「長岡亮介っていいます。またどこかで」とシンプルに挨拶し、ラストナンバーはペトロールズの『雨』。原曲よりも軽やかにリズムを刻むアレンジで、観客からは自然と拍手が起こり、「それいいっすね!」と喜ぶ長岡。間奏でも「これが東京のグルーヴですか。タイトですね」と笑顔を見せる。最後は大きな拍手と歓声が起こった。

長岡の肩肘張らない振る舞いが印象的なステージだったが、演奏後に登場したMC・藤田琢己とのトークでは「実は緊張してた」と打ち明け、観客を和ませた。終始、リラックスしたムードで楽しめるステージだった。

長岡亮介
■セットリスト

M1. Yukon
M2. 湖畔
M3. アンバー
M4. Crazy You(cover)
M5. Crazy(cover)
M6. 雨

■開催概要

イベント名:「J-WAVE & Roppongi Hills present TOKYO M.A.P.S ohashiTrio EDITION」 日程:2019年5月5日(日)、6日(月・祝)

【出演】

プログラム・オーガナイザー: 大橋トリオ

5月5日 出演: (五十音順)
大橋トリオ
Kitri
長岡亮介
秦 基博
浜田真理子

5月6日 出演:(五十音順)
EGO-WRAPPIN’
大橋トリオ
Ovall
ビッケブランカ
フジファブリック

会場:六本木ヒルズアリーナ
入場料金:無料
主催:J-WAVE、六本木ヒルズ
協賛:ハーレーダビッドソン ジャパン
お問い合せ:六本木ヒルズ総合インフォメーション(03-6406-6000)

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