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藤巻亮太が振り返る…レミオロメン『ビールとプリン』は「大学生じゃなかったら書けなかった曲」

ジャケットがアシンメトリー!

藤巻亮太が振り返る…レミオロメン『ビールとプリン』は「大学生じゃなかったら書けなかった曲」

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)。4月3日(水)のオンエアでは、藤巻亮太さんが登場。最新作『RYOTA FUJIMAKI Acoustic Recordings 2000-2010』について訊きました。


■レミオロメンの曲をセルフカバーした理由は?

4月3日にリリースされた『RYOTA FUJIMAKI Acoustic Recordings 2000-2010』は、レミオロメン時代の曲を藤巻さんがアコースティックアレンジでカバーした15曲が収録されています。ファンからのリクエストを元に選曲されています。

クリス:レミオロメンの曲を今一度アルバムにしようと思ったのはなぜなんですか?
藤巻:最初は、ファンの方が(レミオロメンの曲を)ライブで聴きたがっているという声が僕の耳にも入ってきたんです。そして、その声に応えていきたいと思ったんです。それでライブで歌うようになって、そうすると自分の中に息づいているレミオロメンのサウンドとかメッセージが蘇ってきました。
クリス:なるほど。
藤巻:ソロ活動では、弾き語り、アコースティックアレンジでレミオロメンの曲を演奏することが多かったんです。全然聴こえ方とか歌い方も変わったし、今の自分がレミオロメンの曲をパッケージしたらどのようになるのか。レミオロメンの曲を知らない人もいるでしょうし、懐かしいと思う人もいるでしょうし、今届けるという使命があるのかなと思いました。


■目の前のことで精一杯だったからこそ作れた曲

レミオロメンは藤巻さんが20代の頃だそう。改めてアルバム収録曲を振り返ってもらいました。

藤巻:『ビールとプリン』という曲が入っているんですけど、大学生じゃなかったら書けていないような曲です。
クリス:(笑)。
藤巻:平成の『神田川』みたいな世界観の曲なんです。
クリス:『昭和』という曲も入ってますよね?
藤巻:高校生のときってあまり親のありがたみとかわからないじゃないですか。大学生になって憧れの一人暮らしを始めたけど、仕送りをもらっていたりとか、離れてみて親のありがたさを20歳前後で気づいたんです。愛されているんだなと実感して、そのときの想いを歌った曲です。
クリス:歌詞には「昭和」は出てこないんですよね?
藤巻:曲調がレトロだったんで。リズムパターンが昭和っぽいから『昭和』でいいやと思って(笑)。

「レミオロメン時代は目の前のことで精一杯だった」と語る藤巻さん。同時に、「そういう時期にしか書けない曲だった」とアルバムへの想いを明かしてくれました。

藤巻さんは4月から、J-WAVEで毎月第3日曜22時から放送している震災復興プログラム『Hitachi Systems HEART TO HEART』のナビゲーターを務めます。東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨などでボランティアを行ってきた藤巻さん。番組について、「現地の方の生の声を聞いてみんなで復興を考えていく番組なので、ひとりひとりの想いを多くの方に伝えられたら」と話しました。第1回目の放送は4月21日(日)です。ぜひこちらもお聴きください。

【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月曜-木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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