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クリエイティブな作業がはかどる「魔女の時間」とは? 松居大悟が解説!

「劇場ラジオ」最終回直後の松居大悟

クリエイティブな作業がはかどる「魔女の時間」とは? 松居大悟が解説!

J-WAVEで放送中の番組『JUMP OVER』(ナビゲーター:松居大悟)。今までは日曜23時からの放送でしたが、4月からは放送時間の変更により、木曜 26時からになりました。4月4日(木)のオンエアでは、番組の展望を松居が語りました。

冒頭では、今週から聴き始めたリスナーに向けて、松居が改めて自己紹介をしました。松居は劇団ゴジゲンの主宰で、監督として映画『アフロ田中』『君が君で君だ』『アイスと雨音』、ドラマ『バイプレイヤーズ』(テレビ東京)、またクリープハイプなどのミュージックビデオも手がけています。

もともとの『JUMP OVER』がスタートしたのは、2018年4月。「境界線を越える」をテーマに、ラジオと演劇の垣根を超えて、番組を通じてリスナーとコミュニケーションをとりながら、演劇『みみばしる』を創り上げてました。


■丑三つ時は、魔女の時間

番組では「丑三つ時のメッセージ」として、「私だけがグッとくる」(マニアックな“萌えキュンポイント”)と「みみばしる話」(考えるより先に体が動き出してしまっていた出来事)のエピソードを大募集しています。

今回は木曜に変わってからの初回放送ということで、タイトルに「丑三つ時」をつけた意図を、松居が話しました。

松居:“丑三つ時”は、昔の時刻の呼び名で、丑の刻は深夜1時~3時にあたります。その時間帯を4分割して、4分の3番目にあたるのが丑三つ時(深夜2時~2時30分)。最も頭が冴える時間で、“魔女の時間”とも呼ばれていて、『JUMP OVER』の放送時間と重なります。クリエイターによっては、この時間を狙ってアイデアを生み出そうとする人もいます。僕もどうしても台本が書けないときに、酒をたくさん飲んで、この時間に台本を書きます。朝起きて「なんでこんなセリフを考えたんだろう」って半分以上はボツにするんですけど(笑)。そこで、みんなのクリエイティブタイムにプラスになるようなことをできたらいいなと思ってます。


■次は何を超える?

続いて、リスナーから届いた企画の提案を紹介しました。

「今度は『リスナーとの境界線を越える』ということで、公開録音をしてほしい」

松居:確かに放送は深夜だから、夕方とかの集まりやすい時間に公開収録をするのはできそうですね。

さらに、番組から誕生した舞台『みみばしる』で、館内だけで聴くことができる“劇場ラジオ”を、上演前に公開放送していたことについて、リスナーからこんな企画が届きました。

「劇場ラジオで、公演に関わるスタッフの話を聞くことができて、今でも思い出に残っています。それぞれの立場だからこそ気付くこと、気を付けていること、この仕事を選んだからこそ出会えたことなど、話を伺いたいです」

そのほか「映画制作をしてほしい」という意見もあり、これには松居も前向きな反応でした。

松居:題材を募集して、リスナーと話を作って、台本やキャスティングの打ち合わせをスタジオでやってみるのもいいよね。「綾瀬はるかさんに出てもらおう」とか「(J-WAVEナビゲーターの)吉岡里帆さんは声をかけやすいんじゃないか」とかね。映画は面白いかもしれないですね。

リスナーからのさまざまなアイデアに感心する松居でした。今後のオンエアにご期待ください。

【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『JUMP OVER』
放送日時:毎週木曜 26時-26時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/jumpover/

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